
神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。キヤノンの人気ミラーレス一眼カメラ「EOS R50」 と「EOS R50 V」のふたつのカメラをレビュー用に借りて使用させてもらいました。実際に使ってみるとよく似たカメラでありながらも、しっかり特性の違うカメラでした。
この記事では、実際につかった経験をふまえてこれらふたつのカメラの違いをまとめました。カメラの購入を検討している方向けに、それぞれがどんな人におすすめかも解説するので参考にしてください。
結論:どちらを選ぶべきか
「EOS R50」は、キヤノンのEOS Rシリーズのエントリーモデルに位置するミラーレス一眼カメラです。キヤノンの一眼レフカメラで人気だった「EOS Kiss」シリーズに近いモデルで、本格的な性能がコンパクトなボディに搭載されていて、初心者層を中心に人気があります。どちらかというと写真撮影に向いているカメラです。

「EOS R50 V」は、基本性能はEOS R50と同じですが、動画撮影用にデザインや機能を再設計して新しく発売されたカメラです。動画撮影の機能が強化されていて、趣味の記録をしたり、YouTubeやSNSに動画投稿したり、ライブ配信・WEBカメラとして使いたいユーザーにおすすめです。


写真を中心に撮りたいなら、「EOS R50」がおすすめ!
動画を中心に撮りたいなら、「EOS R50 V」がおすすめ!
写真も動画もどちらも撮りたい場合はどちらでもかまいませんが、わたしなら「EOS R50 V」を選びます。
表:EOS R50 と EOS R50 V共通の基本スペック
| EOS R50 | EOS R50 V | |
|---|---|---|
| イメージセンサー | APS-Cサイズ | |
| 有効画素数 | 約2420万画素 | |
| 映像エンジン | DIGIC X | |
| オートフォーカス | デュアルピクセルCMOS AF II | |
| シャッター速度 | 電子先幕:1/4000~30秒、バルブ 電子シャッター:1/8000~30秒、バルブ | |
| 連続撮影 | 最高約12コマ/秒(電子先幕) 最高約15コマ/秒(電子シャッター) | |
| 発売日 | 2023年3月17日 | 2025年5月30日 |
EOS R50・R50の違い
大きさ・デザイン
中身の性能はほぼ同じのカメラですが、見た目や操作性にかかわるデザインについては大きく異なります。
なお、カラーバリエーションは現在はどちらのモデルも「ブラック」と「ホワイト」の両方が用意されています。


表:EOS R50 と EOS R50 Vのサイズと重さ
| EOS R50 | EOS R50 V | |
|---|---|---|
| 大きさ(幅×高さ×奥行) | 約116.3×85.5×68.8mm | 約119.3×73.7×45.2mm |
| 質量 | 約328g(本体のみ) 約375g(バッテリー、メモリーカードを含む) | 約323g(本体のみ) 約373g(バッテリー、メモリーカードを含む) |




ファインダー・モニター
EOS R50は、ビューファインダーを搭載しています。それに対して、EOS R50 Vは、ファインダーが非搭載です。

ファインダーがあると、より安定してカメラを構えながら撮影ができるほか、明るい屋外でモニターが見づらいときも、ファインダーでしっかり構図を確認できるというメリットがあります。
また、タッチモニターにもわずかに違いがあります。EOS R50 Vのモニターは解像度104万ドットに対して、EOS RR50は160万ドットで、EOS R50のほうが精細なモニターです。
このようにファインダーや、モニターについてはEOS R50のほうが優れています。ただし、EOS R50 Vのモニターも見やすいので、ふつうに撮影するぶんには困りません。また、モニターの輝度を調整することができるので、明るい屋外でモニターが見づらいときは輝度を上げることで支障なく撮影可能です。

わたしは、EOS R50 Vの設定で、ボタンに「モニターの輝度を一時的に上げる」という機能を割り当てています。この機能をつかうと、明るい場所でもモニターが見やすくなって使いやすいです。
モードダイヤル
撮影モードを設定する「モードダイヤル」が、EOS R50とEOS R50 Vで大きく異なります。EOS R50は写真用のモードが基本になっていて動画用のモードがひとつだけです。それに対してEOS R50 Vは逆にほぼすべてが動画用のモードで写真用のモードがひとつだけです。


なお、EOS R50 Vは「シャッターボタン」と「録画ボタン」がひとつにまとめられているのに対して、EOS R50は「シャッターボタン」と「録画ボタン」が分けられてふたつあります。
EOS R50ならそれぞれ機能を分けて使えるので、例えば写真用のモードに設定されているときでも録画ボタンを押せば動画を収録開始できます。EOS R50 Vだと写真と動画を切り替えるときに必ずモードダイヤルを回さなければなりません。
インターフェイス
周辺機器の接続に関連するインターフェイスにも違いがあります。マイクやUSB-C、HDMIなどは共通して同じですが、EOS R50 Vにはヘッドフォン端子があります。また、EOS R50 VはUVC / UACに対応しており、パソコンにUSB接続するだけでWEBカメラとして使用可能です。さらに縦位置用の三脚穴が用意されているのもEOS R50 Vの特徴です。




機能・性能
基本性能はどちらのカメラも同じなのですが、新しく発売された「EOS R50 V」には、動画機能を中心にEOS R50にない機能がいくつも搭載されています。
- 4K60Pクロップが撮れる(R50は4K30Pまで)
- 動画の長時間撮影が可能
- 登録人物優先AFあり
- 縦位置動画に対応
- カラーフィルター搭載で手軽にフィルムルックな映像・写真が撮れる
- カスタムピクチャー対応(Clog3やCanon709を使える)
- シネマビュー
- フォルスカラー
- 記録メディアがUHS-IIに対応
- タリーランプ搭載

ほとんどが動画に関連する機能ですが、「登録人物優先AF」、「カラーフィルター」などは写真にも使える機能です。
価格とレンズキット
EOS R50とEOS R50 Vのどちらも、カラーバリエーションで「ブラック」と「ホワイト」があります。色が違っても機能は変わりません。
またカメラとセットで販売されているレンズの種類は、EOS R50とEOS R50 Vで異なります。
表:EOS R50 のラインナップと価格
| 商品名 | カラー | 価格 (税込) |
|---|---|---|
| ボディ | ブラック / ホワイト | 111,100円 |
| RF-S18-45 IS STM レンズキット | ブラック / ホワイト | 126,500円 |
| ダブルズームキット | ブラック / ホワイト | 156,200円 |
表:EOS R50 Vのラインナップと価格
| 商品名 | カラー | 価格 (税込) |
|---|---|---|
| ボディ | ブラック | 113,300円 |
| RF-S14-30 IS STM PZレンズキット | ブラック | 140,800円 |
| RF-S14-30 IS STM PZレンズキット | ホワイト | 148,500円 |
| ダブルズームキット | ブラック | 170,500円 |
| ダブルズームキット | ホワイト | 178,200円 |
まとめ:どちらのカメラを選べばいいか
EOS R50がおすすめの人
- 写真中心に撮影する
- ファインダーをつかって撮影したい
- すこしでも価格が安いほうがいい
EOS R50 Vがおすすめの人
- 動画中心に撮影する
- すこしでもコンパクトなボディがいい
写真用途ならEOS R50、動画用途ならEOS R50 Vがおすすめです。
写真と動画どちらも撮影したい場合はどちらを選ぶか難しいですが、わたしならEOS R50 Vを選びます!なぜなら4K60Pや、カラーフィルター、長時間撮影などEOS R50 Vじゃないとできない機能がたくさんあるからです。あと個人的にEOS R50 Vのデザインが好きなので。
YouTubeでもレビューやカメラの解説をしています!
関連動画:キヤノン EOS R50とEOS R50の使いこなし動画まとめ
以上、この記事が参考になれば幸いです!
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