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EOS Kiss X9とX9iを比較!キヤノン初心者向け一眼レフカメラで人気2機種の違いとは

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キヤノンの一眼レフカメラで初心者に向けで販売されているKissシリーズ。2017年7月時点で現行機種はX9i、X9、X8i、X7の4種類です(※)。このうち2017年に発売されたばかりの最新機種がX9iとX9(※)。これからカメラを始める人に人気の2機種ですが、名前と同様に性能もよく似ています。どのように違うのか比べてみましょう。

※X7はすでに生産終了しており在庫限りで販売終了
※X9は2017年7月31日28日発売予定

Canon EOS Kiss X9iとX9を比較

画像引用:一眼レフカメラなら|キヤノンEOS Kiss

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価格・キットレンズ

EOS Kiss X9iとEOS Kiss X9がどの程度の価格で買えるカメラなのかまず確認しておきましょう。どんなに素晴らしいカメラだとわかっても、予算が足りなくては意味がありません。また予算を組むうえで大切なレンズのことについても解説します。

価格

価格を表にまとめました。より低予算だと他にどんなカメラがあるのか、もしくは予算に余裕があれば他にどんなカメラが買えるのか分かります。

また、カメラはボディ単体やレンズとのセットで販売されています。カメラのボディだけでは撮影ができませんのでこれからカメラを始める人はレンズも一緒に買う必要があります。

価格は変動するので記載しているのはあくまで参考価格です。表の価格のところがAmazonリンクになっていますので現在の価格の確認にご利用ください。

価格比較表(2017年7月)

ボディ単体 18-55mmキット ダブルズームキット 18-135mmキット
80D 103,790円 118,729円 138,706円 138,164円
9000D 101,956円 121,058円 129,946円
KissX9i 86,273円 116,800円 127,720円
KissX9 63,660円 74,463円 99,630円
KissX8i 59,980円 66,900円 76,725円 100,228円
KissX7 39,480円 44,800円 52,827円 59,800円 ※ダブルレンズ

※X7は18-55mmレンズとEF40mmレンズがセットになったダブルレンズセットがあります。色はホワイトのみ。

Kissシリーズは上位機種からX9i、X9、X8i、X7と並んでいます。EOS Kiss X9iは「ファミリーモデルの最上位機種」、「X9はファミリーモデルの小型・軽量タイプ」です(参考:キヤノン:一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ| 商品一覧)。上位にあるほうが画質や操作性が良かったり、機能が多くついている傾向にあります。後ほど詳しく解説します。

ちなみに上記の表では80Dが最上位ですが、実際にはもっと高級なカメラが他にもあります。高級カメラに興味のある人は次の記事をご覧ください。

70万円と4万円のカメラの違いは?キヤノンの全一眼レフカメラのスペックを比較・解説!
一眼レフカメラって複雑で違いが分かりにくかったりしますよね。値段が高い方が良いのは間違いないんだろうけど、なにがどう違うか分からない...

レンズについて

カメラとセットになっているレンズのことを俗に「キットレンズ」と呼びます。セットで買うとレンズ単体の購入と比べて安く買えるのでお得です。レンズの名前にある18mmや250mmという数字は焦点距離を示しています。数字が小さいほど広く写真が撮れます。逆に数字が大きいと望遠になって遠くのものを大きく写すことができます。

標準ズームレンズ EF-S 18-55mm

風景や手近なものを撮ったり、人物の撮影に便利で、基本となるレンズです。キヤノンは2017年にこのレンズをリニューアルしたばかり。カメラの新しい機種には新しいレンズが、2016年以前に発売された機種には古いレンズがセットになっています。

EF-S18-55mm F4.0-5.6IS STM

EOS 9000D、EOS Kiss X9i、EOS Kiss X9などとセットで買えるレンズです。新しいバージョンのレンズ。

EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM

EOS 80D, EOS Kiss X8i, EOS Kiss X7とセットで買えるレンズです。

新旧レンズの比較(左が新型)

キヤノン 18-55mmレンズの新旧比較

画像:キヤノン:EOS Kiss X9|おすすめレンズ・アクセサリー

新しいレンズの方がコンパクトでよりホコリが入りにくい構造になっています。画質はほとんど変わりませんが新型の方がわずかに向上しているようです。

望遠ズームレンズ EF-S 55-250mm

EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM

ダブルズームキットで買える望遠レンズです。スポーツやステージの撮影などすこし距離のあるところを撮影するときに活躍します。カメラの「ダブルズームキット」には、この望遠レンズと先ほど紹介した標準ズームレンズの二種類がセットでついてきます。

万能ズームレンズ EF-S 18-135mm

EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM

風景などの広角から少し遠くのものまで撮れる万能レンズです。18-55mmレンズと比べると少し大きめですが、こちらのレンズひとつあればレンズ交換の手間なく幅広いシーンに対応できます。大きさが気にならなければ18-55mmレンズよりこちらがおすすめです。ただし値段は高めになります。

カメラの性能比較

画質

X9iもX9も画質は基本的に変わらず非常に高品質の写真・動画が撮れます。両機種ともにセンサーサイズはAPS-C、有効画素数は約2420万、映像エンジンはDIGIC7です。これらが画質を決める主な要素であり、Kiss X7から大きく進化しています。

オートフォーカスとビューファインダー

X9iとX9の大きな違いはオートフォーカス(AF)の測距点です。つまりカメラが自動でピントを合わせられるポイントの数が違います。

X9のビューファインダーをのぞいた時のイメージ図。

Canon Kiss X9のAF測距点

画像引用:キヤノン:EOS Kiss X9|小型軽量一眼レフ

一方X9iのビューファインダーのイメージ図はこちら(上の画像とは縮尺が異なります)。

キヤノン Kiss X9iのビューファインダー

画像引用:キヤノン:EOS Kiss X9i|瞬間オートフォーカス

X9iの方が測距点が多いので、より柔軟にピントを合わせる位置を選ぶことができます。ビューファインダーの中に表示される情報もX9iのほうが多いです。ピントの合わせる場所の選び方(測距エリア選択モード)も4パターンあり、様々な被写体・撮影シーンに対応できます。キヤノンX9iのAF測距エリア選択モード

画像引用:キヤノン:EOS Kiss X9i|瞬間オートフォーカス

回転式・タッチパネルのモニター

X9iもX9もバリアングル液晶でタッチパネルです。

キヤノン 一眼レフカメラのバリアングル液晶

画像引用:キヤノン:EOS Kiss X9|バリアングルで快適操作

背面のモニターをくるっと動かして撮影できます。様々なアングルからの撮影が簡単になります。

仕様の比較

スペック比較表

カメラ Kiss X9i Kiss X9 Kiss X8i Kiss X7
価格 約8万6千円 約6万3千円 約6万円 約4万円
センサーサイズ APS-Cサイズ
有効画素数 2420万 1800万
映像エンジン DIGIC7 DIGIC6 DIGIC5
常用最高ISO 25600 12800
動画記録サイズ FHD 60P / HD 60P FHD 30P / HD 60P
AF測距点 45  9 19 9
ライブビューフォーカス方式 デュアルピクセルCMOS AF ハイブリッド CMOS AF III方式 ハイブリッド CMOS AF II方式
連続撮影速度 6/秒  5/秒 4/秒
ファインダー視野率 95%
Wifi 有り 無し
モニター(バリアングル、タッチ) バリアングル・タッチパネル 固定式・タッチパネル
大きさ
幅×高さ×奥行(mm)
131.0×99.9×76.2 122.4×92.6×69.8 131.9×100.7×77.8 116.8×90.7×69.4
質量(バッテリー、SDカード含む) 532g  453/456/454 g 555g 407/410 g
発売日 2017年4月  2017年7月28日予定 2015年4月 2013年4月

EOS Kiss X9iの良いところ

高性能のオートフォーカスとファインダー

上述した通りオートフォーカス(AF)の測距点がX9iのほうが多いです。カメラまかせでピントを合わせてもらう場合、この利点は大きいです。被写体の的確なポイントにピントを合わせるためにはX9iのほうが向いています。

またファインダー撮影の際はX9iの方が暗いところでもピントが合いやすいです(モニターに映像を映すライブビュー撮影だと差がない)。

連続撮影に強い

連続して撮影できるスピードがX9iのほうが速いです。大きい記録サイズ(RAW)で連射するとSDカードへの書き込みに時間がかかってシャッターが切れなくなることがあるのですが、X9iのほうが連続して撮影できる枚数が多いです。スポーツ撮影などで連続撮影をする機会が多い方にはX9iの方をおすすめします。

18-135mmとのキット販売がある

レンズキットの選択肢のひとつとして「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM」とのセット購入があります。高性能レンズで、これから本格的に写真を趣味にしたい人にはとてもおすすめのレンズです。X9iであればカメラとのセットでお得に買えます。X9でこのレンズを使いたい場合、別売りのものを買わなければなりません。

動画の5軸電子手振れ補正がある

動画の撮影の際にカメラボディ側で手振れ補正をかけることができます。大きな揺れを抑えられるので、もし手振れ補正のないレンズで動画を撮ったり、歩きながら動画撮影をしたい人はX9iの方が良いかもしれません。

EOS Kiss X9の良いところ

小型

X9は本体の質量が453g(ブラック)です。X9iの532gと比べて約80g軽くなります。全体的なサイズもX9の方が小さいです。

安い

X9のほうが安いです。カメラはレンズや、SDカード、三脚などを買うとなにかとお金がかかります。本体を安く買えれば、ほかの機材にお金を使えたり撮影に出かける交通費などにお金を回すことができます。

3つのカラーバリエーション

キヤノンの現在の一眼レフカメラの中で唯一3つのカラーバリエーションがあります。通常のブラックに加え、ホワイト、シルバーの3色。明るい色のカメラを選べるのはX9ならではです。

自撮りモードやソフト撮影ができる

自撮りモードや静かなシャッター音で撮影できるソフト撮影があります。
※自撮りモードが具体的にどういうものなのかよく分かっていないのでのちに情報を追記します。X9iもバリアングル液晶なのでどちらの機種でも自撮りはできるはずです。

追記(2017年7月13日):

キヤノンのショールームで自撮り撮影モードを試してきましたので使い勝手を報告します。ライブビューでバリアングル液晶の向きを自分側に向けると自撮りモードのボタンが表示されます。自撮りモードに入ると背景ボケの程度を選べるようになります。さらにシャッターを押すと、2秒か3秒くらいのタイマーシャッターになります。モニターを見て構図を調整したら、シャッターを押して目線をレンズに向けることで自然な自撮りができます。ショールームのスタッフの方によると自撮りモードの際は肌の質感も通常とは違ったように映るようです。

個人的には肌の映りまで変えなくても良いと思うのですが、自撮りの操作性としてはよくできていると感じます。カメラに詳しくなくても直観的に扱いやすいです。逆に言うとカメラに詳しければ、タイマー設定とF値の設定、ピクチャースタイルや露出の設定などを駆使することで自撮りモードがないカメラでも同様のことを再現することができそうです。

EOS Kiss X9iはどんな人におすすめ?

ファインダーを通して撮影するときはX9iの方がだいぶ性能が良いです。特に動きの素早い被写体を撮影するときはX9iのオートフォーカス性能が頼りになるでしょう。これから本格的に写真を趣味にしたい人はX9iをおすすめします。
カメラのキタムラでEOS Kiss X9iを検索する

EOS Kiss X9はどんな人におすすめ?

軽量性を重視して気軽に撮影したい人はX9がおすすめです。また背面モニターに映像を映して撮影するライブビュー撮影の場合、X9iとほとんど性能差がありません。ファインダーよりもライブビュー撮影が多い人はX9でもあまり困りません。価格も安めなのでより気軽にカメラを楽しむことができます。
カメラのキタムラでEOS Kiss X9を検索する

まとめ

EOS Kiss X9iとEOS Kiss X9では基本的な画質は変わらずどちらでもハイクオリティの映像表現が可能です。ファインダー撮影においてはX9iのほうが優れており、より本格的な撮影をしたい人におすすめのカメラです。

一方X9は小型・軽量で、より安い価格で買えることが魅力のカメラ。良い写真・動画が撮りたいけど大きいカメラは持ち運ぶ気になれないというライトなユーザーの方におすすめです。

より上位機種のカメラと比べて購入を検討したい人は次の記事をご覧ください。

キヤノン一眼レフ徹底比較!80D 9000D KissX9i 違いは?おすすめは?
80D、9000D、KissX9iの性能比較 キヤノンの一眼レフカメラで価格も性能もよく似ている3機種EOS 80D、EOS 9000...

もう少し安い機種であるX7と比較して購入を検討される人は次のふたつの記事をご参照ください。

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もっと網羅的にカメラについて知りたい人は次の記事をどうぞ。

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