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キヤノンから新マクロレンズ「EF-S 35mm F2.8 マクロ IS STM」が発売

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キヤノンから新しいマクロレンズが発表されました。「EF-S 35mm F2.8 IS STM マクロ」です。5月下旬発売予定。注目の性能・スペックについてまとめます。はたしてこのレンズは買いなのでしょうか。

http://cweb.canon.jp/ef/common/img/banner/bnr-ef-s35-f28.jpg

画像:キヤノン:EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM|概要 より引用

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EF-S 35mm F2.8 マクロ IS STMの注目スペック

EF-Sレンズ

レンズの種類がEF-SなのでこれはキヤノンのAPS-Cカメラ専用レンズです。7D Mark2、80D、9000D、Kissシリーズなどの一眼レフカメラ用ですね。5Dシリーズや6Dには使うことができません。

CanonのAPS-Cサイズカメラ一覧
EOS 7D MarkII、EOS 7D、EOS 80D、EOS 70D、EOS 60D、EOS 60Da、EOS 50D、EOS 40D、EOS 30D、EOS 20D、EOS 20Da、EOS 9000D、EOS 8000D、EOS Kiss X9i、 EOS Kiss X8i、 EOS Kiss X7i、EOS Kiss X7、EOS Kiss X6i、EOS Kiss X5、EOS Kiss X4、EOS Kiss X3、EOS Kiss X2、EOS Kiss X70、EOS Kiss X50、EOS Kiss F、EOS KissデジタルX、EOS KissデジタルN、EOS Kissデジタル

マクロ撮影

最大の注目ポイントはマクロレンズであること。被写体をとても大きく写すことができます。カメラの専門用語でいうと最大撮影倍率が1倍のレンズです。

焦点距離

焦点距離は35mm。画角は35mm判換算で56mmになります。人間の通常の視野がだいたい50mmだと言われています。単焦点レンズとしてはとても使いやすい画角ですね。マクロ以外にも幅広く使えそうです。

一方マクロ撮影としての使い勝手を感じると焦点距離はやや短めです。最大まで大きく撮影しようとするとレンズの先から被写体までの距離(ワーキングディスタンス)がたったの3cmです。花や雑貨を撮影する場合には特に不自由しませんが、虫や小動物を撮影する場合そこまで近づくのは困難です。できたての料理を撮影する場合もそこまで近づくと湯気でくもる可能性があります(実際料理の写真のクロースアップでそこまで大きく写すケースは稀ですが)。

F値

F値は2.8。マクロレンズとしてはごく標準的な数字です。キットレンズと比べるととても明るく美しいボケ味を楽しむことが期待できます。

手ぶれ補正

手ぶれ補正がついているのは素晴らしいポイントです。無いより有ったほうが絶対に良いです。ただし過信は禁物。どんなに高性能な手ぶれ補正でもマクロ撮影の際は手振れするケースが多いです。マクロ撮影をする際は早めのシャッタースピードや、三脚を使った撮影を心がけましょう。

質量

重さは約190g。マクロレンズは大きなサイズのものが多いですが、このレンズは非常に軽量です。持ち運びに便利で気軽に撮影に持ち出すことができます。

LEDライト内臓

このレンズの大きな特徴がLEDライトを内臓している点です。このレンズは35mmとマクロレンズとしては比較的短い焦点距離なので、被写体との距離(ワーキングディスタンス)も短めになります。そのため被写体に近づいて撮影しようとするとレンズの影で映像が暗くなってしまう問題が発生します。通常はレフ板や照明を別に用意することになるのですが、このレンズはレンズそのものにライトが埋め込まれています。被写体を明るく照らすことができてとても便利です。

リードスクリュータイプのSTM

個人的に最も注目しているポイントです。少しマニアックな話になりますが、キヤノンのレンズにはオートフォーカスの仕組みがいくつかあり、その中のひとつに「STM(ステッピングモーター)」があります。STMタイプのレンズは動画撮影などライブビューモードで撮影する場合にスムーズなオートフォーカスができるという特徴があります。

さらにSTMの中にも2種類あり、「ギアタイプ」「リードスクリュータイプ」があります。ギアタイプはレンズをとても小型化できることが特徴で「EF-S 24mm F2.8 STM」や「EF 40mm F2.8 STM」といったパンケーキレンズなどとても小さいレンズに採用されています。しかし、小型化できるかわりにオートフォーカスの際に「ウィーン」という動作音がする弱点があります。動画撮影する場合このオートフォーカス駆動音のノイズが録音に入ってしまうのです。

一方リードスクリュータイプは、ギアタイプと比べるとレンズのサイズが大きくなりますが、オートフォーカスの作動音がほとんど聞こえません。とても静かなオートフォーカスを可能にします。これまでリードスクリュータイプのSTMはズームレンズにのみ採用されていました。今回の「EF-S 35mm F2.8 マクロ IS」は初めて単焦点レンズにリードスクリュー式STMを採用したレンズです。そして、同時にリードスクリュータイプのSTMレンズの中で最も明るいF値のレンズです。

つまり「EF-S 35mm F2.8 マクロ IS」は動画撮影において、ノイズが入ることなくスムーズなオートフォーカスを可能にする素晴らしいレンズです。

参考:キヤノン:一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ用交換レンズ|EFレンズテクノロジー詳細

仕様一覧

商品仕様

  • 焦点距離 35mm
  • 画角(水平・垂直・対角線) 35°55’・24°20’・42°35′
  • レンズ構成 6群10枚
  • 絞り羽根枚数 7枚
  • 最小絞り 32
  • 最短撮影距離 0.13m
  • 最大撮影倍率 1倍
  • フィルター径 49mm
  • 最大径×長さ φ69.2mm×55.8mm
  • 質量 190g

外観

画像:キヤノン:EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM|仕様より引用

画像:キヤノン:EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM 特長紹介より引用

まとめ

まだマクロレンズを持っていない人には強くおすすめしたいレンズです。花や料理のマクロ撮影に向いている他、スナップ用としても幅広く使えます。軽量なので日頃から持ち歩いてインスタグラムなどSNSにちょっとハイクオリティの写真を投稿する際にも役立ちそうです。また、特に料理の動画撮影など、キヤノンの一眼レフカメラで動画を撮影する人は持っていて損のないレンズでしょう。私も料理動画を撮影した際にこのレンズがあればもっと撮影しやすかっただろうと強く思います。
キヤノンもこのレンズのプロモーションとして料理動画を投稿しています。こういった美しい動画の撮影に大活躍ですね。


一方で、短めの焦点距離なので、虫や小動物のマクロ撮影には使いづらいです。ポートレイトをたくさん撮りたい人ももう少し長い焦点距離のほうが美しいボケをつくりやすいと思います。そういったニーズのある人にはタムロンのマクロレンズで60mm90mmのものをおすすめします。もしお金があるならキヤノン純正のマクロレンズ100mmもおすすめです。

今回紹介したレンズ

その他のおすすめマクロレンズ

APS-Cサイズのカメラにはこちらのタムロンのマクロレンズもおすすめ。手ぶれ補正はないものの、お手頃価格で、F値が2と明るいところが魅力。画角も60mmで、これは35mm判換算で約96mm相当。マクロレンズとしては標準的な画角でとても使いやすいです。

マクロレンズで最も有名と言えるかもしれないレンズが同じくタムロンの90mmマクロレンズ。多くの人に支持され愛称は「タムキュー」フルサイズに対応して、90mmと扱いやすい画角、さらに優れた手ぶれ補正機能付きです。

タムキューはこれまで何度もリニューアルを重ねています。上でご紹介したものは最新モデルですが、コスパを考えるとひとつ古いモデルもおすすめです。

キヤノンのマクロレンズで最高峰といえばこちらのLレンズ。値段は高いですが、性能はトップレベルです。優れた手ぶれ補正もついており、予算さえクリアすればこれが最もおすすめです。

関連WEBページ

実際にこのレンズを使って撮影させてもらったのでレビュー記事を書きました。

キヤノンの新しいマクロレンズ「EF-S 35mm F2.8 マクロ IS STM」。5月下旬発売予定のレンズですが、キヤノンデジタルハウス梅田にて先行展示されていたので実際に撮影させてもらいました...

キヤノン:EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM|概要

キヤノン:EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM 特長紹介

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