神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。 結婚式を挙げるに際して前撮りをしました。自分たちで工夫をして、節約をしながらふたりの記念写真を記録することができました。神戸のおすすめ撮影スポットや前撮り節約のコツ、撮影アイデアをお伝えします。
前撮りに必要なもの
前撮りに必要なものや準備は主に以下のものがあります。
- 衣装(着替える場所)
- メイク
- 撮影ロケーション
- カメラマン
前撮りをするために必要な要素は主に四つです。ひとつは衣装。私服で普段の雰囲気で撮ってもらってもよいですが、せっかくの機会なのでドレスやスーツなどでお洒落する人が多いです。二つ目はメイクやヘアアレンジなどの美容。第三に撮影する場所も大切です。場合によっては撮影許可も必要になります。そしてもちろん撮影を担当するカメラマンを確保しなければなりません。
よくある「前撮りサービス」はこの四つの要素がすべてセットになっていることが多いです。単なるカメラマンの手配にとどまらず、ドレスのレンタルからメイクアップ、着替えの場所やロケーションへの交通手段の確保などをサポートしてくれます。ある程度の料金はかかりますが、快適に品質の高い写真を撮りたいのであれば、撮影会社に前撮りを依頼することをおすすめします。
工夫して節約したわたしたちの前撮りについて
わたしたちの場合はよくある「前撮りサービス」は利用しませんでした。どのように撮影を行ったかはこれから解説しますが、まず参考までにどのような写真が撮れたのかをお見せします(妻の顔は隠しています)。
いかがでしょうか。ふつう前撮りを業者に依頼するとこのような写真を撮るのに数万円~、場合によっては20万円以上の費用がかかります。例えばオリエンタルホテル神戸で前撮りを依頼すると「洋装プラン」で221,000円です。ですが、わたしたちの場合は実はほとんどお金がかかっていません。どのように工夫したのかについて解説します。
衣装 ドレス・スーツ
まず衣装について。ドレスやスーツは撮影用にネット通販で購入しました。これが合計で2万5千円ほどです。撮影がおわった後にメルカリで売却したので実質的な負担額はより少なく済みました。男性用の蝶ネクタイやシャツ、靴などは結婚式用に用意したものを使っています。それらもメルカリで安く購入したのでかなり格安です。
ドレスは8千円台とは思えないきれいな衣装で大正解でした。ほかにもカラーがあります。
スリーピーススーツも1万6千円とリーズナブルですがとてもお洒落です。ショップの方の対応がすごく良くてサイズの相談に親身にのってくれたほか、購入後にジャケットのサイズ交換を依頼したときも無償で対応してくれてありがたかったです(送料のみ負担)。中国からの発送なので、注文からお届けやサイズ交換にはしばらく時間がかかります。
メイク・ヘアアレンジ
メイクについては結婚式のヘアメイクリハーサルを利用させてもらいました。結婚式の事前準備として、式場のオリエンタルホテルにて資生堂さんにメイクとヘアアレンジをしてもらいました。これは本番のときにきちんと新婦の好みのメイクを円滑にしてもらうためのリハーサルですが、リハーサルで仕上げてもらったメイクやヘアアレンジの状態で、そのまま前撮りに行きました。このようにメイクリハーサルと前撮りを同じ日にすることでメイク費用を節約することができます。
ヘアアクセサリは上記の4点セット×2、ピアスは下記のものです。
ピアスは普段も使いたいくらいかわいいよ
撮影場所
さらに撮影地としては、わたしたちが結婚式を挙げる「オリエンタルホテル神戸」とその周辺の「旧居留地」エリアを利用させてもらいました。ホテルには事前に連絡してホテル内での撮影の許可をもらいました。ホテルは 1階や 17階がとても写真映えするスポットなので快く撮影の協力をいただけて大変ありがたかったです。神戸の旧居留地エリアはとてもお洒落で前撮りの定番スポットです。
参考:旧居留地を散策!名建築・カフェおすすめスポットまとめ
実はこの日は結婚式の打ち合わせとホテルの宿泊がある日でした。オリエンタルホテル神戸の場合、プランナーさんとの打ち合わせ全3回をすべて平日に行うと、特典としてホテルへの宿泊をプレゼントしてもらえます。なのでこの日は打ち合わせとヘアメイクリハーサルを行った後、ホテルにチェックイン。宿泊する部屋で着替えを行ってから撮影に出かけました。自分たちで衣装を用意する場合、着替えをどうするかがひとつの問題なのですが、このように宿泊特典とうまくスケジュールを合わせることで解決しました。
打ち合わせやメイクリハーサルで忙しくてご飯を食べる時間がなかったので、撮影に出かける直前にホテルの部屋でご飯を食べました。大変だけど充実した一日でした。
カメラマン
撮影を担当するカメラマンは妻のお姉さんに依頼しました。お姉さんは撮影が上手でよくわたしたち二人の写真を撮ってもらっていました。この日も素敵な写真をたくさん撮ってくれました。
この写真はふたりがお人形さんみたいでお気に入りです!
わたしたちの場合は運よく身近に写真が得意な人がいましたが、そう都合よく身のまわりに頼れる人はいないかもしれません。ですが衣装やメイクなどを自分たちで支度できれば、プロのカメラマンに依頼するだけの費用はそこまで高くありません。さまざまなフォトグラファーが出張撮影を受注しているので自分たちの気に入った作風のフォトグラファーを探してみることをおすすめします。
ちなみにわたしたちの結婚式の本番当日の撮影を依頼したプロカメラマン加藤武さんは素晴らしい撮影技術で、コミュニケーションも楽しくとりながら過ごしてくれるので推薦します。
参考:加藤武(@kato_takeshi_photography) – Instagram
もしプロではなく、カメラが得意なご友人や知人に依頼する場合は、いくつか注意したほうがいいことがあります。まず過度な期待やプレッシャーをかけるのはやめましょう。カメラが趣味でも前撮りのような撮影の経験があるとは限りません。経験がないとカメラの扱いが上手くてもなかなか良い写真は撮れません。また自分たちの好みの雰囲気の写真に仕上げてもらえるかも分かりません。良い写真が撮りたいのであれば基本的にはプロに依頼するのが一番です。
それでも友人・知人に依頼するのであれば、できるだけ丁寧な準備をしましょう。インスタグラムなどで前撮りの参考写真を探して、撮影する場所やポーズをどうするか検討しておくと良いです。プロならカメラマンがリードしてくれますが、アマチュアにそれを期待してはいけないと思います。どういう写真を撮りたいか事前に考えておいて、それをカメラマンの人に丁寧に伝えれば自分たちが撮ってほしい写真にすこしでも近づけることができます。
またカメラマンを依頼せずに自分たちで三脚にカメラを載せて自撮りする方法もあります。タイマーやリモートシャッターを利用すれば撮影は手軽にできます。しかし、構図を決めて撮影にとりかかるまで時間がかかります。自然体で撮るのも難しいです。なにかと苦労が多いので誰かに撮ってもらえるならそのほうが良いと思います。
前撮り・ウエディングフォトでおすすめのポーズ・構図
ドレスアップした前撮り以外にも、わたしたちは二人の写真をたくさんの撮ってもらっています。公園などで撮ってもらいました。いろいろと撮影を経験してみて、ウエディングフォトの楽しさもわかってきました。カメラマンや被写体のひとに参考になるように、ウエディングフォトのおすすめのポーズや構図を紹介します。
正面から撮る
まずはふつうはカメラにまっすぐ向き合って撮る写真です。シンプルだからこそ印象に残る良い構図になります。
カップルで撮るなら手を握ったり、できるだけ近くに寄りそうと仲睦まじい雰囲気になります。あまり遠慮すると写真で見たときに距離感が出てしまうので撮られる側は大胆に近づく気持ちで並ぶと良いと思います。
頬を寄せ合うくらい近づいても良いかもしれません。女性が男性の方に頭をのせるように寄り添うのもおすすめです。
見つめあう
体は正面に向けたままで、顔は見つめあうというパターンもアリです。
座る
立ってポーズをとるのが一般的ですが、たまに座って撮るとバリエーションが増えて良いです。
向き合う・背中合わせに立つ
正面だけでなくふたりで向き合ったり、逆に背中合わせになってみてください。特に背中合わせは新鮮な印象になって楽しいと思います。
花束を持つ
撮影に何かしら小物をつかうのもおすすめです。ウエディングフォトならやはり花束がぴったりです。
撮影も花束の用意もぜんぶお義姉さんがやってくれてただただ感謝です。
結婚式本番でもブーケがあることでいっそう華やかになります。せっかく前撮りをするのであれば、ぜひ花束を用意することをおすすめします。生花も素敵ですし、ドライフラワーなら長持ちするので撮影では使い勝手が良いです。
しゃべる
ふたりで話しているところを撮ってもらうと、仲睦まじい印象になります。手振りもつけると写真に動きが出て良いと思います。
歩く
個人的に大好きなのが歩いている様子を撮ってもらう写真です。立ち止まっているより自然体になりやすくてリラックスした雰囲気になります。
横断歩道を渡っているところや、撮影の合間の移動中のオフショットも好きです。
ひとりは背中を向ける
必ずしもふたりがどちらも同じ方向を見る必要はありません。あえてひとりだけ背中を向けるような構図もおすすめです。
ダンス
ダンスの振付けのような動きも楽しいです。バリエーションを増やしたいときにおすすめ。
みなさんも前撮り・ウエディングフォトをぜひ楽しんでください!あまり撮られ慣れてないと緊張してしまうかもしれませんが、とても良い経験になります。日ごろからおしゃれしようと気持ちになって生活にハリも出てくるのでおすすめです。