神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。新しくレンズを買いました。望遠レンズの「EF70-200mm F4L IS USM」です。まだ買ったばかりですが良いところがたくさんあったのでご紹介します。
「EF70-200mm F4L IS USM」を購入して良かった3つのポイント
中古で購入 こんなにお得でいいの?
「EF70-200mm F4L IS USM」はキヤノンのレンズの中でも高級な部類に入るレンズです。新品価格はおよそ12万円。カメラのキタムラネットショッピングでこの価格なので家電量販店では13万円とか14万円くらいで販売されています(参考:EF70-200mm F4L IS USM カメラのキタムラ)。
前から欲しいとは思っていたのですが値段が高いので躊躇していました。しかし、中古市場を見ているとかなり状態の良い品物で安く買えるものを発見。「望遠レンズに関する記事ももっと書きたい…」というブロガー的魂胆もあり購入に踏み切りました。
Amazonでポチリ。約8万円でした。
さっそく届いたレンズを開封。
おお…美しい
レンズ内部を覗いて見ても特にチリは見当たらず。正直私の手持ちレンズよりも状態が良いです。
最短撮影距離を変更するスイッチなどを見ると少しゴミ・汚れがあるくらい。これは綿棒で掃除したらとれました。
私の購入したレンズは手ぶれ補正(IS)機能付きのバージョン。流し撮り対応の「手ブレ補正モード2」もあります(参考:キヤノン|ISテクノロジー詳細)。
さらに純正のレンズフードと、本来は別売りの三脚座も付属しました。レンズフードにはうっすらと擦れ痕があり少し使用感がありました。
特に嬉しいのが純正の三脚座。普通に買うとけっこう高くてこれだけで1万円くらいします(参考:キヤノン リング式三脚座A2 ホワイト – カメラのキタムラ)。
キヤノン純正の三脚座は高いだけあって、質感・構造は素晴らしいです。私はよく三脚を使うのと、カメラボディが軽量なのでレンズの三脚座は必須。
マイナスポイントとしては箱や説明書、レンズポーチが付属しませんでした。それらが欠品していることは事前に確認しており、レンズの使用には支障がないので問題ないと判断しました。正直なところ箱はとっておいても邪魔ですしね。
中古なので新品の箱を開封するドキドキワクワクはありませんでしたが、レンズ本体はほとんど新品状態。さらに1万円相当の三脚座がついて新品価格より4万円も価格がお得ということで文句なしです。
このように高性能レンズもお得な中古品が簡単に見つかるのがキヤノンの良いところだと実感しました(参考:初心者にキヤノンの一眼レフカメラをおすすめする6つの理由と1つの欠点)。
望遠レンズ楽しい!作例写真の紹介
せっかくの望遠レンズなので野鳥撮影や圧縮効果を利用したスナップをしてきました。EF70-200mm F4L IS USMで撮影した作例写真をいくつかご覧ください。
住吉川(神戸市東灘区)を散歩しながらカワセミやサギを撮りました。距離を置きながら野鳥を撮影できるのは望遠レンズの醍醐味のひとつですよね。少しクロップしているのですが、羽やクチバシ、脚などの質感・ディティールをきちっと表現してくれています。
記念写真を撮影している人と、その順番待ちをしている人たちを撮影しました(神戸メリケンパーク・BE KOBEのモニュメント前にて)。望遠レンズの圧縮効果を利用して人の距離間がぎゅっと詰まって見えるように撮っています。こういうユニークな構図も望遠レンズなら撮りやすいです。
ボケを大きく作れるのも望遠レンズの魅力のひとつ。特にこの「EF70-200 F4L IS USM」は開放F4からシャープなので被写体はくっきり、背景はとろけるようにボカして整理できます。
絞って風景撮影するのももちろんOK。三脚に据えてスローシャッターをきれば夜景も美しく撮れます。
追記(2018年2月4日):このレンズの作例をFlickrのアルバム「EF70-200mm F4 L IS USM」にまとめています(随時更新)。作例をもっと見たい方はこちらもチェックしてみてください。
これからは梅とメジロを撮影できる「ウメジロー」のシーズンです。望遠レンズがあると撮りやすくておすすめ。今年はこのレンズでどんなウメジローを撮れるか楽しみです^^
私の地元だと保久良梅林がウメジローの絶好撮影スポット(参考:神戸・岡本の梅の名所四選 2〜3月が見頃でおすすめ)。先ほど作例写真で紹介した住吉川には鳥がたくさんいますし、神戸市立森林植物園や、神戸どうぶつ王国、王子動物園なども動物の撮影が楽しいです。
使い込みたくなる白レンズの格好よさ
いやはや、このレンズEF70-200mm F4L IS USMは格好良い!カメラファンの人には、キヤノンの白レンズといえばプロのカメラマンが使用しているイメージがあって憧れを抱いている人も多いのではないでしょうか。そんなレンズを自分が使えるというだけでワクワクします。
美しい白いボディ。
金色に輝くIMAGE STABILIZERの文字。
高級レンズの証であるレッドリング。
赤く刻まれた「L」のマーク。
快適な撮影を可能にする三脚座。
私はそんなにデザインにこだわるタイプではないのですが、いざこの「EF70-200mm F4L IS USM」を買って使ってみると格好よさに惚れてしまいました。レンタルしたときよりも惚れ惚れと感じてしまうのは何故なのでしょう。
最近はカメラもレンズも小型化が流行っています。それとは対照的に望遠レンズの「EF70-200mm F4L IS USM」はそれなりにかさばります。質量:約760g、最大径×長さ:φ76mm×172mm。しかし、そのサイズが気にならなくなるくらいデザインが気に入っています。少し大きくて重たくても使いたくなるレンズです。
それに「EF70-200mm F4L IS USM」はフルサイズ対応の望遠レンズとしては小型・軽量な部類です。幸い私の持っている小型のスリングバッグにも収まりました。
おかげでお散歩スナップが捗ります。
「EF70-200mm F4L IS USM」の仕様・スペック
◉レンズの仕様
絞り羽根枚数 | 8枚 |
---|---|
最小絞り | 32 |
最短撮影距離 | 1.2m |
最大撮影倍率 | 0.21倍(200mm時) |
フィルター径 | 67mm |
最大径×長さ | φ76mm×172mm |
質量 | 約760g |
手ブレ補正効果 | 約4.0段分 |
参考:キヤノン:EF70-200mm F4L IS USM|仕様
「EF70-200mm F4L IS USM」はシャープな映りに定評があり、高解像度レンズランキングの上位10の中にもランクインしています。
追記:新型の「EF70-200mm F4L IS USM Ⅱ」が登場
このレンズの新型となる「EF70-200mm F4L IS USM Ⅱ」が2018年6月28日発売となります。新型のレンズの先行展示品を触ってきたので記事に書きました。
ちなみに旧型となる「EF70-200mm F4L IS USM」も今後とも販売が継続されます。
まとめ その他おすすめのキヤノン望遠レンズ
評価のまとめ
- 総合点:
- 描写性能:
- 携帯性:
- 価格:
- 操作性・質感:
これまで望遠レンズを使いたいときはレンタルですませていました。しかしやっぱり購入してみると気軽に持ち出せて良いですね。もっと早く買っておけば良かったかもしれません。
今回は状態の良い品をお得な価格で購入できたことや、レンズの性能に満足しています。欲しいレンズがあれば良い中古品がないか探してみると良いかもしれませんね。
今回購入した望遠レンズ「EF70-200mm F4L IS USM」
その他キヤノンユーザーにおすすめの望遠レンズ
「EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM」はカメラのダブルズームキットになっている望遠レンズです。安くて軽いのが長所。EOS KissシリーズなどAPS-Cサイズのカメラにぴったりです。
フルサイズ対応でより望遠に対応するレンズなら「EF70-300mm F4-5.6 IS II USM」が特にコスパが良くておすすめ。新しいレンズでAFが速くて優秀です。
Canon 望遠ズームレンズ EFレンズ EF70-300mm F4-5.6 IS II USM
一番良い望遠レンズが欲しいなら「EF70-200mm F2.8L IS II USM」。 F2.8と明るくポートレートにも愛用されるキヤノンの人気レンズです。
→ 望遠レンズで上手に撮影する方法・コツ【おすすめ望遠レンズ紹介】
→ キヤノンが望遠レンズの新製品2種を発表!進化した白レンズの先行展示レポート
当サイトをご覧いただきありがとうございます!
「神戸ファインダー」は豊富な写真と動画で神戸の魅力を発信するブログ型情報ウェブサイトです。サイト運営者Akiが気になるカメラや関連機材についても国内外から情報を集め記事にしています。
記事を気に入っていただけましたらSNSでシェアをよろしくお願いします。
Facebook、Twitter、YouTube、Instagramなどでも情報発信していますのでフォローよろしくお願いいたします。シェアとフォローは下のボタンからご利用いただけます。
質問があればお気軽にコメントやSNSでお知らせください^^