マウスコンピューターのクリエイター向けPCブランドDAIVに新たにデスクトップパソコン「DAIV-DGX760シリーズ」が加わりました。2019年1月21日より販売開始。動画編集に適したマルチコア高性能CPUと水冷クーラー、Thunderbolt3インターフェイスを標準搭載したパソコンです。
ニュースリリース:DAIV、10コア 20スレッド最新世代 CPU と Thunderbolt™ 3 インターフェースを搭載したクリエイター向けパソコンを販売開始|BTOパソコン・PC通販ショップのマウス【公式】
神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。マウスコンピューターから魅力的なデスクトップパソコンが新発売されました。「DAIV-DGX760シリーズ」の詳しい特徴やどんな人におすすめのパソコンなのかについてお伝えします。
DAIV-DGX760シリーズのラインナップ
1月23日現在「DAIV-DGX760シリーズ」の販売モデルは5つ。
- DAIV-DGX760E1-S2 199,800円 (税別)
- DAIV-DGX760E1-S2-Pro [Windows 10 Pro 搭載] 204,800円 (税別)
- DAIV-DGX760H1-M2S2 319,800円 (税別)
- DAIV-DGX760H2-M2S5 379,800円 (税別)
- DAIV-DGX760U3-M2S10 599,800円 (税別)
DAIV-DGX760シリーズ |DAIV マウスコンピューターのクリエイター・エンジニア向けPCブランド【公式】
DAIV-DGX760シリーズの特徴
「DAIV-DGX760シリーズ」の各モデルに共通するのはCPUがインテルの第9世代プロセッサーでマルチコアの高性能なものであること。そして標準で水冷クーラーやThunderbolt3インターフェイスを搭載していることです。動画編集・映像制作用にパソコンを使う人にとって非常に魅力的な特徴を備えたパソコンです。
動画編集・映像制作に強いマルチコア高性能CPU
「DAIV-DGX760シリーズ」は「インテル Core i7-9800X」、「インテル Core i9-9900X」、「インテル Core i9-9980XE」など非常に高性能なCPUを搭載しています。これらのCPUはクロック数(基本的な処理能力)も高いのですが、コア数が8〜18と非常に多いことが特徴です。コア数が多いと同時に様々な作業を行うことができます。動画編集のようなPCにとって非常に複雑な作業を行う場合、コア数が多いCPUが非常に有利です。
画像引用:ニュースリリース「DAIV、10コア 20スレッド最新世代 CPU と Thunderbolt™ 3 インターフェースを搭載したクリエイター向けパソコンを販売開始|BTOパソコン・PC通販ショップのマウス【公式】」のお知らせ全文より
CPUの性能が良いぶん発熱が大きいので水冷クーラーが標準で搭載されています。強力なクーラーによってCPUの性能がきちんと発揮される状態を保ちます。
画像引用:DAIV-DGX760シリーズ 製品特徴より
グラフィックスには「GeForce RTX 2070」や「GeForce RTX 2080」を搭載。下位モデルの「DAIV-DGX760E1-S2」だと「GeForce GTX 1050」でこれは動画編集用としては非力です。映像制作用に選ぶなら「DAIV-DGX760H1-M2S2」以上のモデルが良いでしょう。
Thunderbolt3で高速なデータアクセスを実現
インターフェイスにThunderbolt3を搭載し接続できる関連機器のバリエーションが豊かになっていることが注目すべきポイントでしょう。Thunderbolt3は最大転送速度40Gbps(USB3.1の約4倍!)の超高速伝送を実現します。
画像引用:DAIV-DGX760シリーズ 製品特徴より
Thunderbolt3があれば様々な機器を使うことができます。例えばストレージです。Thunderbolt3対応の外付けSSDにならSATA3やNVMe接続のSSDよりも高速にデータの転送が可能になります。
これからの映像制作のトレンドを考えるとThunderbolt3は非常に重要です。例えば映像作家の鈴木佑介さんが「2018年 これからの編集環境のススメ」という記事でThunderbolt3接続のストレージの重要性を書かれています。
これから外付けストレージを導入するならインターフェイスはThunderbolt 3一択です。USB-Cと同型ですが、転送速度が違います。速いのです。
USB-Cは最大転送速度が10Gbps 最大モニター出力が 4k 60Hz ×1
に対し
Thunderbolt3は最大転送速度が40Gbps 最大モニター出力が4K 60Hz ×2、または5K ×1
明らかに違うのです。Win環境の方も先を見たらThunderbolt3ポートを増設されると良い気がします。
(中略)
TB3という新しいインターフェイスが出た今、これからの4K RAW / 8K時代を見据えるならば なによりも編集環境を整えるべきでしょう。
BMPCC4Kのようなシネマカメラで大容量ファイルを扱うならば、高速のストレージは非常に重要です。マウスコンピューターはBMPCC4KでおなじみのBlack Magick Design社と協力してDaVinci Resolveを快適に扱える「DaVinci Resolve推奨パソコン」を開発しています(参考:【特集】ハリウッドで圧倒的シェアを持つ映像編集ソフト「DaVinci Resolve」とはどんなソフトなのか – PC Watch)。おそらくこういった経緯もあってThunderbolt3の搭載にいたったのだと思います。シネマカメラでなくても4Kや8Kの動画をこれから扱っていきたいのであればThunderbolt3は重要でしょう。
Thunderbolt3対応ストレージ
Thunderbolt3接続のBlack Magic Design関連機器
また動画編集だけでなく、写真や画像ファイルを取り扱っていてNASを構築する人にとってもThunderbolt3は魅力的です。NASはしばしばデータの転送速度が問題になりますが、Thunderbolt3対応の機種を選べば速度を大幅に改善できます。
DAIV-DGZ530シリーズでもThunderbolt3や水冷クーラーを搭載可能
マウスコンピューターでは今回新たに登場した「DGX760シリーズ」以外に、「DGZ530シリーズ」などほかの既存のデスクトップパソコンでもThunderbolt3や水冷クーラーを搭載することが可能です。カスタマイズで選べるのでこれらのパーツが欲しい人は選択することを忘れないようにしましょう。「DGZ530シリーズ」であれば「DGX760シリーズ」よりもパソコンの価格を安く抑えることができます。
参考:DAIV-DGZ530シリーズ RAW現像/画像・動画編集制作/イラスト制作にも!|DAIV マウスコンピューターのクリエイター・エンジニア向けPCブランド【公式】
当サイトで特別販売しているマウスコンピューターDAIVコラボパソコンでもThunderbolt3や水冷クーラーのカスタマイズを選択可能です。特にハイスタンダードモデルは「DaVinci Resolve推奨パソコン」の「DAIV-DGZ530S3-SH2-RAW」をもとに設計してそれよりもハイスペックかつ低価格なパソコンになっているので、動画編集用パソコンとして非常におすすめです。
- マウスコンピューターDAIVとコラボモデルを発売!わたしの理想のパソコンを作ってもらいました
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