スポンサーリンク

新発売のEF-S 35mm F2.8 マクロ IS STMレンズを試写してきた!性能・操作性をレビュー

シェアする

EF-S 35mm F2.8 マクロ IS STM
キヤノンの新しいマクロレンズ「EF-S 35mm F2.8 マクロ IS STM」。5月下旬発売予定のレンズですが、キヤノンデジタルハウス梅田にて先行展示されていたので実際に撮影させてもらいました。使ってみてわかったレンズの性能や操作性についてレビューします。他のマクロレンズや35mm単焦点レンズとの比較もしてみました。

関連記事

キヤノンから新マクロレンズ「EF-S 35mm F2.8 マクロ IS STM」が発売
キヤノンから新しいマクロレンズが発表されました。「EF-S 35mm F2.8 IS STM マクロ」です。5月下旬発売予定。注目の性能・ス...
スポンサーリンク

EF-S 35mm F2.8 マクロ IS STMを試写

軽い!

まず実物を手に持ってみた印象は軽いということ。仕様書によると重さは約190g。最近のトレンドとして持ち運びしやすいサイズと重量の機材が好まれるので、まさにそのユーザーの好みに合わせて設計されたように見えます。

自然な画角

焦点距離は35mm。APS-C専用レンズなので実際に使う際の画角は35mm判換算で56mm相当になります。ファインダーをのぞいても普段の視野の感覚と大差ない印象でした。日ごろのスナップにはとても使いやすいと思います。

フォーカスの精度とスピードが良い

使ってみて一番驚いたのはフォーカスのスピードと精度です。このレンズの最短撮影距離は13cm。ふつうこういったマクロレンズの場合、接写と遠くのものを交互に撮ろうとするとピントが迷ったり、フォーカスするのがゆっくりで時間がかかることが多いです。しかし、驚くほど素早く正確にピントを合わせてくれました。旧来のEF-Sマクロレンズと比較してフォーカスの性能はこの新レンズのほうが圧倒的に良かったです。

動画撮影もしてみましたがスムーズで静かなオートフォーカスでした。

フルタイムマニュアルフォーカス対応

フルタイムマニュアルフォーカスにも対応しています。AFで合わせたあとに微妙なフォーカスの調整をマニュアルで出来ます。

ちなみに今回は最新の一眼レフカメラEOS 9000Dにこのレンズを付けて撮影させてもらったのですが、9000Dのような新しいカメラは、カメラ側の設定でフルタイムマニュアルフォーカスの機能のオン、オフを設定する仕組みになっていました。初期設定ではこれがオフになっています。誤作動をさせないためにこのような措置がとられたようです。初心者にはこのほうが優しいかもしれませんね。一方キヤノンの旧来のカメラに慣れている方は設定からオンに切り替えないと使えないので注意が必要です。

画質とライトの利便性は未知数

今回使わせてもらったレンズは先行展示品だったので撮影データの持ち帰りはできませんでした。なので画質の細かい評価はできません。

またライト機能についてはある程度慣れが必要だと感じました。このレンズは前面にライトが付いています。

EF-S 35mm F2.8 マクロ IS STM

EF-S 35mm F2.8 マクロ IS STM 横から見た

レンズ横の下部にあるスイッチを押したり、長押しすることで、ライトの強弱や半点灯と全灯を切り替えます。このライトを被写体に合わせて効果的に使うにはたくさん現場で撮影して経験を積まないと難しいように感じました。

ちなみに付属のレンズフードを取り付けるとライトは使えません。

EF-S 35mm F2.8 マクロ IS STM レンズフード装着

ライバルレンズとの比較

EF-S60mm F2.8 マクロ USMと比較

EF-S60mmとEF-S35mmの比較 二種類のマクロレンズ

写真左が2005年発売のEF-S60mm F2.8 マクロ USMです。右がフードを付けたEF-S 35mm F2.8 マクロ IS STMです。フードを付けた状態でも新しい35mmレンズのほうが短く小さいですね。

EF-S60mmとEF-S35mmの比較 二種類のマクロレンズ

先ほどフォーカスの性能が新レンズは非常に進化していると書きました。それに加えて旧型のEF-Sマクロレンズはピントリングがあまりスムーズではないように感じました。あまり使い心地がよくなかったです。新しいマクロレンズのピントリングはこれまでのSTMレンズ同様で軽く回せます。

さらに旧型の60mmレンズのほうは手振れ補正機能がありません。12年も前のレンズということで性能の差が大きくあるように感じました。

EF35mm F2 IS USMと比較

EF35mmF2とEF-S35mmF2.8の比較 二種類の35mmレンズ

左がEF-S 35mm F2.8 マクロ IS STM、そして右がフルサイズ対応の単焦点レンズEF35mm F2 IS USM(2012年発売)。この右側のレンズは非常にバランスのとれたレンズで私も何度か使わせてもらいお気に入りのレンズです。

上の写真ではどちらもフードを外しています。新しい35mmマクロレンズはやはり小さいです。

EF35mmF2とEF-S35mmF2.8の比較 二種類の35mmレンズ

上から見るとレンズの口径の違いが目立ちます。

このふたつで比較するとフルサイズ対応の35mmF2のレンズのほうがピントリングに心地よい重みがあって一番使いやすいと感じました。EF-S60mmレンズがひっかかりのあるような重さだったのに対し、EF35mmレンズはピントの微調整がしやすいようにゆっくりと回せるような重みが意図的に加えられていると思います。

3つのレンズの比較の中ではEF35mm F2 IS USMが最も高級感ある質感で、実際に値段も高いです。さらにF値が2と最も明るく、手振れ補正もついています。

マクロレンズではないのですが、最短撮影距離が24cm最大撮影倍率が0.24倍と比較的寄って撮影できます。

EF35mm F2 IS USMで接写

上の写真くらい大きく撮影できます。

EF-S60mm F2.8 マクロ USMで接写

マクロレンズだとここまで大きく撮影できます。これはEF-S60mm F2.8 マクロ USMで撮影しました。

まとめ

EF-S 35mm F2.8 マクロ IS STMはAPS-Cサイズ一眼レフカメラ用のマクロレンズとしては非常におすすめと言えます。キヤノン純正のマクロレンズはこれ以外にEF-S60mm F2.8 マクロ USMがありますが、こちらは本文で指摘した通りフォーカス性能や手振れ補正がない点で劣るのでおすすめできません。またフルサイズ対応のマクロレンズにEF100mm F2.8Lマクロ IS USMがあります。これは非常に高性能でおすすめですが高額(35mmレンズの倍くらいの値段)です。

EF-S 35mm F2.8 マクロ IS STMは希望小売価格が55,000円。記事執筆時点でのアマゾンの予約価格が約45,000円です。

レンズの細かい仕様については次の記事でまとめています。

キヤノンから新マクロレンズ「EF-S 35mm F2.8 マクロ IS STM」が発売
キヤノンから新しいマクロレンズが発表されました。「EF-S 35mm F2.8 IS STM マクロ」です。5月下旬発売予定。注目の性能・ス...

もしAPS-Cサイズカメラ用に60mmのマクロレンズがほしい場合はタムロンのSP AF60mm F2がおすすめです。

そのあたりのおすすめレンズやマクロレンズの選び方については次の記事でより詳しく解説しています。

マクロレンズの選び方とキヤノン一眼レフカメラ用おすすめレンズ紹介
マクロレンズを使ったことがありますか?撮影がとても楽しくなるレンズなのでカメラを始めたら最初に買ってほしいくらいおすすめのレンズです...

キヤノンの交換レンズ全般でコスパの良い人気レンズについては次に詳しいです。

キヤノン人気レンズTOP10【KissX7や80DなどCanonのAPS-C一眼レフカメラにおすすめ】
キヤノン(Canon)の一眼レフカメラ用レンズは種類が豊富です。それがキヤノンの魅力のひとつですが、数が多いとどれを選べば良いかわかりません...

当サイトをご覧いただきありがとうございます!

「神戸ファインダー」は豊富な写真と動画で神戸の魅力を発信するブログ型情報ウェブサイトです。サイト運営者Akiが気になるカメラや関連機材についても国内外から情報を集め記事にしています。

記事を気に入っていただけましたらSNSでシェアをよろしくお願いします。
Facebook、Twitter、YouTube、Instagramなどでも情報発信していますのでフォローよろしくお願いいたします。
シェアとフォローは下のボタンからご利用いただけます。