大変だけど楽しい!結婚式までの準備すべてをレポートするよ【オリエンタルホテル神戸】

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2023年10月オリエンタルホテル神戸にて結婚式を挙げました。挙式までにはたくさんの出来事や準備がありました。結婚式を挙げるカップルの方々が参考になるように私たちの結婚準備についてブログで紹介します。結婚式場の見学から式の本番までおおむね時系列順の解説です。ボリュームいっぱいの記事なので参考にされる方はブックマーク推奨です。

Aki
Aki

約5か月におよぶ結婚式の準備の過程をおさらいします。

ぽん(妻)
ぽん(妻)

いつの間にか結婚式にだいぶ詳しくなりました!

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結婚式を挙げようと決意

一番最初は「結婚式を挙げるかどうか考える」ところから始まりました。最初はあまり結婚式に良いイメージがなくて、式は挙げなくてもいいかもと考えていました。スタートはネガティブでしたが、ゼクシィを買ってきて読んだり、ネットで情報を集めたり、ブライダルフェアに参加して、結婚式を挙げたいと思うようになりました。式場を決めるまでの流れについては以前の記事に詳しく書いたのでそちらをご覧ください。

参考:わたしたちがオリエンタルホテル神戸で結婚式を挙げることに決めた理由

わたしたちが結婚式場と契約したのは、結婚式の本番のおよそ5か月前です。人によっては1年以上前には式場の日取りを決める人がいるそうなので、どちらかというとわたしたちは、式まで近いタイミングでの契約だったと思います。

早めに契約するメリットは、スケジュールの都合をつけやすいということです。あまり直前のタイミングだと契約したくても式場の日程が空いていなくて、自分たちの希望する日取りで式を挙げられません。一方で遅めに契約すると、残っている日程は不人気のものなので、数が少ないかわりに割安で契約できる傾向にあります。

とはいえ結婚式のほとんどの準備は3か月もあれば大丈夫です。わたしたちも式場との本格的な打ち合わせが始まったのは式の3か月前からでした。時間をかけて準備したい人でも半年あれば十分だと思います。

早めにできる準備としては、招待するゲストの選定や、前撮り、ドレスの試着などがあります。わたしたちが式場の契約の次にした結婚式の準備はドレスの試着で、それが式のおよそ4か月前でした。

親への結婚の挨拶

ブライダルフェアで式場の契約をしたあとは、それぞれの家族のもとへ結婚の挨拶に伺いました。結婚をしたいので認めてもらいたいこと、そして結婚式を行うつもりであることを伝えました。そもそも結婚の挨拶に行く前から結婚式場の契約をしてもいいものか迷ったのですが、これはよくある一般的な流れだそうです。また、私たちはすでに同棲を始めていて、同棲を始める前にもお互いの実家へ挨拶に行っていました。

以前から彼女のご家族とは何度も会っていましたが、改めて結婚の挨拶に伺うのはかなり緊張しました。優しいご家族なので結婚の挨拶であることを察してわたしが緊張しないように配慮してくれました。和やかな雰囲気のなかで自分たちの結婚を快諾いただけてとても嬉しかったです。

彼女がうちの実家に挨拶に来てくれたときは、どうしてわたしと結婚したいと思ったのかについて両親にとても丁寧に話してくれました。彼女がうちの親と話しているところを聞いてわたしは照れてしまいましたが、嬉しく幸せな気持ちでいっぱいでした。

花束をもったカップルフォトを撮ってもらった
結婚の挨拶に行った日に彼女のお姉さんが花束を用意して写真を撮ってくれました。
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ワークショップ「最高の結婚式のつくりかた」

式場を契約してから1か月ほど経ったころ(結婚式まであと約4か月)に、「最高の結婚式のつくりかた」というオリエンタルホテル神戸が開催しているワークショップに参加しました。オンライン参加もできるとのことでしたが、せっかくならホテルに行きたかったので現地参加にしました。ホテルに着くと、スクリーンが使える広々としてきれいな会場に通されました。ほかのカップルも複数組参加していてみんな仲良さそうで幸せそうでした。

このイベントは、結婚式そのものの準備というより、カップルでお互いのことをよく知ったり、結婚式の具体的なイメージを考えるための準備運動のようなものでした。ホテルのスタッフさん(おそらくウエディングプランナーさん)がスクリーンに資料を映しながら、結婚式に向けての準備の流れを説明してくれたり、私たちが手を動かしながら理想の夫婦像や結婚式の目的について考える時間もありました。

ワークショップのなかで「パートナーの魅力を伝えよう」という項目がありました。ここで「普段あまり伝えてないけれど実はあなたはこういう一面ありますよ」と伝える練習が面白くて記憶に残っています。例えばわたしの妻はすごく優しくて思いやりのある人なのですが、実は知的で頼りがいがあって活動的なところがある、というのを具体的なエピソードを交えながら話したところ、驚きながら喜んでくれました。「実は」を伝えることや、言葉だけじゃなく表情や目線、手振りも意識しながら相手に伝えることの大切さを身をもって知ることができて有意義でした。

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ドレスやタキシードはトリートドレッシング

準備の楽しさのひとつに衣装決めがありました。式のときに着るウエディングドレスとタキシードの選定です。オリエンタルホテル神戸の場合は、提携のドレスショップである「ザ・トリート・ドレッシング」を利用することになります。

トリートドレッシング 神戸メリケンビル
トリートドレッシングがある神戸メリケンビル。建物の外観から美しい。

トリートドレッシングでの試着・打ち合わせは複数回にわたって行っていて、結婚式の約4か月前からスタートしています。新婦のドレス選びや、新郎のタキシード選びなどを行いました。衣装を選んだ後も、小物合わせやドレスの歩き方の練習など、結婚式の直前まで何度も足を運びました。

ドレスがきれいなのはもちろん、ファッションのプロフェッショナルの方々にコーディネートしてもらえる経験がとても貴重で価値のあるものでした。結婚式の準備をしているとこういった一流のおもてなしをしてもらえる機会が多くありました。ここまでのレベルのサービスを受ける機会はなかなかないので本当に良い体験でした。

ぽん(妻)
ぽん(妻)

こんなに素敵なドレスショップに通うことができるなんて嬉しくて幸せで胸がいっぱい

トリートドレッシングでの衣装合わせについては、別記事により詳しくまとめています。
参考:結婚式のウエディングドレスはトリートドレッシング神戸店で決めました!試着から本番までの体験記
参考:新郎のタキシードと理想のヘアスタイリングを求めて【トリートドレッシング・床屋にもう】

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結婚指輪をつくる

結婚指輪を準備することにしました。指輪は注文してから仕上がりまで1か月以上かかることが多いです。また仕上がり後にサイズ直しの補正をする可能性があるので、式までに余裕をもって作れるように段取りしたほうが良いですね。

指輪のお店巡りはできるだけまとめて行くことをおすすめします。たくさんのお店で試着をしていると、だんだんと最初のほうのお店や指輪の記憶が薄れていってしまいます。休みの日などに複数のお店を一気に巡ったほうが指輪を選びやすいと思います。

ラザールダイヤモンドの結婚指輪 ハンプトン
わたしたちの結婚指輪

結婚指輪選びはとても楽しかったです。ジュエリーを買ったことはなかったので、新鮮な体験でしたし、いろいろと調べてみると奥が深くて面白かったです。

Aki
Aki

最初は指輪の良し悪しなんてまったく分からなかったけど、お店に通ううちに楽しくなってとても素敵な買い物ができました。

結婚指輪については別記事により詳しく書いています。
参考:ラザールダイヤモンド 神戸・居留地店で結婚指輪を買いました!

また指輪をつくるまえに大丸のブライダルサークルに入会しました。結婚指輪を優待価格で購入できました。
参考:結婚するなら大丸・松坂屋のブライダルサークルが便利でお得!ジュエリーやギフトの優待あり

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とても大事な「アイテムフェア」

結婚式まであと3か月くらいのタイミングでオリエンタルホテル神戸が主催する「アイテムフェア」に参加しました。任意参加のイベントと聞いていたのであまり重要ではないと思っていたのですが、参加してみると非常に大切なイベントでした。

フラワーコーディネート、食事、撮影会社、エステ・美容サロン、引き出物などの展示があります。ちょっとした見本市みたいなもので、結婚式のさまざまなオプションを検討するために役立つイベントです。オリエンタルホテルの 4、5、6階 をつかって開催。チャペルや披露宴場を会場にした大がかりなイベントです。

アイテムフェアには結婚式や披露宴にかかわるさまざまな事業者がやってきて商品やサービスの展示、説明をしてくれます。お花を手掛けるフローリストや、撮影してくれるカメラマンと直接話をできる貴重な機会です。結婚式は決めなければいけないことが多くて大変でしたが、アイテムフェアのおかげで初めて具体的に考えられるようになりました。

装花・フローリストは五十嵐さんに

結婚式で会場の装花やブーケを担当してもらうお店を選ぶのですが、それまでわたしたちは特にお花をどうこうしたいという具体的なイメージがまったくありませんでした。アイテムフェアで実際に展示を見てみると、自分たちの好みとそうでないものがあるのが分かりました。スタッフさんの対応も様々で信頼できそうなひともいれば、正直頼りにならないと感じる人もいました。

オリエンタルホテル神戸 提携の装花会社

アイテムフェアの情報を参考にして、お花は 五十嵐規高さんにお願いすることに決めました。お花の展示が素敵だったことや、スタッフさんの説明がしっかりしていたこと、予算規模が小さくても対応してもらえることが選んだ理由です。

写真撮影は AOULEE さんに

撮影会社の人と直接話ができたのもとても良かったです。ブライダルプランナーさんからも撮影のオプションについて聞いていたものの、撮影会社の人に話を聞くと思ったよりプランが多様であることがわかりました。オリエンタルホテルでは複数の撮影会社が提携していてそれぞれ独自のプランや料金体系があります。

オリエンタルホテル神戸 提携のウェディングフォト会社

それぞれの業者によって、撮影の内容やアルバムの種類にもかなり差があることに気づきました。例えば、基本的には写真撮影はアルバムの発注がセットになったプランがほとんどなのですが、撮影会社によってはデータ納品のみのプランもあったので費用を抑えたい人に良さそうだと思いました。

オプションも様々で、アルバムの種類を選べるほか、追加料金を支払うことで肌をきれいに編集してもらうことができる会社もあります。だいたいどの撮影会社も指名制度があって、オプション料金を払うことで自分の好きなフォトグラファーさんを指名することができます。人によって写真の雰囲気がちがうので、インスタグラムなどを参考に選ぶと良いです。

私たちはこのフェアを参考にして、AOULEE(アオリー)という撮影会社を選びました。オリエンタルホテル神戸では提携を始めたばかりの撮影会社さんでしたが、明らかにほかより品質が高くて惚れ込みました。

わたしはカメラが好きで自分でもよく写真を撮ったり、印刷して飾ったりアルバムを作ったりしていたので、撮影会社を選ぶのはかなり真剣になってしまいました。どこに依頼するかを選ぶのはとても迷いましたがそれも含めて良い体験でした。自分の気に入る撮影会社さん、フォトグラファーさんに出会うことができてよかったです。

料飲や引き出物の展示も豊富

アイテムフェアでは、食事や飲み物、引菓子の試食もたくさんできました。想像以上にたくさん飲み食いしたのでお腹が膨れます。これもとても参考になりました。

引き出物の試食 オリエンタルホテル神戸 ドライベリーウィッチ アイテムフェアにて
引き出物のお菓子の試食。写真中央の細長い「ドライベリーウィッチ」がとてもおいしかったです。また食べたい。

美容・衣装の展示

そのほか美容サロンや新郎のタキシードの紹介もあって為になりました。わたしは眉カット(アイブロー)の体験をさせてもらいました。眉を整えるだけで印象がだいぶ変わります。新郎本人よりも新婦が喜ぶケースが多いみたいで、わたしのときも妻がニコニコでした。

アイテムフェアではきれいにお花で装飾された場所で記念撮影させてもらったり、ブーケと一緒に写真を撮ったりできるので、そのつもりでおしゃれして行くと良いかもしれません。

参加特典もあり

アイテムフェアで各ブースを訪れると様々な特典をプレゼントしてもらえます。割引になったり、オプションのサービスをしてもらえるなど嬉しい特典が多いので、オリエンタルホテルで式を挙げるなら絶対にアイテムフェアに参加することをおすすめします。

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ウェブサイトやSNSで同じ式場の口コミをチェック

結婚式の参考にするためにさまざまな結婚情報ウェブサイトを読みあさりました。特にわたしたちと同じ会場で実際に結婚式を挙げた人の口コミが読んでいてとてもおもしろかったです。予算も具体的に記載されているので、リアルなイメージがつかみやすく、自分たちの式にも反映できるアイデアが豊富です。同じ会場でも人によって結婚式の内容も予算もぜんぜん違うので「こんな式もできるんだ」という発見があります。

アイテムフェア参加後やプランナーさんとの打ち合わせが始まる頃になると、結婚式の具体的なイメージや、費用の相場観がつかめてくるので、ほかの人の口コミを理解する解像度が上がります。初めはあまりよく分からなかった費用明細もより詳しく理解できて参考になります。予算について見ていると、多くの人が最初の見積もりより値上がりしていることが多いようです。オリエンタルホテル神戸の場合は、食事や装花に予算をかけてグレードアップしている人がたくさんいました。

結婚式の費用や節約のコツについては別記事でかなり詳しく解説したので気になる方はそちらもぜひご覧ください。
参考:わたしたちの結婚式費用は〇〇〇万円!費用内訳と節約のコツを公開【オリエンタルホテル神戸】

情報サイトによってメディアの編集方針やユーザー層が違うのか、口コミの評価や感想の雰囲気が異なっていておもしろいです。

インスタグラムもとても参考になりました。実際に結婚式を挙げた花嫁さんや、これから結婚式を挙げる人がウエディング用のアカウントを作って情報発信したり、相談しあっているようです。わたしもオリエンタルホテル神戸で結婚式を挙げる人たちのアカウントをフォローして参考にさせてもらいました。
また結婚式場や装花を手がけるフローリスト、撮影を行うフォトグラファーなどのアカウントもあるので、結婚の準備をする上で具体的なイメージ写真が参考になります。

参考にしたタグの例:#OHK花嫁 #神戸ウェディング #結婚式レポ #プレ花嫁 #卒花嫁 #花嫁DIY #結婚準備

YouTube も良いかもしれません。式の様子を伝える動画がたくさんアップされていますし、実際にかかった費用について詳しく解説してくれている動画もあります。
また YouTube はカップルで動画に出演しているものがあるので、新郎側の声も聞くことができて個人的にはすごく貴重な情報や意見が豊富でした。世の中にある結婚式に関する情報は花嫁さん向けの情報だったり、花嫁さんの立場からの情報です。新郎側の立場からの情報は希少です。
このブログも新郎のわたし目線の情報を主としつつ新婦の妻の声も取り入れながら書いています。すこしでも読者の皆様の役に立てば幸いです。

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第1回打ち合わせ

結婚式まであと約3か月という時期に、ついにオリエンタルホテル神戸にて結婚式の第1回打ち合わせを行いました。この日が担当となるプランナーさんと初めて対面する日です。それまではメールや電話でしかやりとりがありませんでしたが、実際に会ってみると丁寧な仕事ぶりの人でとても安心しました。
ちなみにわたしたちのように、最初にブライダルフェアで担当してくれたプランナーさんと実際の担当プランナーさんが別の方になるのはよくあるパターンだそうです。引継ぎはきちんとされていて、私たちの挙げたい結婚式についての要望をよく理解してくれていました。

打ち合わせは事前にウェブで入力した打ち合わせノートに則って進行しました。最初のほうはそもそも私たちがどういうカップルで、どうして結婚式を挙げたいのか、どんな結婚式にしたいのかを聞かれました。これまでも「ブライダルフェア」や「最高の結婚式の作り方」などで似たような話をしてきたので、比較的スムーズに話せた気がします。照れくさいところもありましたが、これからお世話になるプランナーさんとの初めての打ち合わせということもあって大事な時間だったと思います。

この日の打ち合わせで特に印象的だったのは平日に式を挙げることのメリットの大きさ。例えば平日だと挙式に 1時間 場所を使えるのに対して、土日祝だと 45分 のみ。式典そのものは 20分 くらいなので残りの時間を記念撮影などに使えます。また平日限定の特典として、当日の前撮りもしてもらえます。神戸・居留地のロケーション撮影のほか、レセプションのあるホテル17階、教会のある4階などが撮影場所として使えて、このうち2か所で30分ほど撮影ができるとの話でした。

打ち合わせでは、予算の不安点を解消できたのも良かったです。最初の見積もりでは「司会進行」に 7万円、「音響オペレーター」に 8.2万円 の見積もりがありました。私たちの披露宴は家族との食事会のようなものなので、司会なし、特別なBGMなし、プロジェクターもなしにすることでこれらの費用をまるまるカットできることになりました。15.2万円 の節約ができることがわかって安心しました。結婚式の準備が具体的に進んで、不明だったところがより明確になる良い打ち合わせでした。

この打ち合わせの日に、たくさんの結婚式関連資料をグーグルドライブで共有してもらいました。 この資料がかなり豊富かつ具体的で結婚式の準備に必要な情報がたくさん載っていました。料理のコースやウエディングケーキなどの種類、それぞれの費用も書いてあって、結婚式について具体的にイメージできるようになりました。打ち合わせ後にカフェで打ち合わせ内容を振り返ったり、資料を見ていろいろと相談したのが楽しかったです。

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親族顔合わせ

結婚式の第1回打ち合わせが終わったころに、親族の顔合わせを行いました。お互いの家族で集まってご飯を食べながら親睦を深める会です。私たちの場合、お互いの実家が近いのでそういう機会を作るのは比較的楽なほうだったと思いますが、初めてお互いの親どうしが顔を合わす機会なのでどうなるのか緊張しました。当日は両家の簡単なプロフィールを書いた紙を配って挨拶したほか、結婚式についての説明をしたり、できたての結婚指輪を披露したり、婚姻届けの証人に署名してもらったりしました。

両家の顔合わせは、人によってはちゃんとしたレストランで個室を手配するそうなのですが、わたしたちは妻のご実家にて行いました。お弁当やお菓子をわたしたちで手配して、みんなでいただきました。和やかな雰囲気のなかで歓談できてほっとしました。

Aki
Aki

夏の暑い時期でわたしも妻も体調がイマイチでしたがなんとか無事に顔合わせできて安心です。

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第2回打ち合わせ

結婚式まであと1か月半。オリエンタルホテル神戸にて2回目の打ち合わせがありました。4時間を予定する大きな打ち合わせで、より具体的に結婚式の内容をつめていきます。

挙式・披露宴の打ち合わせ

今回の打ち合わせでは、挙式や披露宴の段取りを相談して決定していきました。プランナーさんはわたしたちの状況や家族婚のことをよく理解したうえで、柔軟にアイデアを提案してくださりありがたかったです。さすが実績豊富な結婚式場という安心感がありました。

披露宴では大きな円卓をひとつ用意してもらい、そこをわたしたち新郎新婦を含む全7名で囲むことにしました。もっとゲストの多い式ならば、新郎新婦の高砂席とゲスト席が分けられるのが一般的ですが、わたしたちは家族婚なのでひとつのテーブルで仲良く一緒に食事をとることにしました。

フローリストと装花の打ち合わせ

この打ち合わせで最も印象的だったのはフローリストの方とのお花の打ち合わせです。わたしたちがお世話になったのは 五十嵐規高 さん。神戸を中心に活動されているフローリスト・デザイナーさんです。実際に会ってお話するのはこの日が初めてですが、やわらかい物腰で優しい話し方をする人でした。

お花に関しては予算が懸念だったのですが、「花のボリュームが大きいほど高いとは限らないし、自分のやりたい要望が多いからといって必ずしも予算がかかるわけではないので、まずはどのようなイメージにしたいのか遠慮せずに伝えてほしい」「結婚式はお花がなくたって成立する」などと話してくれたので、すんなりと正直にお花の相談をすることができました。

わたしたちは事前に Instagram で五十嵐さんの手がけるお花の写真をたくさん見て、その中から特に気に入ったものをピックアップしておきました。そっくりそのままこれがいいという写真は見つけられなかったのですが、ふたつの写真を見せてどういう色やどういう雰囲気の装花が好みかを伝えました。

五十嵐さんはわたしたちの気持ちをよく汲み取ってくれて、好みのコーディネートを現実的な予算のなかで提案してくれました。お花の種類(形や色)、花器、キャンドル、テーブルクロスなど、わたしたちが気に入るようなものを次々と提示してくれてとてもたのしかったです。彼女と事前に装花のイメージについて相談してるときは好き嫌いがいろいろあったので、自分たちの好きなイメージを上手に伝えられるか不安だったのですが、五十嵐さんはこちらの意図を汲み取るのがとても上手で感動しました。

式当日のテーブル装花↓(五十嵐さんのインスタグラムより)

五十嵐さんはわたしたちの希望する内容はもちろんですが、わたしたちの見た目や話しぶり、当日わたしたちが着る衣装も参考にしながら、お花の提案をしてくださっていたようでした。わたしたちはどちらかというと、かっこいいタイプの装飾に憧れがあるのですが、一方で性格的にはあまりビシっとした感じではなく、どちらかというとふんわりタイプのカップルです。なのでわたしたち希望のかっこいいテイストを組み込みつつ、あまりイケイケになりすぎないように、優しい雰囲気のお花も組み込んでバランスをとってもらうことになりました。

わたしたちがふたりで相談しているときは、自分たちの好みをあまり分かりやすく言語化したり、具体的にどのお花が好きというところまでは決められませんでした。自分たちの希望をうまくフローリストさんに伝えられるかが不安だったのですが、打ち合わせで五十嵐さんと話すとそこが明確になって感動しました。

式当日は披露宴会場で装花を目にするのがドキドキワクワクで楽しみでした。くすんだピンクやアンスリウムのお花で大人っぽくオシャレな飾りつけをしてもらえて感謝です。

ブーケについてもどういうパターンがあるのか、それぞれどれくらいの予算でできるのかなどを教えてもらって、わたしたちの実現したいブーケを選ぶことができました。テーブル装花のほうで色を取り入れることにしたので、ブーケの方はより伝統的な雰囲気のホワイトとグリーンでまとめてもらうことにしました。

わたしたちはカッコいい系のお花に憧れがあったので、カラーという背の高いお花を取り入れてもらいました。そこにバラやランを足してすこしやわらかい要素も入れてもらうことにしました。また新郎のブートニアもブーケとセットで作ってもらえます。

打ち合わせは早めにおわって帰りにランチやお買い物

打ち合わせは4時間の予定でしたがけっきょく3時間ほどで終了。わたしたちの場合は少人数の結婚式ということもあって打ち合わせ内容が簡略だったことや、事前にきちんと準備していたのでスムーズに終わったのだと思います。

ブライダルサロンは何度来てもおしゃれな空間で気分が上がります。ドリンクもいただけて特に今回はジンジャービアがとてもおいしかったです。ドリンクメニューの内容がその都度微妙に変更されているのも良いですね。

帰りにオリエンタルホテルと同じ建物にあるバーニーズニューヨークでお買い物したり、居留地のバービストロ64でランチしたりしました。またウェルカムスペースや、紙物(式の食事のメニュー表、ドリンクリスト、席札など)など結婚式までに準備するものがあったので、雑貨屋や文具店で必要なものを買いに行きました。打ち合わせの日はいつもデート気分で楽しいです。

バービストロ64のランチ オムレツ
打ち合わせが早くおわったおかげでぎりぎりランチタイムに間に合いました。
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ヘアメイクリハーサル

結婚式当日の美容関係はオリエンタルホテル神戸の提携する資生堂が担当してくれます。結婚式のおよそ1か月前に新婦のメイクやヘアスタイリングなどをリハーサルしました。

資生堂 オリエンタルホテル神戸のヘアメイクリハーサル

担当してくれるスタッフ 2名(本番は3名)は親しみやすい若い方たちで、和やかな雰囲気のなか約2時間かけて入念にメイクとヘアアレンジをしてくれました。新郎のわたしも同行しましたが、横でドリンクをいただきながらその様子を見学させてもらいました。照明がたくさんついた鏡。ずらりと並んだ高級なメイク道具。これまで見たことのない光景でとてもたのしかったです。

資生堂 オリエンタルホテル神戸のヘアメイクリハーサル
女優ミラーの席でメイク&ヘアアレンジしてもらいました。

このリハーサルは2時間かかりましたが、本番ではかなり迅速にメイクやヘアスタイリングをしてくれました。きちんと時間通りに進行できてさすがでした。鏡のよく見える位置に時計が置いてあって、常に時間との勝負のプロの世界をかいま見ることができました。

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第3回打ち合わせと宿泊

プランナーさんとの最終打ち合わせが結婚式のおよそ1か月前に行われました。この日はこれまで相談したり、検討していたところを最終決定するだけなので比較的簡単な打ち合わせでした。1時間足らずで終了です。

オリエンタルホテル神戸の場合は、プランナーさんとの打ち合わせをすべて平日に行うと、打ち合わせ最終日にホテルに宿泊させてもらえます。打ち合わせが終わったあとはホテルにチェックインしてゆっくりと過ごさせてもらいました。

オリエンタルホテル神戸に宿泊

オリエンタルホテル神戸の宿泊部屋やレストランについては別記事に詳しく書いています。
参考:旧居留地のオリエンタルホテル神戸に宿泊したよ!何度も通いたくなる居心地よいホテル

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撮影の打ち合わせ

結婚式の約2週間前、スナップ写真撮影を担当してもらう AOULEE の代表の方とオンラインで打ち合わせを行いました。当日の流れや、撮ってほしい写真の内容などをお伝えしました。この日は実際に撮影を担当するフォトグラファーの方とは話しませんでしたが、代表の方がその部下のことをすごく褒めていて写真の上手い人だとおっしゃっていたのが印象的でした。

AOULEE は参考として見られる作例写真の数が非常に豊富で、納品される数百カットの写真の例 をまるまる見せてもらうことができました。品質が安定していて、少数精鋭の AOULEE ならどの人に依頼しても安心して写真を任せられると思います。

AOULEE はアルバムの実物も見せてもらって惚れ込みました。わたしも写真が好きなので自分で撮影したりアルバムを作ったりしますが、AOULEE のものは自分ではマネできないクオリティでした。写真それぞれの良さももちろんですが、それらをレイアウトするセンスが素晴らしかったです。ところどころモノクロの写真が組み込まれているのも気に入りました。AOULEE の場合はアルバム制作を必ず代表の方が監修してデザインしてくれるそうで、さすがベテランのセンスだと思いました。
参考:AOULEE – Oriental Hotel

AOULEE カメラマン 加藤武さん
撮影を担当してくれたカメラマンの加藤武さん。朗らかにコミュニケーションをとりながら撮影してくれました。

ちなみに結婚式から写真の納品は、ダイジェストフォトが約3日、全データ納品が約1か月、アルバム納品がそこからさらに1か月が目安とのことです。
しかし、わたしたちの結婚式の場合はカメラマンの加藤さんが超特急で仕上げてくれて、結婚式の翌日の夜には全カットの写真データ(600枚超)を送ってくれました。まさかのスピードでわたしたちは大喜び。夜ふけまでふたりで写真を見て楽しみました。わたしもブログ記事にたくさん写真を載せることができて助かりました。

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そのほかの結婚式準備

前撮り(後撮り)について

結婚式を挙げるまえにドレスを着たり和装をしたりして写真を撮る「前撮り」というものがあります。結婚式当日にも写真は撮れますが、式当日は忙しいことが多いので別日にしっかり時間をとって落ち着いて撮影することができます。また挙式当日とは異なる衣装を楽しみたいために前撮りをする人も多いです。前撮りで撮った写真はウェルカムスペースの飾りつけや、ペーパーアイテム(プロフィールブックなど)にも活用されます。

わたしたちの場合は、妻のお姉さんがとても写真が上手なので、結婚式を迎えるまでにたくさんのカップルフォトを撮ってもらいました。そのときの季節の風景や服装で何回も撮ってもらえてありがたかったです。またカラードレスやスーツをネット通販で購入してより前撮りらしい写真も撮りました。式準備期間にこうした撮影を続けていたおかげで、幸せな気持ちを高めながら結婚式当日を迎えられたと思います。
参考:神戸で前撮りしたよ!おすすめのロケ地や撮影アイデア、節約のコツを紹介

また、オリエンタルホテル神戸の場合は、結婚式の当日にふたりだけの写真を撮ってくれる時間を用意してくれる特典がありました。この「当日前撮り」がとても魅力的に感じたのもオリエンタルホテルを会場として選んだ理由のひとつです。わたしたちは平日の挙式ということでまとまった時間を確保してもらうことができました。

オリエンタルホテル神戸で結婚式
当日前撮りにて撮影してもらった一枚。
ぽん(妻)
ぽん(妻)

当日前撮りが最高でした!ホテルやホテルの近くならかなり自由に撮影させてもらえます。

ペーパーアイテムやウェルカムスペースの制作

披露宴の際に必要になる席札や食事のメニュー・ドリンク表など「ペーパーアイテム」を作りました。発注することもできますが、妻がプロのグラフィックデザイナーなので節約もかねて自分たちで手づくりすることにしました。また披露宴のまえにゲストの待ち時間がすこしできてしまうので、その間に楽しんでもらえるような読み物としてプロフィールブックを作りました。

これはすごく個人的な感想なのですが、結婚式の準備を進めるなかで、たびたび彼女の美的センスに触れるきっかけがあったのがとてもうれしかったです。妻はデザイナーということもあって、色や形の選び方、バランスのとり方など、さまざまなものを組み合わせて配置する美的センスが優れていて、わたしはいつも彼女を尊敬しています。結婚式の準備期間中は、装花や、衣装、ウェルカムスペースなど、様々なところで彼女の美的感覚の現れを目にすることができてうれしかったです。

結婚式費用の支払い

支払いは複数のタイミングに分けて行います。まず結婚式場を契約したときに前金として10万円をクレジットカードで支払いました。その後の支払いはクレジットカードが使えないのですべて銀行振り込みです。式の4か月前に途中入金としてさらに30万円を振り込みました。

最終的な請求金額は打ち合わせなどがすべて終わって確定してから決まります。請求書が届いたのが式のおよそ2週間前です。総額費用から事前に支払っている40万円を差し引いた金額を振り込むことになります。オリエンタルホテル神戸の場合は、式の前日の14時までが支払い期限でした。

結婚式の費用については別記事に詳しく解説しています。費用の内訳の詳細や、費用を抑えるために実践した工夫などを書いているのでぜひ参考にしてください。
参考:わたしたちの結婚式費用は〇〇〇万円!費用内訳と節約のコツを公開【オリエンタルホテル神戸】

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結婚式本番へ

いよいよ結婚式当日。結婚式に必要な荷物をもって結婚式場のオリエンタルホテル神戸へ向かいました。特に結婚指輪はぜったいに式に要るので忘れないように注意です。トリートドレッシングでレンタルしたドレスやタキシードはすでにホテルに持ち込まれていますが、ほかに用意したアクセサリーなど衣装の小物は自分たちで持っていきます。

貴重品以外は事前にホテルに持ち込めば預かってもらえます。靴やシャツ、ペーパーアイテム、ウェルカムスペースの飾りつけなどを式の1週間くらい前にホテルへ届けておきました。

また結婚式の日はそのままホテルに宿泊したので、着替えなどの泊まる荷物も持っていきました。帰りは持ち帰る荷物が増えたので重たいものはホテルから宅急便で自宅へ送りました。これで式後も身軽に過ごすことができました。

結婚式当日については別記事で詳しくレポートしてます。
参考:オリエンタルホテル神戸で結婚式を挙げたよ!一日の流れを写真で紹介

結婚式後はご祝儀のお返しを贈ったり、結婚の報告を各所にしたりとまだしばらく忙しいです。親せきや友人と食事に行く機会も増えました。

わたしたちは結婚式の準備を始める前に共同生活を始めていましたが、人によっては引越しなど新生活の準備と結婚式の準備を進めることになります。忙しかったり環境の変化で大変だと思いますがふたりで協力してがんばってください。

また婚姻届を出すタイミングは人それぞれで、式の前にする人もいれば後にする人もいます。入籍後はさまざまな手続きが必要になりますので、できるだけ事前にやることをリストアップしておくことをおすすめします。

以上結婚式の準備の紹介でした。式の準備中はどこに行っても「おめでとうございます」と言ってもらえて幸せでした。たくさんやることがあって大変だと思いますが、花嫁花婿の皆さまを応援しています。ぜひこの記事を参考に準備を進めてもらえれば幸いです。

結婚
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記事を書いている人
Aki
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カメラが大好きな神戸っ子ブロガー&ライター。
自分で撮影した写真や動画とともに神戸の魅力を発信しています。神戸のレジャー・観光・グルメ情報のほか、私が愛用しているカメラや撮影関連グッズ、パソコンなどガジェット情報も盛りだくさんです。
1989年生まれ / 兵庫県神戸市育ち
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