カラーマネジメント・RAW現像・レタッチを勉強したい人におすすめの書籍紹介!写真や動画の編集の基礎知識を身につけよう

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写真の現像やレタッチ、動画のカラーコレクション・カラーグレーディングなど、映像作品を仕上げる重要な工程です。なんとなく自己流で取り組んでいる人が多い分野かもしれません。土台となる基礎知識を学びたい人や、体系的に色の編集について勉強したい人向けに参考書籍やウェブサイトをご紹介します。

映像の色補正を学ぶ

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カラーマネジメント関連書籍

写真の色の補正・編集や、プリンターなどの機器の色を合わせるカラーマネジメント、そして映像のカラーコレクション(グレーディング)について学べる本を紹介します。

デジタル写真の色を極める!

「10年経っても古くならない役立つ知識」というコンセプトで書かれた本。写真をデジタルで編集する上で大切になる基礎的な知識・技術を中心にまとめられているので、時代の変遷や扱う編集ソフトに左右されることなく役立つ内容ばかりです。

色とデジタルの関係やレタッチに関する概論、ソフトを選ばず使えるトーンカーブのレタッチテクニック、モニターやプリンターなどの周辺機器に関する知識、プリントの方法といった内容を分かりやすく解説してくれます。

RGBやCMYK、ビット数と階調、ヒストグラムの仕組みなど、ちょっと専門的なデジタル画像の構造や特徴についても学ぶことができます。

写真の色補正・加工に強くなる ~Photoshopレタッチ&カラーマネージメント101の知識と技

Adobe Photoshopをベースに、デジタル写真の色の仕組みや、レタッチテクニックを解説した書籍です。4つのパートで構成されていて最初の3つのパートでは、デジタル写真の色に関する基礎的な知識とレタッチのテクニックを紹介。最後の第4パートではカラーマネジメントについて取り上げています。

Photoshopで作業をすることが多い人におすすめです。

カメラマンのためのカラーマネージメント術

ここで紹介する本のなかでは最も読みやすいと感じました。カメラマンが知っておくべき色の知識とカラーマネジメントの話について、順序立てて解説。もう少し踏み込んだ内容も取り上げてほしいと感じた箇所もありますが、基礎的なポイントを抑えるには良い書籍です。

カラーコレクションハンドブック第2版 -映像の魅力を100%引き出すテクニック

動画の編集をする人におすすめです。映像編集におけるカラーコレクション、あるいはカラーグレーディングについて学ぶならこれが詳しくて勉強になります。難点は、値段が高いことと、翻訳された文章のために少し読みづらいということです。非常に詳しい本なので買う価値はありますが、日本人向けにもう少し読みやすい書籍が登場することを願います。

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RAW現像・レタッチ関連書籍

Lightroom[美]写真メソッド

AdobeのLightroomを使う人におすすめ。インスタグラムやツイッターなどSNSで目にする作り込まれた写真の現像方法を学ぶことができます。レタッチを少しオーバー気味にかけているので作例がわかりやすいです。この書籍でテクニックを学んだら好みに応じて少し抑え気味のレタッチを施してみると良いかもしれません。

わたしはAdobeのフォトプランを契約しています。

CanonユーザーのRAW現像 プロの極意DPP4

キヤノンのRAW現像ソフトDigital Photo Professional(DPP)をつかっている人には「CanonユーザーのRAW現像 プロの極意DPP4」をおすすめします(わたしも使っているソフトです)。あまりマニュアルっぽくなくて実践的な内容で役立ちます。新しい書籍ということもあり最近DPPに加わった部分補正機能にまで言及されているのが高評価です。

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おすすめウェブサイト

カラーマネジメントモニターを製造・販売している大手メーカーEIZOのウェブサイトが勉強になる記事を数多く用意してくれています。デジタル写真やモニターにおける色について学べます。

参考:EIZOライブラリー – 基礎知識 | EIZO株式会社

追記(2020年8月6日):EIZOのウェブサイトにて、映像制作者向けのカラーワークフローに関する連載が始まりました。
【映像制作者向け】カラーワークフロー連載 第1回 | EIZO株式会社

キヤノンのショールームではEIZO主催のワークショップを開催しています。EIZOのカラーマネジメントモニターに興味のある人はチェックしてみてください。私も以前参加して、カラーマネジメントやモニターの選び方について教えてもらいました。

参考:キヤノン:PIXUS PROシリーズとEIZO ColorEdgeで始める簡単カラーマッチング

NECもカラーマネジメントに関するセミナーを無料開催しています。個人的にはこちらのほうが色の理解は深まりました。

参考:NECカラーマネジメントディスプレイ活用無料セミナー<初級編>のご案内 | NECディスプレイソリューションズ

プリントについてはエプソンのウェブサイトが詳しいです。

参考:トップ | 極める!プリントテクニック講座 | 学ぶ | エプソンのフォトポータル | エプソン

当サイトでも、カラーマネジメントモニターの重要性や、モニターを選ぶうえで大切なポイントについて次の記事で解説しています。

写真・動画編集するなら良いディスプレイが必要!カラーマネジメントモニターの選び方
写真のRAW現像やレタッチ、動画のカラーグレーディングの際に大事なのがパソコンのモニターです。もし安価なディスプレイを見て漠然と編集をしているのであれば要注意。色を適切に表示できていないかもしれません。カラーマネジメントモニターがなぜ必要なのか、写真・動画編集に向いているモニターの選び方を解説します。

勉強したいジャンルに分けておすすめのカメラ本を紹介しています。

カメラを使いこなす!写真の勉強をしたい人におすすめの本まとめ
「カメラを始めたばかりで使いこなせない」、あるいは「イメージしたような写真が撮れない」という悩みを抱えていませんか?そんな人はぜひ本を読んで勉強してみてください。ちょっと知識があると写真がぐっと良くなるものです。私がこれまで読んできたカメラ...

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