「Endurance 三脚・ライトスタンドマルチケース」の第一印象レビューをお伝えします。カメラバッグでおなじみのエンデュランスから新登場した三脚・ライトスタンダード用ケースです。購入したので、手持ちの機材を色々と詰め込んでみました。このカバンの機能やパッキング例についてご紹介します。
神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。
「Endurance 三脚・ライトスタンドマルチケース」を買いました。Endurance(エンデュランス)とはプロカメラマン中原一雄さんが監修するカメラ機材用バッグブランドです。今回レビューするのはEnduranceシリーズから2020年3月20日に発売されたカバンで、三脚やライトスタンドのほか、多様なカメラ関連機材を収納できる細長い形状のバッグです。
参考:Endurance エンデュランス|三脚・ライトスタンドマルチケース
Endurance 三脚・ライトスタンドマルチケースの特徴
Endurance 三脚・ライトスタンドマルチケースの外観から見ていきましょう。
長辺が約65.5cm、奥行約9.7cm、高さ約9cmのサイズです。
肩にかけられるようにストラップがついています。
バッグは黒の迷彩柄です。パッと見ただけだとただの黒いカバンですが、控えめながら迷彩の柄が入っていてファッション性に優れています。
カバンの中は鮮やかな赤色です。仕切りが3つ付属して、これはベルクロで位置を調整できるようになっています。
また「Endurance 三脚・ライトスタンドマルチケース」は使わないときは小さく折り畳んでおくことができます。
商品が手元に届いたときもこのように折り畳まれていました(思ったより箱が小さくてびっくりしました)。
着用イメージ
パッキング例・詰め込める荷物のサイズについて
実際に「Endurance 三脚・ライトスタンドマルチケース」に様々な機材を入れてみました。
カバンの全長は65.5cm、収納できる三脚やライトスタンドの長さは約63cmまでです。
三脚やライトスタンド、ストロボなどの収納
基本的には三脚やライトスタンドなどの細長い機材の収納を想定されたケースです。アンブレラや一脚などを入れるのも良いですね。
小型のトラベル三脚であればスペースが余るので、残りのスペースにストロボなどを収納できます。
参考:ピークデザインの大ヒット商品トラベル三脚をレビュー!素晴らしさと課題に気づきました
スペース的には交換レンズも入ります。ただし基本的にはレンズ用のカバンではなく緩衝材が不十分なので保護ケースに入れたうえでの収納をおすすめします。
もう少し大型の三脚も入れてみました。
Leofotoのビデオ三脚「LS284CEX」を入れたところちょうどぴったり、と思ったのですが雲台が大きくて収まりませんでした。パン棒が邪魔だったのでそれを分解すれば収納できます。
参考:Leofoto三脚284CEXレビュー!貴重なアルカスイス互換のビデオ雲台
ライトスタンドも入れてみます。
「Manfrotto ライトスタンド 1051BAC」は残念ながら微妙にはみ出ます。
Neewerのライトスタンド(190cm)もギリギリ入りません。
わたしの持っているライトスタンドは残念ながらどれも入りませんでした。Endurance公式サイトを参照すると「Nissin スーパーライトスタンド LS-50C」が2本入るそうです。
次にピークデザインのトラベル三脚にLeofotoのギア雲台G4を付けてEnduranceマルチケースに入れてみました。
ちゃんと入りました!
参考:Leofoto G4購入レビュー!アルカスイス互換でコンパクトなギア雲台
ピークデザインのトラベル三脚に付属する専用ケースはサイズが小さいので雲台を交換するとケースに入らなくなるのが悩みでした。それがこのEndurance 三脚・ライトスタンド マルチケースならちゃんと収まるので嬉しかったです。
まだスペースがあります。
入った!コーベアーも入りました!
たまに彼を外に連れ出すときにどうやって連れていくか悩んでいたのですがこれはぴったりです。最高か。
内ポケットは六角レンチやクイックリリースプレートなどを収納
内ポケットには六角レンチや三脚用のクイックリリースプレートなどを入れておくのに便利です。
Endurance 三脚・ライトスタンドマルチケースの良いところと悪いところ
「Endurance 三脚・ライトスタンドマルチケース」のファーストインプレッションをまとめると次のようになります。
良いところ
- ファッション性の高いデザイン
- パッキングの自由度が高い
- 撥水性のある生地
- コンパクトに折り畳める
カメラ機材用のカバンはどうしてもデザインがいまいちになりがちですが、Enduranceはブラックカモフラージュをベースに、赤の差し色が入っていておしゃれさも備えています。個人的には実物を見るまで迷彩柄ってどうなんだろうと不安だったのですが、基本は黒色なのであまり目立ちすぎずちょうど良いと感じました。
またベルクロの仕切りがついていて、機材収納を柔軟にアレンジできるのがとても魅力的です。これが「Endurance 三脚・ライトスタンドマルチケース」の最大の特徴と言って良いでしょう。意外とほかのカメラバッグブランドではなかなか見ないタイプのカバンです。
ほかにも多少の雨なら弾いてくれる撥水素材の生地でできていることや、コンパクトに折り畳める仕様になっていることなど、細かい気配りが行き届いた製品です。
残念なところ
- サイズが微妙に短い
- ハンギングホルダーが小さい
しかし、実際に機材を入れてみると残念に感じる点もありました。特に手持ちのライトスタンドが入らなかったのはがっかりです。Neewerのライトスタンドなどは安いのでアマチュアを中心にユーザーも多いと思うのでこのあたりのサイズも収まるような設計だと嬉しかったです。
もっと大きな機材用のケースがほしい場合はManfrotto(マンフロット)の三脚ケース、およびライトスタンドケースなどが良いかもしれません。マンフロットの三脚ケースなら60cm~120cmまでサイズ展開があるので機材のサイズに合わせて選びやすいです。
またキャリーケース用のハンギングホルダーもちょっと小さく感じます。
ペリカンケース1535 AIRにEndurance 三脚・ライトスタンドマルチケースを載せてみました。
しかしせっかくのハンギングホルダーがサイズ的に足りません。
ホルダーの幅は約9.5cm+ベルクロの幅約3.5cm。およそ10cmまでの幅のハンドルなら使えます。
参考:カメラ機材の管理・持ち運びにペリカンケースを導入!1535AIRと関連アクセサリーの紹介
人によって使用している機材の種類・大きさは異なるので事前に入れたい機材のサイズをよく確認しておくことをおすすめします。
個人的にはギア雲台を付けたトラベル三脚とコーベアーを一緒に収納できたのが良かったです。もはやこの組み合わせのために作られたケースのようです。
まとめ
「Endurance 三脚・ライトスタンドマルチケース」は、仕切りの位置を調整できて様々な機材を収納できる多機能バッグです。アイデア次第で活躍の幅が広がる面白さがあります。
ここのところ外出できるような状況ではないのでまだ外に持ち出せていないのですが、今後どんどん使ってみようと思います。
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