神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。写真が趣味でよくユーチューブでカメラ関連動画を見ているAki(@Aki_for_fun)です。
先日、海外のユーチューバーの動画で、“TOP 5: Your Family will LOVE Photography”というものを見ました。家族に写真を好きになってもらう5つのコツという内容。国を越えて共感できる内容でしたので翻訳して紹介したいと思います。
家族に写真を好きになってもらう5つの方法
カメラを構えているとき家族の方は楽しんでいますか?それともイライラしているでしょうか。せっかくカメラや写真が趣味なのであれば、家族から冷ややかな目で見られるよりも、理解して一緒に楽しんでもらえたほうが良いですよね。
動画「TOP 5: Your Family will LOVE Photography (Picture This! Podcast Ep. 33) – Tony & Chelsea Northrup」の内容を翻訳・要約してお伝えします。この動画はトニーとチェルシーの二人がメインパーソナリティを務める番組。カメラの使い方や機材レビューをはじめカメラ関連のトピックを幅広くとりあげるユーチューブで人気のチャンネルです。
素早く撮影 #Be Quick
画像:ぱくたそ
一つ目の方法は、撮影に時間をかけず家族を待たせないことです。
撮影に使うのは、カメラとフードの付いたレンズひとつ、そしてカメラストラップ。家族と一緒にいるときは撮影道具は最小限に抑えましょう。レンズキャップやフィルターも要りません。大切なのはレンズひとつで最高の写真が撮れるよう心がけること。
三脚はもってのほかです。セッティングに時間がかかると家族はイライラしてしまいます。
こんなとき高倍率ズームレンズは非常に便利です。最高の解像度を得られるわけではないですが、ひとつのレンズで広角から望遠まで対応できると行動がスムーズかつ素早くなります。
参考:レンズ交換の手間いらず!キヤノン用高倍率ズームレンズまとめ【人気おすすめレンズ】
社交的(ソーシャル)であること #Get Social
二つ目のコツとしては、写真の趣味を自己完結してしまうのではなく、家族やまわりの人を取り込むようにしましょう。
よく風景の撮影に夢中になって家族を待たせている人を見かけますがあまり良くありません。できるだけ家族も一緒に写真を撮って、ソーシャルメディアに投稿するなど心がけましょう。誰だって自分が素敵に映っている写真は気持ちが良いものです。撮影の過程に家族も参加することで趣味に対する理解も高まります。
花や虫の写真ばかりでは、まわりの人から理解を得るのは難しいかもしれません。カメラがあれば自分の日常のあらゆるものを写真で切り取ることができます。自分の暮らすコミュニティの様子を撮ることでカメラの趣味をより身近なものとして理解してもらえます。自分がやっていることを人に見てもらうのは大切なポイントです。
芸術の理解を促す #Encourage, Teach the Art
家族に写真の趣味を理解してもらう3つ目の方法は、「写真の楽しさ・すばらしさ」を家族に伝えることです。
画像:ぱくたそ
もし運よく家族がカメラを手にもって撮影してくれるようになったときは、カメラの難しい設定についていきなり語りだしてはいけません。「それをやっちゃだめ!」なんて言葉も相手を委縮させてしまいます。
「素敵に撮れたね」と声をかけて、写真のどこが良いか伝えてあげましょう。多くの人は理屈が分からなくてもよい写真が撮れたと感じれば、もっと撮りたくなるものです。
トニーの写真の原体験は子どものころに田舎へ帰省した時のこと。マサチューセッツの都会へ引っ越したトニー少年にとって、テキサスの田舎の素朴な街並みはとても恋しく感じられます。使い捨てカメラを使って夢中で写真を撮りました。後でその写真を人に見せるとみんなが「すごい!良い写真だね!」と喜んでくれたことを今でも強く覚えています。この経験以来トニーはカメラが大好きになりました。
良いカメラを持ってもらう #Get them a Cool Camera
4つ目の方法は、家族にちょっと良い素敵なカメラを使ってもらうことです。カメラをより身近なものとして感じてもらえます。
多くの人にとっては携帯電話・スマートフォンのカメラが基準。スマホのカメラしか使ったことがないという人も多いでしょう。そんな人に少し本格的なカメラを持ってもらうのです。自分が使っている大きくて重たい一眼レフカメラでは少しオーバーかもしれません。スマホのような手軽さがありながら、見た目は80年代、90年代の一眼カメラを思い起こさせるようなものが良いでしょう。
例えば「OLYMPUS PEN」。このシリーズの多くはタッチパネルで操作できて、スクリーンが動かせて自撮りもできます。スマホ世代にとってカメラにビューファインダーはありません。カメラはスマホのように構えて背面スクリーンで撮るものです。
このほかおすすめは「FUJIFILM X-A3」。やはり小さくてタッチパネル、自撮りも可能。おしゃれな見た目なのでファッションの一部としても取り入れやすいです。
家族が好きなものを撮る #Photograph what they Love
5つ目の、家族に写真の趣味を理解してもらう最高の方法は、自分が撮りたいものではなく、家族が好きなものを撮るということです。
例えば3歳の子どもがいるなら、その子の思い描く夢の世界を写真で表現するようにしてみましょう。ときには本人にモデルになってもらって、撮影に参加してもらうのもよいです。
チェルシーの実体験で言うと、休みの際に自分の趣味で撮りたいものを撮っているときは子どもは退屈でよく不満を口にしていました。しかし、子どもが興味をもったものを撮ったり、子供が遊んでいる様子を撮るようになると、しだいに子どもから「写真を撮って」と声がかかるようになりました。自分からポージングや構図を考えて指示してくるようになりました。積極的に自分から写真を楽しむようになったのです。
トニーは子どもが好きなサッカーの試合を撮るようになりました。4ゲームや5ゲームも続くとうんざりしましたが、子どもはサッカーの写真をとても喜びました。そしてそれは子どもの友だちにも好評でした。しだいにトニーもサッカーの試合の細かい動きに注目するようになったり、自分の好きな望遠レンズを駆使して撮影をより楽しむようになりました。最初は単純に子どものための撮影でしたが自分にとっても良い経験になったのです。子どもは大きくなってアウトドアを楽しむようになりました。使うのはスマホですが、出かけた先で素晴らしい風景写真をたくさん撮っています。
ほかの趣味とカメラは素晴らしい組み合わせになる可能性があります。日の出の美しい景色を追い求めるのが好きならタイムラプスにチャレンジしてみると良いかもしれません。バードウォッチングが趣味なら野生動物の撮影にハマるかもしれません。料理が好きなら力作を写真に素敵に撮ってみると良いでしょう。
まとめ
動画に出てくるトニーとチェルシーはアメリカ人。日本とは大きく異なった文化を持つ国ですが、写真やカメラが好きな人にとっては、とても共感したり参考になる話が多くあったのではないでしょうか。カメラや写真が趣味の人は、これらの方法を試してみてはいかがでしょうか。家族から理解を得て、一緒に楽しめるようになるかもしれませんよ。
皆さんが実践している「家族にカメラの趣味を理解してもらう方法」があれば、ぜひコメントでお知らせください^^
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