スマホやタブレット、カメラのバッテリーなど、最近は充電しなければならないものがとても多いです。これらの充電環境をなんとか整理して使いやすくしようと思い自分なりの「充電ステーション」を作ってみました。おすすめの充電グッズをまとめて紹介します。
神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。様々な充電器を整理できないかと思い試したちょっとした工夫を紹介します。
充電ステーション自作のすすめ
カメラが好きでいろんなカメラを使っていると必ずその機材のバッテリーが必要です。そしてそのバッテリーを充電しなければなりません。さらに言えば、今どきカメラに限らず様々な電子機器があるので充電しなければならないものがたくさんあります。電源まわりはさまざまな充電器とそのケーブルで大混雑です。
ごちゃごちゃしていると見た目が良くありません。またコードが絡んでいる状態だと掃除がしづらくホコリがたまりがちです。これをうまく解決できないかと思いちょっとした「充電ステーション」を作ってみました。
充電ステーションとは
充電ステーションというのはスマホやタブレットなどの複数の機器をまとめて置いて充電できるようにしておく場所のことです。充電器を集約できるほか、電源コードなどを見えないようにしてホコリから守るメリットもあります。
様々なメーカーから充電ステーションが販売されているのですが、スマホなどを立てかけられるスタンドと、充電ケーブルを隠しておけるようなボックスが一体化したような製品が多いようです。
これらの既製品ももちろん良いと思うのですが、わたしとしてはスマホやタブレットよりもほかのカメラなどの充電器をまとめておきたいのでちょっとしっくりきません。そこで使いやすいように充電ステーションを自作してみることにしました。
必要なもの
オリジナル充電ステーションに使用したのは以下のものです。
- Anker Power Port 10
- 無印良品 ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードワイド・1/2
- 無印良品 ポリプロピレンファイルボックススタンダード用キャスターもつけられるフタ 幅15cm用
- 様々なバッテリーの充電器
充電ステーションの構造と機能
これがお手製充電ステーションです。蓋を開けると中にカメラバッテリーの充電器がたくさん入っています。
ボックスが二段になっていてそれぞれの箱に5つずつ充電器が収まっています。
このボックスがなければ床にバラバラに充電器が置いてあり乱雑な状態でした。箱に収めて縦に重ねることで省スペースにするとともに見た目をすっきりとさせることができました。充電器をホコリから守ることができて掃除もしやすいです。
無印良品の「ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードワイド・1/2」には穴が空いているのでそこから充電器のケーブルを外に出しています。
そしてそれぞれのボックスのケーブルを結束バンドでまとめて、「Anker PowerPort 10」に接続しています。
「Anker PowerPort 10」は10口のUSBポートがあります。わたしの場合は10個ある充電器のひとつがそのままコンセントに接続するタイプなので、9つの充電器を「Anker PowerPort 10」に繋いでいます。
充電ステーションをつくったところでケーブルがなくなるわけではありませんが、バラバラにしておくよりは「Anker PowerPort 10」にまとめて接続することでより整然とした配線にできます。普段は箱の裏にこれらの配線を隠しておけばより美しい見た目になります。
無印良品の「ポリプロピレンファイルボックス」の良いところはサイズ展開が豊富なところです。様々な大きさの商品の中から自分のニーズに合わせてちょうど良いものを選ぶことができます。
わたしが買った無印良品の「ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードワイド・1/2」は「半透明タイプ」のものです。中に何が入っているのかや、充電器のライトの色(充電中や充電完了を示すインジケーター)を外から判別できます。
もし見た目のきれいさを優先するのであれば「ホワイトグレー」のボックスを買っても良いかもしれません。ホワイトグレーにしたほうがより生活感を隠せて清潔感のあるデザインになります。ボックスをホワイトグレーにして蓋だけ半透明にするという使い方も良いかもしれません。
- MUJIネットストア – 無印良品 ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードワイド・1/2 【半透明】
- MUJIネットストア – 無印良品 ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードワイド・1/2 【ホワイトグレー】
- MUJIネットストア – 無印良品 キャスターもつけられるフタ 幅15cm用【半透明】
- MUJIネットストア – 無印良品 キャスターもつけられるフタ 幅15cm用【ホワイトグレー】
あとはボックスをもう1個用意してそこに「Anker PowerPort 10」を隠すのも良いかもしれません↓
無印良品のボックスは重ねることができるのも良いですね(だけど3つまで重ねると大げさな感じもします…)。
画像の単三の充電池と充電器もかなり便利で愛用しています。
以上わたしの充電ステーションのご紹介でした。わたしのようにカメラバッテリーがたくさんある人にはおすすめのオリジナル充電ステーションです。おすすめの充電ステーションの作り方があればぜひ教えてください。
追記:棚と組み合わせてちょっとパワーアップしました
棚を追加してもうすこし使いやすく改良しました。追加したのは次のふたつです。
- 山崎実業(Yamazaki) コンソールテーブル ホワイト
- サンワダイレクト 電源タップ 回転式
充電器類がすべて床置きだといちいちしゃがまなくて大変なので棚(山崎実業コンソールテーブル)を追加しました。山崎実業さんはおしゃれでリーズナブルな家具が豊富なのでよく利用しています。
さらにサンワダイレクトの回転式電源タップを導入。これはコンセントの差込口が回転するのでカメラバッテリーのような大きな幅をとるものでも扱いやすいです。
充電器や電源タップのおすすめ
カメラバッテリー以外にもたくさん電子機器があるのでそれらの充電環境や、おすすめの便利グッズをあわせて紹介します。
ノートPCの充電
ノートPCやタブレットはA4のファイルボックスに立てて収納しています。
充電ステーションというほど大げさなものではないのですが、使い勝手が良くて気に入っています。デスクの横ですぐに手が届く位置にあります。
わたしはMacBook Pro(15インチ)やSurface Pro7を持っているのですが、これらのPCにはRAVPowerの小型充電器を使っています。
「RAVPower 61W USB-C 急速充電器」はGaN、つまり窒化ガリウムを採用することで小型化に成功している充電器です。61Wという大きな出力を確保しつつMacBook Pro純正の充電器よりもずっと小さなサイズになっています。
小型サイズのおかげで持ち運びが楽になり、重宝しています。
追記:RAVPower製品がAmazonの販売が中止されました。最近はAnkerやDIGIFORCEから65Wの小型充電器が出ているのでこちらも良いかもしれません。
DIGIFORCEはカラーバリエーションがあることや、USB-CとUSB-Aのふたつのポートがあるのが魅力。Ankerの充電器はUSB-Cひとつでシンプルで小さいです。
持ち運ぶケーブルは革製の結束バンドでとめるようにしています。機能性とおしゃれさを両立できていて気に入っています。
またスマホはスタンド式の無線充電器を使っています。
モバイルバッテリー
わたしがスマホ用に使っているモバイルバッテリーは電源プラグと一体化してるモデルです。「Anker PowerCore Fusion 5000(5000mAh)」と「RAVPower モバイルバッテリー充電器 6700mAh」を使っています。
どちらも同じような形状で値段も同じくらいです。RAVPowerのほうがすこしだけサイズが大きくて充電容量もすこし多いです。基本的にどちらもそんなに使い勝手は変わりませんが、強いて言えばAnkerのほうが電源プラグの出し入れがしやすいので持ち運びに向いていると思います。
どちらのモバイルバッテリーでもリコーのGR3は充電できました。一方でキヤノンのEOS Rはこれらのモバイルバッテリーでは充電できませんでした。
モバイルバッテリーは使用頻度が高くて重宝しています。たまに使ったあとに充電を忘れてしまい、使いたいときに使えないことがあったので、いまはふたつのモバイルバッテリーを運用しています。ふたつあれば片方を充電している間にもう片方を使えるので万全です。
電源タップ
充電環境を整えるためにはまず電源の口数を豊富に確保するのが大事です。部屋に最初から備わっているコンセントの口だけでは数が足りなかったり、位置的に遠くて不便なことがあります。そこで活躍するのが「電源タップ」です。
電源タップを選ぶうえでわたしが重要視しているのは充電器を接続したときにその充電器が別の口をふさいでしまわないようになっているかどうかです。
わたしが愛用している電源タップをいくつか紹介します。
まずはエレコムの電源タップT-K8A-2625BK。
電源の口の数は6。コード長、2.5m。
この電源タップは一括スイッチや個別スイッチがあるので節電したいときや、過充電を防ぎたいときに便利です。またほこりシャッターや雷ガードの機能もあります。
次にサンワサプライの雷ガードタップもおすすめです。
こちらの電源タップは電源の口が10個もあります。ブレーカー内蔵なので使いすぎたとしても事故の可能性を低減してくれます。それぞれの口の間隔がとても広いので大きい充電器でも使いやすいです。
カラーはブラック、ホワイト、ブラウンの3種類があります。コードの長さは1m、3m、5mから選べます。
またこの電源タップはマグネットが付属しているので金属部分に接着させることができます。
マグネット付きなので棚や机などの金属部分につけておくことができます。ただしそんなに強力なマグネットではないのであまり負荷がかかるように設置するのはやめておいた方が良いと思います。
以上が機能的におすすめの電源タップです。あとは見た目、デザイン性で選ぶのもありだと思います。例えばわたしは木目調の電源タップを使っています。
フローリングの床などになじみやすいデザインだと思います。
デザイン性でいうとFargoというブランドの電源タップも良さそうです。おしゃれなものが多いです。電源の口が回転する仕組みなので機器の干渉も防げます。
最後にシンプルなデザインで値段の安いエレコムの電源タップを紹介します。
Amazonでエレコムの電源タップが格安で販売されています。コードの長さで値段が変動しますが、3口タイプのものはだいたい300円ほどで買えます。
画像:Amazon エレコム電源タップのページより
なにも特別な機能はありませんがデザイン的にシンプルで圧倒的に安いのが魅力です。
以上わたしの充電環境とおすすめ充電グッズの紹介でした。参考になりますように!
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