神戸の発展のカギを握るトンネル「湊川隧道」がかっこいい【毎月第3土曜日一般公開】

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湊川隧道(みなとがわずいどう)というトンネルをご存知でしょうか。明治から歴史のある河川トンネルです。いまは月一回だけ一般向けに公開されていて見学可能。非常にフォトジェニックな場所として人気があります。またミニコンサートも開催されていて、その景観と音響の良さが好評を博しています。
湊川隧道
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湊川隧道の歴史と今

湊川隧道(みなとがわずいどう)は神戸市・兵庫区にある旧河川トンネルです。かつて水害が絶えなかったという湊川。災害を防ぐために川をせき止めて、新しくこのトンネルへと水を通したそうです。近代土木技術の粋をこらし、1901年に日本で初めての河川トンネルとして竣工されました。

その後阪神淡路大震災などを経て2000年に河川トンネルとしての役目を終えます。現在はボランティアの方々の手によって保存され、月一回第3土曜日に無料公開されています。

湊川隧道 入口

2017年2月にNHKの人気テレビ番組「ブラタモリ神戸編」でタモリさんが湊川隧道を訪れていました。番組で知りましたが、このトンネルができる前は、湊川が神戸港と兵庫港の境となっていたそうです。湊川が改修されたことでふたつの大きな港町がつながり現在の神戸の街へと発展していきました。

参考:ブラタモリ神戸編放送!ブラリした神戸のロケ地はどこ? | Akiの神戸ファインダー

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毎月第3土曜日の一般公開

湊川隧道は月一回第3土曜日に無料公開されています。

湊川隧道パネル展示

入口すぐは展示スペース。湊川隧道の歴史や写真の展示がされています。

湊川隧道展示

熱心に展示を見る大人と構わず遊ぶ子どもたち。

湊川隧道

大勢の人が訪れています。

湊川隧道のトンネル内部

外気と比べて数度気温が低くてひんやりとしています。とても雰囲気のある場所でした。これはたしかに保存する価値ある建造美ですね。

湊川隧道
湊川隧道 レンガの壁

ミニコンサートを開催

湊川隧道ミニコンサート

月一回、一般公開されている湊川隧道では、公開と同時にミニコンサートを開催しています。

湊川隧道ミニコンサート

トンネルの構造のおかげでコンサートホールとしてもうまく機能しています。

コンサートの座席の横は通路がせまく傾いているので、歩きやすい靴で転ばないようお気を付けください。また水が滴り落ちている箇所もあるのでカメラを持っていく人はぬらさないよう注意してください。

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湊川隧道の場所とアクセス

住所:兵庫県神戸市兵庫区湊川町9丁目3−1

神戸電鉄「湊川駅」より徒歩10分。地下鉄「湊川公園駅」より徒歩12分。

第3土曜日に一般公開されています。毎月第3土曜日の13時~15時を一般公開とし、楽器演奏、コーラス、民謡などのミニコンサートを開催しています。

WEB:湊川隧道公式WEBサイト 悠久の時を経て、現代に残る神戸の近代化産業遺産

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年一回のトンネル通り抜け

「土木の日」隧道通り抜け
日時:2018年11月11日(日)

土木の日のイベントとして「新湊川ウォーク~湊川隧道通り抜け~」を開催します。
普段立ち入ることが出来ない隧道内部の通り抜けができます。レンガ造りの「湊川隧道」、近代的な「新湊川トンネル」、せせらぎや水草が生育している「新湊川」それぞれの表情を観察できます。

動画

湊川隧道公式WEBサイト 悠久の時を経て、現代に残る神戸の近代化産業遺産

以上、湊川隧道のご紹介でした。ぜひ一度は行ってみてください!

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