神戸の都心にありながら意外と知られていない穴場観光スポットの「相楽園」をご紹介します。季節によって様々な姿を見せてくれる日本庭園です。しかも日本の伝統的な建築と庭園のなかにはドラマの撮影にも用いられる立派な洋館まで。相楽園の魅力をお伝えします!
神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。私が年間パスを買って、近くに行けば必ず寄っている場所の相楽園をご紹介します。
相楽園の魅力
日本庭園で四季折々の自然美を楽しめる
相楽園(そうらくえん・神戸市中央区)は神戸の都市公園で唯一の日本庭園です。JRや阪神の元町駅から北へ足をのばした兵庫県庁近くに位置します。元町駅の南側は商店街や南京町などの繁華街で賑わっていますが、こちらは一転して静かな空間が広がっています。飛石や石橋、池や滝などがあり、こういった造形は「深山幽谷(しんざんゆうこく)の美」と表現されるようです。
正門をくぐった先には立派な蘇鉄園が広がります。また春にはツツジの花、秋の紅葉なども見事で注目です。庭園のなかには美しく保存されている船屋形、茶室浣心亭などの建築がありいずれも見所です。
船屋形
つつじ遊山(4月下旬〜5月上旬)
菊花展(10月下旬~11月下旬)
秋の紅葉(11月)
夜間ライトアップなど多彩なイベント
相楽園では年間を通して音楽ライブや、お茶会、園芸品や和菓子の販売など様々な催し物が行われています。
特別に行われる夜間の庭園開放も注目です。夏に行われている「庭のあかり」ではロウソクを灯したイルミネーションが施されます。
庭のあかり
音楽や踊りのステージもあり、楽しく幻想的な夜を過ごすことができます。
2021年3月には「神戸カルチャーナイト」というイベントでライトアップが施されました。
ロケ地にも選ばれる名物異人館「旧ハッサム住宅」
園内には神戸らしい洋風の旧小寺厩舎(写真右奥)や旧ハッサム住宅(写真左手前)があります。
和と洋が融合して神戸らしいハイカラな装いです。
旧ハッサム住宅は神戸に数ある異人館のひとつ。こちらの旧ハッサム住宅は期間限定で内部が公開されています。NHK朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」のロケ地としても使われました。
相楽園の営業情報
開園時間・休園日
開園時間:9:00-17:00(入園は16:30まで)
休園日:木曜(祝日の場合は開園、翌日休園)、12月29日~1月3日
入園料金
入園料:大人(15歳以上)300円、小人150円、のびのびパスポート提示で無料
年間フリーパス 3園共通(相楽園、森林植物園、離宮公園)・大人900円小人450円
場所とアクセス
場所:兵庫県神戸市中央区中山手通5丁目3-1
アクセス:
神戸市営地下鉄西神・山手線 県庁前駅 徒歩5分
神戸高速鉄道東西線 花隈駅 徒歩15分
阪神本線 元町駅 徒歩10分 | JR神戸線 元町駅 徒歩10分
神戸市営バス7系統 諏訪山公園下 下車 徒歩10分
公式ウェブサイト:相楽園(そうらくえん)- 神戸市中央区 都市公園・日本庭園