外付けSSDとしてSanDisk(サンディスク)エクストリーム ポータブルSSDを購入しました。持ち運びしやすいコンパクトな外付けドライブです。SSDなのでデータ転送速度がとても速くて、データ破損のリスクも小さいので安心快適です。
神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。
最近複数のパソコンで作業する機会が多くてデータの共有に悩んでいました。いくつか候補を考えたすえに外付けのポータブルSSDを買うことにしました。
サンディスク エクストリーム ポータブルSSDの特徴
わたしが買ったのはSanDisk(サンディスク)から発売されているExtreme(エクストリーム) ポータブルSSDです。
こちらが本体。紺色がベースでオレンジ色のアクセントカラーが入っています。またストラップ穴が空いています。
スマホより小さいコンパクトなサイズ
この「サンディスク エクストリーム ポータブルSSD」の特徴のひとつはまずその小さなサイズです。
iPhone Xと比べてこのサイズです。スマホよりも小さいコンパクトサイズなので持ち運びに便利。さすがポータブルです。
※追記あり USB Type-CでもUSB Type-Aでもどちらでも使える!
本体のほかに付属するのはUSB-Cのケーブルと、Type-CをType-Aに変換するアダプターです。パソコンにUSB-Cの端子がない場合はこのアダプターを使います。
追記(2019年5月10日):こちらのType-CをType-Aに変換するアダプターですが規格として不適切であり安全に使えない可能性があるようです。規格を確認してみると「USB Type-C(TM) Cable and Connector Specification Revision 1.4, March 29, 2019」のセクション2.2「USB Type-C Receptacles, Plugs and Cables」に”USB Type-C receptacle to USB legacy adapters are explicitly not defined or allowed. Such adapters would allow many invalid and potentially unsafe cable connections to be constructed by users.”とあり、Type-CをType-Aに変換するアダプターは規格としてNGであることが説明されています。
安全に利用するには変換アダプターを用いず付属のUSB-Cのケーブルのみを使うか、別途USB-C-USB-Aのケーブルを用意することをおすすめします。
一方でSanDisk社に問い合わせたところ、「商品規格に適合しており厳しい検査のもと製品を出荷しているので使用には問題ありません」との回答。今までに不具合の報告もないので安心してご利用くださいとのことでした。
参考:規格的にアウトなUSB Type-C変換アダプタが売られている話
参考:【重要なお知らせ】規格違反の可能性があるUSBケーブルを紹介しておりました – YouTube
本体はUSB-Cの端子だけついているシンプルな構造。
こんな感じで「サンディスク エクストリーム ポータブルSSD」とパソコンをケーブルで繋げばすぐに使えます。
WindowsでもMacでもどちらでも使える!
「サンディスク エクストリーム ポータブルSSD」は最初からフォーマットがexFATになっているのでWindowsとMacどちらでも使うことができます。
SSDなので高速データ転送!データ破損のリスクが低い
SSDはHDDのドライブと比べるとデータの読み込み・書き込み速度がずっと速いです。
この上の画像が「サンディスク エクストリーム ポータブルSSD」のベンチマークです(ソフトはCrystalDiskMark)を使用。
参考までにパソコンのHDDドライブのデータ転送速度を測ったものが次のようになります。
ソフトで測った数値も違いますが、なにより実際につかってみてSSDはデータのコピーにかかる時間が圧倒的に短くて感動します。一度SSDの転送速度に慣れてしまうともうHDDには戻れません。
SanDiskのポータブルSSD良い感じ。今朝撮った10GB以上の写真データもあっという間にコピーできた。このサイズに1TBあるのも頼もしい。https://t.co/CIqJajujhf pic.twitter.com/mytdb12Pa1
— Aki 神戸ファインダー (@Aki_for_fun) December 8, 2018
わたしは撮影のお仕事をすることがあるのですが、撮影したデータはできるだけ早くバックアップをとるようにしています。この「サンディスク エクストリーム ポータブルSSD」ならほんの隙間時間でもさっとデータのコピーをとることができて助かります。
またSSDはHDDと違って外部からの衝撃に強いです。ちょっとやそっとではデータを失わない頑丈さがあります。こういった安心感は大切ですよね。
サンディスク エクストリーム ポータブルSSDを選んだ理由
ポータブルSSDは他社からも同じようなものがいくつか販売されています。類似商品もいくつかチェックして最終的にこの「サンディスク エクストリーム ポータブルSSD」を選びました。その理由をまとめると主に次の4点です。
- SanDiskの信頼感
- コンパクトなサイズ
- 見た目がかわいい
- 手頃な容量と価格
わたしは普段サンディスク製のSDカードをカメラでつかっています。カメラ用のSDカードといえばSanDisk製と言われるくらいメジャー。その信頼感は大きいです。様々なメーカーからSSDが販売されていますがどうせなら普段から愛用しているサンディスクのものが良さそうと考えました。
※わたしがつかっているSDカード
また上でも書きましたがこのコンパクトなサイズは魅力的です。そしてこのかわいらしいデザインも決め手でした。日頃持ち歩くものと考えると大きさと見た目は大事です。
そしてやはり重要なのは値段です。わたしは1TBほどの容量が必要なのですが、製品によってけっこう値段が違います。特にSSDのなかでもデータの転送速度がさらに早いタイプのもの(Thunderbolt3対応やNVMeと記載されている商品)は値段が2倍、3倍します。
さすがにそこまで高級なものでなくていいので、自分のほしい容量が選べて値段もリーズナブルなサンディスク商品が良いと考えました。
容量と価格
「サンディスク エクストリーム ポータブルSSD」はいくつか容量の違うものが販売されています。
- 250GB
- 500GB
- 1TB
- 2TB
わたしは1TBのものを選んで購入当時3万円弱でした。基本的には自分に必要な容量を選べば良いですが、250GBと500GBの価格差が小さく、250GBはちょっと割高な価格設定です。容量が少なくていい人でも500GBを選ぶことをおすすめします。
新しいバージョンも発売(追記)
サンディスクエクストリームポータブルSSDは本記事を公開したのちに、似たような見た目や名前ですこし性能の異なるバージョンが販売されました。それぞれSSDの読み込みや書き込みの速度が異なります。性能が良いものほど高価です。本記事で紹介した製品より高性能なものが追加されています。
シリーズ名(製品型番の頭につく文字列):
- SDSSDE30(キーホルダーやフックに掛けられるラバーハングタブ付き)
- SDSSDE60(本記事で紹介した製品。現時点では型落ち)
- SDSSDE61(読み取り/書き込み速度1000MB/s)
- SDSSDE80(高性能なプロタイプだが現時点では型落ち)
- SDSSDE81(読み取り/書き込み速度2000MB/s)
以上の製品のうち現行品のモデルを表にまとめてECサイトへのリンクをつくりました。
表:SDSSDE30
表:SDSSDE61
表:SDSSDE81
サンディスク エクストリーム ポータブル SSDは良い買い物でした
サンディスク エクストリーム ポータブル SSDはすごく役立ってくれています。最近いろんなパソコンをレンタルしてレビューを書いているので、必要なデータをすぐに移したいんですよね。この製品のおかげでストレスなく作業できています。またデータのバックアップ先としても重宝しています。買ってよかったです。これは超おすすめ。
参考ウェブサイト:サンディスク エクストリーム ポータブルSSD【公式ウェブサイト】
ちなみにHDDも使っていてこちらは4TBの大容量のものです。データの転送速度は遅いですが安く容量を確保できます。こちらもexFATにフォーマットしてWindowsとMacどちらでも使えるようにしています。
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