Andoerビデオ雲台レビュー【アマゾンでよく見る激安中華ブランドの実力とは】

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Andoer パノラマ写真ヘッド アクション 流体抗力 油圧ヘッド 液体ヘッド Canon Nikon Sony DSLRカメラ ビデオカメラ 撮影 用」のレビューです。アマゾンでお安い価格で売られているビデオ雲台ですね。Andoer製品は実際のところちゃんと使えるのでしょうか。

Andoer Video Tripod Head – andoer.com

Andoer ビデオ雲台 – Amazon

神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。Andoer製品を日本で販売している代理店から商品をいただいたのでレビューします。

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Andoerとは

AndoerはTOMTOPという中国企業の撮影関連ブランドです。アマゾンでカメラ用品を探していると様々なところでこの名前を見かけます。安い価格帯で多様なカメラ用品を製造・販売しているようです。

ちなみにAndoerの読み方は「アンドアー」だそうです(発音をカタカナで書くとそうなるだけでブランドの名称はAndoer)。

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Andoerビデオ雲台外観

まずは外観の特徴を見てみましょう。

Andoer パノラマ写真ヘッド アクション 流体抗力 油圧ヘッド 液体ヘッド Canon Nikon Sony DSLRカメラ ビデオカメラ 撮影 用 外箱

安い中華ブランドの機材のわりにはきちんとした包装になっていました。商品が印刷された箱に入っています。

Andoer パノラマ写真ヘッド アクション 流体抗力 油圧ヘッド 液体ヘッド Canon Nikon Sony DSLRカメラ ビデオカメラ 撮影 用 開封

発泡スチロールにきっちりとおさまっています。いろいろと機材を購入してきた経験から言いますと安いものはパッケージがすっごくシンプルで商品ぽさがないものが多いです。それに対してこのAndoerのビデオ雲台はちゃんと梱包されていると感じました。

Andoer パノラマ写真ヘッド アクション 流体抗力 油圧ヘッド 液体ヘッド Canon Nikon Sony DSLRカメラ ビデオカメラ 撮影 用 パーツ

3つのパーツに分かれています。メインの雲台とプレート、そしてパン棒です。

Andoerビデオ雲台使用イメージ

ミニ三脚にこの雲台をセットしてみました。うん、けっこう格好良い。

Andoerビデオ雲台 外観

パン棒は左右どちらにも取り付けることができます。左利きの人にも優しい仕様ですね。

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Andoerビデオ雲台を使ってみた感想(追記・修正あり)

Andoerビデオ雲台 プレート

プレートはスライドさせる仕組みです。

Andoerビデオ雲台 プレート

スライドさせて入れたら右横のノブを回して固定します。ちなみにノブが緩んでいる状態でもストッパーがあるので、傾いたくらいではプレートは抜けません。プレートを外すときは左側の赤いボタンを押しながらスライドさせます。

Andoerビデオ雲台 プレート

プレートのねじはコインで回してカメラの三脚穴に固定します。

追記・修正(2018年8月7日):上の写真はネジの位置が間違ってたので訂正・追記いたします。

まず商品の最初の状態はプレートに大ネジと小ネジが付属しています。

Andoerのプレート

大ネジは外国製の雲台などによく使われているサイズです。普通カメラを取り付けるときは使わないネジなので左のゴム栓を外して大ネジを取り出します。

Andoerのプレート

そしてこの大ネジが入っていた場所に小ネジを入れて再びゴム栓を閉じればネジの位置を調整できるようになります。

Andoerのプレート

記事執筆当初は、この仕組みを理解しておらずプレートの位置調整ができないと書いておりました。お詫びして訂正いたします。

最初にこのスライダーの部分に大ネジが入っていたのでてっきり小ネジはここにはハマらないものだと勘違いしておりました。コメントにて優しくもご指摘いただきました。ありがとうございます。

追記・修正ここまで。

ちなみにこのプレートを固定するノブですが、下のティルト用のノブの位置と近くて回しづらいです。

Andoerビデオ雲台 パンのねじ

ここのねじはパン(左右にふる動き)を制御するものです。パンの動きはなめらかで使いやすかったです。

Andoerビデオ雲台ティルト

「LOCK」と書かれている大き目のノブがティルト(上下にふる動き)をコントロールするものです。このティルトのつくりがあまり良くなく、あまりスムーズな動きをしません。しかもティルトすると内部で部品が動く音がします。

そして残念なことにティルトのノブをしっかり締めても固定しきれず少し力を入れるだけで動いてしまいます。

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まとめ あんまりおすすめできない

無料でもらっておいてこんなこと書くのは恐縮なのですが、この商品はおすすめしません。プレートの固定システムや剛性のある素材で作られているのは良いですが、運用上の設計に難があると感じました。

特にティルトの問題が印象を悪くしています。ティルトの動きはスムーズとは言えず、雑音も少し発生します。なによりノブをしっかり回しても固定しきれない。ほかがいくら良くてもビデオ雲台として重要なポイントが押さえられていないのが残念です。

広告ではなくレビューとしてお引き受けしましたので、こういう結論にいたりました。今回商品を提供してくださったAndoer製品の販売代理店Timetop Limited様からも好きにレビューさせていただくことをご了承いただいております。自由に書かせてもらってありがとうございます。

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おすすめのビデオ雲台

安いものだと、昔つかっていたベルボンVelbon)のビデオ雲台のほうがクオリティがよかったです。たしかAndoerより安くて、耐荷重はそんなに大きくなかったものの快適に使えました。その商品はすでに生産終了しているようなので、その後継機種のリンクをはっておきます。

ベルボン FHD-43M ビデオ用雲台
Amazon
楽天市場
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カメラのキタムラ

あとはもう少し値段が高くなりますがアルカスイス互換のビデオ雲台もいくつか紹介しておきます。

スリック(SLIK) SVH-500 ビデオ雲台
スリック SVH-500 ビデオ雲台 カメラのキタムラネットショップ
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楽天市場
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カメラのキタムラ
ベンロ(BENRO)S4P ビデオ雲台
わたしが所有しているビデオ雲台です。中国ブランドでもBENROやSIRUIはとてもしっかりとしたモノづくりをするので良い印象があります。
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わたしの愛用カメラ機材紹介!【三脚・一脚編】2017〜2018年版
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アルカスイス互換ってなに?カメラ初心者が三脚・雲台を選ぶときに知っておきたい話
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