マウスコンピューターの「DAIV FX-I9G90」は写真編集や映像制作など様々な高負荷の作業を処理できる高性能デスクトップパソコンです。第13世代 CPU のインテル Core i9-13900K プロセッサーや GeForce RTX 4090 を搭載。クリエイター向けPCのなかでも最新の高性能スペックが魅力です。実際にRAW現像や動画編集などを行ったレビューをお伝えします。おすすめのカスタマイズ、お得な購入方法も解説します。
公式:DAIV FX-I9G90│マウスコンピューター【公式】
神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。
マウスコンピューターのクリエイター向け PC ブランド DAIV から特別スペックの高い「DAIV FX-I9G90」をレビューします。レビュー用にマウスコンピューター社より実機をお借りしたので、実際に写真のRAW現像や動画編集を試してみました。クリエイターPCの使い心地をお伝えします。
表:レビュー用に借りたPCのスペック・仕様
CPU | インテル Core i9-13900K プロセッサー |
---|---|
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4090 |
メモリ | 64GB |
ストレージ M.2 SSD | 2TB (NVMe Gen4×4) |
発売日 | 2023年1月18日(DAIV DD-I9G90) 2023年4月11日(DAIV FX-I9G90) |
型番 | #FXI9G90B7ACCW101DEC |
公式WEB | DAIV FX-I9G90│マウスコンピューター【公式】 |
DAIV FX-I9G90 クリエイター向け最上位PC
DAIV シリーズ最新かつ最高水準のモデル
マウスコンピューターの製品群のなかでクリエイター向けに販売しているブランドが「DAIV」です。2023年1月、その DAIV のデスクトップPCラインナップに新しく「DAIV DDシリーズ」が追加されました。新型ケースを採用して、これまで以上に高性能で機能的な「DAIV DD-I9G90」などのパソコンが登場しました。
参考:クリエイターPC「DAIV DD」新発売!7年ぶりとなる新型デザインの進化を旧型と比較してみた
その後の同年4月にマウスコンピューターが全ブランドの製品型番を一斉に更新。DAIV DDシリーズは「DAIV FXシリーズ」へと名前が変更されています。今回紹介する「DAIV FX-I9G90」は DAIV ブランドの中でもトップクラスの性能を持つパソコンです(以前の名前は DAIV DD-I9G90)。
参考:マウスコンピューターの標準保証が3年に延長してさらに送料無料!型番更新でより分かりやすくパソコンを選べるように
参考画像:マウスコンピューターDAIV紹介ページより作成
最新設計の DAIV FX ケース
以前までの DAIV デスクトップPCはミドルタワーのケース1種類でしたが、新しい DAIV FX シリーズではフルタワーサイズの大型ケースが採用されています。従来の DAIV らしいデザインを継承しつつも現代的な機能を備えたものにリニューアルされました。
外観から内部まで黒で統一されており、プロフェッショナルな風格があります。フルタワーサイズなので大型のグラフィックスカードなど、高性能なパーツを搭載可能です。「DAIV FX-I9G90」は CPU にインテル Core i9-13900K プロセッサーを、グラフィックスに NVIDIA GeForce RTX 4090 を搭載しています。
ケース上部には電源ボタンやUSB、ヘッドフォン端子などのインターフェイスにアクセス可能。またハンドルとキャスターがあるのでパソコンの移動もしやすいです。
DAIV FX シリーズや DAIV FW シリーズなどで採用されている DAIV のフルタワーケースについては次の記事で詳しく解説しています(DAIV DD が以前の名前でした)。
参考:クリエイターPC「DAIV DD」新発売!7年ぶりとなる新型デザインの進化を旧型と比較してみた
DAIV FX-I9G90 のスペックの主な特徴
インテル最新の第13世代CPU / メモリ 64GB 標準搭載
DAIV FX-I9G90 はインテル Z790 チップセットにCore i9-13900KF プロセッサー(24コア / 8 P-cores / 16 E-cores / 32スレッド / TB時最大5.8GHz / 36MB)搭載。インテル第13世代の CPUは第12世代と比べて特にマルチスレッドの性能が大きく向上しました。CADやCAM、動画のエンコード・レンダリング、複数タスクの同時進行などマルチスレッド性能が求められるシーンで特に優れたパフォーマンスが期待できます。
またシステムメモリを標準で 64GB 搭載。オプションで 128GB に増設もできるのでパソコンに大きな負荷をかける作業をする人でも安心して使用できます。
写真編集・RAW現像を試してみましたが非常にサクサクと快適に扱うことができました。
参考までにRAW現像の書き出しにかかった時間を計測しました。複数のRAW現像ソフトで試したのでそれぞれの時間を表にしています。
表:RAW現像にかかった時間(Adobe Camera RAW)
画素数 | 枚数 | 書き出し時間(合計) | 書き出し時間(1枚平均) |
---|---|---|---|
2400万 | 25枚 | 0分4秒 | 0.16 |
2500万 | 25枚 | 0分5秒 | 0.2 |
3000万 | 25枚 | 0分6秒 | 0.24 |
4240万 | 25枚 | 0分7秒 | 0.28 |
表:RAW現像にかかった時間(キヤノン Digital Photo Professional)
画素数 | 枚数 | 書き出し時間(合計) | 書き出し時間(1枚平均) |
---|---|---|---|
2400万 | 25枚 | 2分27秒 | 5.88秒 |
3000万 | 25枚 | 3分32秒 | 8.48秒 |
表:RAW現像にかかった時間(DxO PhotoLab)
画素数 | 枚数 | 書き出し時間(合計) | 書き出し時間(1枚平均) |
---|---|---|---|
2400万 | 25枚 | 0分30秒 | 1.2秒 |
2500万 | 25枚 | 0分54秒 | 2.16秒 |
3000万 | 25枚 | 0分34秒 | 1.36秒 |
4240万 | 25枚 | 0分51秒 | 2.04秒 |
これまでマウスコンピューターのDAIVシリーズのパソコンをレビューしてきて、同じような条件でテストしてきました。以下はキヤノンDPP4で写真(2400万画素25枚)を現像したときにかかった時間の比較です。
表:DAIVシリーズの異なる機種でRAW現像にかかった時間の比較(DPP4)
パソコンの名前 | CPU | グラフィックス | 時間(合計) | 時間(1枚平均) |
---|---|---|---|---|
DAIV Z7 KBFD (2020) | Core i7-9700K | GeForce RTX 2070 SUPER | 3分43秒 | 8.92秒 |
DAIV Z9(2020) | Core i7-10700K | GeForce RTX 2070 SUPER | 3分17秒 | 7.88秒 |
DAIV Z7(2022) | Core i7-12700 | GeForce RTX 3060 | 2分53秒 | 6.92秒 |
DAIV FX-I9G90(2023) | Core i9-13900KF | GeForce RTX 4090 | 2分27秒 | 5.88秒 |
DAIV 4P(2021/ラップトップ) | Core i7-1165G7 | Intel Iris Xe Graphics | 4分51秒 | 11.64秒 |
次にAdobe Camera RAWで写真25枚の現像にかかった時間の比較表です。
表:DAIVシリーズの異なる機種でRAW現像にかかった時間の比較
(Adobe の Photoshop / Lightroom などでRAW現像する場合)
パソコンの名前 | CPU | グラフィックス | 画素数 | 時間 |
---|---|---|---|---|
DAIV Z7 KBFD (2020) | Core i7-9700K | GeForce RTX 2070 SUPER | 2400万 | 17秒 |
3000万 | 23秒 | |||
4240万 | 35秒 | |||
DAIV Z9 (2020) | Core i7-10700K | GeForce RTX 2070 SUPER | 2400万 | 17秒 |
3000万 | 24秒 | |||
4240万 | 38秒 | |||
DAIV Z7 (2022) | Core i7-12700 | GeForce RTX 3060 | 2400万 | 8秒 |
3000万 | 19秒 | |||
4240万 | 24秒 | |||
DAIV FX-I9G90(2023) | Core i9-13900KF | GeForce RTX 4090 | 2400万 | 4秒 |
3000万 | 6秒 | |||
4240万 | 7秒 |
比較対象が世代の違いだけでなく、クラス(i9 や i7)にも違いがあるので、どれだけ参考になるかはわかりませんが、DAIV FX-I9G90 の処理能力が高いのは明らかです。単純なRAW現像の書き出し時間だけでなく、あらゆる編集作業がスムーズで快適でした。
CPUには水冷クーラーを搭載。240mm長の大型ラジエーターで強力冷却してくれます。
グラフィックスRTX4090搭載でプロフェッショナルを支える
クリエイター向けのパソコンはグラフィックス性能に優れている点が魅力です。グラフィックスはビデオカードや GPU などと呼ばれることもありますが、つまりは映像の処理をつかさどるパーツのことです。クリエイターPCやゲーミングPCなどと呼ばれるパソコンは一般的にこのグラフィックスに性能の良いものを搭載している傾向があります。グラフィックス性能が高いと、動画編集や3D・CG制作、ゲームプレイなど映像に関わる作業を快適に行えます。
DAIV FX-I9G90 の大きな魅力は、グラフィックスに NVIDIA GeForce RTX 4090 を搭載しているところにあります。2023年5月現在、NVIDIA GeForce RTX シリーズのなかで最高ランクのグラフィックスカードです。
NVIDIA GeForce RTX 4090のビデオメモリは24GB。ビデオメモリは映像制作のうえでひとつの目安になる性能なのですが、筆者は 4K の映像素材で快適に動画編集を行うにはビデオメモリ 8GB 以上を確保することを推奨しています。
実際にDaVinci Resolve を利用していくつか動画編集を行ってみましたが、4K動画の編集中でもコマ落ちが少なく快適でした。デコードだけでなく書き出しのエンコードも高速でした。わたしは最高でも 4K までの解像度の映像素材しか扱うことがないのですが、8Kの高解像度でも問題なく編集できるそうです。
下の表はDaVinci Resolve で動画エンコードにかかった時間をまとめたものです。標準設定(書き出しのEncoderでNativeを選択)の書き出し時間と、グラフィックスの性能を利用したハードウェアアクセラレーション(書き出しのEncoderでNVIDIAを選択)の書き出し時間を比較しています。グラフィックス性能を利用することでより短時間で動画を書き出すことができました。
表:動画エンコードにかかった時間
動画の解像度 | エンコードにかかった時間 標準設定 | エンコードにかかった時間 ハードウェアアクセラレーション |
---|---|---|
FHD30P(H.264) | 22秒 | 10秒 |
4K30P(H.264) | 1分20秒 | 36秒 |
4K30P(braw) | 1分21秒 | 33秒 |
次の表はグラフィックスによるエンコード時間の差を比べたものです。DAIVシリーズの他機種と比較しました。テストに用いた動画素材や設定は上のものと同じ条件ですが、標準設定での結果は省略してハードウェアアクセラレーションのエンコード時間をまとめています。
動画の解像度 | NVIDIA GeForce RTX 4090 / DAIV FX-I9G90 (2023) | Intel Iris Xe Graphics / DAIV 4P (2021) | GeForce GTX 1650 Ti / DAIV 4N (2021) | NVIDIA GeForce RTX 3060 / DAIV Z7 (2022) |
---|---|---|---|---|
FHD30P(H.264) | 10秒 | 1分9秒 | 21秒 | 14秒 |
4K30P(H.264) | 36秒 | 3分19秒 | 1分19秒 | 54秒 |
4K30P(braw) | 33秒 | 5分31秒 | 1分16秒 | 47秒 |
NVMe SSDで超高速のストレージ
DAIV FX-I9G90 のストレージは M.2 SSD 2TB (NVMe Gen4×4)を搭載。優れた性能で、ソフトの高速起動、データの高速の読み書きが可能です。
これだけのパフォーマンスが出ていれば困ることはないと思いますが、同じ 2TB の M.2 SSD で「SAMSUNG PM9A1」を選べばより高い性能を期待できます。以下の画像は以前に他の DAIV PC でSAMSUNG PM9A1 の速度を計測したときの結果です。
参考画像:SAMSUNG PM9A1 の計測結果 CrystalDiskMark
また SSD や HDD を増設して注文することも可能です。カスタマイズの画面から好きな容量を選ぶことができます。
USB×10 有線・無線LAN が標準搭載
DAIV FX-I9G90 はインターフェイスも充実しています。
まずアクセスの良いパソコン上部に電源ボタンやオーディオ端子のほか、USB-C×1、USB-A×2 が用意されています。
さらにPC背面にもUSB-C×1、USB-A×6 が備わっています。また2.5GBASE-T対応の有線LANも搭載しています。無線LANやBluetoothも対応。
以上のようにUSBは合計で10口あります。詳細は下記の表の通りです。
表:USBの詳細
USB2.0 | 2 (背面 Type-A×2) |
---|---|
USB3.0 (5Gbps) | 7 (背面 Type-A×4 / 上面 Type-C×1 / Type-A×2) |
USB3.1 (10Gbps) | ー |
USB3.2 (20Gbps) | 1 (背面 Type-C×1) |
そして映像出力は以下の通り。GeForce RTX 4090 なら10bitカラー出力にも対応しています(参考:8bitから10bitへ!写真・動画編集するなら知っておきたいPCのNVIDIAの設定)。
- DisplayPort×3
- HDMI×1
DAIV FX-I9G90 カスタマイズのおすすめ
購入の際にたくさん選択肢のある「カスタマイズ」について。わたしも DAIV を買うときは迷いましたが、あまりパソコンに詳しくないひとにとっては苦労する部分だと思うので解説します。
DAIV FX-I9G90 のページの「カスタマイズ・購入はこちら」というところに進むと、カスタマイズの項目が出てきます。たくさんの項目があるので、その中から特に重要な項目を上から順にピックアップします(記事執筆時点の情報を基にしており、カスタマイズのオプションは今後変更になる可能性があります)。
CPU・ファン・グリス
DAIV FX-I9G90の場合、CPU や CPUファン・クーラーは定まっており変更の余地はありません。ただし、CPUグリスを変更可能です。せっかくの超高性能PCなのでグリスのグレードアップをおすすめします。グリスによってCPUのパフォーマンスがより安定して発揮されます。おすすめは「【 高熱伝導率 】 ダイヤモンドグリス 親和産業 OC7」(¥2,090)です。
メモリ
メモリは標準で 64GB 搭載。64GBはシステムメモリとしてみると非常に大容量なのですが、このクラスのPCを購入されるのであればさらに拡張して 128GB を選ぶことをおすすめします。最近はクリエイティブなソフトの進化でさまざまなことができるようになっています。メモリに依存する機能も多くあるので仮にいま64GBで不足がなくとも余裕をみて128GBに拡張したほうが安心です。
SSD・HDD / ストレージ
SSD は必要な容量を選ぶのが良いと思います。ストレージは外付けでも対応できるのでそこまで神経質にならなくて大丈夫ですが、やはりすこしは余裕があったほうが快適です。個人的にはSSDについてはブランドにこだわる必要性は低いと考えています。カスタマイズの選択肢にあがっているSSDはどれも快適につかえる品質なので、必要な容量でコスパの良いものを選ぶと良いでしょう。
光学ドライブ
光学ドライブは標準だと非搭載です。パソコンでCDやDVDを再生したりデータを記録したいのであれば「DVDスーパーマルチドライブ」(¥4,180)を、それに加えてブルーレイも対応したいのであれば「Blu-rayディスクドライブ」(¥ 10,780)を選びましょう。
グラフィックス・モニター
グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 4090で決まっています。性能は文句なく最高水準なので困らないと思いますが、映像出力が DisplayPort か HDMI の2種類なので、モニターはそれに対応するものを選びましょう。カスタマイズの中にも「モニター」の項目があるのでそこから購入することもできます。お好きなものを選んでいただければ大丈夫ですが、EIZOの製品が品質に優れていておすすめです。
周辺機器 / マウス・キーボードなど
パソコン本体のほかに特に重要な周辺機器は「モニター」、「マウス」、「キーボード」です。この3つがあればとりあえずふつうにパソコンを使えるようになります。モニターは上の項目で紹介したとおりですが、マウスとキーボードは安いものでも困らないと筆者は考えています。値段がどうこうというよりは、製品のサイズが手にあっているかどうかなど、その特徴のほうが大事です。
そのほかの周辺機器としては、「スピーカー」や「ヘッドフォン」、映像配信・実況に便利な「マイク」、カメラなどのデータを取り込む「カードリーダー」などがあります。デスクトップPCには音を再生するスピーカーがないので、音を出すにはスピーカーやヘッドフォンなどが必要です。あるいはモニターにスピーカーが付属している場合もあります。
マイクはカスタマイズの項目だとあまり選択肢がないので、別途調べて購入したほうが良いと思います。カードリーダーはDAIV FX-I9G90には付属しないので、SDカードなどのデータを取り込みたい場合は別途外付けのカードリーダーを用意してください。
WEBカメラ Windows Helloデバイス
WEBカメラもパソコンと一緒に注文できます。マウスコンピューターで特におすすめしたいのは 顔認証でサインインできるようになる「CM02」というカメラが個人的におすすめです。Windows Hello というサインインシステムを利用して、ただパソコンの前に座っているだけで高速のサインインができるようになります。
参考:デスクトップPCでも顔認証サインインできるWEBカメラ「CM02」をレビュー!Windows Hello対応
もしWEBカメラの画質にこだわりたいのであればオプションには入っていませんが、ロジクールのStreamCamを個人的にはおすすめします。
参考:高画質ウェブカメラでライブ配信・収録やビデオ会議を快適に! ロジクール StreamCam C980レビュー【製品提供】
サポート・保証・出張設置サービス
DAIV FX-I9G90は標準で3年間の製品保証が付帯します。また購入後1か月までは初期不良として対応してもらえます。オプションではなく3年間の保証というのはマウスコンピューターならではのかなり優良な対応です。パソコンは重大なトラブルに限らず、小さいアクシデントがつきものです。24時間365日対応してくれるサポートデスクがあるのでぜひ活用してください。
また「出張設置サービス」も注目です。パソコンを指定の場所に設置してもらって、周辺機器との接続、インターネットやメールの設定なども行ってもらえます。これは有料のオプションですが、カスタマイズの中から選べるので気になる方はチェックしてみてください。DAIV FX-I9G90のような大型デスクトップPCはひとりだと箱から出すだけでも大変なので、出張設置は魅力的なオプションだと思います。
サポート・保証詳細:マウスコンピューターの修理・サポート&サービスについて|マウスコンピューター【公式】
製品の購入と仕様詳細
パソコンの購入・カスタマイズは次のページから行えます。
→ 公式:DAIV FX-I9G90│マウスコンピューター【公式】
以下は DAIV FX-I9G90 の仕様詳細です。こちらはカスタマイズなしの標準時の内容です。
モデル名 | DAIV FX-I9G90(旧DAIV DD-I9G90) | |
---|---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット | |
オフィスソフトウェア | ー | |
CPU | CPU | インテル Core i9-13900KF プロセッサー |
詳細 | 24 Cores (8 P-cores 16 E-cores)コア / 32スレッド / 3.00GHz(P-cores) 2.20GHz(E-cores) / TB時最大5.80GHz(P-cores) 4.30GHz(E-cores) / 36MBスマートキャッシュ | |
CPUクーラー | 水冷CPUクーラー (240mmラジエーター) | |
グラフィックス | グラフィックス | GeForce RTX 4090 |
ビデオメモリ | GDDR6X 24GB | |
メモリ | メモリ標準容量 | 64GB (32GB×2 / デュアルチャネル) |
スロット数/最大容量/メモリ形状 | 4 (空き×2) / 最大128GB (32GB×4) / DIMM | |
メモリ動作 | DDR5-4400 | |
ストレージ | M.2 SSD | 2TB (NVMe Gen4×4) |
SSD | ー | |
ハードディスク | ー | |
光学ドライブ | ドライブ仕様 | ー |
書き込み対応 | ー | |
チップセット | インテル Z790 チップセット | |
カードリーダー | ー | |
サウンド | ハイデフィニション・オーディオ | |
インターフェース・端子 | ディスプレイ | 4 (背面 DisplayPort×3 / HDMI×1) (DisplayPort)最大 7,680×4,320(60Hz) / (HDMI)最大 7,680×4,320(60Hz) / 1,677万色 |
キーボード/マウス | ー | |
USB2.0 | 2 (背面 Type-A×2) | |
USB3.0 (5Gbps) | 7 (背面 Type-A×4 / 上面 Type-C×1 / Type-A×2) | |
USB3.1 (10Gbps) | ー | |
USB3.2 (20Gbps) | 1 (背面 Type-C×1) | |
Thunderbolt™ 3 | ー | |
Thunderbolt™ 4 | ー | |
ネットワーク(LAN) | 1 (背面 2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応(RJ-45)×1) | |
無線 | Wi-Fi 6E( 最大2.4Gbps )対応 IEEE 802.11 ax/ac/a/b/g/n準拠 + Bluetooth 5内蔵 | |
サウンド | 上面 (ヘッドホン出力・ヘッドセット/4極(CTIA準拠)×1)、背面 (マイク入力×1、ラインイン×1、ラインアウト×1、リアスピーカー×1、センター・サブウーファー×1、SPDIF/オプティカル/角型×1) | |
拡張スロット | PCI Express ×16 | 2 (空き 0) ※上から4番目のスロットは×4動作 |
PCI Express ×8 | ー | |
PCI Express ×4 | ー | |
PCI Express ×1 | 3 (空き 1) | |
拡張ストレージベイ | 2.5型 | ー |
3.5型 | シャドウ(2.5インチ共用)×2 (空き 2) | |
5.25型 | ー | |
スリム光学ドライブ | オープン×1 (空き 1) | |
電源 | 1200W/AC 100V(50/60Hz)【80PLUS® PLATINUM】 | |
本体寸法 幅×奥行き×高さ(mm) | [本体]約220×510×525 [突起物含む]約220×530×525 | |
本体重量(kg) | 約14.0kg | |
BIOSパスワード | 対応 | |
HDDパスワード | 非対応 | |
標準付属ソフトウェア | 光学ドライブ用 | ー |
セキュリティ | マカフィー リブセーフ ( 60日体験版 ) | |
その他 | ー | |
付属品 | ディスプレイ | ー |
拡張ハードウェア | ー | |
その他 | マニュアル類、保証書、電源コード、キャスター付属 | |
保証期間 | 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート |
DAIV FXシリーズ のほかのラインナップ
最後にDAIV シリーズのラインナップを紹介します。DAIV はデスクトップ・ノートどちらも含むマウスコンピューターのクリエイター向けPCブランドの総称です。この記事で紹介している「DAIV FX-I9G90」は、DAIVのデスクトップPC、かつフルタワーサイズの大型で高性能なDAIV FXシリーズに該当します。
フルタワーサイズケースを採用しているのは DAIV FX のほかに、DAIV FW シリーズがあります。DAIV FW がインテル Xeonというワークステーション・サーバー向けのCPUを採用しているのに対して、DAIV FX はインテルのCoreシリーズやAMD Ryzenシリーズを搭載していてより汎用性の高いパソコンです。
DAIV FXシリーズのラインナップは以下の表にまとめたとおりです。「DAIV FX-I9G90」に近い性能・価格帯のモデルとしては「DAIV FX-A9G90」(AMD Ryzen 9 7900X プロセッサー搭載)があります。
表:DAIV FXシリーズ一覧
Ryzen 5 7600X / Ryzen 5 7600 | Core i5-13400F / Core i5-12400F | Ryzen 7 7700X | Core i7-13700KF / Core i7-13700 | Ryzen 9 7900X | Core i9-13900KF / Core i9-12900 | |||||
16GB | 32GB | 16GB | 32GB | 32GB | 32GB | 32GB | 64GB | 32GB | 64GB | |
RTX 4090 | DAIV FX-A9G90 | DAIV FX-I9G90 | ||||||||
RTX 4080 | DAIV FX-I7G80 | DAIV FX-A9G80 | ||||||||
RTX 4070 Ti | DAIV FX-A7G7T | DAIV FX-I7G7T | ||||||||
RTX 4070 | DAIV FX-A7G70 | DAIV FX-I7G70 | ||||||||
RTX 4060 Ti 16G | DAIV FX-I7G6A | |||||||||
RTX 4060 Ti 8G | DAIV FX-A5G6T | DAIV FX-I7G6T | ||||||||
RTX 4060 | DAIV FX-A5G60 | DAIV FX-I7G60 | ||||||||
RTX 3070 | DAIV FX-A7G70 | DAIV FX-I7G70 | ||||||||
RTX 3060 Ti | DAIV FX-A5G6T | DAIV Z7-3060Ti-WA | DAIV FX-I7G6T DAIV Z7-3060Ti | DAIV Z9-3060Ti | ||||||
RTX 3060 | DAIV FX-A5G60 | DAIV Z7-WA | DAIV FX-I7G60 DAIV Z7 DAIV Z7-AL | |||||||
RTX 3050 | DAIV FX-A5G50 | DAIV FX-I5G50 DAIV Z5-WA | DAIV Z5 | |||||||
GTX 1650 | DAIV FX-A5G1B | DAIV FX-I5G1B DAIV Z3 DAIV Z3-AL | DAIV Z3(プレミアムモデル) | |||||||
インテル Arc A380 | DAIV FX-I7I38 |
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