動画編集ソフトのFilmora(フィモーラ)をレビューします。実際に使ってみて感じたソフトの特徴をご紹介します。他の人気動画編集ソフトも使ってきた経験から、どんな人におすすめの編集ソフトかをほかのソフトと比べながら解説します。
神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。
動画編集ソフトのFilmora(フィモーラ)をご提供いただきました。WindowsとMac両方に対応した動画編集ソフトです。さっそく使ってみたのでこの動画編集ソフトの特徴や、どんな人におすすめなのか解説します。
Filmoraで編集した動画
動画編集ソフトですからどんな動画が作れるかが大事ですよね。わたしが編集した動画を2つ載せておくので、拙いですが参考までにご覧くださいませ。
いかがでしょうか。ちなみに一つ目の動画は編集に1時間くらい、二つ目は30分くらいで作りました。一つ目は初めて触ったソフトなので操作方法を調べたり、試したりしたのですこし時間がかかりました。2回目は慣れたのでもう少し早く作れました。
Filmora(フィモーラ)の特徴
有料動画編集ソフト
Filmoraは有料の動画編集ソフト。永久ライセンスのバージョンで7980円(税込)となっており、有料動画編集ソフトのなかでは安い方です。一年ライセンスは6980円で差額が小さいので、永久ライセンスの買い切りタイプとして使うのがおすすめ。
気軽な動画編集からすこし本格的な編集にも対応しています。「ちょっと凝った動画編集をしてみたいけど、プロ仕様の難しい編集ソフトには抵抗がある」という人にちょうど良いソフトウェアです。
無料お試し版もあるのでだいたいどんな編集ソフトなのかを購入の前に試すことができます。無料版は編集した動画にFilmoraのロゴが入ります。
Mac・WindowsそれぞれのOSに対応したバージョンがあります。ご購入の際は自分の希望するバージョンを選ぶように注意しましょう。
直感的な操作性
Filmoraの良いところはわかりやすい編集画面。直感的なインターフェイスになっていて、動画編集が初めての人でも親しみやすいタイプの編集ソフトだと思います。
参考画像:ソフトの起動画面
参考画像:編集画面
有名な編集ソフトでいうとAdobe Premiere Proがありますが、これは高機能である反面、初心者にはとても扱いが難しいです。専門用語もたくさん出てきて慣れていないとどこから手をつければいいのかわかりません。
一方Filmoraは編集画面がシンプルです。わかりやすいアイコンが出ているので特にマニュアルを読まなくても編集することができます。初心者でも安心のレイアウトです。
まずは、編集の素材をメディアの項目に読み込みます。それを編集画面下のタイムラインに持っていき自分の好みの長さに調節したり、長さを調節すれば基本的な編集は完了です。
文字を入れたり、映像の切り替えエフェクトや、特殊効果などを左のアイコンから選択できるようになっています。
また公式で日本語の解説が充実しているので操作がわかりやすいです。動画でも使い方を説明してくれているので親切ですね。
参考:Filmora使用のコツ
おしゃれなテキストや特殊効果
Filmoraの良いところは最初からおしゃれな動画を作れるようにパッケージとして出来上がったテキストや特殊効果がそろっているところです。基本的には好みのものを選んで自分の動画に合わせるだけで編集が完了します。最初にお見せしたサンプル動画のテキストもFilmoraに最初から入っているものを使っています。
もちろん用意されたテキストや特殊効果を編集することもできます。サイズや、フォント、文字の幅などを微調整可能です。
参考画像:テキスト編集
参考:動画のテロップをオシャレに編集する方法|Filmora高度テキスト編集機能 – YouTube
音楽もFilmoraで著作権フリーのものが用意されています。
カラーグレーディングも可能
Filmoraがすごいところは映像の色も細かく編集できるところです。
LUTを当てることもできるのでlog撮影する人も安心。けっこう本格的なカラーグレーディングまでできて楽しいですね。
明るさや色温度をバーでスライドさせて調節できるのでわかりやすいです。ちょっと暗めの映像も簡単に明るく修正できました。
手軽に色を変えられるフィルターや、カラーのプリセットもたくさん揃っているので複雑な操作が苦手な人でもお手軽に編集できます。
参考画像:たくさんのフィルター
拡張コレクションも充実
Filmoraは最初から様々なエフェクトが入っていますが、追加で特別なエフェクトを購入することもできます。
シネマルックのフィルターや、テキスト、著作権フリーの音楽、テーマ別コレクションなど。有料のオプションでたくさん追加できます。
有料オプションの例
卒業式や結婚式、旅行向けなど様々なコレクションがあるので、旅の記録動画や、ウェディングのお祝い動画、幼稚園や学校のメモリアルビデオなど幅広いシチュエーションに対応できます。
わたしも拡張機能をすこし試させてもらって、動画を再び編集してみました。最初に紹介したサンプル動画に色々なエフェクトを追加しています。例として様々な効果をつけたのですこしごちゃごちゃしていますが、ちょっと派手な動画をつくりたいときはFilmoraはとてもおすすめです。
Filmora(フィモーラ)の残念なところ
テキストやエフェクトを自作していくのにはあまり向いていないと感じました。Filmoraで用意されたテキストや特殊効果を微調整することは可能ですが、自分のオリジナルのものを作り上げるのは難しいです。基本的にはFilmoraに入っているものを使うか、追加で購入することを前提に作られた編集ソフトとなっています。
編集ソフト単品で見ると比較的安いですが、拡張パックを買い足していくと高くつきます。もし動画編集を本格的に勉強して手間をかけることを厭わないなら、もっと本格的なプロ向け動画編集ソフトをつかったほうが良いかもしれません。
まとめ どんな人におすすめの動画編集ソフト?
Filmora(フィモーラ)は次のような人におすすめの動画編集ソフトです。
- 手軽に動画編集を行いたい人。
- 動画編集初心者。
- 手間をお金で解決したい人。
- ちょっとおしゃれで他の人と違った動画をつくりたい人。
Filmoraの良いところはわかりやすいデザイン。あまり難しく考えず編集できます。また基本的には出来合いのパッケージを組み合わせながら編集できるので手軽におしゃれな雰囲気の動画をつくれます。時間は貴重ですから、すこしでも手間を少なくしたいならFilmoraはおすすめです。
Filmoraほかwondershareソフトウェア Amazon特設ページ
もし、本気で動画編集を行いたい、あるいは無料の動画編集ソフトを使いたいならわたしは「Davinci Resolve」をおすすめします。有料版と無料版がありますが、フリーソフトのほうでも特にロゴが入ることなく普通に使えます。プロの編集マンでもなければ無料でなんとかなると思います(わたしも無料版ユーザー)。Filmoraと比べるとずいぶん本格仕様なので操作を覚えるのは大変です。その覚悟があればDavinci Resolveは非常におすすめ。
有料でも良ければ、Adobe Premiere Pro、Final Cut Pro Xも代表的なソフトとしておすすめです。人気有名編集ソフトなのでネットや書籍でも情報が豊富。Filmoraよりずっと価格が高いですが、動画編集に本格的に取り組むなら定番のソフトです。
もしMacユーザーならiMovieをぜひ使ってみてください。簡単な動画編集ならiMovieは操作しやすくて便利です。無料ということもあり初めての動画編集ソフトにはぴったり。
以上Filmoraのレビューとおすすめ動画編集ソフトのご紹介でした!
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