9月14日からカメラ屋さんでニコンのフルサイズミラーレス一眼カメラZ7の展示が始まっています。またニコンファンミーティングも東京、大阪、そのほか日本各地で順次開催。わたしもお店やファンミーティングでニコンZ7の実機を触ってきたのでその感想をレポートします!
神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。
ニコン期待の新型ミラーレスカメラZ7。これがお店やイベントで撮影体験できるようになっています。EOS Rを予約したキヤノンユーザーのわたしにとっても興味がある注目のカメラです。さっそくカメラの実物を触ってきたので、その感想をお伝えします。
ニコンZ7の展示機を触れる場所
全国の先行展示特別店舗
2018年9月14日より全国の対象店舗にてニコンのミラーレスカメラZ7が展示されています。
参考:Nikon Z 7を店頭で先行展示 | ニコンイメージング
わたしは神戸・元町のカメラのカツミ堂さんでニコンZ7を使わせてもらいました。神戸だとほかにヤマダ電機 LABI三宮でも展示されているそうです。
カメラのカツミ堂は比較的空いていてゆっくりとカメラを触ることができてよかったです。
ニコンファンミーティング
お店だけでなくイベントでもニコンZ7を試用することができます。
わたしは大阪のニコンファンミーティングに行ってきました。ニコンユーザーではないので少し肩身が狭かったです。
入場するときにプロフィールステッカーの記入を求められます。来場者の皆さんはグリーンのステッカーを自分の服に貼っていました。個人的には踏み絵で試されてる気分でして、ニコン以外のカメラやレンズを書く勇気がでませんでした。
ファンミーティングの良いところはゲストによる講演やセミナー、グッズ販売、プロフィールフォトコーナーなどがあるところです。
わたしは上田晃司さんの動画撮影に関するセミナーを拝聴しました。面白かったですよ。
ニコンで動画の話聞くの新鮮かも!これからZシリーズの動画撮影術のセミナー(^^) pic.twitter.com/T610KYNkvc
— Aki 神戸ファインダー (@Aki_for_fun) 2018年9月15日
人が多いのでZ7の撮影体験は少し待つ必要があります。
うちわやステッカーをお土産としていただきました。これは無料でもらえるので嬉しいですね。
ニコンZ7を実際に触ってみた感想
小さくて軽い、持ちやすい
ニコンZ7の第一印象は「小さくて軽い」です。キヤノンのEOS Rをさわった時は意外と重いと思ったのですが、ニコンの場合は標準ズームレンズがコンパクトなためにトータルではかなり小さく感じました。
となりにあったD850と比べるとやはり軽い。Z7はグリップ感も良好です。
レンズの「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」は70mmだと鏡筒がこれくらい伸びて
24mmだとこれくらいです。24mmでも伸びた状態なので不思議に思ったのですが、このままより広角側に強めに回すと鏡筒が短くなってコンパクトに収納できます。なにかボタンを押す必要はなく強めに回すだけでレンズを収めることができる仕組みです。
ファインダーが見やすい!
ファインダーの見やすさは感動的でした。EVFでもここまで自然な印象に仕上がるのだと驚きました。様々な高級ミラーレス一眼カメラのEVFを見てきましたが単純な見た目だけならZ7が一番だと思います。
ただし個人的にはファインダーのサイズがほんの少し大きすぎるとも思いました。わたしはもう少しファインダーが小さい方が映像や設定は見やすいです。あとEOS Rのように縦位置で構えたときに設定の表示も自動で縦に切り替わってほしいですね。
ファインダーの映像はカクカクしないで見やすかったです。
AFはやい、動画もいける
ニコンZ7で特に良いと思ったのはそのAF性能です。これぞ高速AF。一眼レフにも負けません。
驚いたのは「マウントアダプターFTZ」を介して一眼レフカメラ用レンズ「AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED」を使ってもAFが快適に動作したことです。なんの不自由も感じませんでした。このクオリティは素晴らしいですね。「一応使える」というレベルではなく、アダプターの存在を感じさせないレベルです。
また動画撮影も試してみましたが、ライブビュー時のAF性能はニコン史上最高レベルと言って良いと思います。ニコンはD850でようやく動画や静止画のライブビュー撮影のAFスピード・精度が他社と競えるレベルになりました。それまでのニコンのカメラのライブビューはお世辞でも褒められたものではありません。ですが、Z7の動画AFならソニーやキヤノンのミラーレスとも遜色ないのではないでしょうか。
まとめ 実際に触るとすごい良いカメラ
ニコンのZ7やZ6発表イベント直後は、カメラファンの反応はあまりよくありませんでした。「値段が高すぎる」、「カードスロットひとつは許されない」などなどいろんな声を聞きました。そしてキヤノンからEOS Rが発表されるとニコンのZシリーズはさらに存在感が薄まってしまいました。
しかし、実際にさわってみると「良いじゃんこのカメラ」というのが素直な感想です。
カメラとしてはやっぱり良くできてるんですよね。撮影のしやすさにはかなりこだわった仕上げになっていると思います。持ちやすくてファインダーも見やすい。AFも優れているのでカメラとして根幹となる部分は実によくできています。
画質はきちんと見たわけではありませんが、ニコンですから信頼して大丈夫でしょう。また一眼レフ用のFマウントレンズを快適に使えるのも素晴らしいです。ニコンファンなら買って後悔しないカメラと言えるのではないでしょうか。
現在Z7やZ6はカメラのキタムラなどで予約受付中。発売後すぐに使いたいなら早めの予約が大事ですね。
ニコン初のフルサイズミラーレス一眼 『 Z 7・Z 6 』 予約開始! | カメラのキタムラネットショップ
個人的な好みで言うとZ7よりZ6のほうのレンズキットがかなりコスパ良好で魅力に感じます。わたしはEOS Rを予約していますが、ニコンのレンズキットは正直うらやましいです。
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