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キヤノン一眼レフ徹底比較!80D 9000D KissX9i 違いは?おすすめは?

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キヤノン一眼レフカメラ比較 80d 9000d kissx9i

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80D、9000D、KissX9iの性能比較

キヤノンの一眼レフカメラで価格も性能もよく似ている3機種EOS 80DEOS 9000DEOS KissX9iを比較し性能やスペックを解説します。違いは何か。一見よく似たカメラがどのように差別化されているのか。どれがおすすめなのかをご紹介します。

序列

比較する3機種のうち9000DKissX9i2017年4月7日に発売された最新のカメラです。エントリーモデルと呼ばれる初心者向けのカメラに位置付けられています。発売決定のニュースや注目のスペックについては次の記事で紹介いたしました。
「上位機種を超える性能!キヤノンEOS9000D/KissX9i 新一眼レフカメラを4月発売」

一方で80D2016年3月に発売されたハイアマチュア向けカメラです。

キヤノンが公式に定めている序列でいうと上級者向けから並べて、80D、9000D、KissX9iの順になります。

価格

カメラの値段は様々な要因で変動します。参考までに記事執筆時点(2017年2月16日)でのAmazon価格を記載します。ボディ単体の価格と、レンズがセットになったパターンの価格を表にします。

※価格をクリックすると今現在の価格をアマゾンのページでご確認いただけます。

価格比較表 EOS 80D/ EOS 9000D / EOS KissX9i

ボディ単体 18-55mmキット ダブルズームキット 18-135mmキット
80D 110,692円 127,930円 137,495円 142,600円
9000D 116,100円 156,600円 167,400円
KissX9i 105,300円 145,800円 156,600円

驚かれる人もいらっしゃるかと思いますが、レンズキットの値段を比較すると一番上のランクにあるはずの80Dの価格が最も低いです。そして3機種とも大きな価格差はないことがわかります。わかりやすいようにもっと高いカメラの例を出すと、ハイアマチュア向けのカメラで最上位のEOS 5D Mark4(2016年9月発売)は現時点のAmazon価格が362,417円(ボディ単体)です。安い例でいうと、エントリーモデルで人気機種のEOS KissX7(2013年4月発売)は36,800円(ボディ単体)です。

しかし、どのカメラも時間の経過とともに値下がりすることが予想されます。これはキヤノンに限らずほぼ全てのカメラにあてはまるトレンドです。

参考グラフ

Canon EOS 80D 価格推移

画像引用 価格ドットコム EOS80D ボディの価格推移グラフ

最新のカメラは価格が高いですが、テクノロジーの発展ともにカメラの旬が過ぎて価格は落ちます。特に9000DとKissX9iは現時点で予約価格なのでより大きな値下がりが予想されます。そのため時間が経てば価格の順番もカメラの序列と同じように高い方から80D、9000D、KissX9iとなるかもしれません。いずれにせよ価格帯は3機種ともよく似ています。

性能比較

概要

まず9000DとKissX9iは発売日が一緒なので画像処理エンジンやセンサーが同じで基本的な性能はよく似ています。しかし、序列で見て9000Dのほうが上級なので、細かい仕様を比べると9000Dの方が性能が良いです。つまりスペックは9000D>KissX9iです。そのため大きな価格差がない限り9000Dの方がおすすめです。

9000DとKissX9iの比較はわかりやすいのですが、ここに80Dを加えて比較すると意外と複雑でややこしくなります。80Dはこの中で唯一のハイアマチュア向けモデルなので、他の2機種にない性能があるのですが、一方で約1年前の機種なので一部古いスペックや未搭載の機能があり9000DやKissX9iに劣る部分もあります。

一眼レフカメラ主要スペック比較表(キヤノンAPS-Cサイズ)

カメラ 7D Mark II 80D 9000D 8000D  Kiss X9i Kiss X8i Kiss X7
価格 約13万円 約10万円 約11万6千円 約7万円  10万5千円 約6万2千円 約3万6千円
センサーサイズ APS-Cサイズ APS-Cサイズ APS-Cサイズ APS-Cサイズ  APS-Cサイズ APS-Cサイズ APS-Cサイズ
有効画素数 2020万 2420万  2420万 2420万  2420万 2420万 1800万
映像エンジン デュアルDIGIC6 DIGIC6  DIGIC7 DIGIC6  DIGIC7 DIGIC6 DIGIC5
動画記録サイズ FHD 60P / HD 60P FHD 60P / HD 60P  FHD 60P / HD 60P FHD 30P / HD 60P FHD 60P / HD 60P FHD 30P / HD 60P FHD 30P / HD 60P
AF測距点 65 45  45 19  45 19 9
ライブビューフォーカス方式 デュアルピクセル CMOS AF
コントラスト検出方式
デュアルピクセルCMOS AF デュアルピクセルCMOS AF ハイブリッド CMOS AF III方式 デュアルピクセルCMOS AF ハイブリッド CMOS AF III方式 ハイブリッド CMOS AF II方式
連続撮影枚数 10/秒 7/秒  6/秒 5/秒   6/秒 5/秒 4/秒
ファインダー視野率 100% 約100%  95% 95%  95% 95% 95%
Wifi 無し 有り  有り 有り  有り 有り 無し
モニター(バリアングル、タッチ) 固定式 バリアングル、タッチパネル  バリアングル、タッチパネル バリアングル、タッチパネル バリアングル、タッチパネル バリアングル、タッチパネル 固定式タッチパネル
質量(バッテリー、SDカード含む) 910g 730g  540g 565g  532g 555g 407g / 410g
発売日 2014年9月 2016年3月  2017年4月 2015年4月  2017年4月 2015年4月 2013年4月

80Dが9000D・KissX9iより優れているポイント

まず80Dのどの点が優れているのかを具体的に見ましょう。

ファインダー

80Dのファインダーは「ペンタプリズム」と呼ばれるものです。9000DやKissX9iは「ペンタダハミラー」です。80Dのファインダーの方が大きくて見やすいです。

視野率 倍率
80D 約100%  約0.95倍
9000D / KissX9i 95%  約0.82倍

連続撮影枚数

連続で撮影できる枚数が80Dの方が多く7枚/秒です。9000DとKissX9iは6枚/秒。

防塵・防滴

全体的に頑丈に作られており、防塵・防滴になっています。

電池室や各種操作ボタンまわりなどに組み込まれたシーリング部分(赤色部)や、外装カバーの高精度段差合わせ構造、グリップラバーの密着構造などを採用(緑色部)することで、雨滴やホコリに強い防塵・防滴性能を実現しました。
キヤノン公式ホームページより引用

EOS 80D 防塵防滴構造

文章および画像引用 キヤノン:一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ EOS 80D|特長|快適な操作性

バッテリー

80DのバッテリーはLP-E6N/LP-E6。バッテリーグリップにも対応している電池です。写真撮影においては80Dの方が電池持ちが良いです。9000D、KissX9iのバッテリーLP-E17はバッテリーグリップ非対応。

80D
ファインダー撮影:常温(+23℃)約960枚/低温(0℃)約860枚
ライブビュー撮影:常温(+23℃)約300 枚/低温(0℃)約270枚

9000D, KissX9i
ファインダー撮影:常温(+23℃)約600枚/低温(0℃)約550枚
ライブビュー撮影: 常温(+23℃)約270枚/低温(0℃)約230枚

しかし動画撮影可能時間は意外にも80Dの方が短いです。

80D
常温(+23℃)合計約1時間50分
低温(0℃)合計約1時間40分

9000D, KissX9i
常温(+23℃)約1時間55分
低温(0℃)約1時間50分

高ビットレートの動画撮影

動画記録サイズはMP4においては差がないのですが、80DはMOV FHD 30P ALL-I(約90Mbps)の撮影ができます。30Pの動画撮影においては80Dが最も高いビットレートで高画質な映像を記録できます

ヘッドフォン端子

動画撮影の際に音声をモニターできるようヘッドフォンの端子があります。

9000DとKissX9iが80Dより優れているポイント

次に9000DとKissX9iの両機種が共通して、80Dに勝るスペックをご紹介します。

画質

3機種ともAPS-Cセンサーで有効画素数は2420万画素で同じですが、9000DとKissX9iは画像処理エンジンがDIGIC7です。これにより解像感の向上ノイズの低減が望めます。

またレンズ光学補正のなかに回折補正を含むようになりました。F値を絞りすぎると、回折現象といって解像感が低下することがあります。画像処理エンジンの高性能化のおかげで回折現象を軽減できるようになりました。

重量

9000DやKissX9iは80Dと比べてだいぶ軽いです。

80D 9000D KissX9i
質量
(バッテリー、カード含む)
730g 540g 532g

5軸手ぶれ補正

動画撮影の際にボディ側で手ブレを補正してくれる「5軸手ぶれ補正」機能があります。カメラのブレを5軸(水平回転補正、縦回転補正、回転軸補正、左右補正、上下補正)で検出して効果的に補正してくれます。

この機能を使う場合「する」 「強」のどちらかを選択できます。電子的な補正なのでこの機能を使うと画角が少し狭まります(画角は「する」で約90%、「強」で約70%になります)。

動画撮影時の測距輝度範囲

動画撮影時の測距輝度範囲がEV -2~18となっており、より暗所撮影に強くなっています。80DはEV 0~18。

トリミング・傾き補正

撮った写真の一部分を切り出したり、画像の傾きを補正することができます。

画像引用 キヤノン:EOS Kiss X9i|基本性能

9000DがKissX9iより優れているポイント

9000DとKissX9iの性能差についてご紹介します。基本的に外観が上級モデルっぽくなっています。

サブモニター

カメラの設定情報が表示されるサブモニターがカメラ上部に付いています。一般的にあったほうが便利とされています(個人的には必要な情報はリアスクリーンやファインダー内で確認するのであまり必要性を感じません)。

サブ電子ダイヤル

設定変更に便利なサブ電子ダイヤルが付いています。くるくると回してカメラの設定を変えたり、画像再生のときに画像を送ることができます。下の図で14番です。

画像引用 キヤノン:EOS 9000D|各部名称

AFスタートボタン

いわゆる親指フォーカスをするときに便利です。中級者以上の人は愛用するボタンだと思います。先ほどの画像の8番にあたります。あると便利ですが、KissX9iでも設定で他のボタンに同じような機能を付与することができます。この位置で使えた方が撮影しやすいので個人的にはこのボタンの存在は大きな魅力です。

マルチ電子ロックスイッチ

9000Dにはマルチ電子ロックスイッチが付いています。細かいカメラの設定が誤動作で変更になることを防ぐためのロックスイッチです。上の画像の15番です。

Kiss X9iが最も優れているポイント

3機種の中で一番下のランクに位置するカメラですが下位機種だからこそ良いこともあるのでご紹介します。

安い、軽い、見た目がシンプル

値段が最も安く、重量は一番軽いです。またサブモニターがなくメインダイヤルが右側についておりシンプルな設計です。このシンプルな構造のほうが扱いやすいと感じる人もいると思います。

まとめ 結局どれが1番良いのか

基本的には上で紹介したポイントをもとに、ご自身でどのカメラを買うか決めていただければと思います。そのときどきで価格が変わりますし、人によってニーズが違うのでご自身で判断されるのが最良でしょう(またご購入の際は下記のアフィリエイトリンクを利用していただけますと幸いです。今後とも読者様の役に立つ記事を書けるよう一層励みます)。

一方でもう少し人の意見を聞きたいという人もいらっしゃるでしょうし、最後の要点だけ読みたいという人もいらっしゃると思います。そこで次のようにおすすめを提案します。

EOS 80Dは動画を真剣に撮りたい人におすすめです。動画を撮るならヘッドフォン端子の存在は大きいです。もちろん写真機としての性能も申し分ありません。比較した3機種の中で最上位に位置するカメラなので、末長く使っていける満足度の高いカメラと言えます。手に持った時の質感も上位機種らしい高級感があります。

EOS 9000Dはバランスよく最もおすすめ。操作性、画質ともに申し分ありません。様々な撮影シーンに対応できるスペックと最新機種ならではの機能を備えており、撮影を存分に楽しむことができます。ヘッドフォン端子がないのは残念ですが5軸手ぶれ補正は動画撮影において大きなメリットです。この3機種で迷ったら9000Dがイチオシです。

EOS KissX9iは価格の落ち幅次第で非常に魅力的です。記事執筆時点では価格差があまりないのでこの差なら9000Dがおすすめですが、値段差がひらけば上位機種とのスペック差を受け入れやすくなると思います。今後の価格変動に注目してください。

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