【先行レビュー】DJI初の360度カメラ「Osmo 360」でVlog撮影してみた正直な感想

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Osmo 360 先行レビュー

「360度カメラって、なんだか難しそう」、そう思っていませんか? そんな方にこそ注目してほしいのが、DJIから新登場した「Osmo 360」。
この記事では、話題のOsmo 360を実際に使い倒し、その魅力からちょっと気になる点まで、とことん正直にレビューしています。Osmo 360は、あなたのVlog撮影や、旅行・趣味の記録を変えてくれるカメラかもしれません。360度カメラ初心者の方も、買い替えを検討中の方も、ぜひ最後までお付き合いください!

神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。2025年7月31日、DJIより初の360度カメラ「Osmo 360」が発表・発売されました。発売に先行してレビュー用にカメラをお借りする機会を得ましたので、気になるカメラの特徴や、実際に利用してみた正直な感想をお伝えします。

Aki
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注目の新型カメラのレビューをお届けします!

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手のひらサイズの高性能360度カメラ

Osmo 360は、前後にふたつの魚眼レンズを搭載することで、360度全方位の映像を記録できる360度カメラです。360度動画の記録サイズは、8K50P、6K60P、4K100Pなどに対応1/1.1型サイズのイメージセンサーF1.9のレンズを備え、コンパクトなボディながら高画質の映像を実現。暗所でも鮮明な動画を撮れるSuperNightモードを搭載しました。
また、片方のレンズだけをつかって記録するシングルレンズモードも用意しており、5K60P、4K120Pの動画記録が可能です。Boostモードを利用するとフルサイズ換算6mm相当の超広角撮影を実現します。

本体重量は183g。ポケットに収まる小型なボディに105GBの内蔵メモリを搭載しています。microSDカードがなくても本体に動画を記録することができます。本体底面には、三脚用のネジ穴が用意されているほか、Osmo Actionシリーズ用のクイックリリースマウントアクセサリーに対応します。また、Osmo Audioに対応しているので、DJI Mic 2やMic Miniとレシーバーレスで接続可能です。

編集はスマホアプリの「DJI Mimo」や、新開発のPC向けソフト「DJI Studio」にて行います。AIによる自動編集、被写体を追従して画角を調整するトラッキング、ジャイロセンサーを利用した視点編集など、編集を補助する機能を多数搭載しています。

価格は、標準的な付属品を備えるスタンダードコンボ67,100円。1.2mの自撮り棒や追加バッテリーなどが付属するアドベンチャーコンボ91,300円です。

DJI Osmo 360 スタンダードコンボ
定価:67,100円
同梱物:
・Osmo 360本体
・Osmo Action エクストリームバッテリーPlus×1
・ラバーレンズプロテクター
・保護ポーチ
・USB-Cケーブル
・クイックスタートガイド
・保証書
・DJIロゴステッカー

DJI Osmo 360 アドベンチャーコンボ
定価:91,300円
同梱物:
・Osmo 360本体
・Osmo Action エクストリームバッテリーPlus×3
・多機能バッテリーケース2×1
・ラバーレンズプロテクター
・保護ポーチ
・1.2mインビジブルセルフィースティック
・Osmo クイックリリース式アダプターマウント(三脚ネジ穴付き)
・USB-Cケーブル
・クイックスタートガイド
・保証書
・DJIロゴステッカー

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Osmo 360を使った感想

注目の新製品を一足先に使わせてもらいました!実際にカメラを使用した感想をお伝えします。

撮影した動画はYouTubeにアップしているのでぜひご覧ください↓

360度撮れるってすごい!!

最初は「360度動画って必要?」と思っていたのですが、実際に体験してみるととても面白く、Vlogやホームビデオの撮影にとても向いていることがわかりました。

自分が見ている景色を撮ると同時に自撮りもできているという感覚が新鮮で楽しいです。例えば、旅行中に景色と自分を同時に記録したり、家族や友人などと一緒に出かけているときに自分を含めた全員の様子を録画できたり、趣味のアクティビティを臨場感たっぷりに撮影できるのはとても便利で、Vlogカメラとしても最適だと感じました。

360度動画には全方向の様子が映っていて編集アプリでどこを切り取るかを調整できるので、魔法のような自由度があります。単純に視点を切り替えるだけでなく、ズームしたり横や縦方向へのカメラワークなど映像に動きをつけることができます。撮影をしているときはまったくカメラを動かしていなくても、映像に動きをつけられるのは、全方位を記録している360度動画ならではの魅力です。

編集が難しいのでは?と心配していたのですが、スマホアプリで直感的に操作できて意外と簡単でした。やることは単純で、編集点を打って指でスライドしたりピンチイン・アウトして自分の見たい画角に調整するだけです。また自動編集や、トラッキングなど便利でお手軽な機能も充実していて編集のハードルが低かったです。

記録映像という意味でも360度動画はとても便利です。ふつうのカメラだととっさのシーンに撮りたいものが撮れていないことがありがちなのですが、Osmo 360なら全方位を記録してくれるので撮り逃しがありません。カメラの起動から撮影までもスムーズで、とっさに撮影したいシーンなら録画ボタンを押せば電源オフの状態でもすぐに録画開始できます。きびきびとした挙動で使い心地が良いです。

手ブレ補正が強力!夜でもきれいに撮れて驚いた

「360度カメラ」でありながら「アクションカメラ」でもあるのがOsmo 360の特長です。自転車に乗ったり、階段を上ったり下りたりしながら撮影してみましたが、安定した映像でほとんどブレません(自転車は段差などでブレが目立つのでオフロードでは厳しいかもしれません)。バックパックのショルダーストラップにカメラを固定してPOV撮影を試しましたが、やはりブレが少なく記録撮影に向いていると感じました。

Osmo 360には「シングルレンズ」モードがあって、これを使うと片側のレンズをつかって、最大4K120Pの動画を撮ることができますまた、ふたつあるレンズを録画中でも自由に切り替えることができるので、風景を撮ったあとにインカメラの自撮りにスイッチしたり、その逆も可能です。

Osmo 360は、1/1.1型センサーF1.9のレンズを搭載。日中はもちろん、暗所でも高画質に取れるのが嬉しいです。360度動画の場合は、SuperNightモードを利用するとノイズが低減されて暗い場所でもとてもクリーンな映像に仕上がります。SuperNightがとても良い画質だったので、これがシングルレンズモードでも使えないのが惜しいと感じました。

105GBの内蔵メモリ搭載・microSD対応

カメラに105GBのストレージが用意されているので、記録メディアを入れなくてもたっぷり録画できます。microSDカードは、カードによっては「安定した記録ができない可能性がある」と注意書きが出たので、メーカー公式サイトなどで推奨スペックをよく確認したほうが良いと思います。

DJI公式の推奨モデル:

  • Kingston CANVAS Go!Plus 64GB U3 A2 V30 microSDXC
  • Kingston CANVAS Go!Plus 128GB U3 A2 V30 microSDXC
  • Kingston CANVAS Go!Plus 256GB U3 A2 V30 microSDXC
  • Kingston CANVAS Go!Plus 512GB U3 A2 V30 microSDXC
  • Kingston CANVAS Go!Plus 1TB U3 A2 V30 microSDXC
  • Lexar SILVER PLUS 64GB U3 A2 V30 microSDXC
  • Lexar SILVER PLUS 128GB U3 A2 V30 microSDXC
  • Lexar SILVER PLUS 256GB U3 A2 V30 microSDXC
  • Lexar SILVER PLUS 512GB U3 A2 V30 microSDXC
  • Lexar SILVER PLUS 1TB U3 A2 V30 microSDXC

わたしが試して問題なく8K 360度動画が撮れたmicroSDカードは以下の3製品です。

自撮り棒やミニ三脚はあったほうが良い!

自撮り棒かミニ三脚など、なにかカメラを固定する道具は必須だと思います。手でふつうにカメラをもつとその手が写り込んでしまいます。カメラの三脚穴にセットした自撮り棒は360度動画から自動で消されて見えなくなります。
1.2mの自撮り棒が同梱するアドベンチャーコンボを選ぶか、別途自撮り棒やミニ三脚の購入がおすすめです。

バッテリーは予備があると安心

バッテリーは、8K30Pの360度動画が最大100分6K24Pの360度動画が最大190分撮影可能です。実際に使用した感覚で言うと、半日のお出かけの中で観光の様子を撮るくらいであればバッテリー1個消費するくらいでした。ひとつだけだと、やや心もとないので予備バッテリーはあったほうが安心でしょう。わたしの使い方ではバッテリー2個で十分で、3個必要なシーンはありませんでした。

旅行などであまり充電する余裕がないのであれば、アドベンチャーコンボの「バッテリー3個+充電ケース」のセット内容は安心感があっておすすめです。カメラにはUSB-Cポートを搭載しているので、モバイルバッテリーなどでUSB充電することも可能です。

または「バッテリー延長ロッド」があるので、これならバッテリーを補いながら、自撮り棒(90cm)としても使えるので、これを買うのも良いかもしれません。
DJI Osmo 360 バッテリー延長ロッド – システムファイブ

ここはすこし欠点かも?

あくまで発売前の時点の利用という前提ですが、現時点ではアプリ(ベータ版)の挙動に不具合が見られました。編集作業は快適なものの、動画の書き出しをしてみると音声がずれていたり、音声が途中で途切れていたりすることがありました。正式リリース版では正常に使えることを祈っています。

また夏の暑いなかでの使用ということもあって、熱停止する場面もありました。一度熱が上がってしまうとカメラをしっかり冷まさないとなかなか撮影できるようになりません。やはり360度動画はある程度熱を伴うことになるので、夏場など暖かい環境での撮影には注意が必要かもしれません。

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まとめ:Osmo 360は日常・趣味・旅行の記録におすすめ!

実際に使ってみて強く感じたのは、その「圧倒的な手軽さ」と「想像を超える映像体験」です。強力な手ブレ補正や夜間撮影の美しさ、そして105GBの内蔵メモリによる手軽さは、まさに360度カメラの概念を新しくする一台と言えるでしょう。撮り逃しの心配なく、起動から撮影までをスムーズに行えるOsmo 360は、日常や趣味の思い出を記録したい人や、旅行先やイベントでの感動を余すことなく残したい方にぴったりのカメラです。

このレビューが、あなたのカメラ選びの一助となれば幸いです。Osmo 360で、ぜひ新しい映像体験の世界に飛び込んでみてください!

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記事を書いている人
Aki
Aki

カメラが大好きな神戸っ子ブロガー&ライター。
自分で撮影した写真や動画とともに神戸の魅力を発信しています。神戸のレジャー・観光・グルメ情報のほか、私が愛用しているカメラや撮影関連グッズ、パソコンなどガジェット情報も盛りだくさんです。
1989年生まれ / 兵庫県神戸市育ち
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