「Satechi Type-C アルミニウム UHS-II Micro/SDカードリーダー」をレビューします。MacBook Proなどのスタイリッシュなパソコンと相性の良い外観に惹かれて購入。実際に高速で読み書きできるのか性能を計測してみました。
神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。
ミラーレス一眼カメラEOS Rを購入してからUHS-ⅡのSDカードを利用しています。撮影の際に高速でデータを書き込みしてくれるのでとても役立っているのですが、どうせならパソコンにデータを取り込む時もその高速スピードを活用したいと思い、UHS-Ⅱ対応のカードリーダーを買いました。
「Satechi Type-C アルミニウム UHS-II Micro/SDカードリーダー」(シルバー)を購入
SatechiのUHS-II対応SDカードリーダーです。
付属品は特になく本体のみ。USB-C接続します。
MacBook Proともマッチするカラーリングとデザインです。わたしが購入したのはシルバーですが、スペースグレイもあります。
UHS-Ⅱ SDカードを使ってみた!
さっそくSanDiskのUHS-ⅡのSDカードExtremePROを利用することにしました。カードリーダーはパソコンに接続して正しく認識するとブルーのライトが点灯する仕組みです。
SDカードはプッシュイン・プッシュアウトするようになっています。きちんと差し込めるとその感触が伝わってくるので使いやすいです。取り出す時も軽く押し込むことでSDカードが出てくる仕組みです。
実際に正しくUHS-Ⅱのスピードが出るのか試してみましょう。「Blackmagic Disk Speed Test」でSDカードリーダーの速度を計測してみました。
読み込みに260MB/s出ていてさすがUHS-Ⅱ対応カードリーダーです。UHS-Ⅰだと読み出しには90MB/sが限界なので3倍近いスピードです。
実際にカメラの写真や動画を取り込む場合、UHS-ⅡとUHS-Ⅰの時間差は一回あたりせいぜい数秒から1分くらい(もちろんデータ量によって変わる)と思うのですが、実際の時間効率よりも気持ち的なメリットが大きいように感じます。素早くデータを取り込めると気分が良いんですよ。そして気持ちよく作業に移行できます。だからこそMacBook Proでもそのスピードを出せるようにこのカードリーダーを買うことにしました。
Satechi USB-Cマルチハブも良いのだけど…
MacBook Proユーザーなら同じSatechi製のマルチUSB-Cハブを使っておられる方も多いのではないでしょうか。マルチハブの良いところはMacBook Proに似合うデザインと、SDカード以外にもUSBポートやHDMIの映像出力などにも対応できるところ。USB-CしかないMacBook Proの不便な点をひとつで解決できるスタイリッシュな製品です。
速度が出ない
マルチハブも気に入って使っていたのですが、最近なにかと不満を感じるようになってきました。ひとつはまずSDカードのUHS-Ⅱには非対応ということ。UHS-Ⅱカードそのものは下位互換があるので使えるものの、そのスピードがいきません。
感覚的にもあまり速くないなとは思っていたのですが、今回実際にスピードを計測してみたら想像よりも速度が遅くて驚きました(上の画像がその計測結果)。
実はSDカード以外のポートも速度が出ていないんですよね。マルチハブにはUSB-Cがふたつあってそのうちひとつは最高40Gb/sにも対応できるThunderbolt3ポートなのですが、どうもその能力が出ていないみたいなんです。気づいたのはポータブルSSDをマルチハブ経由で接続したときのことです。明らかに本来のスピードが出ていなかったのでこちらもソフトで計測してみました。
全然速度が出てないですよね。
一方MacBook Proに直接同じポータブルSSDを接続した時のスピードは下のようになります。
すごく速い。こちらが本来の速度のはずなんです。このポータブルSSDはすごく良いですよ。
参考:外付けSSDの決定版!サンディスク エクストリーム ポータブルSSD購入レビュー
マルチハブがたまたま不良品なのかもしれないのですが、実はすでに一度不良品で新しいものを送ってもらっているので今わたしが使っているマルチハブは2つ目なんです。そのときはサポートから迅速に新しいものを送ってもらえたので良い対応だと思ったのですが、今回は二つ目と言うことで正直サポートに連絡するのも面倒だなと感じています。
接続が不安定
ほかにもマルチハブの不満点はあります。
マルチハブはあまりかっちり接続できないんです。けっこうグラグラする。せっかくいろんな外部機器を使えるのですが、ひとつを抜き差しするとハブそのものの接続が不安定になってほかの機器の接続まで外れてしまうことがあります。最近はそもそもSDカードや外部ドライブを認識してくれないことが多くてイライラすることが多かったです。
USB-C接続機器がいちばんシンプルで便利
以前はUSB-C接続の機器が少なかったのでマルチハブが必要だったのですが、最近はUSB-Cで便利なものが多いのでUSB-Cで統一していこうと思っています。
先ほど例に出したSanDiskのポータブルSSDもUSB-Cですし、自宅で使っているLGのディスプレイもUSB-C1本で接続できます。
直接接続するのがシンプルかつ確実で安心。外出先で作業するときはこれらSDカードリーダーとポータブルSSDがあれば必要十分ですね。小さくて軽いので携帯も楽です。
自宅で作業するときもディスプレイとはUSB-C一本で接続するだけのシンプルな環境です。モニター側に接続しているUSB機器もこれで普通にMacBookからアクセスできます。
参考:Macで写真・動画編集する4Kディスプレイならこれ!LG 27UK850-W購入レビュー
ということでマルチハブを卒業して高速なデータアクセスのできる関連機器を使うようにすることにしました。今回紹介した「Satechi Type-C アルミニウム UHS-II Micro/SDカードリーダー」などUSB-C接続機器は便利なものが揃いつつあるのでぜひチェックしてみてください。
わたしが使っているSDカードはこちら。
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