GoPro HERO7(ゴープロ7)が9月20日に発表されました。発売予定日は9月27日です。HERO7はブラック、シルバー、ホワイトの三種類があり、それぞれの性能が異なっています。GoPro HERO7の注目機能や性能の違いについて比較してお伝えします。
神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。これまでGoProのようなアクションカムは興味はあってもあまり本気でほしいと思うことはなかったのですが、今回のは「これは買いでしょ」と思うカメラだったので紹介したいと思います。
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GoPro HERO7の注目機能
HyperSmooth 最強の手ぶれ補正機能
GoPro HERO7 Blackは「HyperSmooth」という新機能を搭載。これまでで最高レベルの手ぶれ補正です。語るよりも見てもらったほうが早いですね。次の動画をご覧ください。
GoPro6のときでも非常に強力な手ぶれ補正が搭載されていましたが、より強力な手ぶれ補正になっています。これは驚愕です。
「HyperSmooth」がすごいのは手ぶれ補正がこの小さなカメラひとつで完結しているところです。ふつうはジンバルという道具を使ったり、編集ソフトで手ぶれ補正をかけるなどして揺れを抑えるのですが、GoPro HERO7 Blackならそのような面倒な手間はいりません。わたしはジンバルを使って動画撮影することがあるのですが、けっこうセッティングが大変なんですよね。お手軽かつ強力な手ぶれ補正の「HyperSmooth」はめちゃくちゃ魅力的です。
キャッチコピーは”Shaky Video is Dead.” 手ブレする動画の時代は終わったと宣言しています。
TimeWarpビデオ タイムラプス×手ぶれ補正
「TimeWarp」という機能も注目です。動きながらタイムラプスを撮影する、いわゆる「ハイパーラプス」と呼ばれる動画を手軽に撮れる機能。下の動画の00:33-00:39のあたり。
TimeWarpビデオは“魔法の絨毯”に乗っているようなエフェクトで、スピードアップした動画の撮影が可能になります。美しい風景でのドライブ、海へのダイブ、街を歩くといったシーンが、揺れを抑えた短いクリップへと形を変えます。TimeWarpビデオは長時間の体験をコンパクトにまとめ、さらに、浮いているかのような動画の滑らかさによって見るものを惹きつけます。
初のライブストリーミング対応
Facebook、Twitch、YouTubeでのライブ配信に対応。
スーパーフォト
動画だけでなく写真性能も進化。「スーパーフォト」という機能が搭載されて、特に難しい設定をすることなく高画質の写真を撮れるようになっています。
ブラック・シルバー・ホワイトの比較
- HERO7 Black(国内正規販売価格:税込53,460円)
- HERO7 Silver(国内正規販売価格 税込41,580円)
- HERO7 White(国内正規販売価格 税込31,860円)
基本的に今回の目玉機能はフラッグシップモデルの「HERO7 Black」に搭載されています。「HERO7 Silver」や「HERO7 White」は機能を省いた廉価版です。
HERO7 Black
HERO7 Black(国内正規販売価格:税込53,460円)
最高の性能を誇るフラッグシップモデル
- HyperSmooth ビデオ安定化機能 – ジンバルを使用しているかのようなビデオスタビライゼーション。
- ライブストリーミング – ライブ配信を行いながら、その動画を HD 画質で SD カードに保存が可能。
- TimeWarp ビデオ – 安定感抜群のタイムラプスビデオ。最大で 30 倍までスピードを上げることが可能。
- SuperPhoto – カメラがシーンを検出し、自動的に HDR、ローカルトーンマッピング、マルチフレームノイズリダクションなどを適用。プロフェッショナルが撮影したような写真撮影が可能に。
- ポートレートモード – 縦向きの撮影に対応。Instagram Stories などへ簡単にシェア。
- 進化したオーディオ – オーディオを再設計。ダイナミックレンジが広がったことに加え、新しいメンブレン(膜)の採用によりカメラをマウントした状態での振動音などを軽減。
- 直感的なタッチインターフェース – シンプルなユーザーインターフェースと2インチのタッチディスプレイで、縦向 き・横向きの撮影も思いのままに。
- 顔・笑顔+シーン検出 – HERO7Black は顔、表情やシーンタイプを認識。GoPro app の QuikStory による自動編集の際にこれらの情報を活用することで今まで以上に素晴らしいビデオを作成。
- ショートクリップ – 録画時間を 15 秒、30 秒に制限したクリップを撮影。より早くスマートフォンに転送し、編 集やシェアが可能に。新しいユーザーや子どもにも適した機能。
- 写真タイマー – セルフィーやグループショットの際に便利なカウントダウンタイマーを搭載。
- 驚くほどの高画質 – 4K60 ビデオ、12MP 写真。
- Ultra Slo-Mo – 1080p240 で撮影した動画は 8 倍のスローモーションで再生が可能。
- 優れた耐久性と防水性 – ハウジングなしで 10m の防水性。スマートフォンを持っていけない場所でも活躍。
- 音声コントロール – 音声コマンドは 14 カ国語に対応し、ハンズフリーでも操作可能
- スマートフォンへの自動転送 – GoPro app と接続すると、自動的に写真や動画をスマートフォンへ転送。すぐにシェアすることが可能に。
- GPS パフォーマンスステッカー – スピード、距離、高さなどをトラック。GoPro app でビデオにこれらの情報を動画にステッカーとして追加することが可能。
- タッチズーム – 画面のタッチ操作でズームが可能。
HERO7 Silver
HERO7 Silver(国内正規販売価格 税込41,580円)
4K30P撮影可能なベーシックモデル
HERO7 White
HERO7 White(国内正規販売価格 税込31,860円)
1080P(FHD)60P撮影可能なエントリーモデル
性能比較
比較表
| HERO7 White | HERO7 Silver | HERO7 Black | |
|---|---|---|---|
| 写真 | 10MP | 10MP (HDR) | 12MP(SuperPhoto) |
| 動画 | FHD60p | 4K30p | 4K60p |
| バッテリー | 内臓 | 内臓 | 取り出し可能 |
| 防水性能(ハウジングなし) | ◯ | ◯ | ◯ |
| 2-inch タッチスクリーン(タッチズーム機能付き) | ◯ | ◯ | ◯ |
| 動画手ぶれ補正 | Standard | Standard | HyperSmooth |
| 音声認識コントロール | ◯ | ◯ | ◯ |
| 音声による起動 | × | × | ◯ |
| Auto Offload to Your Phone | ◯ | ◯ | ◯ |
| タイムラプス動画 | ◯ | ◯ | ◯ |
| スローモーション | 2x | 2x | 8x |
| ライブストリーミング | × | × | ◯ |
| スーパーフォト | × | × | ◯ |
| TimeWarp Video | × | × | ◯ |
| GP1 Chip | × | × | ◯ |
| GPS | × | ◯ | ◯ |
| QuikStories | ◯ | ◯ | ◯ |
| Advanced Metadata | × | × | ◯ |
| Protune(細かいカメラの設定) | × | × | ◯ |
| Karmaとの互換性 | × | × | ◯ |
| Super Suit (Protection + Dive Housing) との互換性 | × | × | ◯ |
まとめ GoPro HERO7 Blackがすごく良い
GoPro HERO7 Blackは、前機種の4K60p・FHD120pという基本の動画性能を引き継ぎつつ、動画の手ぶれ補正や写真の画質が進化しています。手軽に持ち運べて、防水で丈夫なカメラがこれだけハイスペックだと撮れる映像の幅が広がって楽しみですね。個人的には本気で購入検討中です。
GoProというとスポーツなど激しいアクティビティをする人向けのカメラという印象がありますが、そういった人だけでなく気軽に写真や動画を楽しみたい人にちょうど良いカメラだと思います。一眼カメラは画質が良いのですが案外使いこなすのが大変です。一方でGoProならお手軽に撮影できるので、ちょっとした町歩きや旅行の際にとても向いていると思います。
HERO7 SilverやHERO7 Whiteはいずれも目玉機能のHyperSmooth、TimeWarp Video、スーパーフォトに対応していないのが残念です。価格が安いのでとりあえずGoProを試してみたいという人にはちょうど良いかもしれません。
GoPro HERO7プロモーション動画





