神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。2013年にカメラの楽しさに目覚めて以来、年間1万枚以上のペースで写真を撮り続けている Aki(@Aki_for_fun)です。
そんな写真を愛するわたしが実際にどんなカメラを持っていて、それらのカメラをどのように使っているのかについてお伝えします。所有するカメラはとてもたくさんあるのですが、本記事で取り上げるのは特にこの1年間で使用頻度の多かったカメラに厳選しています。仕事にもプライベートにも大活躍してくれているわたしのメインカメラの紹介です。
2024年現在でわたしが日常的につかっているお気に入りカメラを紹介します!
Canon EOS R
キヤノンのフルサイズミラーレス一眼カメラ EOS R です。フルサイズセンサーの余裕ある画質とキヤノンらしい気持ちの良いカラーが気に入っています。背面モニターの品質が良くて撮った画像のプレビューがすごくきれいなので撮っていてテンションが上がります。使っていて楽しいかどうかはカメラの大事なポイントだと思っています。
わたしのメインカメラとして、様々な撮影シーンで万能に活躍してくれていますが、なかでも人物を撮るときは EOS R の写真が一番好きです。なのでポートレートやイベントごとで記念写真を撮るときなどは必ず EOS R を持ち出して撮影しています。
2018年発売でもう5年以上前の機種ですがまだまだ古さを感じさせません。高級なカメラなので購入当時は大奮発する気持ちでしたが、長く使い続けることができているので意を決して買ってよかったと思っています。
Canon EOS R
発売日:2018年10月25日
使用歴:2018年10月~
当時の購入価格:約23万円(ボディ)
レンズは「RF24-105mm F4L IS USM」を最も頻繁に使っています。単焦点レンズの出番も多く、「RF35mm F1.8 IS STM」のほか、最近は特に「RF50mm F1.8 STM」がお気に入りです。とりあえず「なんでもF1.8開放で撮ってみる」みたいなカメラ始めたての人がやるような撮り方を今でもたまにやってみて楽しんでいます。
最近の変化としては、ストラップにピークデザインのマイクロクラッチを使うようになりました。小ぶりなストラップが意外と EOS R にちょうど良くて気に入っています。
LUMIX GH6
パナソニックのミラーレス一眼カメラ LUMIX GH6です。動画機能に強い LUMIX のフラグシップ機ということで導入しました。一眼カメラで動画を撮りたいときは GH6 を使うようにしています。以前はEOS R などのキヤノンの一眼カメラや ブラックマジックデザインの BMPCC4K などで動画を撮ることが多かったのですが、最近は動画は GH6 かスマホで撮っています。
GH6 は動画の撮影機能が充実しているのはもちろん、わたしは特に動画の絵の雰囲気が好きで気に入っています。ガッチリとしたボディも本気で撮影したいときに扱いやすくて好きです。昨年の自分の結婚式のときも GH6 を持ち込んでムービーを撮っていました。
また動画以外の場面でもよく GH6 を使っていて、なにか商品を紹介するときなどの物撮り全般は GH6 の担当です。マイクロフォーサーズが画質と被写界深度のバランスがちょうど良くて、物撮りにとても向いています。レンズの最大撮影倍率も大きいのでマクロ的な寄りの撮影もできて非常に便利です。あと地味なポイントですが、ズームを動かしたときに焦点距離が画面上に表示されるのが便利で気に入っています。
LUMIX GH6
発売日:2022年3月25日
使用歴:2022年4月~
当時の購入価格:約34万円(レンズキット)
フラグシップ機をレンズキットで買ったので、わたしがこれまで買ったカメラのなかで最も高額な製品です。LUMIX を使うのは初めてでワクワクドキドキしながらの挑戦でしたが、かなり活躍してくれているので買って良かったです。約2年使ってみて画質は期待以上、操作性は世間の評判ほどは使いやすいと思えていないのが現在の感想です。けっきょくいかに使い込んで自分の体になじませるかが大事だと思います。
Canon EOS Kiss M
キヤノンのミラーレス一眼カメラ EOS Kiss M です。小型ボディながらレンズを交換してさまざまな写真表現ができるお気に入りカメラです。個人的にキヤノンの Kiss シリーズが大好きで今や最も思い入れの強いカメラかもしれません。これまでおよそ6年にわたりEOS Kiss Mでたくさんの写真を撮ってきました。最近は EOS R や GH6 におされて使用頻度が減ってきましたが、サブカメラのひとつとして今も活躍しています。
使用用途としては、EOS R の補助として使うことが多いです。例えば EOS R に標準ズームレンズをつけてるときに EOS Kiss M に望遠レンズや魚眼レンズなど異なるタイプのレンズをつけて撮影します。レンズ交換の手間を省いて複数のレンズを使い分けられるので便利です。また、同じキヤノンのカメラでそろえると写真の雰囲気も近くなるので二台持ちするときは扱いやすくて助かります。
最近はわたしだけでなく奥さんもこのカメラを使っています。小さくて持ちやすいことや撮れる写真の雰囲気が気に入ってるようで、旅行やなにかイベントがあるときは EOS Kiss M で写真を撮ってくれています。「EF-M22mm F2 STM」と組み合わせれば一眼カメラながらコンデジくらい小さなカメラです。
カバンに入れやすいサイズでかわいいよ!
Canon EOS Kiss M
発売日:2018年3月23日
使用歴:2018年3月~
当時の購入価格:約8万6千円(レンズキット)
購入したときの価格を見るとコスパの良さが光ることに驚きます。当時もあまりにも安すぎると思って発表後すぐに予約して買いましたが、いま思い返しても異常な低価格ですね。その後のシリーズの発展に期待していましたが、残念ながら EOS M シリーズは生産が終了してしまいました。後継機種を買えないので、もし今使っている EOS Kiss M が壊れたらその代わりをどうするかが悩ましいです。
実質的な後継機種のポジションとしては EOS R50 が相当するのでこれが次の候補です。とはいえ個人的には EF-Mレンズに好きなレンズがいくつもあって、これは EOS Rシリーズでは使えないので本当の代替機にはならないんですよね。当面はEOS Kiss M のサポート期間が続くので壊れたら修理してもらって長く使うかもしれません。
RICOH GR III
コンパクトデジタルカメラの RICOH GR III です。手のひらに収まるコンパクトなボディながら、ふつうのスマホでは絶対に撮れない高画質、GRならではの独特の色表現が気に入っています。非常に小さいので「なにを撮るかわからないけれど一応カメラを携帯しておきたい」という場面で必ず持ち出すカメラです。
わたしはカメラと言えば基本的に一眼カメラが大好きなのですが、GR III は例外的に「ドはまりしたコンデジ」です(たいていのコンデジは画質に不満が残る)。レンズ交換ができないからこそ割り切って撮影に集中できるのも魅力です。絞りを開いて撮ると周辺部が暗くなるのですが、あえて補正せずにそのまま残すことで特有の写真の味として楽しんでいます。
外食するときに食事を写真に記録するようにしているのですが、そういうときは GR IIIや EOS Kiss M のような小さいカメラを重宝しています。お店で大きなカメラを取り出すと周囲の人に迷惑がられるのではないかという気持ちになってしまうタイプなので、小さいカメラはいくぶん気楽に出せてよいです。
たまに自撮りにも使っています。GR III は手持ちで自分と妻のふたりを自撮りするのにちょうど良い画角です(フルサイズ換算 焦点距離28mm)。モニターを見れないので構図を調整するのが難しいのですが勘で撮ってみてうまく撮れるように試行錯誤しています。我が家ではこれを「GRチャレンジ」と呼んで遊んでいます。
構図がイマイチだったりピントが奥に抜けてしまったりでうまく撮れなかったりもするのですが、その難しさも楽しんで妻とふたりで面白がっています。お出かけしたときに記念写真を残すときは「GRチャレンジしよう」と言って撮影を楽しんでいます。
RICOH GR III
発売日:2019年3月15日
使用歴:2019年3月~
当時の購入価格:約11万円
GR III は発売当初から5年が経っても値崩れすることなく、今でも大人気の売れ筋カメラです。デジタル製品でこれだけ年数が経っても値段が落ちないのはとてもすごいことです。最近は生産が追い付かず一時的に受注停止になるほど。カメラが発表された頃にイベントでカメラをハンズオンしてみて GR III の魅力に一気に引き込まれたことをよく覚えています。そのまま勢いで買ってしまって本当に良かったです。まさに名機と言っていいカメラだと思います。
以上、最近のわたしのカメラ事情でした!基本的には2018年や2019年に買ったカメラが中心なので、以前からそう激変しているわけではないのですが、ほんの少しづつカメラの付き合い方、楽しみ方が変わっている気がします。
プライベートでは昨年結婚したというのが生活面での大きな変化です。昔はひとりで出かけたり、友人と撮影に行く機会がもっと多かったのですが最近はより日常的な暮らしのなかで写真や動画を撮って楽しむようになりました。時間が経てばまた新しいカメラを買ったり、もともと持っている別のカメラの使用頻度が上がったりすると思います。そういった変化を楽しんでいきたいですね。
昔も今もカメラが好きで、撮影が楽しいのは変わっていないので、今後もカメラに関する情報を発信していきます。どうぞよろしく!