夏といえば「向日葵」(ひまわり)!たくさん写真を撮ってきたので作例写真を紹介しながらわたしなりの撮影方法や、注意したポイント、雰囲気良く撮るコツをご紹介します。うまく撮れないと悩んでる人はぜひ読んでみてください!

神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。
夏だしヒマワリの写真を撮りたいな〜と思って神戸布引ハーブ園まで行ってきました。たくさん咲いていてきれいでした(^^)ヒマワリをちゃんと撮ろうとしたのは初めてだったので苦労したのですが、試行錯誤しながら気づいた撮影のアイデアや注意点をご紹介します。

ヒマワリって元気の出る見た目で素敵ですよね!
一本のヒマワリをアップで切り取る
まずはシンプルにヒマワリの花をひとつだけ正面から撮ってみましょう。わかりやすい写真は見ていて気持ち良いものです。

気をつけるポイントとして背景の処理。きれいに咲いているヒマワリを見つけたらその花が映えるように背景に注意しながら撮影する角度を決めましょう。

みんな大好きな背景ボケの写真にしてしまうのも一つの方法。F値を小さくして撮影してあげると背景が大きくボケます。これで主役の花が見やすくなります。

焦点距離が長い望遠レンズを使うと背景をボカしつつひとつの花にフィーチャーしやすいです。
参考:望遠レンズで上手に撮影する方法・コツ【おすすめ望遠レンズ紹介】
低い位置から見上げるように撮る

しゃがみこんで低い位置から見上げるようにしてヒマワリを撮るのもおすすめの撮影方法です。こうすると背景に空が入るのでヒマワリの黄色と青空のコントラストが鮮やかに映えます。
また、このように青や緑がたくさん入るような撮影シーンで試してみてほしいのがカメラの「風景モード」です。

最初の写真はカメラのピクチャースタイルで「スタンダード」でしたが、こちらの2枚目の写真は「風景」です。写真を見比べてみてください。だいたいどんなカメラでも風景用のモードだと色が派手めになるようになっています。好みにもよりますが、美しい風景の景色は頭のなかでより鮮やかで強い色として記憶に残る傾向にあります。
ヒマワリの花畑を広角で撮る

ヒマワリの花畑に行く機会があればやはりその全景を撮りたくなるものです。ですがただ漠然と広角で撮るだけだとなんだか寂しい写真になります。上の写真は対比としてロープウェーがあるのでなんとか写真として成立しつつありますが、たくさんあるはずのヒマワリは意外とパッとしません。

ヒマワリの花畑を広く撮るときは、たくさんある花のうち1本でも主役をつくってやると少し見やすくなります。例えば、たくさんのヒマワリの中に少し背の高いものがあればそれが目立つようにフレーミングしてみると良いです。

広角で花に近づいて撮ると、望遠の時とはちがって背景にまで目が行くので場所の雰囲気を伝えるのに有効的です。

ヒマワリは後ろ姿も魅力的

ヒマワリの花は実は正面だけではなくて背中の見た目もきれいなんですよね。正面だけでなくぜひ裏側からも撮影してみてください。


マクロレンズでヒマワリを撮る
花の撮影といえばマクロレンズです。もう定番ですからマクロレンズを用意してヒマワリを大きく拡大して撮りましょう。

植物の形って本当に面白いです。

花のまわりには蜂や蝶などの虫もいるものです。せっかくならマクロレンズでそれらの虫とヒマワリを合わせて撮ってみましょう。


熱中症対策を忘れずに撮影を楽しんでね

暑い季節ですから撮影の際は熱中症にくれぐれもご注意を。ヒマワリの撮影に夢中になって手遅れになってしまっては一大事です。帽子で日よけしたり、まめな水分補給と休憩で体調に気をつけてください。
皆さんも健康に気をつけてカメラを楽しんでくださいね!
