アップル純正のiPhone用カードケース「ファインウーブンウォレット」をしばらく使ってみたのでレビューします。使ってみた感想や、「探す」機能について解説します。本製品はアップル社より一時的にお借りしています。
MagSafe対応iPhoneファインウーブンウォレット
定価：9,980円（税込）
アップル公式ウェブサイト
ファインウーブンのカード財布
「ファインウーブンウォレット」はクレジットカードや免許証などを、最大で3枚収納できるカードケースです。マグネットを内蔵していて、MagSafe対応のiPhone（iPhone 12以降のモデル）やMagSafe対応のiPhoneケースに取り付けられます。
マグネットで簡単にくっつくのが気持ちいい！
「ファインウーブン」というのは、再生素材を用いてつくられた耐久性のある素材で、スエードのような質感です。アップルは近年環境への配慮を意識しており、レザー素材をやめてこのファインウーブンという素材を様々な製品に採用しています。
この新しい素材についてはユーザーの間で賛否両論あるのですが、わたしは上質な質感で素敵だと感じました。暗めのカラーでシックな雰囲気なのも好きです。2週間ほどしか使えていないので長期の耐久性については評価できませんが、今のところ目立つ傷がついてしまうこともありません。
ちなみに過去のファインウーブン製品の説明を見ると、「再生素材68%使用」とのことでしたが、2024年発売の本製品のページでは「再生素材を100%使用」との記載になっていました。筆者は旧モデルを使ったことがないのですが、すこし素材が変わっているのかもしれません。
ちょっと取り出しにくい？
「ファインウーブンウォレット」には、カードを1枚から3枚ほど収納できます。ただし、3枚入れるとやや取り出しにくいように感じました。1枚か２枚が出し入れしやすいです。
カードを出しづらいと感じたときは、ウォレットをスマホから外して、ウォレット裏側の穴の部分から指で押しだすようにするとスムーズです。
またカードはきちんと安定して収まるので、ふつうに使っていて中のカードが意図せず出てしまうことはほとんどないと思います。カード1枚だけでも安心して収納できます。
「探す」アプリで通知と位置表示
「ファインウーブンウォレット」は、iPhoneの「探す」アプリに登録できます。落としてしまったときにiPhoneに通知がくるように設定したり、地図上で最後にどこで使ったかを表示させることができます。
使い方は簡単で、ウォレットをiPhoneにつけるだけで「探す」アプリに連携させることができます。
ウォレットが手元を離れて1分ほどで通知がくる仕様です。カードの出し入れでほんのすこしの間ウォレットを外すくらいなら通知は来ません。
iPhone用のカードウォレットはサードパーティー製でもたくさん種類がありますが、iPhoneの「探す」アプリに登録できるのはこちらの純正のカードウォレットならではの機能です。この機能がほしいなら、アップルの「ファインウーブンウォレット」を買う価値があるかもしれません。
価格とカラー
MagSafe対応iPhoneファインウーブンウォレット
定価：9,980円（税込）
アップル公式ウェブサイト
現時点でアップル公式サイトにて販売されているファインウーブンウォレットのカラーは以下の4種類です。
- ブラック
- ダークグリーン
- ディープブルー
- ブラックベリー
本記事で紹介したのはブラックベリーというカラーです。
またこのほかにもAmazonなどでは、トープ、パシフィックブルー、マルベリー、エバーグリーンなどのカラーの販売があります。
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