マウスコンピューター購入の際の注意点とおすすめカスタマイズ

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マウスコンピューターでパソコンを買うときの「カスタマイズ・お見積」。パソコン初心者にとっては戸惑うところです。たくさん選択肢があってどうすれば良いかわからないという人もいると思うので、注意点やおすすめカスタマイズなどを解説します。

神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。

マウスコンピューターでパソコンを選びいざ注文しようとすると出てくるのが「カスタマイズ」の画面です。パソコン初心者にとっては何を選べば良いのかわからず多くの人がここで立ち止まってしまいます。

わたしは以前からマウスコンピューターのパソコンを使っているほか、最近はレビュー用にパソコンをレンタルしている関係でこのカスタマイズ画面を何度も見ています。たくさんのパソコンを使っているうちにだいぶ詳しくなったので、カスタマイズでは何を選ぶと良いのか、どういった点に注意すべきか解説します。

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なぜカスタマイズするのか

そもそもなぜカスタマイズなんてものがあるのでしょうか。そんなことせずにさっさと注文を確定してしまえたほうが楽に感じるかもしれません。

カスタマイズすることのメリットは、自分の用途にぴったりのパソコンに仕上げることができることです。無駄なソフトやオーバースペックなパーツを使わないですむので、結果的にコスパよくパソコンを買うことができます。このため最近はマウスコンピューターなど多くのBTOパソコンメーカーの人気が高まっています。

実はマウスコンピューターのパソコン購入者のうち約5割の人がカスタマイズして注文しています。半分くらいの人が初期構成ではなく、自分好みのパソコンに仕上げて購入しているわけです。

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カスタマイズの選び方・注意点

マウスコンピューターなどBTOのカスタマイズで選べるものは主に4つのカテゴリーがあります。

  1. 保証
  2. ソフトウェア
  3. パーツカスタマイズ
  4. オプション品

このうち特に重要なのが①保証、③パーツカスタマイズです。②ソフトウェア、④オプション品については後からでもなんとかなることが多いです。

保証

まずサポートや保証についてオプションを選べるようになっています。マウスコンピューターの場合、標準で1年間の保証がついています。これを3年に延長することができます。パソコンは基本的にいずれも高価なものばかりなので、長く使うなら3年保証に延長することをおすすめします

そして修理サポートのときに自分で発送するか、引き取りに来てもらうか、現地修理してもらうかのオプションがあります。

  • センドバック(通常保証・送料片道負担)
  • ピックアップ(引き取り修理・送料の負担なし)
  • オンサイト(出張修理)

このうちピックアップが価格的には一番コスパが良くておすすめです。通常保証のセンドバックとは差額3000円ですが、最初に申し込んでおけばもう送料は負担しないですみます。普通パソコンを一回送るだけで2000円前後かかります。1〜3年の期間のうちに2回以上サポートを利用するだけで元がとれます。また修理を申し込むときに送料がかからないほうが心理的に修理に申し込みやすくて良いです。

マウスコンピューター カスタマイズ サポートサービス選択

ちなみに梱包はセンドバックでもピックアップでも自分で行わなければなりません。もし箱がなかったり梱包が難しい場合は修理を申し込むときに「パソコン便」というパソコン梱包・回収サービス(有償)に申し込みましょう。運送会社の人が専用の箱を持ってきて代わりに梱包してくれます。

参考:マウスコンピューター 修理ご依頼時の梱包について

そしてこの保証サービスに付属するかたちで「安心パックサービス」を選択可能です。このサービス内容は次の通り。

  • 最短当日修理返却
  • 安心パックサービス専用ダイヤル
  • 初期不良期間内の新品交換サービス

参考:安心パックサービス詳細

個人的には安心パックサービスは別になくても大丈夫かと思いますが、このサービス内容が魅力的に感じるのであれば申し込んでおいても良いでしょう。

以上で紹介したのは基本の保証サービスのオプションでしたが、これとは別に「破損盗難保証サービス」もあります。これは通常の保証ではカバーできない、パソコンの落下破損や水没、盗難を保証してもらえるサービスです。

主にノートパソコン購入者向けのサービスですね。よくパソコンを外に持ち出す人なら加入しておいて損のない保証サービスです。パソコンのそばにコーヒーなどの飲み物を置く人も要注意です。普通の保証では水濡れの故障は対応してもらえません。保証上限金額が異なるオプションをレベル1から4まで選べるので、ご自身の購入するパソコンの金額に合わせて選ぶと良いでしょう。

参考:破損盗難保証サービス詳細

ソフトウェア

BTOパソコンの場合、基本構成では最初にインストールされているソフトウェアが限定的です。そのおかげで価格が安くなっているわけですが、Officeソフトやウイルス対策セキュリティソフトが必要であれば、カスタマイズで一緒に購入しましょう。

必要かどうかいま判断できないようであればとりあえず無しで大丈夫です。あとでソフトだけ単独で購入できます。どこで買ってもソフトの中身に違いはありません。

パーツカスタマイズ

パソコンのパーツのカスタマイズは、BTOパソコンの醍醐味であり、初心者にとっては難しく感じるポイントです。CPUやグラフィックス、メモリ、ストレージなど各種パーツのカスタマイズを検討しましょう。

これらパーツがどんな意味を持つのかについては次の記事で解説しています。

写真編集・RAW現像用のパソコンのおすすめスペック!CPU・グラフィックス・メモリはなにが必要?

CPUやグラフィックスについては詳しくなければノータッチでOKです。基本的には金額相応の性能のものが積まれているはずです。

CPUをカスタマイズでアップグレードする場合は、一緒にCPUファンもカスタマイズしなければならないことがあるので注意しましょう。

参考画像

マウスコンピューターのBTOカスタマイズ CPUアップグレードのアラート

上位のCPUを選ぼうとすると、なにやら文章が出てきて選択することができません。こんなときはまず「CPUファン」の項目でより上位のものを選びましょう。その後CPUで希望のものにチェックを入れると正しく選択することができます。

メモリは最低でも8GBはあったほうが良いです。RAW現像や動画編集、イラスト制作、ゲームプレイなど高負荷の処理をするなら16GB以上にしておくことをおすすめします。

デスクトップの場合電源のカスタマイズもあります。電源はパソコン初心者にはピンとこないですが意外と重要なパーツです。電力が大きいほうがきちんとパソコンの性能を発揮できます。逆に電力が足らないとそれが原因でCPUやグラフィックスなどが本来の性能を出しきれません。最悪パソコンが壊れてしまうこともあります。高性能なパーツを積む時は大きい電力の電源にカスタマイズしておくと安心です。

光学ドライブカードリーダーもカスタマイズで選べることがあります。機種によっては標準搭載されていますが多くの場合、これらのパーツは初期構成では搭載されていません。光学ドライブというのはCDやDVD、ブルーレイディスクをいれるところです。カードリーダーというのはカメラの記憶メディアなどで使われているSDカードをいれるところです。必要な人はこれらを選択しましょう。

ストレージの種類と容量はカスタマイズの定番です。基本的にはSSDの搭載をおすすめします。HDDよりずっと高性能です。容量は最低でも256GB以上をおすすめします。写真や音楽、動画ファイル、様々なアプリケーションを使う人は512GB以上の容量を確保しましょう。予算的に厳しい場合はSSDを256GB、HDDを512GBというように安価なHDDを組み合わせると良いでしょう。

あとデスクトップの購入者で要注意なのが無線LAN(Wi-Fi)についてです。いまどきのパソコンならなんでも無線LANに対応しているだろうと思いがちですが、実はBTOのデスクトップパソコンは基本的に初期構成では無線LANに対応していません。無線LANを使いたい人は拡張カード無線LANを選びましょう。

マウスコンピューター BTO カスタマイズ 拡張カード 無線LAN

拡張カードで無線LANを選択

オプション品

パソコンの購入に合わせて、キーボードやマウス、モニター、プリンターなども一緒に注文できます。必要なものはここでまとめて注文しておくと楽です。

しかし、一緒に注文できること以外は特にメリットもありません。特に価格が安いわけでもありませんし、なにか特別仕様なわけでもないです。必要なものはあとでAmazonやほかのお店で注文しても大丈夫です。

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人気カスタマイズ ベスト5

マウスコンピューターのパソコン購入者のうち約半分の人が何かしらのカスタマイズをしてパソコンを購入しています。どういったカスタマイズが人気なのでしょうか。わたしが以前「リンクシェアジャパン PC・デジタルフェア」というイベントに参加した際に「人気BTOパーツベスト5」を教えてもらいました。

なかなかこの内容が面白くて、パソコン初心者からすればおそらく意外だろうと思うようなパーツもあったのでご紹介します!

マウスコンピューター 人気BTOパーツベスト5

第1位 CPUファン

BTOパーツ人気1位 CPUファン

第1位はデスクトップ用CPUファンです。デスクトップ向けのパーツが第1位です。直接性能を左右するCPUではなくその熱を下げるためのパーツがカスタマイズで最も選ばれています。CPUなどパソコンのパーツは熱が高まると本来の性能を発揮できなくなります。せっかく高性能なCPUのパソコンを選んでもその性能が出せないとなると残念ですよね。

CPUファンには種類が色々とあるのですが大きく分けると2種類あって、空冷ファン水冷クーラーです。

空冷CPUファン

空冷CPUファン

空冷ファンは簡単にいうと扇風機です。まずCPUのまわりの金属に熱を伝導させて逃し、そこに風を送って冷ます仕組みです。ほとんどのパソコンにこの空冷ファンが入っていて、これをさらに性能の良いものにアップグレードする人が多いです。

水冷クーラー

水冷CPUクーラー

水冷クーラーは特殊な冷却液が入っていてそれを使ってCPUを冷やします。詳しい構造の説明はマウスコンピューターのウェブサイトに水冷クーラー解説ページがあるのでそちらをご覧ください。水冷といってもただの水ではないので特にメンテナンスの必要もなくお手軽です。

水冷クーラーの何が良いかというと、まず空冷ファンと比べて音が静かということ、そして効率よく熱を下げることができるということです。この恩恵は大きいので水冷クーラーはおすすめです。CPUファンのカスタマイズは数千円とさほど高くないのも良いですね。

第2位 光学ドライブ

BTOパーツ人気2位 光学ドライブ

最近は使う機会の少なくなったCDやDVDなどの光学ディスクですが、意外と今でも需要はしっかりあって光学ドライブが2位にランクインしました。

光学ドライブ

写真や動画ファイルのバックアップや納品に使われたり、ソフトウェアのインストール、昔のゲームのプレイなどに使われているようです。BTOパソコンでは初期構成で光学ドライブが省かれていることがほとんどなので、必要な人は忘れずにチェックを入れておきましょう。

第3位 電源ユニット

BTOパーツ人気3位 電源ユニット

第3位はデスクトップ用電源ユニット。コンセントからとってきた電源をパソコン用に変換する部品です。これも初心者からすると「なんでカスタマイズするの?」といった感想になると思います(わたしはそう思いました)。

ハイスペックなパソコンほど必要な電力は大きくなります。なので大きな電力を使えて、効率よく電力を変換するパーツが望ましいです。逆にこの電源ユニットの性能が足りていないとパソコンの性能がきちんと発揮されません。

デスクトップ用電源ユニット

ノート型パソコンだとこの電源アダプターが外側に出ていますよね。高性能なパソコンほど大きなアダプターになっていてわかりやすいです。ノートパソコンは内蔵バッテリーでも稼働しますが、やはりAC電源に繋いでいる時と比べるとパフォーマンスが落ちます。

DAIVノートパソコンのACアダプター比較

ノートパソコンのACアダプターの比較 それぞれサイズや性能が異なる

このように電源ユニットというのはとても重要なパーツなのです。またパソコンのグラフィックスやメモリなどのパーツは比較的簡単に後からカスタマイズ可能ですが電源ユニットはそれが難しいです。なので最初から余裕をもってグレードの高い電源ユニットを組んでおくことが多いです。また電源が足りないと最悪の場合パソコンが壊れてしまうので、パソコンを自作する人は電源ユニットに良いものを選ぶ傾向があります。高級で高性能なパソコンを買うのであれば電源ユニットもアップグレードしておくと安心です。

参考:電源ユニット|BTOパソコン・PC通販ショップのマウス【公式】

第4位 メモリ

BTOパーツ人気4位 メモリ

第4位はメモリです。一時的なデータの記憶を担当するパーツで、パソコンの作業効率を上げます。パソコンの根本的な性能を決めるのはCPUやグラフィックスといったパーツですが、その性能をしっかり効率よく発揮するにはメモリに余裕が必要です。

なので基本が8GBのメモリを搭載しているのであれば16GBにしたり、16GBのものを32GBにする人が多いです。写真や動画の編集をしたり、様々なソフトを同時に起動するならメモリは16GB以上あったほうが良いです。せいぜい32GBもあればまず問題ありません。64GBまで上げてもそんなに性能に影響を与えないので16〜32GBくらいを目安にカスタマイズすることをおすすめします。

参考:メモリ|BTOパソコン・PC通販ショップのマウス【公式】

第5位 SSD

BTOパーツ人気5位 SSD

第5位はストレージのSSDです。これは個人的に非常に納得の結果です。ストレージの種類は大きくふたつにわけるとHDDとSSDがありますが、SSDのほうが圧倒的に良いです。高速なデータ転送を可能にしますし、音が静かで熱の発生も少ないので良いことばかり。先ほどから何度か書いていますが、パソコンの性能を出すには熱との戦いになります。性能が上がってしかも熱が少なくすむというのはとても素晴らしいことです。

HDDより高価にはなるもののSSDにする価値は十分にあります。パソコンのOSや各種ソフトウェアの起動も速くなるのでぜひSSD搭載にしてください。容量も大きい方がデータの整理に追われず快適に使えます。予算で迷うかもしれませんが、迷うくらいなら大きいほうの容量にすることをおすすめします。

参考:ストレージ HDD/SSD/M.2 SSD|BTOパソコン・PC通販ショップのマウス【公式】

またSSDの中にはM.2 SSD(NVMe対応)というものがあってこれはSSDの中でもより高速です。そのかわりこれは熱が上がりやすいので放熱シールドのカスタマイズをおすすめします。

M.2 SSDと放熱シールド

M.2 SSDと放熱シールド

放熱シールドは500円ほどでカスタマイズできるのでつけておいて損はありません。

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まとめ 保証とパーツカスタマイズを賢く利用しよう

カスタマイズをうまく利用することで自分にぴったりの理想的なパソコンを組めます。ぜひこの記事を参考にしてもらえれば幸いです。

特におすすめは、まず保証を「3年保証ピックアップ修理」にすること、ストレージでSSDの選択・容量アップすることです。またデスクトップPCならCPUファンを水冷クーラーにすることをおすすめします。光学ドライブやカードリーダー、無線LAN(拡張カード)が必要な人はカスタマイズでチェックを入れることを忘れないようにご注意ください。

参考ウェブサイト:

マウスコンピューターのカスタマイズ・お見積もりはこちらから
→ BTOパソコン・PC通販ショップのマウスコンピューター【公式】

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