GoPro HERO7 Black用に互換バッテリーと充電器を買いました。RAVPowerの「RP-PB074」です。しばらくゴープロにいれて使ってみたので商品の特徴や使い勝手についてレビューします。
※株式会社SUNVALLEY JAPANからRAVPower「RP-PB074」をご提供いただきました。
神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。GoPro HERO7 Blackが楽しくていつも持ち歩いています。たくさん使えば使うほどバッテリーを消耗するもの。バッテリー不足の悩みを解決すべく互換バッテリーを導入してみました。
GoProに予備バッテリーはすごく大事
GoProのバッテリー持続時間は短い
GoPro(ゴープロ)は電池の消耗が激しいです。機種や使い方によっても持続時間は変わるのですが、GoPro HERO7 Blackで4K60fpsで撮影するとバッテリー持続時間はおよそ45~50分です。
表:GoPro HERO7 Blackバッテリー持続時間
ビデオモード | バッテリー持続時間 |
---|---|
4K60 | 45~50 分 |
4K30 | 85~90 分 |
2.7K60 (4:3) | 60~65 分 |
2.7K120 | 30~45 分 |
1440p120 | 50~55 分 |
1440p60 | 70~75 分 |
1080p240 | 35~50 分 |
1080p120 | 40~55 分 |
1080p60 | 85~90 分 |
960p240 | 75~80 分 |
960p120 | 80~85 分 |
720p240 | 85~90 分 |
参考:HERO7 のバッテリーはどのくらいもちますか?|カスタマーサポート Q&A よくある質問と回答|GoPro(ゴープロ)日本総代理店タジマモーターコーポレーション
この程度のバッテリー持続時間ではすぐに充電が尽きて撮影できなくなってしまいます。撮影したいときに撮影できるようにするためにも予備バッテリーは必須です。
バッテリーの入れ忘れを防ぐ
カメラでよくあるトラブルがバッテリーの入れ忘れ。これがなぜ起こるかというと充電のためにバッテリーをゴープロから抜くからです。
予備バッテリーがあればひとつバッテリーが切れても新しいバッテリーを代わりに入れれば良いだけ。これでバッテリー忘れなんていう失敗も防げます。
とはいえたくさん買うと高い
じゃあ予備バッテリーを買おうとなるのですが、バッテリーをたくさん用意するとお金がけっこうかかるもの。バッテリーひとつだけで2,592円します(カメラのキタムラの税込価格 2018年10月16日時点)。
こんなときに便利なのが互換バッテリーです。RAVPower RP-PB074ならバッテリーふたつと充電器がついて3千円ほど。
予備バッテリーにあまりたくさんお金を使うのもなんだか気が引けますよね。ちゃんと使えるバッテリーなら安い方が嬉しいのは当たり前です。
GoPro用互換バッテリー RAVPower RP-PB074を使ってみた
RAVPower RP-PB074の特徴
パッケージの箱はこんな感じ。RAVPower製品はだいたいどれもこういう色の箱に入っていますね。
充電器とバッテリー2つ、充電用USBケーブルが入っています。
左がRAVPowerのバッテリー。右がGoPro純正バッテリーです。
そんなに見た目の違いはないのですが、一番の違いはこのバッテリーの上の部分のテープの向きです。バッテリーを抜く時につかう持ち手ですね。RAVPowerのほうは横向きになっています。これに関しては縦向きの純正品のほうがスマートなデザインです。
使用上の支障は特にないのですが、ほんの少しだけバッテリーのふたに挟まるようになっています。
ちなみに商品が届いた状態ですでに60%ほど充電されていました。バッテリー残量の表示がきちんと機能しているようです。
充電器のサイズは右側の純正品と比べて少しだけ小さいです。
充電中はランプが赤色に点灯。100%まで充電されるとランプは緑色になります。
充電用のケーブルは付属しますが、コンセントに差すためのプラグはないので別途用意する必要があります。写真はAUKEY製のシンプルなもの。小さくて安いのが魅力。
RAVPower製のアダプターもあります。
最近はこの手のUSB充電するものがとても多いのでわたしはポートが10個あるものを愛用しています。
RAVPower製品は信頼度が高い
互換バッテリーはあくまでその製造メーカーが互換性があると宣言している商品です。GoProの公式品ではありません。非公式の商品と聞くと正直不安がありますよね。また最近は互換品が数多く出回っているのでどれを選べば良いのか迷うところです。
どの互換バッテリーなら使えるのかというのは実際に使ってみないとわかりません。ですがRAVPowerが他社製品と違っている強みとしては「PSEマーク」の取得があります。
「PSEマーク」とは日本の法律を守って製造・販売された証です(参考:電気と安全な暮らし~もっと詳しく!~)。
わたし自身ほかにもRAVPower製のカメラ用バッテリーを使っているのですが、今のところなにも不具合が起こっていません。
追記:徐々に充電がもたなくなってきました。正規品と比べて製品寿命が短いです。またバッテリーによっては膨らみが出てくるものがあったのでわたしは使うのをやめて廃棄しました。
こういった経験から今回もGoPro用互換バッテリーも使ってみることにしました。やはり無事に使えています。表示や持続時間も特に純正品と変わらない印象です。 → 経年とともに充電の持ちが悪くなりました。
充電時間はふつう つまり遅い
充電時間も純正品とそんなに変わらない印象です。ちなみに電池を使い切った場合フル充電にかかる時間は約2時間が目安とされています。
参考:充電時間|カスタマーサポート Q&A よくある質問と回答|GoPro(ゴープロ)日本総代理店タジマモーターコーポレーション
スマホやパソコンにも使えるモバイルバッテリーでも充電してみたのですが、体感としてはこちらのほうが充電が早い気がしました(これはカメラ内のバッテリーひとつの充電だったのでそれが理由かも。また正確な時間を測ったわけではないのでご参考まで)。
まとめ 予備に互換バッテリーという選択
GoPro用互換バッテリーRAVPower RP-PB074は、バッテリーの残量表示や持続時間、充電時間に特に不具合もなく普通に使えました。わたしはGoPro HERO7 Blackで使いましたが、おそらく同じバッテリーを使っている旧機種でも同様に使えるかと思います(というかバッテリーにはGOPRO HERO5と記載されています)。
まだ使い始めて2週間程度なので今後何か不具合が見つかれば追記したいと思います。安心感を求めるならやはりGoPro純正の公式商品を使うことをおすすめします。
追記:当製品をつかっていてなにか事故があったわけではありませんが、製品寿命やバッテリーの持続時間ではやはり公式製品のほうが信頼できます。あくまで予備として考えれば互換品を買っておくのもひとつの方法ですが、基本的には公式品の購入をおすすめします。
お金を節約して予備バッテリーを調達したい人はRAVPower RP-PB074を試す価値はあると思います。
わたしはゴープロを買った時についてきたバッテリーと、充電器を買った時についてきたバッテリー、そしてRAVPowerのバッテリーふたつ、計4個のバッテリーを持っています。これだけあればバッテリー不足で悩む心配はほとんどありません。
記事執筆時点では純正のチャージャーが供給不足になっているようなので、純正品を注文している人もとりあえずRAVPower製品を買ってしのぐという手もありかもしれません。
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