ジブリ作品の美術を手がけた「山本二三展」が9月4日まで

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神戸ゆかりの美術館 山本二三展

日本を代表するアニメーション美術の巨匠

六甲アイランドにある神戸ゆかりの美術館で「山本二三展 リターンズ」が開催されています。山本二三(にぞう)さんは、「天空の城ラピュタ」、「もののけ姫」などのジブリ作品や、「時をかける少女」、「じゃりン子チエ」など日本の数多くのアニメ作品で背景画や美術監督を担当した日本屈指の美術家です。

山本さんがこれまで手がけてきた様々なアニメ作品の背景画やイメージボードなど220点が展示されています。神戸で同様の展示会は2011年にも行われ今回で2度目。本展示会においては描き下ろしの新作「御影公会堂」と「文月の神戸」が特別展示されています。

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画像の出典:
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/yukarimuseum/index.html

二三雲

Akiも神戸ゆかりの美術館までこの「山本二三展」を見に行ってきました。天空の城ラピュタに出てくる炭鉱やラピュタ内部、もののけ姫のシシ神の森など、映画で見た名シーンの背景画が数多く展示されていました。アニメ以外にもゲームや観光PRのイラストも手がけていらっしゃるようで、ファンタジー世界の絵や現実にある盛岡の温泉地のイラストなど幅広くありました。蛍の墓の美術も担当されていたようで三宮駅の絵などもありました(私はあの映画を思い出すと心が傷むのでこのあたりは足早に通りすぎてしまいましたが)。

個人的に一番注目したのは、「二三雲」と呼ばれる存在感ある雲のイラストです。
こちらの「時をかける少女」のイラストに描かれています。
TimeLeapGirl
画像の出典: http://vagabon.blog.so-net.ne.jp/2016-07-13

今回の展覧会のために描き下ろされた「文月の神戸」にも描かれています。


サムネイルにもなっていますがこちらの動画の最後に「文月の神戸」がでてきます(撮影したのはポストカードに描かれているものですが)。

作品を見ていたらアニメをまた見たくなってしまいました。「山本二三展」おすすめです!

展覧会の場所・開催期間・時間など

展覧会名:
日本のアニメーション美術の創造者「山本二三展 リターンズ」
~天空の城ラピュタ、火垂るの墓、もののけ姫、時をかける少女~
会場:神戸ゆかりの美術館(神戸市東灘区向洋町中2-9-1)
会期:2016年7月16日(土)~9月4日(日)
開館時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜休館
入館料:
一般 900円(700円)
大学・高校生 700円(500円)
中学・小学生 400円(200円)
カッコ内は前売りおよび20名以上の団体料金
65歳以上で「神戸市すこやかカード(老人福祉手帳)」持参の方は当日一般料金が半額。
障がいのある方は身体障がい者手帳・療育手帳などの提示で無料。
神戸市および隣接6市1町、篠山市、淡路3市、鳴門市、徳島市の小中学生は、「のびのびパスポート」の提示により無料。
小学生未満は無料。

前売券取扱い場所 = チケットぴあ(Pコード767-615)、ローソンチケット(Lコード58033)、セブンイレブン、イープラス、CNプレイガイドなど、主要プレイガイド、コンビニエンスストア
「神戸ファッション美術館」や「神戸市立小磯記念美術館」と合わせて利用することで相互の割引システムもあります。

主催:神戸ゆかりの美術館、神戸新聞社、毎日新聞社
後援:サンテレビジョン、ラジオ関西、Kiss FM KOBE
協力:絵映舎
お問合せ:神戸ゆかりの美術館:078-858-1520
http://www.city.kobe.lg.jp/yukarimuseum/

アクセス:
【電車・バス】
JR「住吉駅」・阪神「魚崎駅」のりかえ(所要約3分) 六甲ライナー「アイランドセンター駅」下車 南東すぐ
阪急「岡本駅」南側より / みなと観光バスにて「P&G」前下車 南東徒歩3分
JR「三ノ宮駅」南へ、国道2号線東行側のりばより / 六甲アイランド直行バスにて「神戸ベイシェラトンホテル」下車 南東徒歩3分
【車】
阪神高速神戸線「摩耶」「魚崎」ランプから約10分
阪神高速湾岸線「六甲アイランド北」ランプから約2分
三宮からハーバーハイウェイ経由 約15分
※美術館隣接の神戸ファッションプラザ駐車場をご利用ください(60分300円)

公式Website:
http://www7.kobe-np.co.jp/blog/nizo-returns/

神戸市:神戸ゆかりの美術館
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