「iPhone X」は高くない!10万円を超える高級スマホを買う意味とは

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話題の「iPhone X」。非常に高性能化した一方で歴代最高価格のiPhoneとなりました。値段が高いので購入を迷っている人も多いのではないでしょうか。私なりにしばらく冷静に考えてみたところ「iPhone Xの性能を考えると13万円は安い」との結論にいたりました。そう考えた理由についてお伝えします。

iPhoneXは高いのか

神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。写真や動画を撮影してはこのブログやSNSにアップしているAkiです。カメラが大好きで、iPhoneやMacといったアップル製品も好きで使っています。iPhone Xは素晴らしいです!

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「iPhone X」の魅力

カメラが趣味の人にとってiPhoneは高性能な一眼カメラにも劣らない魅力があります。写真や動画を日ごろから撮影して楽しんでおられる人にとっては喉から手が出るほど欲しくなる性能が「iPhone X」には詰まっています。具体的に見ていきましょう。

iPhone X, 8, 8 Plus

画像引用:iPhone X – Apple(日本)

①どのカメラよりも携帯性に優れている

iPhoneのようなスマホカメラを使う最大の理由はまずその携帯性ではないでしょうか。撮りたいときにカメラがその場にあるというのはとても重要なポイント。昔の携帯電話に付属するカメラは画質があまり良くなくおまけ程度のものでしたが、最近のiPhoneの画質は条件しだいでは一眼カメラとの区別が困難なほどのレベルまで来ています。

iPhone X カメラ

画像引用:iPhone X – Apple(日本)

また小さいカメラは三脚やスタビライザーで固定するときにも有利に働きます。高性能なカメラは大きく重たいものが多いです。そしてそれを支える機材も重くて高価なものが必要になってしまいます。スマホなら軽くて安い三脚でも長時間露光撮影などができます。

②動画性能は一眼カメラを超えている

「iPhone 8」や「iPhone X」の動画撮影機能は多くのカメラファンを驚かせました。それが4K60fpsの撮影です。

カメラに詳しくない人にとってはそのすごさが分からないかもしれません。4Kというのは解像度。大きい画面で見てもキメが細やかできれいな映像になります。60fpsというのは、一秒間に60枚の静止画がつながって動画になっているということ。この数が多いほどより滑らかな動きの映像になります。

最新の一眼カメラでも4K60fpsに対応しているカメラはごくわずかです。20万円や30万円する高級カメラでもそのほとんどが4K60fpsは撮れません。せいぜい4K30fpsや4K24fpsどまりです。例えばレンズ交換式カメラ市場でシェアトップを誇るキヤノンの一眼レフカメラのラインナップを見てみましょう。現在のカメラのなかで4K60fpsの撮影が可能なのは最も上のランクに位置する「EOS-1D X Mark II」のみ。価格はカメラボディだけで約60万円です(参考:カメラのキタムラ「EOS-1D X Mark II」)。

さらに1080P240fpsのスローモーション動画という機能も普通のカメラでは無理です。動画を撮るなら「iPhone X」は非常に魅力的です。

③撮影から編集、シェア・アップロードまでをひとつの端末で

当然ですがiPhoneはカメラが付いているだけではありません。iPhoneは小さなMac(パソコン)のようなものです。撮影した写真や動画をそのまま編集できます。そしてそれをSNSなどウェブにアップしたり、人に送ることも簡単です。

特に映像の高度な編集をすることができるのがiPhoneの強みです。優れたアプリケーションのおかげで自由度の高い編集が行えます。例えば写真の加工なら「Lightroom mobile」や「Snapseed」。動画編集なら「iMovie」が便利です。

撮影した写真や動画をそのまますぐに専門のソフトで編集できるカメラなんてありませんよね。写真に簡単なフィルターをかけるくらいの加工なら最近のカメラでもできますが、iPhoneでできる加工の多彩さと機能性とは比べ物になりません。手軽に撮影、編集、シェアまでを同じ端末ですべて行えます。

④高性能になったデュアルカメラ

「iPhone 7 Plus」からレンズが広角だけでなく望遠レンズも搭載されました。レンズ交換式のカメラを使っている人ならレンズの重要性はよくわかっていることでしょう。「カメラよりレンズに投資したほうが良い」なんてこともよく言われます。レンズを2種類使えることで表現の幅が広がります。

しかし、実は「iPhone 7 Plus」の望遠レンズはあまり性能がよくありませんでした。広角レンズと比べてF値が大きく、手振れ補正がないのでどうしてもISOが上がってしまい、画質が劣化します。

参考:【悲報】iPhone 7 Plusの望遠レンズ、使い方によってはほぼ意味がないことが判明。 – YouTube

「iPhone X」は望遠レンズのF値が小さくなり明るいレンズになりました(基本的にF値は小さいほうが好ましいです)。さらに望遠レンズにも手振れ補正機能がつくことになりました。このため「iPhone X」はより実用的な望遠撮影できることが期待されています。

iPhone X 高性能なデュアルレンズ デュアル光学手振れ補正

画像引用:iPhone X – Apple(日本)

⑤高精細なディスプレイ

「iPhone X」の端末のサイズは「iPhone 7 Plus」や「iPhone 8 Plus」よりも小型になっています。一方で画面のサイズはなんと5.8インチ。7 Plusや8 Plusの5.5インチより大きいです。端末としては小型化して携帯性が良くなった上に、より大きなディスプレイで見やすくなりました。

撮影した映像をなにで鑑賞するかはとても重要です。特に現代はデジタル写真やムービーを見る機会が多くなり、ディスプレイの重要性が高まっています。

「iPhone X」のOLEDスクリーンが歴代のiPhoneの液晶パネルと比べてどの程度優れたものになるかはまだはっきりとしません。しかし、少なくとも画面サイズは大きくなりました。またピクセル解像度も「2,436 x 1,125ピクセル解像度、458ppi」となっており、「iPhone 7 Plus」や「iPhone 8 Plus」よりも優れた数字になっています。

⑥アップル製品との組み合わせが便利

ここまでiPhoneの話ばかりしましたが、一方でAndroid端末はどうなのかということも関心があるかもしれません。カメラ性能で選ぶならAndroid端末にも良いものがあるようです。例えば「Huawei P10 Plus」はライカのレンズを搭載しておりスマホカメラとしてはかなり高いレベル。実際に撮り比べたことはありませんがスペックを見る限り最新iPhoneにも劣りません。

それでもiPhoneを選ぶ理由とはなにか。ひとつは洗練されたデザインでしょう。iPhoneは格好良いから使う、というのも意外とバカにできないポイントです。毎日のように使うものですからその見た目が気に入っているかどうか、ちょっとした使い心地が重要になります。

そしてもうひとつの理由はアップル製品で統一されたユーザビリティです。アップルには、AirPodsやApple WatchなどiPhoneと組み合わせて使うことのできる製品が充実しています。

iPhoneXとApple Watch, Airpodsを一緒に無線充電

画像引用:iPhone X – Apple(日本)

例えば、先ほどiPhoneなら動画を撮影してそのままアプリで編集までできると書きました。しかし、より本格的な編集をパソコンで行いたいときもあるでしょう。MacならiPhoneのiMovieで編集している映像を引き継いで編集することができます。まずiPhoneで撮影して出先で簡単なカット編集。のちに自宅やオフィスでMacのiMovieやFinal Cut Pro Xを使い、より高度な編集を加えて仕上げる。アップル製品を使えばこんなワークフローが可能になります。

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iPhoneは高いのか

高級カメラと比べるとあまりに安い

ここまで見たようにiPhoneのカメラ性能は優れており、多機能な端末です。最新機種である「iPhone X」は過去の機種と比べても大きく性能が向上しています。高級なカメラでもできないような機能が詰まれており、そのことを考えれば「iPhone X」の価格(64GBで112,800円)は高くありません。

たしかに仮にスマホを電話と少しネットサーフィンをする程度でしか使わないのならば最新のiPhoneはオーバースペックで高すぎると思います。もっと安く買えるスマホがたくさんあります。仮にiPhoneのシリーズの中から選ぶにしても例えば「iPhone SE」ならずっと安い値段で買えます。自分の必要な機能に合わせて機種を選ぶことが賢いお金の使い方でしょう。

節約するなら格安SIMや機材の整理

性能を見たときに「iPhone X」や「iPhone 8」、「iPhone 8 Plus」の価格は妥当なものです。しかし、10万円もの額は小さくありませんよね。少しでもお金を節約する方法について考えてみましょう。

スマホの利用料を節約するなら毎月かかる通信料金を小さくすることが重要です。今の時代「格安SIM」という選択があります。MVNOといって、自前の設備を持たず大手キャリアの基地局などを借りて通信サービスを提供しています。大手のキャリアで普通に契約するのと比べると通信が遅くなるデメリットはありますが、通信料金を大きく節約できるメリットがあります。

格安SIMでいうと例えば、「LINEモバイル」、「BIGLOBE」などがあります。「LINEモバイル」はLINE、Twitter、Facebook、Instagramが使い放題になるプランがあります。これらSNSを頻繁に使う人におすすめです。「BIGLOBE」なら全国83,000カ所のWi-fiスポットを無料で使えるようになるプランがあります。カフェやコンビニエンスストア、鉄道主要駅、空港、商業施設などで通信料金を気にせずにインターネットにアクセスできます。

参考:

これら格安SIMを活用すると賢く節約することができます。SIMフリーのiPhoneはアップルで購入しましょう(参考:iPhone – Apple(日本))。個人的にはAppleCare+の加入もおすすめします。

カメラが趣味の人は使っていないカメラやレンズを下取りに出してお金をつくるという方法もあります。私も機材を売却したことがありますが意外とまとまったお金になって嬉しかったです。機材のお得な売り方やおすすめの買取業者については次の記事で解説しています。

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まとめ

iPhone Xはカメラ性能に注目するととても優れています。この性能を考えると10万円以上する価格も決して高くありません。カメラが好きな人は購入を前向きに検討してみても良いのではないでしょうか。

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