カメラ初心者が知ってると役立つ三脚・雲台の基礎知識!ネジのサイズって知ってる?

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知ってると役に立つカメラ用三脚の基礎知識を紹介します。三脚の構造やネジの規格を知ってるとより便利に活用できるようになりますよ。

神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。三脚大好きカメラブロガーのわたしですが、なにかと三脚に関する相談を受けることが多いです。そこでよくある三脚の悩みに回答しつつ、知っておくと便利な三脚の基礎知識をご紹介します。

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カメラの三脚穴のサイズは全部同じ

よくある質問に「自分のカメラで使える三脚を知りたい」というものがあります。
例えばキヤノンEOS Kiss Mで使える三脚を教えてほしい、ソニーa6400用の三脚が知りたい、などです。

カメラの種類に関係なく、カメラ用三脚であればどれでも使うことができます。基本的にどのメーカーでも三脚に関する仕様は同じです。カメラ底面に三脚穴があれば三脚を使うことができます。三脚穴の規格はシンプルでどれも1/4インチサイズ(小ネジ)です。
※ごくまれに大型のカメラで3/8インチサイズの三脚穴もあるそうですが一般的に使用されているものはほとんど1/4インチサイズです。

カメラの三脚穴
カメラの三脚穴はコンデジでも一眼カメラでもどれも同じサイズ

カメラ底面の穴に直接ネジで三脚に固定したり、あるいはカメラ底面にプレートをネジで取り付けてそのプレートを使って三脚に固定する構造になっています。

直接カメラに取り付けるタイプ↓

直接ネジで三脚に固定
直接ネジで固定するタイプ

プレートを利用して固定するタイプ↓

プレートを介して三脚に固定するタイプ
プレートを介して三脚に固定するタイプ

GoProなど本体に三脚穴がないカメラもあります。その場合は専用のアクセサリーが必要です。

Goproは三脚穴がないので別途アクセサリーが必要です
GoProは三脚穴がないので別途アクセサリーが必要です。

参考:GoPro HERO7と一緒に買うべき必要なものとあったら便利なもの・いらないもの

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雲台は交換できる

三脚はパーツを交換できる構造になっています。例えば雲台の交換です。

そもそも雲台とは

三脚というとその名前の言う通り「脚」の部分を指す言葉なわけですが、実際に使うとなるとカメラを取り付ける「頭」の部分がとても大事になります。そして三脚の頭の部分を「雲台」(うんだい)と呼びます。

三脚の雲台とは

三脚の雲台の部分はそれだけ取り外して別のものに交換することができます。

雲台は取り外して交換できる

※ミニ三脚や価格の安いシンプルな三脚だと雲台を交換できない場合があります。

1/4サイズの小ネジと3/8サイズの大ネジ

雲台にはふつうメスネジがあって、脚のほうにはオスネジがあります。このネジのサイズは大体2つのパターンに分かれます。1/4インチの小ネジ3/8インチの大ネジです。

1/4サイズは主に日本製の三脚や雲台、あるいは小型の三脚で使用されています。日本の三脚メーカーというとベルボン(Velbon)やスリック(SLIK)などがあります。1/4サイズはカメラの三脚穴と同じサイズですね。

一方で3/8サイズは主に外国製の三脚や雲台に使用されています。マンフロット(Manfrotto)やジッツォ(GITZO)、レオフォト(LEOFOTO)、シルイ(SIRUI)など多くのメーカーが3/8サイズの大ネジを採用しています。

このようにふたつの規格があるのはややこしいと思うかもしれません。ですがこのようにふたつのネジのサイズが混在することは広く知られているので、メーカー側も商品にネジの変換アダプターを付属していることが多いです。なので実質的には1/4サイズでも3/8サイズでもどちらでも使えるものがほとんどです。

ネジ変換アダプター
ネジ変換アダプター 1/4のオスネジと3/8のメスネジのときに使うもの

雲台は三脚とセットになって売られているものもあれば、雲台だけで販売されていることもあります。なので自分のいま使っている雲台に不満がある場合は、新しく自分の好きな雲台を購入してきて交換してやればOKです。

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クランプを取り換えることができる

そもそもクランプとは

雲台の特にプレートを挟んで固定する部分のことを「クランプ」と呼びます。クランプやプレートの形状は各メーカーがばらばらに作っており統一の規格というものはありません。原則として雲台とプレートは同じメーカー・同じ規格のものを合わせないと使えません。

雲台とプレートの互換性について
雲台にはそれぞれ専用のプレートが必要。原則として入れ替えることができない。

唯一の例外としてアルカスイス互換という構造があります。アルカスイス互換は厳密には規格ではないのですが互換性のある構造になっていて各メーカーがアルカスイス互換方式を採用して製造・販売しています。

参考:アルカスイス互換ってなに?カメラ初心者が三脚・雲台を選ぶときに知っておきたい話

クランプは交換可能

雲台のクランプの部分だけを交換することもできます。だいたいどの雲台もクランプはネジで固定されているのでそれをドライバーや六角レンチで外せます。そして新たに用意したクランプを取り付けましょう。

クランプを取り換える アルカスイス互換

このネジの規格は雲台それぞれ異なりますが、ふつうは三脚や雲台を購入したときに六角レンチが付属します。付属しなかった場合は自分で適切なサイズの工具を用意しなければなりません。

クランプにもいろいろと種類があるので自分の気に入ったものを選びましょう。ネジを締めて固定するタイプや、レバーで固定するタイプなど、クランプにも様々な構造があります。

アルカスイス互換で統一するほうがなにかと便利なのでクランプを交換してアルカスイス互換に移行する人が増えています。例えばマンフロット製の雲台をアルカスイス互換に改造する人も珍しくありません。

もしくはクランプがないネジ直付けタイプの雲台にクランプをつけることも可能です。

MENGS DC-38Q アルカスイス互換クランプ 使用イメージ

参考:アルカスイス互換クランプMENGS DC-38Qレビュー!小型で格好良いよ

こうすることで手持ちの雲台をひとつの規格のクランプに統一できるので、プレートを付けたり外したりする必要がなくなって便利です。

プレートは付けっぱなしの運用がおすすめ

三脚用のクイックリリースプレートをカメラに付けたり外したりするのがめんどくさいと言う人がたまにいます。ですがそもそもの話として全ての雲台とプレートの規格を統一してしまえばプレートを外す必要はまずありません。プレートを外さないですむような環境を作り上げることをおすすめします。

ただしコンデジのような小型カメラの場合はプレートをとりつけることで、バッテリーやSDカードのスロットをふさいでしまうことがあります。こういったカメラの場合は三脚穴に直接取り付けるタイプの三脚のほうが相性が良いです。

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石突も交換できる

石突(いしづき)とは三脚の脚の先の部分のことです。石突は三脚を安定して接地するための部品で、ゴム製のものや金属で地面に突き刺すような種類などがあります。使用する場所にあわせて交換できるようになっている三脚が多いです。

三脚の石突

石突もやはりネジで取り付ける仕組みになっています。このネジは3/8インチサイズになっていることが多いようです。

三脚の石突は交換できる

三脚によっては予備の石突や種類の異なる石突が付属しています。もし紛失してしまった場合は市販されているものがあるのでそれを手に入れましょう。

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あると便利な工具

六角レンチ・マイナスドライバー・コイン

六角レンチ・マイナスドライバー・コイン

三脚や雲台を扱っているとなにかと工具が必要になります。基本的には六角レンチとマイナスドライバー(あるいはコイン)があればとりあえずなんとかなります。ガジェットポーチや三脚ケースにこれらを忍ばせておくといざというときに便利です。

電動ドライバー

イチオシは電動ドライバーです。わたしは三脚や雲台以外にもシネマカメラ用のリグやジンバルを使うときにネジを締めたり外したりすることが多いのでとても重宝しています。工具マニアの人からVESSELのものを勧めてもらってそれを愛用しています。もちろん普通のドライバーとして使えるのでカメラ用品に限らず広く使えます。

付属品の謎の工具

三脚に付属する謎の工具 マルチツール

三脚や雲台を購入すると工具が付属することがあります。上の画像で右にあるのはベルボン、真ん中のはレオフォトの製品に付属した工具です。これらも便利なのでなくさないように取っておくことをおすすめします。

高級三脚メーカーのRRSは専用工具のMTX Multi-Toolを販売しています。これ便利そうで気になってます。
参考:三脚・雲台マニアなら持つべし!超便利工具特集 | カメラと三脚とアルカスイスと ときどきMac

そのほか

あとはネジの変換アダプターが外れなくなってしまったときにネジをだめにせず外せる工具があると便利だと思います。わたしがいま買おうとしているのは以下のもの。

ネジザウルスを持ってるのですけど、これだとネジを外せてもそれを傷つけてしまうんですよね。

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1989年生まれ / 兵庫県神戸市育ち
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