カメラ雑誌の8月号が発売されています。各誌ともキヤノンの新型フルサイズ一眼レフカメラEOS 6D Mark2のレビュー記事を掲載したほか、個性ある特集が満載です。各誌の注目ポイントをご紹介します。
カメラ雑誌8月号
神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。カメラと読書が趣味のAkiです。
カメラ雑誌の8月号を色々と読んでみました。全雑誌に共通するのが新しいカメラとレンズのレビューです。一番の注目はキヤノンのEOS6D MarkⅡとEOS Kiss X9です。そのほかニコンの魚眼レンズ、シグマの広角単焦点レンズなどのレビューも見られました。
機材レビューのほかには各誌がそれぞれ個性的な特集を組んでいるので、それらの特集記事を中心に各雑誌をご紹介します。
デジタルカメラマガジン
特集が「明日から使えるプロの技99」。内容が濃くて勉強になりました。しっかりとした定番の撮影方法である「表技」。さらに、ちょっとセオリーからは外れたテクニックや、特殊な機材を用いた「裏技」が紹介されています。真似したくなる技が満載なのでおすすめです。
ちなみにこの特集が気に入った方は「完全版 写真がもっと上手くなるデジタル一眼撮影テクニック事典101+」を読んでみるとより勉強になるかもしれません。
アサヒカメラ
風景写真とフォトコンテストについての話。アサヒカメラらしいちょっと硬派な内容です。
興味深く読んだのが、風景・野鳥撮影のマナーに関する記事。私はあまり遠出して風景を撮ったり鳥を撮ることはないですが、カメラ愛好家のなかでは特に人気のあるジャンルですよね。カメラマンたちの行動がかなり深刻な問題を招いているようです。撮影を楽しむのはもちろん良いことですが、自然環境を破壊したり地元の人に迷惑をかけてはいけません。風景・野鳥撮影をしている人にはぜひ読んでほしい特集です。
日本カメラ
「極みニコン」という特集の別冊付録があります。ニコン100周年を記念してニコンの歴史を振り返るものでなかなか充実した内容。ニコンファンにおすすめです。そのほか動物園での撮影に関する記事が面白かったです。
カメラマン
「天下一レンズ!!」と題して各社のレンズを比較した特集が組まれています。レンズマニアには楽しめる内容ではないでしょうか。高級レンズと安いレンズの違いを知りたい人にもおすすめです。高級レンズの素晴らしさに感銘を受けるかもしれませんし、これくらいの差なら安いレンズでも良いと思えるかもしれません。レンズの違いを様々な観点から検証しており面白いです。
CAPA(キャパ)
「一眼ムービー超入門」という特集の別冊付録があります。写真に関する書籍の充実ぶりと比べると、動画に関する雑誌は少ないので貴重な内容です。超入門ということで基礎的な内容ではあるのですが、意外と知らないこともあって勉強になりました。
ビデオサロン
手ぶれ補正について細かく検証しています。オリンパスのOM-D EM1 Mark2、パナソニックのGH5、ソニーのα6500の手ぶれ補正について比較しています。単純に補正が強力かどうかではなく様々なシチュエーションで手振れを抑えつつどれだけ自然な動きになるかをテストしています。なかなか興味深い内容でした。
また「はじめてのLog撮影」では、最近コンシューマーカメラでも馴染みがあるLog撮影について、どのように撮影してどう編集するのか解説しています。
ログ撮影とカラーグレーディングに関心のある人には次の本もおすすめです。
カラーコレクションハンドブック第2版 -映像の魅力を100%引き出すテクニック-
参考:一眼ムービー編集に使っているもの・欲しいもの・おすすめ教材紹介
フォトコン
フォトテクニックデジタル
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