神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。AirPods 4(アクティブノイズキャンセリング搭載モデル)をしばらく使ってみたところ、非常によくできたイヤフォンだったのでご紹介します!
Apple AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデル
定価:29,800円
発売日:2024年9月20日
AirPods 4 – Apple(日本)
もともと持っていたAirPods Pro(2019年の第1世代)と比べても AirPods 4 は見劣りしないどころか、むしろ高性能なところもありました!
※今回使用したAirPods 4はアップル社よりお借りしています。
シンプルな見た目なのに強力なノイズキャンセリング
AirPods 4 の最大の特徴はアクティブノイズキャンセリングに対応したことです。これまでノイズキャンセリングの機能はProモデルに限定でしたが、初めて通常のAirPodsにも搭載されました。
AirPods Proシリーズがイヤーチップのあるカナル型であるのに対して、AirPodsシリーズはイヤーチップのないオープンイヤー型です(インナーイヤー型とも呼ばれますが、ここではApple公式の表記にならいオープンイヤー型とします)。AirPods Proはイヤーチップでふさぐような形でノイズキャンセリングを行っていましたが、AirPods 4ではイヤーチップなしで実現しています。
AirPods 4のアクティブノイズキャンセリングは非常によくできていて、まわりの様々な音をシャットダウンしてくれます。車や電車、エアコンや風、ファンやモーターの稼働音など身の周りにある生活音を低減します。
ノイズキャンセリングを初めて体験したときは、途端に音のない静かな空間になって感動しました!
初めてAirPods Proを使ったときもアクティブノイズキャンセリングの性能に驚きましたが、このAirPods 4のアクティブノイズキャンセリングもそれに劣りません。少し高めの音、例えばカトラリーの当たるカチャカチャとした音だとProモデルのほうが処理に優れているそうですが、わたしが試した限りではAirPods 4の消音性能はまったく不足ありませんでした。
AirPods 4 はシンプルな形状なので、長時間装着していても耳が疲れにくいです。カナル型だと圧迫感が苦手に思う人には特におすすめです。
AirPods 4 の良いところ
アクティブノイズキャンセリング以外にも AirPods 4 を使っていて気に入ったところがあるので紹介します。
ケースを開けて耳に着けるだけで接続・再生できる
Apple製品の強みはそれぞれの連携です。AirPods 4 はケースを開けるだけでiPhoneに接続されてすぐに使うことができます。
またiPhoneやMacなど複数の端末があっても最初に登録だけ済ませておけば、シームレスにそれぞれの端末に接続できます。例えばiPhoneで音楽を聞いていて、そのあとにMacで動画を見たいとなったときになにも特別な操作をしなくても、それぞれのデバイスの音声をAirPodsで再生することができます。
耳に着けたときにはすでにデバイスとの接続が完了しているのが快適です!
またAirPodsには「自動耳装着検出」という機能があります。
AirPodsを外すと自動的にオーディオの再生が停止し、元に戻すと再生が再開されます。これが「自動耳装着検出」です。端末を操作する必要がなくて便利です。
またAirPodsの軸部分にある感圧センサーを押すことで、一時停止や再生を操作することもできます。
参考:AirPodsやAirPods Proで一時停止、スキップ、音量調節を行う – Apple サポート (日本)
マイクも使えて便利
AirPods 4 はマイクも付いているので、通話のときにもクリアな音声になります。LINE通話やビデオ会議のときに便利です。
自動で外部音取り込みに移行する
AirPods 4 は話し声を感知して、自動でノイズキャンセリングのオン/オフを切り替える「会話感知」機能があります。
人と話すときなどは、ノイズキャンセリングはオフにしたほうが音が聞き取りやすくなります。「会話感知」機能を有効にしておけば、近くで誰かに話しかけられたときや、自分の声に反応して自動でノイズキャンセリングが解除されます。
またAirPodsの軸部分にある感圧センサーを長押しすることで、ノイズキャンセリングのオン/オフを手動で切り替えることができます。これも手軽な方法で便利です。
参考:AirPods Pro および AirPods Max のアクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモード – Apple サポート (日本)
首をふるだけで通話の着信を受けたり拒否したりできる
AirPods 4 には動きを感知する加速度センサーが搭載されています。これによって首をふる動作だけで、通話を受けたり、拒否したりできます。
「頭のジェスチャ」と呼ばれる機能です。AirPodsの設定から機能を有効にできます。また設定外面でシミュレーションもできるので、気になる方は試してみてください。
「探す」アプリ対応
AirPods 4 はiPhoneの「探す」アプリに登録できます。
手元を離れたときに通知を受け取ったり、AirPodsを見失っているときにiPhoneからアプリで操作して音を鳴らすことができます。AirPods 4 はケースにスピーカーがついているので、音が聞こえやすくて便利です。