神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。
兵庫県立美術館に行ってきました。子供の頃にも何度か行っているのですが改めて訪れると新たな発見があってとても楽しめる場所でした。美術好きな人はもちろん建築好きの人に訪れてほしいおすすめのスポットです。建物の見どころ・フォトスポットをお伝えします。
安藤忠雄設計の美術館
美術館なので展示を鑑賞するのが基本の楽しみ方ですが、兵庫県立美術館は建物も見所がいっぱいで面白い場所となっています。
建物を設計したのは、日本を代表する建築家・安藤忠雄氏。単に美術作品を展示するだけでなくさまざまな芸術の融合の場として設計されているそうです。
まず、こちらが兵庫県立美術館のシンボルとなっている「円形テラス」です。
この螺旋階段が有名なので美術館に来たことがない人でも写真を目にしたことがあるかもしれません。
こちらは「風のデッキ」。ガラス張りの建物と、光と影のラインが印象的ですね。
ここは「海のデッキ」。北側には美術館のメインの建物が、南側には海を望むことができます。
追記(2020年2月28日):ここの海のデッキに「青春」という青リンゴの展示ができました。
兵庫県立美術館のウェブサイトに興味深いことが書いてありました。
目の前に広がる海とこの巨大迷路のような建物が一体となり様々な光の変化を演出します。訪れる時間や季節によって様々に変化する美術館、迷うことも不便さもまた変化していくこの美術館建築の仕掛けを見つける楽しさなのです。
たしかに直線や円形でわかりやすい設計に見えて、非常に立体的で踏み入れると迷ってしまうような建物です。自然の光による陰影まで考えて設計されているのが面白いですね。
カフェやレストランもあります。
特別展も魅力的なものがたくさん!
「ジブリの大博覧会」2018年4月7日~7月1日
特別展「ジブリの大博覧会」の様子をお伝えします。
開催期間:2018年4月7日(土)~7月1日(日)
→ ジブリの大博覧会 ~ナウシカからマーニーまで~ | 読売テレビ
「ジブリの大博覧会」めっちゃ面白かったです。個人的には宮崎駿さんの企画書や、各ジブリ映画のポスター、広告戦略に関しての鈴木敏夫さんやコピーライター糸井重里さんのメモ書きなどが興味深かったです。
展示の多くは写真を撮れないのですが一部撮影が可能な場所もありました。そのうちのひとつが天空の城ラピュタに登場する飛空挺。
動画も撮ってみました。
ジブリの大博覧会より、ラピュタに登場する飛行船。兵庫県立美術館にて。#kobefinder #EOSKissM pic.twitter.com/lWsejfIIOQ
— Aki 神戸ファインダー (@Aki_for_fun) 2018年5月25日
「アイノとアルヴァ 二人のアアルト」2021年7月10日~8月29日
特別展「アイノとアルヴァ 二人のアアルト」の様子をお伝えします。この展示は多くが写真撮影可能でした。
開催期間:2021年7月10日(土)~8月29日(日)
海近くの公園と一体の設計
兵庫県立美術館の南側です。
このオブジェは「Sun Sister」と呼ばれるもの。
ご覧のように兵庫県立美術館は海に面しています。
兵庫県立美術館の東側です。
こちらが兵庫県立美術館の西側になります。この海に面した木々のあるところが「なぎさ公園」です。兵庫県立美術館はこの海のそばの公園と合わせて設計されたそうです。
営業情報・アクセス
兵庫県立美術館
- 開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
※特別展会期中の金曜日と土曜日は夜間開館 10:00~20:00(入場は19:30まで) - 休館日:月曜日(祝休日の場合は翌日)
年末年始(12月31日、1月1日)
メンテナンス休館(2019年1月2日~1月10日) - 住所:〒651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1−1
- アクセス:阪神岩屋駅から徒歩約8分、JR灘駅から徒歩約10分。
阪神とJRの駅からはまっすぐ南へ歩いていけば良いのでわかりやすいです。 - 公式ウェブサイト:兵庫県立美術館 – HYOGO PREFECTURAL MUSEUM OF ART artm 芸術の館 神戸
駅から南へと歩いていくとこの建物が見えてきます。
近くのおすすめ観光スポット
人と防災未来センター
兵庫県立美術館のすぐそばには「人と防災未来センター」があります。阪神・淡路大震災を経験した神戸ならではの場所ですね。
そのほか山側に足をのばせば「王子動物園」や「横尾忠則現代美術館」があります。
ぜひ兵庫県立美術館とあわせて行ってみてください。
建築の撮影には超広角レンズが大活躍でした。
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