神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。わたしはスマホをiPhoneとPixelで2台持ちしているのですが、最近そのうちのひとつのGoogle Pixel 8 Pro を買い替えて Pixel 9 Pro に新調しました。その際にGoogleストアの下取りサービスを初めて利用したので、そのときの手順などをブログに記録しておきます。
Pixel は下取り額やストアクレジットの金額が大きいのでとてもお得に買いかえることができました!手順も簡単でよかったです。
Pixel の購入と下取りのおよその流れ
GoogleストアでほしいPixelを購入します。今回はPixel 9 Proを選びました。この注文の際に、下取りに出すスマホを登録することができるので忘れずに該当機種を選びます。下取りに出せるのはPixelシリーズはもちろん、iPhone、さらにはXperia、GalaxyなどのAndroid機種も対象です。わたしの場合はPixel 8 Proを下取りに出すことにしました。ここで機種に応じて下取りの見積もり額が算出されます。
購入手続きが済んだあとに、下取りの準備のための身分証明書の提出が求められます。メールが届くので、それに従って身分証明書を提出します。締め切りが2週間なので忘れないうちに手続きを済ませておくことをおすすめします。
注文したPixelが届きます。このあとに、下取り用のスマホを発送するための「下取りキット」が送られてきます。この下取りキットの箱に古いスマホを入れて送ります。着払いの送り状も付属しているのでこちらで用意するものはなにもありません。
古いスマホのバックアップをとったり、新しいスマホへのデータ移行を済ませます。それらが済んだら下取りキットの箱に古いスマホを入れて発送します。
下取りは新しいスマホが届いてから30日以内に送るようにしてください。これを過ぎると最初の見積もり額の有効期限が切れるので、査定額が下がる可能性があります。
逆に言えば新しいスマホが届いても1か月は古いスマホを手元に置いておくことができます。十分な時間があるので落ち着いて移行手続きができます。
下取りのスマホがGoogleに届いてから5営業日以内に下取りの査定結果がメールで知らされます。わたしの場合は、無事に見積もり通りの満額査定となり88,000円でした。
具体的なスケジュール
筆者の場合の実際の手順を記録すると以下のようになりました。
2023年10月12日 Pixel 8 Pro を注文。159,900円で購入。
Googleのストアクレジットを50,000円獲得。
2024年 9月2日 Pixel 9 Pro を注文。価格は159,900円だが、所有していたGoogleストアクレジット5万円分を利用したので、この時点での支払い額は 109,900円。
新たにストアクレジットを32,100円獲得(有効期限2025年9月2日。次回以降の買い物で使用可能)。
9月2日 下取りのための身分証明書の提出(締め切りが9月16日)。
9月5日 Pixel 9 Proが届く。
下取りの見積もり額は、この日から30日後に有効期限切れ。これを過ぎると下取りの金額が下がる可能性があるので注意。
9月6日 下取りキットが届く。
9月25日 下取りキットにPixel 8 Proを入れて発送。
10月1日 下取り金額が 88,000円 で確定(満額査定)。
このタイミングでようやくPixel 9 Pro の決済完了。購入金額の109,900円から下取り金を引いた額 21,900円をクレジットカードで支払い。
古いスマホを下取りしてもらったおかげで、最新のスマホ(しかもProモデル)をたったの21,900円で買うことができました!
参考:Google ストアの下取り手続きのスケジュールについて – 日本 – Google ストア ヘルプ
下取りの金額と主な査定基準
高値で下取してもらうポイント
下取りの金額ですが、今回わたしの使っていたPixel 8 Proは 88,000円で下取りしてもらいました。これは満額の査定です。
査定金額を左右するのは主に以下のポイントです。
- デバイスの電源が入る(バッテリーの状態)
- ひび割れがない
そして適切に下取りしてもらうためには「出荷時の設定にリセットされている」ことも重要です。以上の3点をきちんと満たしているかどうかが下取りの金額を大きく左右します。
また、画面焼け、傷やバックライトの状態なども査定額に影響するようです。
なお、デバイスの状態以外でも下取りの額が異なります。それは「どのデバイスを買うか」です。例えば、筆者の場合だとPixel 9 Proの購入だったので、Pixel 8 Proの下取り額は最大で88,000円でしたが、もしPixel 9 Pro Foldの購入だと同じPixel 8 Proの下取りでも最大90,000円の額になります。
下取り金額に関係ないポイント
実際に下取りに出してみて「下取り金額に影響しない」ポイントが判明しました。それは以下の通りです。
- ストレージの容量
- 充電ケーブルなどの付属品の有無
- 箱などのパッケージの有無
スマホを買うときは、ストレージの容量(128GBや256GBなど)によって金額が異なりますが、下取りの際はこの点を考慮されません。ストレージ容量に関係なく、スマホの機種とその状態で下取り金額が決まります。
なお公式ウェブサイトには、下取りの依頼の際にデバイスの容量を選択することが書かれているのですが、筆者が下取りを利用したときにはその選択肢がありませんでした。実際わたしは容量が少ない128GBモデルを下取りに出しましたが、満額の88,000円の査定となりました。
また下取りに必要なのは、スマホ本体のみです。購入したときに付属する充電ケーブルなどのアクセサリは下取りに出さなくて大丈夫です。またスマホを買ったときの箱などのパッケージも必要ありません。
※今後、査定基準が変わる可能性があるので、今回はこうだったという話として参考程度にご理解ください。
参考:Google ストアの Google Pixel 下取りプログラム
参考:下取りして Google Pixel にアップグレード – Google ストア
Pixelは下取りとストアクレジットの活用でお得に買い替えできる!
今回GoogleストアでPixelを購入してみて、下取りとストアクレジットの仕組みのすごさに感動しました。手続きが簡単なうえに、かなりコストパフォーマンスに優れています。
下取りとストアクレジットを活用することで、最新スマホの Pixel 9 Pro をわずか 21,900円で買えました。
159,900-50,000-88,000=21,900円
Pixel 9 Pro 価格:159,900円
Pixel 8 Pro を買ったときにもらったストアクレジット:5万円
Pixel 8 Pro 下取り金額:88,000円
しかも、次の買い物につかえるストアクレジットを32,100円分新たに受け取っているので、これも考慮するならスマホを買うことでむしろ利益が出ていることになっています。
ストアクレジットの有効期限が1年と限られているものの、それを活用することさえできれば、毎年のようにGoogleの最新スマホを大きな出費もなく買い替えることができます。
一般的な感覚からするとスマホを1年で買い替えるのはもったいないような気もしますが、費用面ではむしろ買い替えたほうがお得です。また古いスマホもGoogleが回収してくれているので、資源が無駄になるということもないと思います。
スマホを1年で買い替えるのも、下取りに出すのも初めての経験でしたが、実際にやってみると簡単だしお得だし良いことづくめでした!最新のスマホはやっぱり高性能だし使いやすいです。
GoogleのスマートフォンPixelシリーズに興味のある方は、ぜひこの下取りとストアクレジットの仕組みを活用してみてください。
※下取りの金額やストアクレジットでもらえる金額は変動します。なにかしらキャンペーンのタイミングで購入するとお得になると思います。
Google PixelシリーズについてはブログやYouTubeなどで、情報発信しているのでぜひ参考にしてください。