Wixでポートフォリオサイト作ってみた!初心者でもできるWEB制作【PR】

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Wix は難しい専門知識がなくても自分でウェブサイト作成ができるサービスです。今回は実際に Wix を使って自分のポートフォリオサイトを作ってみたのでその体験レポートをブログでお伝えします。

Wixでポートフォリオサイト作ってみた!【PR】

神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。自分のポートフォリオがあったら便利だろうなと思いつつ、なんとなく大変そうでずっと後回しにしていた Aki(@Aki_for_fun)です。今回 Wix 社より「ポートフォリオサイトをつくってみてほしい」とご依頼いただいて、ついに重たい腰を上げました。

今回は Wix でポートフォリオサイトを作ってみた体験レポートです。本記事では実際に Wix を使ったわたしの体験をもとにポートフォリオサイトの作り方を解説します。

記事の要点

  • Wix でウェブサイトを作る方法
  • ポートフォリオ作成に便利な「テンプレート」や Wix App の「Wix ポートフォリオ」、「Wix プロギャラリー」の紹介
  • ワードプレスユーザーの視点での Wix の魅力と限界
筆者のポートフォリオサイトはこちら

Wix で作りました!→ Photography Portfolio | Akira Oda

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Wix ってなに?

Wix は専門知識不要でウェブサイトを作成できるサービスです。ふつうウェブサイトを作るには HTML や CSSなどの言語の理解が必要なほか、プログラミングやウェブデザインに精通しなければなりません。しかし、Wixならそういった専門的な知識や技術がなくても、自分で自由にデザインしてウェブサイトを作ることができます。PCやスマホから直感的な操作でウェブサイトを作れるほか、豊富なテンプレートが用意されていて、初心者でも美しいデザインのウェブサイトを立ち上げられます。

無料でもサイトを制作して公開が可能です。世界各国で利用されているサービスで、登録ユーザー総数は2億人以上。Wix は2006年に設立され、2012年には Wix 日本語版がリリースされました。本社はイスラエルですが、2019年より日本法人が設立されて日本語のサポートも行われています。
参考:ホームページ作成サービスの「Wix.com」が日本法人を設立|Wix.comのプレスリリース

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Wix の使い方

Wix の始め方と基礎知識

まずは会員登録してログインしましょう。Wix は無料で利用できます。
参考:ログイン 新規会員登録 | Wix

管理画面 マイサイト | Wix.com から「新しいサイトを作成」を選べば、新たにウェブサイトを立ち上げることができます。編集中・公開中のサイトがあればこのマイサイトのページに表示されます。それらを選択すれば個別のウェブサイトの「ダッシュボード」へ進むことができます。

Wix マイサイト
自分のウェブサイトが並ぶ管理画面 マイサイト 右上の「+新しいサイトを作成」から新規ウェブサイトを作ろう

Wix でウェブサイトを作るときによく使うのが「ダッシュボード」と「Wix エディタ」です。

ダッシュボードは、ウェブサイトを管理するための拠点となる画面です。各種設定を管理したり、ウェブ制作に関連するすべてのツールへとアクセスできるハブの役割を果たしています。

Wix エディタ(以下エディタ)は、ウェブサイトのコンテンツを作成・デザインする画面です。ページを作ったり画像や文章を入力するのに使います。

参考画像:ダッシュボード

Wix ダッシュボード画面
ダッシュボード画面

ダッシュボードの右上の「サイトをデザイン」からエディタ画面へと進みます。

参考画像:エディタ

Wix エディタ
エディタ画面 自分のつくるウェブサイトを見ながら編集できる

エディタでは、「パーツ」や「セクション」などを追加してサイトを構成します。左側のメニューから追加したいものを選びましょう。

パーツ:タイトルの見出しや、本文などのテキスト、画像や動画など。ウェブサイトの具体的なコンテンツとなるもののことです。

Wix パーツを追加する

セクション:セクションは段落のようなもので、サイトのコンテンツを整理して表示するのに役立ちます。段落といっても必ずしも文章のかたまりだけを意味するわけではなく、テキストや画像など様々なパーツをまとめてひとかたまりのセクションとして整理できます。

Wix セクションを追加

パーツやセクションは、マウスで選択してドラッグすることで位置を調整できます。直感的な操作性です。

編集したいページに移動するためには、エディタ画面上の左端にあるページ一覧を参照します。ここから編集したいページを選ぶことで、そのページに移動できます。

Wix ページメニュー
エディタ上の左端にページ一覧

また必要に応じて「ページ」を追加します。エディター左から「サイトページとメニュー」を選ぶとサイトメニューにページの一覧が並びます。ここから「+追加」をクリックして新しいページを作成できます。またここからも任意のページを選択すればそのページに移動して編集が可能です。

Wix サイトページとメニュー
「サイトページとメニュー」から「+追加」で新しいページを作成できる
Wix ページを追加
「+追加」を選ぶとページのひな型の選択肢がずらりと並ぶ。もちろん白紙のページを作成することも可能。

ページを作って、そこにテキストや画像などのパーツ・セクションを追加。これを繰り返すことでウェブサイトを作っていくことになります。

Wix エディタの使い方についてはサポートセンターに詳しいです。使っていて悩んだときはぜひ参照してください。
参考:Wix エディタ:Wix エディタの使い方 | サポートセンター | Wix.com

テンプレートが充実

Wix にはウェブサイトのひな型である「テンプレート」が豊富に用意されています。ぜひこれを活用しましょう。

Wix に登録してウェブサイトを作成しようとすると様々な質問がされます。「どのようなウェブサイトを作成しますか?」「このサイト作成の目的は何ですか」「サイトに追加したい機能は何ですか?」…など。テンプレートの選択に役立つ質問なので回答しましょう。これらの質問に回答を済ませると「今からサイトづくりをはじめましょう」という画面になります。

今からサイトづくりをはじめましょう

ここから「Wix ホームページテンプレートを使う」を選びます。

たくさんのウェブサイトのサンプルを実際に開いて参照することができます。ここから自分の気に入ったデザインのものを選んで編集できます。このテンプレートをもとに、修正したり、適宜コンテンツの追加と削除を行えばすぐにウェブサイトを完成させられます。

800を超えるテンプレートラインナップ:無料ホームページテンプレート | HTML テンプレート | Wix.com

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Wix でポートフォリオサイト作ってみて気づいたこと・感想

筆者のポートフォリオサイトはこちら

Wix で作りました!→ Photography Portfolio | Akira Oda

テンプレートのおかげでちゃんとした形にすぐできる

実際にウェブサイトを作るとなるとたくさんの準備が必要です。どのようなページが必要なのか、どのようなコンテンツを載せたいのか、どのようなデザインにすれば良いのか。自分のウェブサイトの目的を果たすために考えなければならないことが山積みです。なにもないゼロの状態からつくるのはとても難しい。

Wix を使ってみて最も感動したのは豊富なテンプレートの数々です。テンプレートを使えば最初からポートフォリオに必要なページや作品を見せるパーツががそろっています。ふつうならゼロからスタートするウェブサイト作りが半分くらい完成している状態で始めることができます。作品を紹介するページ、プロフィール、お問い合わせ、仕事の実績やメニューなど、ポートフォリオサイトに必要な項目がすべてそろっています。

テンプレートで用意されているウェブサイトのサンプルは、ページ構成だけでなく、配色やフォント、画像などのデザインが洗練されています。初心者がこれを自分でつくろうとするのは困難です。バリエーションも豊富で、ポートフォリオサイトのサンプルだけでもものすごくたくさんあってとても参考になりました。

しかも、ただあり合わせのものをマネするだけでなく、オリジナリティの表現もしやすいです。わたしが気に入ったのがサイト全体のテキストのカラーとフォントを一括で管理できる機能です。サイトに使われるベースのカラーが5つ決められていて、そのカラーを好きなカラーに変えるだけでより自分らしさを表現できます。フォントも一つのサイトに対してだいたい2つか3つくらいの種類が設定されていて、それを自分の好きなものに変更可能です。

参考画像:サイトの色・テキストスタイル

サイトの色・テキストスタイル

仮にページ構成がテンプレートそのままでも、テキストのカラーやフォントを変えるだけで自分らしい雰囲気に仕上がるのでここを調整するのはとてもおすすめです。

ポートフォリオやギャラリー用のWixアプリが便利

Wix にはウェブサイトの機能を強化してくれる「アプリ」が豊富に用意されています。エディタ左のメニューにある、「Wix App Market」からアプリを追加できます。
参考:Wix App Market について | サポートセンター | Wix.com

ポートフォリオサイト用にわたしが特におすすめしたいアプリが、「Wix プロギャラリー」「Wix ポートフォリオ」です。

Wix プロギャラリー

「Wix プロギャラリー」は画像、動画、テキストなどの表示を管理してくれる機能です。複数のメディアを整列して表示したり、スライドショーのようにしたり様々な見せ方が可能です。メディアをクリックしたときに表示するタイトルやキャプションの表示の有無、SNS用のシェアボタンの設置、画像のダウンロード保護など、さまざまなオプションの設定ができます。

参考:Wix プロギャラリー | サポートセンター | Wix.com

Wix ポートフォリオ

「Wix ポートフォリオ」は、Wix プロギャラリーをさらに発展させたようなアプリです。プロギャラリーのようなメディアの展示に関わる機能を備えるほか、作品群ごとに「コレクション」や「プロジェクト」で整理して管理することができます。

例えばカメラマンのポートフォリオを作る場合に、「写真作品だけのコレクション」、「映像作品だけのコレクション」を作成。さらにそれぞれのコレクションのなかにウエディングやポートレートなど作品のテーマごとに分類した「プロジェクト」を作るというイメージです。

コレクションやプロジェクトを作成すると、自動でそのページが作成されます。ふつうは自分でページを作ってからそこに画像や動画などのパーツを挿入してポートフォリオを作るのに対して、「Wix ポートフォリオ」ならメディアとページを一元的に管理することができます。

参考:Wix ポートフォリオ | サポートセンター | Wix.com

クリエイターがポートフォリオを作るのであれば作品をどう見せるかはとても大事なので、ぜひWix プロギャラリーやWix ポートフォリオを使ってみてください。

無料で使えるのは素晴らしい!だけど…

Wix の大きな魅力のひとつに無料でもウェブサイトを作成して公開できることがあります。わたしが作ったポートフォリオサイトも現在のところ無料で作って運営しています。いくつか機能に制限はあるもののひとまず無料で形にできるというのは大きなメリットです。とりあえず使ってみるだけならタダなので、ウェブサイトを作成するツールに詳しくないのであればぜひ Wix をつかってみてほしいです(類似サービスの「ワードプレス」ではサーバーやドメインを用意するのにどうしても費用がかかります)。

しかし、無料プランではいくつかの制限があります。

Wix 無料プランの主な制限
  • 広告が自動で表示される
  • 独自ドメインを使用できない(ウェブサイトのURL)
  • ファビコン(サイトのアイコン)が Wix のロゴで固定されて変更できない
  • メディアの容量上限 500MB
    …など

無料プランの利用だと、ウェブサイトの上部に常に Wix の広告が表示されます。比較的シンプルな広告ではありますが、場所は目立つところにあるので気になる人が多いかもしれません。この広告は有料プランにアップグレードしない限り消すことができません。せっかく自分好みのカッコいいポートフォリオサイトを作れても、広告があるとデザインが損なわれて残念な気持ちになるかもしれません。

Wix 無料プランで表示される広告

また自由に独自ドメインを利用することができません。ドメインというのは、ウェブサイトの住所のようなもので、ウェブサイト固有のURLのことです。例えばいまご覧いただいているウェブサイトのドメインは、「kobefinder.com」です。ドメインを管理している会社に申請して料金を支払えば自分の好きな文字列のドメインを取得できるのですが、Wix無料プランだと仮にドメインを所有していてもそれを自分のウェブサイトに利用することができません。

Wix で作ったウェブサイトのURLは最初次のように設定されています。
アカウント名.wixsite.com/サイト名
例:accountname.wixsite.com/site-name
筆者のWixサイトの場合:odaakira.wixsite.com/my-site

アカウント名やサイト名は自分で好きなように変更できます(参考:無料 Wix URL を変更する | サポートセンター | Wix.com)。ただし、どうしても長い複雑なURLになるので、人に覚えてもらうのは難しいかもしれません。ドメインのなかに wix と記載されているのでいかにも間借りしているような印象で、プロフェッショナルなポートフォリオのサイトを演出するには不適切かもしれません。

ウェブサイトのアイコンであるファビコン」もWixのロゴで固定されており、自分のサイト独自の画像を設定することができません。さらにひとつのサイトあたりの容量上限が 500MB なので画像や動画をたくさん載せたり、ページをたくさん作ろうとするのは難しいです。画像をメインとしたポートフォリオサイトを作るのであれば不自由しないと思いますが、あまり画像の容量を気にせず大きなサイズで低圧縮のファイルを多用していると制限にひっかかるかもしれません。

Wix 無料プランだとひとつのサイトの容量制限が500MB
無料プランだとひとつのウェブサイトに保存できるデータ容量は500MBまで

ちなみに Wix のひとつのアカウントで作成できるウェブサイトの数に制限はありません。無料の利用でも複数のサイトを作成できます。ただしプレミアムプランはひとつひとつのウェブサイトごとに適用されるので、複数サイトをプレミアムプランで運営するには、複数の有料プランの支払いが必要です(参考:1つの Wix アカウントで複数のプレミアムプランを購入する | サポートセンター | Wix.com)。

Wix の有料プランは月500円から利用できますが、広告の非表示のためには月額900円以上のプランに加入しなければなりません。個人のポートフォリオサイト用であれば「ベーシック ¥900/月」がおすすめです。
有料プラン詳細:Wix プレミアムプランにアップグレード | Wix.com

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ポートフォリオサイトに Wix はおすすめ?

Wix の良いところ・魅力
  • 専門知識がなくても使える
  • エディタ画面が直感的で使いやすい
  • 優れたテンプレートが豊富
  • ヘルプセンターの説明が充実している
  • 無料でもサイトを公開できる

Wix の最大の特徴は初心者でもウェブサイトを自分で作って公開できるところにあります。特にウェブサイトの編集画面が直感的に使えることや、豊富なテンプレートが用意されていることが初心者に優しいと言われる理由です。

これは類似サービスの「ワードプレス」をつかっている筆者の立場から見ても本当にその通りだと感じました。Wix を使おうか迷っているひとはぜひテンプレートだけでもチェックしてみてください。短時間でクオリティの高いウェブサイトを作って公開できます。無料で形にできるので悩んでいる時間があればとりあえず手を動かしてみることをおすすめします。

また Wix は公式が用意した日本語のヘルプ記事が充実しています。それ以外にも多くのユーザーがネット上に Wix の使い方を解説する記事や動画を公開しているので、何か困りごとがあれば調べて解決できます。個人的には公式のヘルプセンターが一番わかりやすくて参考になりました。検索するとこの公式の記事がヒットしにくいのですが、やはり取り扱い説明書のような基本のガイド記事が一番網羅的で便利です。ヘルプセンターのトップページをブックマークしておいて、調べたいときはヘルプセンターのなかで検索すると良いと思います。

Wix の残念なところ・欠点
  • サイトの読み込みにやや時間がかかる
  • 長期・本格運用を考えると無料では厳しく費用がかかる

Wix を使っていて気になった欠点は、ウェブサイトの読み込みにやや時間がかかるところです。無料プランであることが原因なのかもしれませんが、ポートフォリオサイトの場合はどうしても画像をしっかり見せたいので表示が遅いと残念です。特にユーザーが初めてウェブサイトを開くときの読み込み時間が長めなのが気になりました。

無料で使えるものの、長期的・本格的に利用するには有料プランにアップグレードするのはやむをえないと思います。費用はおよそ月額900円と、独自ドメインの利用料です。これが支払う価値があるかどうかを、ほかのサービスと比較して検討するのが良いと思います。個人的には Wix の料金は個人ユーザーにとって良心的だと感じました。

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