2024年の神戸ルミナリエについて
期間:2024年1月19日から28日までの10日間
点灯時間:薄暮 〜 21:30
場所:東遊園地(三宮)、旧居留地(元町)、メリケンパーク
一部有料エリアあり(当日1,000円、前売り500円)
WEB:第29回 神戸ルミナリエ 2024 – Feel KOBE 神戸公式観光サイト
コロナ禍を経て4年ぶりの開催となる2024年のルミナリエは従来のルミナリエとは異なる形で開催されます。本記事は過去のルミナリエのイベント概要を紹介していますのでご注意ください。
最新のルミナリエに関する情報については次の記事をご参照ください。
・神戸ルミナリエは1月に開催へ 有料観覧の前売りが開始【第29回ルミナリエ・2024】
・神戸ルミナリエに行ってきたよ!2024年1月28日まで東遊園地やメリケンパークなどで分散展示
神戸ルミナリエ開催期間:2019(令和1)年12月6日(金) ~ 12月15日(日) 10日間
点灯時間:
- 月~木曜日 18:00頃 ~ 21:30
- 金曜日 18:00頃 ~ 22:00
- 土曜日 17:00頃 ~ 22:00
- 日曜日 17:00頃 ~ 21:30
場所:旧外国人居留地および東遊園地(Google Mapで場所を確認する)
神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。ルミナリエの季節は大勢の人が神戸を訪れ賑わいます。毎年異なるデザインなので何度来ても飽きません。イベントを快適に楽しめるよう注意したいポイントなどをまとめました。
ルミナリエとは
神戸ルミナリエは阪神・淡路大震災のあった1995年に始まりました。震災の犠牲者への鎮魂と復興への願いを込めたイルミネーションのイベントです。現在はこういった趣旨に加えて、大震災の記憶を永く後世に伝えていくこと、神戸の街のさらなる発展と魅力発信などの目的もあります。
イルミネーションを楽しむだけでなく、ルミナリエの趣旨もよくふまえてマナーに気をつけて参加しましょう。
参考:「写真映え」求め迷惑行為 神戸ルミナリエで水まき撮影 – 産経ニュース
ルミナリエは毎年新しく作られその年ごとのデザインやカラーで彩られます。2019年の第25回神戸ルミナリエの作品テーマ は「希望の光に導かれて、25年」です。
作者からのメッセージ
25年目となる今年もまた、この神戸は賑わいます。
通りを埋め尽くす人々、空を見つめ、点灯の鐘の音を待つ人々。25年前の記憶と、失った人々の思い出を胸に。
私たちの子供や、次の世代を担う若者に、私たちの物語、そして私たちの夢と希望を伝えるために。
震災から復興したこの神戸を、誇りに思うために。兵庫、日本、そして全世界に向け、神戸ルミナリエの灯火が、今年も点灯します。
この光は皆さん一人ひとりの献身、努力、そして愛の象徴です。このルミナリエの光が、私たちの心に永遠に輝き続け、世界への希望のメッセージとなりますように。ダニエル・モンテベルデ
引用:神戸ルミナリエ
2019年のルミナリエには作品に使用する電球数は約50万個で、LED電球(約42.4万個)、白熱電球(約2.2万個)、 マイクロ電球(約5.2万個)を使用します。
ルミナリエの場所と順路
※こちらの画像は2019年ルミナリエのものです。
画像引用:順路と交通規制 – 神戸ルミナリエ
まずは場所とアクセス方法を確認しましょう。上の画像はクリック・タップすると大きなサイズで表示できます。
ルミナリエの会場は三ノ宮駅から南にある東遊園地周辺です。しかし、アクセスは基本的に隣駅の元町駅(JR/阪神)からです。交通規制がかかり横道から会場へ入ることはできません。順路に従ってマナー良く鑑賞しましょう。
また冬の夜のイベントなので風邪をひかないよう服装にご注意ください。暖かい服装だとより快適にルミナリエを楽しめると思います。
基本は元町駅から徒歩
イルミネーションの場所までは少し歩かなければなりませんが、ルミナリエは基本的に決まったルートを進まなければならず逆行はできません。そのため先ほども説明した通り基本的には元町駅からアクセスすることになります。
旧居留地など神戸のきれいな街並みが順路になっているので、ルミナリエにたどり着くまでの道も楽しめます。
ルミナリエはもちろんだけどそのちょっと前の神戸大丸前のイルミネーションがすごい好き#kobefinder #gopro pic.twitter.com/MjbJLWpvNw
— Aki 神戸ファインダー (@Aki_for_fun) December 6, 2019
大勢の人混みのなか歩くので時間がかかりますが、ルミナリエの正面アーチ(フロントーネ)は感動的な美しさです。
この光のトンネルをくぐるのがルミナリエの醍醐味!🌃#神戸ルミナリエ #GoPro7https://t.co/MJG03Se3Sj pic.twitter.com/zgvTxo7o5U
— Aki 神戸ファインダー (@Aki_for_fun) December 7, 2018
ルミナリエ近くの道路に車を停めることはできません。駐車禁止です。また駐車場もすぐいっぱいになるので、自動車での来場はおすすめしません。
観光バスで来る場合は駐車場の場所を要チェック
観光バスで来る際は、駐車場の場所をしっかり押さえておきましょう。毎年、駐車場の場所がわからなくなり迷子になる人が多数いるそうです。駐車場の名称、位置、電話番号などをメモしたものを持っておくことをおすすめします。
参考:神戸ルミナリエ組織委員会からのお願いおよび観光バス駐車場マップ
参考:神戸市:「神戸ルミナリエ」期間中の市バスの運行について
ホテルに宿泊
遠方から来て日帰りとなると遅い時間になって大変です。せっかくなら宿泊してゆっくりと神戸や近郊の観光を楽しむのも良いかもしれません。宿泊施設はルミナリエ期間は特別プランを用意していることも多いです。
点灯のタイミングを狙うなら時間に注意
イルミネーションが点灯されるタイミングは暗闇の中にパッと明かりが灯って非常に美しいです。そのためその瞬間を見に来る人が大勢います。点灯の瞬間を見たい場合は次のポイントに気をつけましょう。
一つ目のポイントは正確な点灯時間が決まっていないということです。平日なら18時頃、土日なら17時頃です。必ずしもその時刻ジャストに点灯されるわけでなく、混雑状況に応じて早めに点灯されることもあります。なので点灯の瞬間が見たいなら少なくとも30分くらい前には到着することをおすすめします。ちなみに1時間前でも大勢の人がすでにいます。
二つ目のポイント。もし東西にのびるアーチを見ないでいいという人は三宮・東遊園地で点灯を待つのがおすすめです。食べ物や飲み物を販売しているお店が出ているので食事を楽しみながら点灯を待つことができます。
さらに裏技としてアーチの入り口と東遊園地の間で点灯を待つという方法もあります。地図で「神戸ルミナリエ会場」と書かれている場所です。通常はその部分の内側ではなく入り口の前で点灯を待ちます。一方、内側は人があまりいません。こちらで待てば混雑を避けてアーチの下を通ることができます。
わたしが警備の方に尋ねたときは内側で待つことはOKと言ってもらえましたが混雑の状況次第ではそこで待てない可能性もありますのでご注意ください。ある程度ルミナリエに馴染みがある地元の人におすすめです。
動画を撮ってみましたので参考までにご覧ください。
穴場は噴水広場や市役所展望ロビー
混雑する人の中を歩くのは嫌だけど少しルミナリエの雰囲気を楽しみたい。そんな人は三ノ宮駅から歩いて東遊園地の南にある噴水広場へ行くのがおすすめです。
※追記:2018年まであった噴水は2019年現在花時計になっています。
ルミナリエのアーチが連なっている場所に入るには順路に従わなければなりませんが、噴水広場は少し離れていて東側から直接入ることができます。美しいイルミネーション(スパッリエーラ)がありますし、音楽ライブや飲食店の出店も数多くあります。
2019年は花時計の前でイルミネーションのショーが行われています。
また市役所の展望ロビーからルミナリエを眺めることもできます。エレベーターに乗るためには列に並ばなければなりませんが、神戸の夜景を見られるのでおすすめです。
平日の遅い時間がおすすめ
土・日はどうしても大勢の人が集まります。また点灯のタイミングも混雑する時間です。できるだけ人混みを避けるには平日の終了間際の時間帯。イルミネーションは21:30(月〜木・日)もしくは22:00(金・土)までです。
募金にご協力を
神戸ルミナリエは基本的に無料で楽しむことができます。しかし、運営にはお金がかかるので募金で協力しましょう。1995年から2006年までは14日間開催された神戸ルミナリエですが、その後12日間に短縮され、2015年から2019年は10日間の期間となっています。
会場のいたるところに募金箱が用意されています。わたしもわずかながら毎回お金を入れるようにしています。ご協力いただければ来年以降の開催にもつながると思います。
ルミナリエ名物のひとつに「光る募金箱」があります。お金をいれると光るので見かけたらぜひお金を入れてみてください。
ルミナリエ開催概要
公式ウェブサイト:神戸ルミナリエ
開催趣旨:阪神・淡路大震災の犠牲者への鎮魂と大震災の記憶を永く後世に語り継いでいくとともに、まちのさらなる魅力発信と神戸地域への集客を目的に開催する。
2018年のルミナリエに用いられる電球数は約51万個(2017年は約40万個)。全てLED電球です。
2019年のルミナリエは作品に使用する電球数は約50万個で、LED電球(約42.4万個)、白熱電球(約2.2万個)、マイクロ電球(約5.2万個)を使用します。
ルミナリエの期間・場所・アクセスの注意点
開催期間:2019(令和1)年12月6日(金) ~ 12月15日(日) 10日間
開催場所 :旧外国人居留地および東遊園地(Google Mapで場所を確認する)
点灯時間:
- 月~木曜日 18:00頃 ~ 21:30
- 金曜日 18:00頃 ~ 22:00
- 土曜日 17:00頃 ~ 22:00
- 日曜日 17:00頃 ~ 21:30
※混雑状況により点灯時間を繰り上げることがあります。特に、土・日においては薄暮時に点灯する可能性があります。
※荒天の場合は、点灯を見合わせることがあります。
多少の雨なら普通に観覧できます。2017年のルミナリエ初日は雨でした。
【土・日曜日の来場について】
土・日曜日は大変混雑します。列に並んでから作品をご覧になれるまで大変時間がかかる可能性があります。できれば平日のほうがおすすめです。
【交通について】
周辺道路は大変混雑します。来場の際は、公共交通機関をご利用ください。
会場: 旧外国人居留地及び東遊園地
主催: 神戸ルミナリエ組織委員会
(主催団体)
兵庫県/神戸市/神戸商工会議所/(公社)ひょうごツーリズム協会/
(一財)神戸国際観光コンベンション協会/Feel KOBE観光推進協議会
ルミナリエのテーマ
神戸ルミナリエは毎年異なる作品テーマで、新しいデザインのイルミネーションになります。
歴代ルミナリエのテーマ
- 2019年:希望の光に導かれて、25年
- 2018年:共に創ろう、新しい幸せの光を
- 2017年:未来への眼差し(Guardando al futuro)
- 2016年:光の叙情詩(Ode della luce)
- 2015年:心の中の神戸
- 2014年:神戸 夢と光
- 2013年:光の記憶
- 2012年:光の絆
- 2011年:希望の光
- 2010年:光の心情
- 2009年:光の抱擁
- 2008年:光のインフィニート
- 2007年:光の紀元
- 2006年:空の魅惑
- 2005年:光の第二章
- 2004年:神戸、光の都
- 2003年:光の地平線
- 2002年:光のぬくもり
- 2001年:光の願い
- 2000年:光の永遠(インフィニティー)
- 1999年:“Pure”(ピュア)な光の下で
- 1998年:光の星空
- 1997年:大地の星たちに捧げる
- 1996年:讃歌-輝けるときを求めて
- 1995年:夢と光
阪神淡路大震災の被災者を偲ぶ
ルミナリエは阪神淡路大震災の起こった1995年から始まり、2019年で25回目。震災で亡くなった人の鎮魂・追悼と被災地の復興・発展の願いを込められたイベントです。被災者へ思いをはせ、震災を通じて得た教訓を語り継ぐひとつのきっかけにできると良いですね。
参考ウェブサイト:
2021年神戸ルミナリエは代替行事「まちなかロソーネ」に
歴代ルミナリエのロソーネ(アーケードの最後を飾っていた"バラ窓")が神戸市内各所に分散展示されています。パネル展示で1995年からの歴史と作品を振り返ることができます。12月12日まで。https://t.co/6eYRVbXtGU#ロソーネまちなかミュージアム#ルミナリエ代替行事#ルミナリエ2021#kobefinder pic.twitter.com/hbbZf30GrE
— Aki 神戸ファインダー (@Aki_for_fun) December 5, 2021
かつてのルミナリエのときのような賑わいや華やかさには欠けるかもしれないけれど、夕暮れのなか昔の神戸に思いをはせてみたり、いまの景色をカメラで記録して歩く穏やかな時間もわるくないな、なんて思ったり。#kobefinder pic.twitter.com/7W7A6ctidL
— Aki 神戸ファインダー (@Aki_for_fun) December 5, 2021
画像:まちなかロソーネ展示マップ