神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。 神戸から足をのばして京都まで。新緑や紅葉で有名な「瑠璃光院」まで行ってきました。神戸からの小旅行にちょうどよい素敵な場所でした。道中の列車の移動も楽しくて快適だったのであわせてご紹介します。
新緑や紅葉の名所「瑠璃光院」
写経机に反射する庭園の緑
瑠璃光院でおそらく最も有名なのが書院二階からの展望でしょう。窓から見える庭園の景色。そしてその木々が写経机に反射して室内にまで自然の彩りが広がって見えます。
筆者が訪れたのは4月下旬で、青もみじの新緑が非常に美しかったです。紅葉のシーズンが特に人気で大勢の人で賑わうそうです。新緑のシーズンは予約不要でしたが、近年紅葉の季節は予約制で人数制限を行っているようです。
ゆったりと建物や庭園を見学
映り込みがきれいな写経机のある部屋は人が多く集まるのですが、ほかの場所は人が少なめでゆったりと過ごせました。お茶席が用意されていてそこで抹茶をいただくこともできます。
壬申の乱(672年)で大海人皇子(のちの天武天皇)が背中に矢傷を負って、八瀬の窯(かま)風呂でその傷を癒したとのこと。このような由来もあって、平安貴族や武家たちから「やすらぎ」の里として愛されてきた歴史があるのだとか。「八瀬」という地名は「矢背」とも記されます。
瑠璃光院の場所・営業時間・料金
名称:瑠璃光院(るりこういん)
場所:〒601-1255 京都府京都市左京区上高野東山55(Google Map)
アクセス:
【叡山電鉄】「八瀬比叡山口駅」下車 徒歩5分
【比叡山ケーブル】「八瀬駅」下車 徒歩5分
【京都バス】「八瀬駅前」下車 徒歩7分
参考:アクセス情報|八瀬 瑠璃光院公式サイト
営業情報「瑠璃光院 春の特別拝観 2022年」
拝観期間 : 2022年4月15日(金)~ 6月13日(月)
拝観時間 : 10:00 ~ 17:00(受付終了16:30)
拝観料 : 2,000円
休日 : 特別拝観期間中は休みなく営業
WEB:八瀬 瑠璃光院公式サイト
瑠璃光院までの道のりも楽しい
京阪電車と叡山電車を乗り継ぎ
神戸や大阪方面からアクセスする場合、京阪電車が便利です。わたしはまず梅田まで行ってそこから御堂筋線で「淀屋橋」駅に。そこから京阪電車に乗りました。「淀屋橋」駅始発の列車に乗って終点の「出町柳」駅までゆったりと鉄道の旅を楽しみました。京阪は車両もきれいでちょっと豪華な雰囲気なのでおすすめです。
「淀屋橋」駅から京阪電車に乗る場合、運が良ければ2階建て車両に乗れます。これはダブルデッカーと呼ばれる車両で、通常の乗車券の料金で乗車可能。有料のプレミアムカーとは別物です。ちょっと高めの位置から外の景色を眺めながら旅ができるのでおすすめ。
「出町柳」駅に着いたら、ここからは叡山電車に乗り換えて「出町柳」駅から「八瀬比叡山口」駅(瑠璃光院の最寄駅)を目指します。
出町柳駅でお昼ご飯
わたしは出町柳駅の周辺でまずお昼ご飯をとることにしました。このあたりは飲食店が豊富なのでご飯休憩にちょうど良いと思います。
利用したのは「Dining Cafe SHUKR」(ダイニングカフェシュクル)。駅のすぐ目の前にあるお店です。ロコモコのランチをいただきました。
WEB:Dining Cafe SHUKR ダイニングカフェシュクル
個人的には隣の「名曲喫茶 柳月堂」や「珈琲ゴゴ」、「コーヒーハウス マキ」などのお店も気になりました。「出町柳」駅の近くにはいつか訪れてみたい「旧三井下鴨別邸」もあるので何度か通ってみたいですね。
叡山電車の観光列車「ひえい」
出町柳から瑠璃光院までは叡山電車に乗ります。八瀬・比叡山方面へは観光列車の「ひえい」が運行しています。縦長の丸窓デザインが特徴的な車両です。
瑠璃光院の近くものどかでとても良い雰囲気です。