神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。この季節は紅葉が楽しみでわくわくしているAki(@Aki_for_fun)です。
11月のカメラ雑誌は各誌それぞれが独自で特集を作っている印象で、あまり共通する大きな話題はありませんでした。よくある新商品紹介はどの雑誌も取り上げており、特にニコンのD850はいまなお注目度の高いカメラとして特集されていました。
カメラ雑誌11月号
アサヒカメラ
今月号のアサヒカメラで興味をもったのは、iPhone8 Plusのカメラレビューです。アサヒカメラのようなどちらかというと硬派で読者の年齢層が高そうなカメラ雑誌がスマホについてレビューしているのが新鮮でした。小さな記事ではあるのですが、最新iPhoneのカメラがどう進化したのか解説しています。
iPhoneに興味のある方はこちらの記事もどうぞ。
アサヒカメラおなじみの法律の話は今月は肖像権について。肖像権が問題になるかどうかを見極める6つの条件について解説したり、具体例をもとにこれまでどのような問題が実際にあったのかについて興味深い話を展開しています。
過度に肖像権を心配しなければならない「肖像権アレルギー」の問題についても言及。肖像権の侵害を恐れてスナップの萎縮が進んでいます。こういった話に興味がある人はぜひアサヒカメラ11月号を読んでみてください。
カメラマン
気になったのは「激論愛のあるカメラ選び」。カメラ好きのおっちゃんたちが各メーカーの最近のカメラについて思い思い語る内容です。好きな人は本当に楽しく読めそうな内容でした。撮影も大事だけど、それと同じかそれ以上にカメラ機材が好きという人は読む価値ありそうです。
ちなみにこの記事の座談会は全3日間・計15時間にもおよんだそうで、誌面に載せているのはごく一部の内容とのこと。
参考:激論“愛のあるカメラ選び!” 未発表テイク集 荒濾過 Vol.2 赤城耕一×山田久美夫×落合憲弘×豊田慶記 – Webカメラマン
日本カメラ
面白く思ったのは「プロがプロに聞いた!答えた!マジな質問!ガチな回答!」という記事。
高感度や高速連続撮影、フルサイズってぶっちゃけ必要?スマホでじゅうぶん?エントリー機で良い写真は撮れないの?カメラのプロがお題を持ち寄って、それにまた別のプロが回答するという内容です。それぞれ意見が違って面白いです。
この特集の参加者は先ほど紹介した「カメラマン11月号」の「愛のあるカメラ選び」と一部重複。ですが個人的にはこちらの日本カメラの記事のほうが撮影にまつわる話がメインで楽しく読めました。
「トリミングは恥だが役に立つ」という記事も興味深く読みました。先月は「フォトコン10月号」で「トリミングが写真を下手にする」という記事がありましたが、それとは対照的でトリミングを肯定的にとらえた内容です。
参考:カメラ雑誌2017年10月号まとめ【トリミングで写真下手になる?・ニコンD850レビュー・紅葉特集など】
記事の中でトリミングの望遠効果について言及しているのですが、最近ネットでもこのことが話題になっていたのを思い出しました。気になる人は下記のまとめ記事を読んでみてください。二つ目の記事はかなり釣りタイトルなのが残念ですが、いまいちど圧縮効果について考えてみる良い機会になるかもしれません。
・新聞「米軍ヘリがベイブリッジに低空接近している写真。危険と思わない人はいないのでは」→望遠レンズの圧縮効果で近く見えるだけ?検証したらかなり離れていた模様 – Togetterまとめ
・望遠レンズの圧縮効果 ←こんなもの存在しません – Togetterまとめ
CAPA
ススキやコスモスの撮影テクニックの記事はこの時期によく合った内容。一読の価値はあるかと思います。
「これからどうなる?ミラーレス一眼 未来予想図」という特集は、個人的に好みのテーマで読んだのですが少し内容が物足りないと感じました。あまり予想らしい予想もなくカメラの歴史と現状分析が半分以上占めた内容でした。
この手の話ならネットでカメラに関する噂サイトをのぞいているほうが楽しいと思います。例えば「Canon Rumors」というサイトはキヤノンの新製品に関するリーク情報を提供しているウェブサイトとして有名です。ここは英語のサイトなので、この内容を日本語に翻訳しているウェブサイトもあります(参考:デジカメinfo)。カメラの新製品に関するウワサや予想の話が好きなら、これらのサイトの記事をチェックしたり、そこに寄せられているコメントを読むと楽しくておすすめです。
「報道カメラマンの現場」という記事で、テニスプレイヤー伊達公子さんの写真がいくつか掲載されていたのですがいずれも良い写真でした。撮影された人が良い意味で報道カメラマンっぽくなくて好感を持ちました。
デジタルカメラマガジン
特集は「夜に撮る」。単なる夜景写真というテーマではなく、星景写真や夜のポートレート、鉄道写真など、幅広く「夜に撮る」写真の撮影テクニックを取り上げています。夜景に関しても、自然風景、都市風景、イルミネーションなど、様々なシチュエーションを想定しており内容が厚いです。
様々な撮影テクニックが紹介されていて、例えば「露光間ズーム」の上手な方法についても解説されていました。当サイトでも露光間ズームの方法を解説した記事があります。なかなか面白い撮影技法なのでぜひチェックしてみてください。
ちなみに神戸の夜景が多く作例に登場していて個人的に嬉しくなるポイントでした^^
「美しい風景へのアプローチ」という記事では、紅葉、落葉、初雪といったこれからの季節撮りたい風景写真について解説。
Amazonの「Kindle Unlimited」ならデジタルカメラマガジンを含む100万冊以上の本が読み放題!
フォトコン
「初心者でもいいねがもらえるテクニック 写真いきなり上達法」という記事が良かったです。紹介されているのは、基本的なカメラの設定やよく使われるテクニックなのですが、だからこそ重要だったり人気の手法の数々です。目新しさはないけれどよくまとまっているので、カメラ初心者の人は読むことをおすすめします。
「長時間露出の世界」も楽しく読みました。
フォトテクニックデジタル
特集は、「最高に格好良い『男』の撮り方」。内容はわりと普通でちょっと仰々しいタイトルに感じました。たしかに女性と男性ではポートレートの撮り方は変える傾向にあるので、人物撮影に関心がある人は読んでみると良いかもしれません。
Amazonで「フォトテクニックデジタル」の一年定期購読を申し込むと割引価格でお得に読めます。今ならメールマガジン登録でもれなく「もう1号プレゼント」キャンペーン実施中。
フォトテクニックデジタル 定期購読1年(12冊) | Amazon
ビデオサロン
Amazonでビデオサロンの一年定期購読を申し込むと割引価格でお得に読めます。今ならメールマガジン登録でもれなく「もう1号プレゼント」キャンペーン実施中。
関連記事
当サイトをご覧いただきありがとうございます!
「神戸ファインダー」は豊富な写真と動画で神戸の魅力を発信するブログ型情報ウェブサイトです。サイト運営者Akiが気になるカメラや関連機材についても国内外から情報を集め記事にしています。
記事を気に入っていただけましたらSNSでシェアをよろしくお願いします。
Facebook、Twitter、YouTube、Instagramなどでも情報発信していますのでフォローよろしくお願いいたします。シェアとフォローは下のボタンからご利用いただけます。
質問があればお気軽にコメントやSNSでお知らせください^^