兵庫県公館の見学が楽しい!フランス・ルネサンス様式の建築美を堪能しよう【神戸の名建築】

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兵庫県公館

明治時代に建設されたフランス・ルネサンス様式の名建築「兵庫県公館」。一般にも公開されており、中庭やなかの貴賓室・県政資料館、屋上庭園などを見学できます。兵庫県公館の建築の特徴や場所、開館時間などをお伝えします。

神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。今回はちょっとマニアックな穴場スポット「兵庫県公館」をご紹介。素晴らしい建築で一見の価値ありです!

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兵庫県公館とは

兵庫県公館

概要

兵庫県公館は明治35年(1902年)に兵庫県本庁舎として建設された歴史ある建物です。現在は賓客をおもてなしする迎賓館として使われているほか、県政資料館としての役目があります。平日と土曜日には県政資料館が公開されており、さらに土曜日限定で迎賓館も公開されています。

兵庫県公館 県政資料館
春の兵庫県公館前の桜の木
春には桜が花開き一層華やかな印象になります。

映画のロケ地

兵庫県公館はドラマや映画のロケ地としても使用されています。

兵庫県公館 ネウストリア大使館の門

例えば木村拓哉さん主演のドラマ「HERO」。2015年の劇場版ではストーリーで重要な鍵を握るネウストリア公国の大使館として兵庫県公館が使われました。

映画 HERO
HERO 映画 2015
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追記(2019年11月11日):日向坂46の 『こんなに好きになっちゃっていいの?』という曲のミュージックビデオの撮影にも用いられています。

建築の特徴

兵庫県公館 正面

設計者の山口半六(はんろく)はフランスに留学して建築を学んだ経験があり、この兵庫県公館もフランス・ルネサンス様式が色濃く表れた華麗な建築となっています。

兵庫県公館
兵庫県公館
  • 設計者:山口半六
  • 施工:同和組
  • 構造:煉瓦造・RC造、地上3階、地下2階
  • 敷地面積:8772㎡
  • 延床面積:9498㎡
  • 竣工:1902年(明治35年)
  • 指定など:国登録有形文化財、神戸市景観形成重要建築物

県政資料館

兵庫県公館 県政資料館

一般に公開されている県政資料館では、県の歴史や、地元産業、兵庫県ゆかりの人物や文化などに関する展示がされています。初代県知事伊藤博文に始まり歴代の県知事の写真が飾ってあったり、大きなはばタンの人形が置いてあったりしました。

兵庫県公館 県政資料館

土曜の迎賓館公開が要チェック

この迎賓館も美しいので見学おすすめです。

ロビー

兵庫県公館
兵庫県公館
兵庫県公館 内観 エレベーター

エレベーターも趣があります。

会議室

兵庫県公館 会議室
兵庫県公館 会議室

貴賓室

兵庫県公館 貴賓室
兵庫県公館 貴賓室
兵庫県公館 貴賓室

屋上庭園

兵庫県公館 屋上庭園

廊下

兵庫県公館
兵庫県公館 迎賓館 内観 廊下
兵庫県公館 内観

ホール

のじぎくシャンデリアのホール
兵庫県公館 内観
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兵庫県公館の場所・アクセス・開館時間

兵庫県公館 県政資料館 入り口

開館時間

  • 迎賓館(土曜のみ)10:00〜16:00
  • 県政資料館(平日)9:00〜17:00
  • 県政資料館(土曜)10:00〜16:00

※年末年始休

入館料

無料

アクセス・場所

アクセス:JR元町駅・阪神元町駅より徒歩約3分

場所:神戸市中央区下山手通4丁目4-1

兵庫県公館
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近くのおすすめ観光スポット

日本基督教団神戸栄光教会

日本基督教団神戸栄光教会
日本基督教団神戸栄光教会

兵庫県公館のすぐ北側にあります。ゴシック風の建物で、阪神淡路大震災で一度倒壊したものの以前の美しさをそのままに再建されました。

相楽園

相楽園

3分ほど北側へ歩くと日本庭園の「相楽園」があります。庭園の中には異人館の「旧ハッサム住宅」や煉瓦造りの「旧小寺邸厩舎」があってこれらの建築も美しいです。

旧ハッサム住宅

旧ハッサム住宅

旧小寺邸厩舎

旧小寺邸厩舎

南京町

南京町ランタンフェアの夜景

中華街の「南京町」も歩いて行ける距離です。兵庫県公館を観光した後は南京町で美味しい中華料理を堪能するのも良いかもしれませんね。

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まとめ

明治時代から100年以上の歴史を持つ兵庫県公館をご紹介しました。一般向けに公開されているのでぜひ見学に行ってみてください。特に土曜日に行われている迎賓館の公開が要チェックです。

兵庫県公館とその近くの観光スポットを巡る観光コースを紹介しています。

神戸観光おすすめモデルコース!日本庭園と異人館と南京町と港町盛りだくさん編

参考書籍:

  • 『阪神間モダニズム 近代建築さんぽ』
  • 『京都・大阪・神戸 名建築さんぽマップ』

参考ウェブサイト

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