RICOH GR III(以下GR3)で撮影した写真を紹介します。

神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。 コンパクトデジタルカメラの GR3 を発売された2019年3月当初からずっと使っています。
GR3 は間違いなく良いカメラなのですが、わたしがキヤノンの一眼カメラに慣れていることもあり、うまく使いこなせていないと感じていました。せっかくの良いカメラなのにその性能を活かしきれていないのがもどかしい。この一年はすこしでもちゃんと使えるようになりたくて意識的に持ち出していました。今年 GR3 で撮った写真を振り返りながら自分の撮影を反省しつつ、カメラの魅力に迫ることができればと思います。
JPEG撮って出しやカメラ内RAW現像、さらには RAW現像ソフトの DxO PhotoLab で編集して書き出した写真もあってごちゃ混ぜで掲載しています。ファイル名に “DxO” の文字が入っているのがソフトで編集した写真で、それ以外が撮って出しか、GR3のカメラ内RAW現像で書き出した写真です。写真共有サイトの Flickr にアップした写真を埋め込む形でこの記事に載せているので、そこからファイル名を確認できます。
モノクローム写真が楽しい
個人的な課題のひとつとして「モノクロでかっこいい写真を撮る」というものがあります。GR3 はモノクロの撮影機能が充実しているのでその練習用カメラとしてよく使っていました。

モノクロのイメージコントロールは「モノトーン」、「ソフトモノトーン」、「ハードモノトーン」、「ハイコントラスト白黒」の4種類があります。最近は「ハードモノトーン」をベースにして撮影することが多いです。
RAWで撮っておけば、必ずしも最初からモノクロのプロファイルを当てる必要はないのですが、撮影のときからモノクロにしておいたほうが最終的な完成形をイメージしやすいです。GR3 はカメラ内でモノクロの調整が詳しくできるところが気に入っています。






ちょっぴりハードなテイストで、ガリガリめのモノクロスナップもおもしろいです。カラーだと荒々しく感じて使いづらいような強めのシャープネスや粒状感もモノクロなら思い切って楽しむことができました。



スタバのコーヒーを寄りのマクロで撮った写真は繊細で上品な描写になって気に入っています。
GR3が活躍した撮影シーン
お散歩スナップ
GR3 は小さくて軽いコンデジなので、とりあえずポケットやカバンにカメラをつっこんでおいて、目についたものを撮るときに使用しています。大げさな撮影機材を持ち歩くのは気が引けるようなタイミングでも自分のそばにあるカメラです。

保久良神社までの山道を登ったときの写真です。急な坂道が続くので軽装で出かけていたのですが、GR3 は一応持ち出していました。予想外に紅葉がきれいでカメラを持ってきていて良かったと思いました。

個人的にはさわやかな色味の写真が好きなので、イメージコントロールは「ビビッド」をカスタムして使うことが多いです。キーをプラス2、コントラストをマイナス2に設定しています。



ビビッドのほかに気に入って使用しているイメージコントロールは「ポジフィルム調」です。印象深いフィルムライクな色味が好みです。


APS-C の大型センサー搭載で、開放絞りが F2.8 と明るいので夜や暗所のスナップでも画質に不満ありません。
スマホのような気軽さでワンランク上の撮影体験ができるコンデジ
だいぶ GR3 の描写の癖に慣れてきたこともあって前よりは自分の手になじんできた実感があります。GR3 を使い始めの頃は GR3 ならではの描写を楽しみたくてカメラ内での色調整にこだわっていたのですが、最近はほどほどに折り合いをつけてRAW現像ソフトも使うようになりました。サードパーティーの編集ソフトを用いるにしても GR3 だから撮れた写真には違いないのでそれを純粋に楽しむように心がけています。
今年は最新スマホの iPhone 13 Pro を購入したので iPhone のカメラの撮影も存分に楽しんだのですが、スマホカメラの魅力とともに限界も実感しました。GR3 は「こだわって写真を撮りたいけど大きいカメラを持ち出すのはちょっと…」というシチュエーションのときに頼りになる相棒です。ふだん使っているキヤノンの一眼カメラでは撮れないような写真も撮れるのでうまく使い分けてこれからも愛用したいと思います。
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