神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。写真を印刷して飾ってみたいと思い富士フイルムの”WALL DECOR”(ウォールデコ)を利用してみました。
ウォールデコとは写真やイラストなどの画像を印刷して、それを飾りつけしやすいようにパネル加工までしてくれるサービスです。利用してみてわかったその魅力や、利用上の注意点などをお伝えします。
今回注文した商品↓
ウォールデコをこんなふうに飾ってみました
まずわたしが発注した写真を紹介しましょう。せっかくなのでいろいろなバリエーションの写真と仕上げ方を試してみました。
正統派な写真作品のような額装を試してみたくて「ギャラリー」というタイプを注文。以前フォトコンテストで入賞したキリンさんの写真を白いパネルで額装してもらいました。
ウォールデコのなかでは比較的オーソドックスなタイプの「カジュアル」も選んでみました。こちらは写真のまわりに余白がなくシンプルなパネルに仕上がっています。写真は神戸の街中で撮影した夜景スナップです。
こちらはちょっと絵画風の仕上がりになる「キャンバス」です。スクエアの写真も魅力的に感じて6種類の写真で作ってもらいました。
これらの写真を飾り付けるのは自宅の一角。レコードラックの棚があるのでそこに置いてみることにしました。
うん、良い感じに華やかになりました!個人的にはたまに写真を入れ替えて気分転換したいですね。今回はお試しでいろんな写真を印刷しましたが、もう少し統一感をもたせるようなディスプレイにしてみたいです。
ウォールデコの特徴
ウォールデコとは、写真の印刷とパネル加工(額装)がセットになったサービスです。ただ写真を印刷するだけでなく、それを飾りやすいようにパネル加工するところまでやってくれるのがウォールデコの魅力です。
富士フイルムの直営ラボにて、プロの職人が品質の高い写真パネルを作ってくれます。注文はネットからできます。システムを利用して写真の色味の調整を指定することも可能。写真の印画紙やパネルの種類を選ぶことができるので、自分好みに仕上げてもらえます。
上質な写真をお手軽に飾れる
富士フイルムの誇る優れた印刷技術によって、ちょっとした写真を作品のように仕上げてもらえます。見た目の上質さを保ちながらも、軽い素材で作られているので気軽に飾ることができます。
壁にピンやフックを取り付けて飾ることができるほか、なにかに立てかけることもできます。
石膏ボードの壁ならピンなどで簡単に飾れます。
ピンが刺さらない壁にはひっつきむしや、両面テープなどが使えます。飾る写真の質量と支えるものの耐荷重を確認しながら適当なものを試してみてください。
イーゼルに立てかけて飾るのもおすすめです。この画像のイーゼルは「ラーソン・ジュール・ニッポン イーゼル」。いろんなサイズやカラーがあって使いやすいです。画像のはセピアという色で、個人的にはホワイトもかわいくて良さそうだと思いました。
画像で大きいほうが30Hサイズ、小さいほうが「ちびイーゼル」というタイプ。このふたつの中間のサイズで20Hサイズもありますし、もっと大きいサイズもあります。Amazonのリンクだとサイズやカラーが選べて分かりやすいです。
ウォールデコの種類
ウォールデコには様々な種類があるので、それぞれの特徴をご紹介します。
カジュアル
シンプル&モダンでおしゃれなタイプ。 軽くて丈夫なオススメ品。
デザインを気にすることなく、 どこのお部屋でも、どんな被写体にもマッチ。
カジュアルはウォールデコのなかではシンプルでオーソドックスな種類です。写真の印刷用紙はいくつか種類を選べますが、標準の「グロッシー」はツヤツヤとした光沢があり色が濃く鮮やかに発色されます。
カジュアルは自立できるのも特徴です。飾りやすさも含めてカジュアルは一番使いやすいタイプだと思います。
サイズはスクエアmini(172mmx172mm)や6P(196mmx246mm)などの小型タイプから、最大でA2(400mmx604mm)まで選べます。
ギャラリー
木製パネルとVカットマット台紙で仕上げており、風景などの作品写真が映える。
比較的軽く、マット台紙の余白で高級感を演出。
マット台紙の余白があるので、しっかり作品のような見た目に仕上がります。台紙があるぶんパネルのサイズはほかの種類より大きめになります。例えばA4サイズを選ぶと写真がA4サイズなので、パネル全体のサイズはA4よりも大きいです。
キャンバス
キャンバスに印刷した、絵画のようなタイプ。
写真からイラストまで幅広い用途におすすめです。
キャンバス地にインクジェットで写真を印刷するタイプです。絵画のようになっておしゃれな雰囲気を演出できます。個人的には「あまり上手に撮れてないけど、なんとなく雰囲気が好き」みたいな写真もキャンバスに合いそうな気がします。
サイズはスクエアミニ、スクエア、A4相当(F3サイズ)、A3相当(F6サイズ)の4種類。後ほどウォールデコ各種の比較表も掲載しますが、キャンバスは比較的お手頃な価格で発注できるのが魅力です。
ミュージアム
写真展での人気が高いプロフェッショナル仕上げ。
平滑性に優れた金属製の写真貼付面と台座とのセットで写真が浮いたように見えるタイプ。
まるで美術館に展示しているかのような高級感あるパネルに仕上げられる「ミュージアム」。わたしはまだ注文したことがないのですが、いつかお気に入りの写真を最大のA2サイズで印刷してみたいです。
写真添付面が金属製とのことですが、公式サイトによると最大のA2サイズでも質量は1020gほどなので意外と軽いです。A4サイズだと275gらしいのであまり気負わずに試してみても良さそうですね。
シャコラスターターキット
画鋲もテープも接着剤もつかわず写真を貼って、飾れるフォトパネル
DIY的な自分で作る、お手ごろ価格のスターターキット
ほかのウォールデコよりもずっと手軽に印刷できる「Shacolla(シャコラ)」というタイプもあります。
写真の印刷の質はふつうにきれいですね。ほかのパネルタイプのものほど特別感はありませんが、光沢感があってよくあるお店プリントのような品質です。
3枚セット(サイズ127mmスクエア)と5枚セット(サイズ89mmスクエア)のどちらかを選べます。
アイデア次第で楽しく写真を飾れそうで良いですね。
各種サイズ・価格・重量の一覧
それぞれのサイズ・価格・質量を一覧表にまとめました。
※金額や仕様は記事執筆時点のもので変更になる可能性があります。
ウォールデコの種類 | サイズ | 価格 (税込) |
商品サイズ/ 画面サイズ (mm) |
重量 (g) |
---|---|---|---|---|
WALL DECOR カジュアル | スクエアmini | ¥2,530 | 172×172 | 160 |
6P相当 | ¥3,960 | 196×246 | 255 | |
A4相当 | ¥3,960 | 204×291 | 305 | |
A4ロング | ¥5,940 | 195×500 | 504 | |
A3相当 | ¥5,940 | 291×414 | 613 | |
A3 スクエア 相当
|
¥5,280 | 297×297 | 465 | |
A2相当 | ¥8,800 | 400×604 | 1230 | |
ウォールデコの種類 | サイズ | 価格 (税込) |
商品サイズ/ 画面サイズ(mm) |
重量 (g) |
WALL DECOR ギャラリー | スクエア | ¥6,600 | 297×297/180×180 | 280 |
A4相当 | ¥6,600 | 325×400/190×280 | 460 | |
A3相当 | ¥7,700 | 420×530/270×400 | 780 | |
A2相当 | ¥15,400 | 540×720/410×584 | 1,020 | |
ウォールデコの種類 | サイズ | 価格 (税込) |
商品サイズ/ 画面サイズ(mm) |
重量 (g) |
WALL DECOR キャンバス | スクエアミニ | ¥2,178 | 180×180 | 110 |
スクエア | ¥3,300 | 273×273 | 194 | |
A4相当(F3サイズ)
|
¥3,300 | 220×273 | 177 | |
A3相当(F6サイズ)
|
¥4,950 | 318×410 | 291 | |
ウォールデコの種類 | サイズ | 価格 (税込) |
商品サイズ/ 画面サイズ(mm) |
重量 (g) |
WALL DECOR ミュージアム | A4相当 | ¥7,700 | 200×290 | 275 |
A3相当 | ¥8,800 | 290×410 | 520 | |
A3スクエア | ¥8,800 | 297×297 | 421 | |
A2相当 | ¥16,500 | 400×604 | 1,020 |
ウォールデコを注文する方法
ウォールデコを注文する流れについて解説します。
写真を選ぶ
まずは事前準備から。どんな写真をウォールデコで印刷するか考えましょう。ウォールデコで注文する画像データをパソコンかスマホに用意します。
家族写真やペットの写真、風景写真など、どんな写真を飾れば素敵になるか考えるのもなかなか楽しい作業です。また必ずしも写真を選ぶ必要はなく、お気に入りのイラストなど何かしら画像ファイルであればウォールデコで発注できます。
ゼロから写真を選ぶのは苦労するものなので、日頃から写真を整理して選別する習慣をつけておくと、写真を印刷したりフォトブックをつくるときに便利です。Google Photoなどのサービスを利用して写真を管理しておくと目当ての写真が探しやすくて良いですね。
わたしはFlickrにアルバムをつくってジャンルごとに写真を整理しています。いつか印刷してみたいと思っている写真のアルバムも作っておきました。
あとはパソコンのフォルダにも名前と日付をつけて整理しているので、検索して探しやすいようにしています。
参考:写真・動画データの管理方法!保存とバックアップのために気をつけるポイント
どう見せるか、どこに飾るかを考える
写真を選ぶのと同時に、どこにどのように飾るかも考えておきましょう。かっこよく作品っぽく飾るのか、おしゃれなインテリアにしたいのか、にぎやかで楽しい雰囲気を演出したいのか。様々な見せ方ができます。
場所もとても大事です。基本的には目線の高さくらいに飾るのが良いと思います。例えば廊下なら立ってるときの目線くらい、リビングなら椅子やソファに座ってくつろいでるときに目に入るようなちょっと低めの位置でも良いと思います。
直射日光が当たるような位置ですと写真が焼けてしまう恐れがあるのですこし配慮してあげると良いかもしれません。
編集画面でやること・できること
注文はウォールデコのページ「作成する」からできます。スマホからでもパソコンからでも注文できます。
同時に複数注文する場合もとりあえずひとつずつ作成することになります。カートに入れて保存しておくことができます。
基本的には画面の指示に従って進めれば大丈夫です。サイズなど間違えて選ばないように注意しましょう。
写真を編集することもできます。
- 文字入れ
- トリミング(切り抜いたり角度の調整)
- 色の補正
また編集画面の「色補正」はぜひ活用してほしいところです。明るさの調整や、雰囲気を自動で整えてくれる補正が複数用意されています。
初期設定だと「自動補正」が適用されています。この補正はよくできていて印刷向きの気持ちの良い色合いに調整してくれます。
ただし、自分の写真データの色をそのまま出したい場合は「自動補正」ではなく「オリジナル」に変更しなければならないので注意してください。特にRAW現像などして自分好みの色味をつくりあげている場合は勝手に補正されると困ると思うので気をつけてください。
編集が完了したらカートに入った状態になります。
ウォールデコ利用上の注意点
※金額や仕様は記事執筆時点のもので変更になる可能性があります。
支払方法
支払いはクレジットカードや代引きのほか、楽天ペイ、d払い、Amazon Payなどを選べます。Amazon利用者ならAmazonに登録しているクレジットカードや住所の情報で購入できるので便利ですね。
受け取り方法
注文したウォールデコの受け取り方法は以下の3通りです。
- 宅配便
- 写真店店頭受け取り
- コンビニ(セブンイレブン)受け取り
宅配便の場合、送料は全国一律610円です。注文金額が5,000円以上だと送料がオフになります。
写真店やコンビニの受け取りの場合は送料がかかりません。
届くまでの日数
注文からお届けまでは12日程度かかります。繁忙期だともう少し時間がかかることがあるかもしれません。プレゼントの場合などは、日程に余裕をもって注文するようお気をつけください。
デジタルの時代だからこそ印刷して飾ってみてほしい
印刷した写真の質感って独特の雰囲気があってとても良いんですよね。いまの時代、スマホなどのディスプレイで写真を見る機会が多いと思いますが、ぜひ印刷してみてほしいです。データがなにかのアクシデントで消えてしまう可能性もありますから、特に大切な写真は形にして残しておく習慣をつくっておくことをおすすめします(フォトブック、フォトアルバムを作るのも良いですね)。
今回自分で印刷してみて改めて思いましたが、写真が家に飾ってある生活って良いですね。自分で撮った写真がリアルで手に取れる形になる感動もあります。デジタル写真が一般的な時代ではありますが、印刷する良さは決して色あせていないように思います。むしろこんな時代だからこそ印刷することにより価値を感じるかもしれません。
ウォールデコの注文はこちらから↓
YouTubeでも富士フイルムのウォールデコについて取り上げました。
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