カメラ用におすすめのSDカード3選!コスパをとるか高品質のUHS-2対応を選ぶべきか

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カメラ用におすすめのSDカードを紹介します。写真や動画の撮影をトラブルなく行うには適切なSDカードを選ぶのが大事です。安くてちゃんと使えるSDカードや、性能に優れたUHS-2対応SDカードなど、実際に使ってみて気に入った製品をまとめました。

カメラ用におすすめのSDカード3選!コスパをとるか高品質のUHS-2対応を選ぶべきか

神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。カメラ用に様々なSDカードを使ってきたので現時点でのおすすめSDカードについてまとめておくことにしました!

おすすめは次のSDカード3種類です。それぞれのSDカードをおすすめする理由を解説します。

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カメラ用SDカードの選び方

SDカードを選ぶときは容量ブランド性能の3点に注目して選びましょう。

参考:失敗しないSDカードの選び方 SanDisk

容量は余裕のあるものを選ぼう

SDカードの容量は余裕をもって大きめのものを選ぶことおすすめします。容量が小さいとすぐにカードがいっぱいになってしまいます。

まめにデータをパソコンに取り込んで整理ができる人なら最低限の容量でも困らないかもしれませんが、いざ撮影したいときにカードがいっぱいだとシャッターチャンスを逃してしまって残念な思いをします。あせって空きをつくろうとして大事な写真や動画を誤って消してしまうというトラブルもありがちです。

カメラ用としてのおすすめは32GB以上のSDカード。写真がメインでそんなにたくさん撮影しない人であれば32GBで足りると思います。動画を撮る機会が多い人には64GBをおすすめします。

わたしは日ごろからたくさん写真を撮ったり、動画を撮ったりすることが多いので64GBや128GBのSDカードを主に使っています。

信頼性はけっきょくブランドで選ぶしかない

SDカードはまれに不具合を起こして壊れることがあります。壊れるリスクはどのメーカーでも大なり小なりあるのでけっきょく運しだいのところもあるのですが、安心して使えるSDカードを選ぶにはブランドを見ることになります。

SDカード業界でおそらく最も有名で信頼性が高いのはサンディスク(SanDisk)でしょう。カメラメーカーの多くが製品テストを行う際によくサンディスクのSDカードを採用しています。

SanDisk サンディスクのSDカード

追記(2020年6月11日):ソニーが自社の販売するSDカードで動画を撮影するときに記録済みデータを破損したり、正常に記録されない問題が発生することが判明したと発表しました。該当のSDカードを無償交換するとのこと。

参考:SDXC/SDHC UHS-IIメモリーカード SF-Mシリーズ タフ仕様・SF-Gシリーズ タフ仕様ご愛用のお客様へ 無償交換のお知らせとお詫び | ソニー 

記録メディアにはこのようなトラブルが起こりうるので大切なデータを失わないように慎重にカードを選び、バックアップをとることが重要です。

性能はピンキリなのであとで困らない選択を

SDカードは種類によって大きな性能差があります。性能の違いを理解しようとするとちょっと複雑になってしまうのですが、ざっくり言うと次の3点に注目しましょう。

  • 連続撮影は書き込み速度が大事!
  • 動画撮影はスピードクラスが大事!
  • データ取り込みは読み取り速度が大事!UHS-2がおすすめ

写真を連続で撮る場合は、カメラ本体の性能ももちろん大事ですが、SDカードが高速でデータを記録できなければなりません。なのでカメラで連射することが多い人はSDカードの「書き込み速度」が大事です。書き込み速度は45MB/sのように表記されます。数字が大きいほど優れています。

動画撮影をする場合は、録画の間にSDカードが持続的に性能を発揮できる必要があります。そこで目安となるのは「スピードクラス」という項目です。動画撮影する人におすすめなのは、スピードクラスが「Class 10」、UHSスピードクラスが「U3」、ビデオスピードクラスが「V30」や「V60」、「V90」のものです。

写真や動画のデータをSDカードからパソコンやスマホに転送するときはSDカードの「読み取り速度」が重要です。これも書き込み速度と同じく「45MB/s」のように表記され、数字が大きいほど高速です。読み込み速度が高速なSDカードは特に「UHS-2」対応となっています。データの取り込み時間を短縮したい人はUHS-2のSDカードをおすすめします。

UHS-2はカメラやリーダーが対応の必要あり!下位互換は可能

UHS-2のSDカードは高速なデータの読み書きが可能です。ただし、その性能を最大まで活かすにはカメラやカードリーダーもUHS-2対応でなければなりません。

uhs1とuhs2の違い
UHS-Ⅱは端子が多い

とはいえ、UHS-2は下位互換するので普通のカメラやSDカードリーダーでもUHS-2のSDカードを使うことは可能です。例えばUHS-2非対応のカメラを使っていても、UHS-2対応のカードリーダーがあれば、データの取り込みが早くなるというメリットを享受できます(カードリーダーを接続するパソコンがUSB3.0のポートを備えている必要もあります)。

UHS-2対応のSDカードリーダー↓

わたしはSatechiのSDカードリーダーを持っています。

参考:UHS-II対応のSDカードリーダー(USB-C接続)を購入したのでレビュー

UHS-1とUHS-2の性能差についてはソニーさんの動画がわかりやすいです↓

参考:UHS-II SDメモリーカードのメリットと使い方 | SDカード | 記録メディア | ソニー

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おすすめのSDカード3選

上で説明した性能やブランドに加え、価格の面を考慮しておすすめのSDカードを紹介します。

SDカード比較表

 TranscendLexarSanDisk
UHSUHSⅠUHSⅡUHSⅡ
スピードクラスClass10Class10Class10
UHSスピードクラスU3U3U3
ビデオスピードクラスV30V60
読み取り速度約96MB/s約231MB/s約242MB/s
書き込み速度約43MB/s約119MB/s約192MB/s
価格(64GB)約1200円~1500円約2700円~3200円約11000円~20000円

※今回は異なるメーカー3社から選びましたが、メーカーによっても様々な種類のSDカードを販売しているので購入の際は誤った製品を選ばないようご注意ください。

※データの読み取り速度と書き込み速度はわたしがCrystalDiskmarkで計測した値です。

Transcend SDカード UHS-I U3 V30 対応 Class10

Transcend SDカード UHS-I U3 V30 対応 Class10 128GB

このTranscend(トランセンド)のSDカードは一般的な撮影用途には十分な性能を持ちながら値段も安めです。FHD動画も普通に撮れるし、たぶん4Kでもだいたい大丈夫(カメラによっては厳しいかも)。そこそこの性能でコスパに優れるので特にこだわりがなければおすすめです。

Transcend SDカード データ書き込み速度と読み取り速度 CrystalDiskMark
Transcend SDカードのデータ読み取り速度と書き込み速度

わたしは主にリコーのコンパクトデジタルカメラGRⅢにてこの
SDカードを使っています。

参考:GR3実写レビュー!神戸の街で撮った作例写真で画質を確認

※64GB以上と32GB以上では性能にも多少違いがある可能性があります。上のデータは128GBのカードを計測しました。

Lexar SDカード 1667x UHS-II Class10 U3 V60 海外リテール

Lexar SDカード 1667x UHS-II Class10 U3 V60 海外リテール

こちらのLexar(レキサー)のSDカードは、データの転送が早いUHS-Ⅱ対応SDカードです。高画素やRAWで連射をたくさんする人、データの取り込みを高速化したい人におすすめします。

Lexar レキサー SDカード データ書き込み速度と読み取り速度 CrystalDiskMark
Lexar SDカード64GBのデータ読み取り速度と書き込み速度

このLexarのSDカードはUHS-2対応製品としては価格が安いのも魅力です。海外から仕入れて販売しているお店が多く価格が抑えられています。

特に楽天市場の「風見鶏」というお店がこのSDカードを安く販売しているのでおすすめです。この風見鶏というお店はわたしの地元に店舗を構えているお店なのですが(神戸・元町の商店街にある)実際に何度か利用させてもらっていて対応も良くて気に入っています。

ProGrade Digital (プログレードデジタル)のUHS-2のSDカードも安いです。特に128GBのタイプはやたらと安い。わたしは使ったことがないですが性能的にはLexarに近いようです。

SanDisk SDカード Extreme PRO UHS-II Class 10 防水仕様

SanDisk SDカード Extreme PRO UHS-II Class 10 防水仕様

安心と信頼のサンディスクのExtreme Proです。UHS-Ⅱ対応で高性能のSDカード。実際にデータの読み書きの速度を計測してみると手持ちのLexarやToshibaのUHS-Ⅱ対応SDカードより優秀な結果となりました。特に書き込み速度においてサンディスクが優れています。高いぶん価値はあると言えるでしょう。

わたしは普段キヤノンのEOS RにこのSDカードを使っています。

SanDisk SDカード データ書き込み速度と読み取り速度 CrystalDiskMark
SanDisk SDカード64GBのデータ読み取り速度と書き込み速度
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microSDはサンディスク

microSDはあまり種類を使ったことがないのですがとりあえず定番のサンディスク製のものを選んでおけば間違いないと思います。わたしはGoProでサンディスクのmicroSDカードを使っています。4K動画でもトラブルなく撮影できています。

参考:GoPro HERO7を買ったので第一印象レビュー!簡単にきれいな動画が撮れて感動しました

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次世代はCFexpressカードか

最近のカメラは収録する映像の高画質化にともない記録メディアもより高性能なものが必要になっています。そこで採用されているのがCFexpressカードです。例えばキヤノンのEOS-1D X MarkⅢやEOS R5などで採用されています。

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SDカードを色々と使ってみて思うこと

SDカードはいろいろと種類があって値段にも差があります。そして価格の違いは性能の違いに反映されます。安物でも変わらないということはありません。

あまり質の悪いSDカードを使うと後で困るので、個人的には最低限のラインとしてTranscendのSDカードをおすすめします。今回紹介した3つのSDカードのなかでは最も低いスペックですが、一般的に見れば決して性能は悪くありません。一般的な撮影用途であれば困ることはないと思います。

もし4K以上の高画質の動画を長時間撮影したり、RAWで連続撮影する場合はより性能の高いSDカードを検討してみましょう。SDカードの性能が足りていないと動画が途中で録画停止してしまったり、映像がコマ落ちしてしまうことがあります。あるいは連射で撮っているときにカードの記録が追い付かず連続で撮影できなくなってしまうこともあります。

個人的に高性能のSDカードを使って良かったと思うのは、第一にカードが原因の撮影トラブルがなくなったこと。第二にデータの取り込みが高速化して快適になったことです。日常的に写真や動画を撮影する人なら高スペックのSDカードから得られる恩恵はしっかりとあるのでUHS-Ⅱ対応のSDカードはとてもおすすめです。

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