一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラなどの購入相談をよく受けるので、カメラを選ぶコツとわたしの考えるおすすめカメラをまとめました。初めてミラーレス一眼カメラを買う人の参考になりそうな情報とわたしの考えをお伝えします。
この記事ではレンズ交換式の一眼カメラに限定して話をします。一眼レフとかミラーレスカメラと呼ばれるものです。一眼カメラやコンデジ、GoProのようなアクションカムなどそれぞれの違いがよく分からない人はまず次の記事をどうぞ。
→ カメラの種類・違いがわからない初心者のための失敗しないカメラ選び
神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。
この記事は総文字数が1万文字の長い記事です。
真剣に悩んでいる人の参考になればと思って書きました。読む時間が足りなさそうであれば上の目次から参考になりそうなところだけ読むか、ブックマークして後ほどゆっくりご覧ください。
※具体的なおすすめカメラ紹介までの前置きが長いです。
ミラーレス一眼カメラ選びに完璧な正解はない
「一眼カメラで何を選ぶべきか」というのは永遠の課題で、唯一の正解はありません。カメラ好きの人たちの間ではしょっちゅう議論になっていていつまでも結論がでません。しかも、時間が経てば新しいカメラが出てきたり、議論していた人が心変わりして180度意見を変えてしまうこともあります。
おすすめのカメラは?という質問に対するよくある回答パターン
回答1:なんでもいいよ
カメラをたくさん使って、どんなカメラが良いのだろうとあれこれ考えた先にいきつくのがだいたいこれです。カメラの種類によって性能や特徴は変わるけれど、本質はどれも同じで変わりません。最近の一眼カメラで粗悪なものなんてなかなかないので後は予算と気分で選ぶだけ。つまりカメラなんてどれでも良いのです。
しかし、これではなんの悩みの解決にもなりません。これからカメラを買おうと思って悩んでいる人にカメラ経験者が「なんでもいい」なんて言ってしまったら初心者は迷宮入りです。
回答2:回答者の好みでおすすめを選ぶ
おそらく普通の会話でもっともよくあるのがこのパターンです。カメラ経験者が「おすすめのカメラは?」と聞かれたらたいていの人が自分の経験や好みに基づいておすすめの機種を提案すると思います。この場合カメラを選んだ理由も明快なのでわかりやすいです。
この回答の欠点はほぼ主観の意見になってしまい客観的な指標に欠けるところです。つまり回答者の偏見のかたまりのような話になってしまい、支離滅裂なおすすめの提案になることがあります。そして初心者はカメラに詳しくないのでその妥当性について判断することができません。よくあるのが自分の使っているカメラだけベタ褒めしてほかのろくに使ったこともないカメラについて酷評するパターンです。「このカメラが絶対に良い」とか「このメーカーだけは絶対やめたほうが良い」などと極端なことを話す人には注意しましょう。
回答3:質問者の用途やニーズを聞いてそれに合ったカメラを紹介する
2は回答者が積極的におすすめカメラを選ぶ方法ですが、より質問者に寄り添って回答するのが3のパターンです。人それぞれカメラを使う場面や撮りたいものが違うので、どんなふうにカメラを使いたいのかをまず確認します。それに合わせたカメラを提案することでミスマッチを減らしてより適切なカメラを提案することができます。実際わたしもよくブログのコメントやツイッター、LINE@などで質問をもらうので、まず「予算」や「撮りたいもの」、「カメラを利用するのはどんな時か」などを聞いてから個別に回答しています。
一見これが一番良さそうなのですが欠点もあります。なにが問題かと言うと、初心者はすごく漠然としたイメージしか伝えられないからです。例えば「予算6万円でバスケットボールをプレイしている様子をきれいに撮りたい」という要望があったとして、これに対するおすすめカメラを選ぶのは意外と難しいです。「きれい」とか「画質が良い」というのはすごく漠然としてます。自分にとって「きれい」が相手にとって「きれい」なのかわかりません。
また基本的に動きものを撮るのは難易度が上がるので高級なカメラのほうが向いています。一方で6万円という予算は一眼カメラのなかでは安い価格帯です。おそらくカメラオタクの人の回答だと「6万円ではおすすめのカメラはない」となってしまうでしょう。仮に6万円の予算のなかで動きものの撮影に比較的向いていそうなカメラを紹介したとしても、はたしてそれが本当に満足いくものになるのか判断が難しいところです。スマホや3万円くらいのコンデジと比べればもちろん6万円の一眼カメラのほうがスポーツ撮影に向いていますが、それが質問者の求めるカメラなのかどうかよくわかりません。
それに回答者がカメラに詳しいからといってあらゆるジャンルの撮影経験があるとは限りません。自分の詳しくないジャンルだと想像で語ることになるわけです。わたしの場合だとバスケの撮影経験はないので、体育館で運動会の様子を撮影したときの経験をもとに語るのが関の山です。
わたしのおすすめカメラ論
わたしがこのブログで書くのは上で紹介したパターンの中で言うと「2 回答者の好みでおすすめを選ぶ」です。1では参考にならないし、特定の個人に向けて書いているわけではないので3で回答することもできません。なので2のパターンで書きます。もし個人で相談があればコメントやSNS、LINE@などで連絡をください。でも個別相談の前にこの記事は読んでほしいです。
わたしの各種SNS:Facebook、Twitter、YouTube、Instagram、LINE@
一眼カメラ選びのための基礎知識
「おすすめカメラはこれ!」と紹介するのがいちばんシンプルで楽ですが、ある程度基礎知識があったほうが納得してより自分に合ったカメラを選べると思います。そこでこれだけはカメラを買う前に知っておいてほしいというポイントを解説します。
センサーサイズ論争
写真や動画の画質は様々なものに影響を受けて決まりますが、カメラで特に重要なのがセンサーサイズです。よく画素数に注目する人もいますが、センサーサイズが大きければ画素数もそれ相応のものがあるのでセンサーのほうを気にしたほうが良いです。
基本的にセンサーサイズは大きいほうが画質が良いです。一眼カメラのセンサーサイズはスマホやよくあるコンデジやアクションカムと比べてずっとセンサーサイズが大きいです。そのおかげで画質には歴然とした差があります。一眼カメラのセンサーサイズには主に3種類あって、大きいほうから順にフルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズです(ほかにもありますがほとんどがこの3つのどれかに当てはまります)。
「センサーサイズが大きいほうが画質が良い」というのはひとつの原則なのですが、そのためカメラ選びではセンサーサイズがさんざん議論の対象になります。
例えばフルサイズのカメラが一番良いと考えて、マイクロフォーサーズやAPS-Cのカメラを決して使おうとしない「フルサイズ至上主義」の人がいます。一方でフルサイズのカメラは高額でかつ大きく重たくなる傾向があるので、マイクロフォーサーズやAPS-Cサイズのカメラを好んで使う人も多くいます。割合的にはAPS-Cサイズのカメラの種類が最も多く、ユーザーも多いです。
どのセンサーサイズが良いか、議論の答えはなかなか出ません。わたしなりの考えは後ほど説明します。
カメラが違うと使えるレンズが違う
カメラで撮れるものを大きく左右する要素のひとつに「レンズ」があります。一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラはレンズ交換式のカメラなので、様々なレンズを装着することができます。
ただし使えるレンズの種類はカメラによって異なります。ざっくりいうとメーカーによって独自の規格が決まっているので、あるメーカーのカメラにはそれ専用設計のレンズしか使えません。例えばキヤノンのカメラにソニー製のレンズを装着することは原則としてできません。
参考:EOS Kiss M対応レンズは何があるの? EF-Mマウントレンズの種類について解説
なのでカメラ選びは、実はレンズの選択にもなるわけです。いざレンズを交換しようと思ったときにメーカーによっては自分のほしい種類のレンズがなかったり、レンズはあっても初心者には値段が高すぎるということもありえます。
個人的には初心者が最初に買うミラーレス一眼カメラは、手ごろな価格のレンズが充実しているメーカーが良いと思います(例えばキヤノン)。単焦点レンズや、広角レンズ、望遠レンズ、マクロレンズ、高倍率ズームレンズなどが安く手に入るかは重要なポイントです。
一眼レフからミラーレス一眼への転換期
高性能なカメラといえば大型の「一眼レフカメラ」というイメージがあるかもしれません。たしかにプロのカメラマンが使っているカメラにはまだ一眼レフカメラが多いです。しかし、現在はしだいにミラーレス一眼カメラが主流にとってかわりつつあります。
5年前ならミラーレス一眼カメラはまだまだ発達途上で未熟なカメラが多かったです。メーカーも本腰で取り組んでおらず、二大メーカーのキヤノンやニコンは明らかに一眼レフ重視でした。その間にソニーやオリンパス、パナソニック、富士フイルムはミラーレス一眼カメラの開発を進め、最近はプロにもアマチュアにもミラーレス一眼カメラがだいぶ普及してきました。
2019年5月現在、カメラ業界はちょうど一眼レフからミラーレス一眼カメラへの転換期です。難しいのは、まさにその変化への途中のために、一眼レフカメラとミラーレス一眼カメラのどちらが優れているか断言できないところです。
よくある質問に「一眼レフカメラとミラーレス一眼カメラのどちらのほうが良いですか?」とありますが、いまこれに答えるのはすごく難しいです。基本的には一眼レフにしろミラーレスにしろ値段相応の性能になるので、予算を決めて選択肢を絞ると楽です。
一眼レフのほうが良いか、ミラーレスのほうが良いか、あえてどちらか片方を選ぶならわたしはミラーレス一眼カメラをおすすめします。世の中の流れとしてはミラーレス一眼カメラへと傾いています。数年で急に一眼レフカメラがなくなるわけではありませんが、これからミラーレス一眼カメラの環境が拡充されていくのは間違いないのでこだわりがなければミラーレスを選ぶのが無難です。
わたしのカメラ論
さて基本知識の次はよりわたしの持論についてお伝えします。
カメラは試行錯誤するのが楽しい
わたしは試行錯誤して時間をかけながら写真と向き合うタイプです。カメラの設定をあれこれ考えるのも楽しみながら写真を撮っています。わたしがそうであったようにこれからカメラを始める人にもちょっとずつカメラのことを理解して、いろいろと試行錯誤してカメラを楽しんでもらえたら嬉しいです。もちろん初心者の人が最初からすべてマニュアルで撮る必要はありませんが、ゆくゆくはカメラの設定を理解して自分で使い込んでいくようになっていってほしいです。
なのでオートでなんとなく綺麗に撮れたらそれでいいというタイプの人にはわたしの「おすすめカメラ論」はしっくりこないかもしれません。たぶんもっと適切な「おすすめ」があると思います。例えばキヤノンEOS M100はよく初心者に選ばれる人気カメラですが、後ほど紹介するわたしが選んだおすすめカメラの中には入れませんでした。カメラの構造がシンプルすぎて試行錯誤するのにはあまり向いていないからです。
カメラはそれひとつだけで完結するものではなく、レンズに大きく左右されます。またパソコンで編集(RAW現像)したり、三脚を使ったり、ストロボを使ってみるともっと新しい世界が見えてきて楽しいです。できればカメラ本体以外にも予算を残しておきたいところです。
フルサイズじゃなくても画質はきれい
初心者にはフルサイズカメラをおすすめしていません。その理由はお金がかかるからです。カメラ本体の値段が高いだけでなく、レンズも高い。写真のデータが重たくなるのでパソコンも相応の良いものが必要になります。フルサイズカメラは大きいものが多いので、それを支える三脚も大きくて立派なものが必要です。つまりフルサイズカメラは本体はもちろん関連アクセサリー含めて高額になってしまいます。
お金があまりかかるようだと機材で試行錯誤する余裕がなくなってしまいます。センサーサイズの大きいカメラを買うより、レンズを複数使い分けたり、良いパソコンとモニターで編集するほうがよほど大事です。
安い一眼カメラだとあまり画質が良くないんじゃないかと不安に思う人もいるようなのですが、そんなことありません。カメラの画質の序列はだいたい下のような感じです。
一眼カメラ(フルサイズ) > 一眼カメラ(APS-C)> 一眼カメラ(MFT) >>>>> スマホ
つまりスマホと安い一眼カメラの画質の差ははっきりと大きくて、一眼カメラのなかでの画質の差はそれと比べると小さいです。
カメラに限らずだいたいどんなモノでもそうだと思うのですがある程度までは価格によって品質の差がはっきり現れるものの、高級なものとすごく高級なもの比べるとその品質の差は繊細でわずかなものになります。
図:カメラの価格と画質の関係のイメージ
例えば3万円くらいの安いコンデジと10万円くらいの一眼カメラを比較すると画質の差はわかりやすく違うのですが、15万円と30万円のカメラの画質の差は意外と微妙でそんなに大きくありません。
またカメラの場合、高級になってくると値段の差は画質よりも操作性やAF、連写性能などに影響することが多いです。
参考:70万円と4万円のカメラの違いは?キヤノンの全一眼レフカメラのスペックを比較・解説!
またマイクロフォーサーズだと背景があまりボケないと言われがちなのですが、その点については以前比較してみました。
参考:背景がボケる写真を撮れるカメラとは?センサーサイズで比較してみた
デジタル家電は新しいものがやっぱり良い
技術の進歩は目覚ましいです。特にデジタル家電分野はそれが顕著。カメラの場合、製造された時期が3年、5年と違うとだいぶ大きな性能差になります。
古くて安いカメラをおすすめする人もよくいますが、わたしは意見がちがいます。せっかく時代とともに新しくて優れたカメラが登場しているのにわざわざ古いカメラを買う意味はあまりないと思います。カメラに詳しい通の人は古いカメラを褒めることがままありますが、それはカメラの趣味を1周回ったひとの意見です。
玄人は古いカメラでも上手に使いこなせたり、あるいは多少不便でもそれを楽しめるかもしれません。しかし、初心者が安いからという理由で古いカメラに手を出すと苦労が大きいです。特に中古カメラは不具合が起きる可能性もあるのでおすすめしません。
「古いカメラは不便なぶんそれが勉強になるから良い」と言う人もいるようです。しかし、新しいカメラでもいくらでも練習できるのですから、古いカメラでわざわざ不便な思いをすることにそんなに意味があるのでしょうか。新しくて便利なカメラを使って楽しみながら経験を積むことをおすすめします。
※もし単純に古いカメラが手元にあってそれが壊れていないなら普通にそれを使って良いと思います。モノを大事にするのは良いことですよね。
初心者におすすめのミラーレス一眼カメラ
さあ、いよいよ「初心者におすすめのミラーレス一眼カメラ」の話です。長かった前置きをまとめましょう。
カメラは色々と設定や機材を試せるほうが楽しいです。一眼カメラの中でも極端に初心者向けに設計されたものでは試行錯誤するときに煩わしくなります。そしていろんなレンズを試したり三脚、ストロボ、編集PCなど関連用品を試せるようにカメラ以外にも予算を残してください。
フルサイズじゃなくても画質はきれいです。APS-Cやマイクロフォーサーズを選びましょう。画質も良いし、比較的安くて小型のカメラが多いので気軽に持ち歩いて自然とカメラを使う機会が増えます。
カメラはデジタル家電なので新しいものが良いです。5年以上のまえのカメラや、中古品は初心者におすすめしません。新しいものは便利で快適です。つまり新しいカメラのほうが楽しい!
以上の考えから次の条件に当てはまるカメラをおすすめします。
- センサーサイズはAPS-Cかマイクロフォーサーズ
- 値段は安いほうが良いが一番下のモデルや中古品は避ける
- 気軽にレンズ交換を試せるよう安いレンズが充実しているカメラ(メーカー)が特におすすめ
イチオシはキヤノン EOS Kiss シリーズ
最もおすすめなのはキヤノンのEOS Kissシリーズです。具体的なカメラの名前を挙げると次の通り。
- キヤノン EOS Kiss M
- キヤノン EOS Kiss X9
- キヤノン EOS Kiss X10
これらのカメラは値段がそこそこ安くありながら、かなり本格的な撮影まで可能です。実際にわたしも長く愛用しているカメラなので自信をもっておすすめします。
キヤノンのカメラだとほかにもEOS M100が安くて人気があるのですが、すこしシンプルすぎてマニュアルで撮影するのには向いていません。EOS Kiss MやEOS Kiss X9ならオートで簡単な撮影もできるし、練習してマニュアルで撮影するのにも向いています。
キヤノン EOS Kiss M
最もおすすめなのがEOS Kiss M。キヤノンがついにミラーレスカメラ市場に本気で参入することを示した代表的なカメラです。手ごろな価格のレンズが充実しているだけでなく、マウントアダプターを使うことでより一層使えるレンズの幅が広がります。
EOS Kiss Mレビュー!わたしのカメラ愛と不満と作例写真ぜんぶ伝えます
EOS Kiss M 価格確認リンク表
EOS Kiss M | ||||||
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ブラック | ボディー | Amazon | 楽天市場 | Yahooショッピング | カメラのキタムラ | ビックカメラ |
15-45レンズキット | Amazon | 楽天市場 | Yahooショッピング | カメラのキタムラ | ビックカメラ | |
18-150レンズキット | Amazon | 楽天市場 | Yahooショッピング | カメラのキタムラ | ビックカメラ | |
ダブルズームキット | Amazon | 楽天市場 | Yahooショッピング | カメラのキタムラ | ビックカメラ | |
ダブルレンズキット | Amazon | 楽天市場 | Yahooショッピング | カメラのキタムラ | ビックカメラ | |
ホワイト | ボディー | Amazon | 楽天市場 | Yahooショッピング | カメラのキタムラ | ビックカメラ |
15-45レンズキット | Amazon | 楽天市場 | Yahooショッピング | カメラのキタムラ | ビックカメラ | |
18-150レンズキット | Amazon | 楽天市場 | Yahooショッピング | カメラのキタムラ | ビックカメラ | |
ダブルズームキット | Amazon | 楽天市場 | Yahooショッピング | カメラのキタムラ | ビックカメラ | |
ダブルレンズキット | Amazon | 楽天市場 | Yahooショッピング | カメラのキタムラ | ビックカメラ |
キヤノン EOS Kiss X9/ EOS Kiss X10
これからの時代の中心になりそうなのはミラーレスカメラですが、歴史ある一眼レフカメラもまだまだ現役です。一眼レフのなかでいうと、EOS Kiss X9が価格が手ごろで初心者向き。わたしもこのカメラでたくさんの撮影をしました。
一眼レフカメラ初心者にキヤノンEOS Kiss X9をおすすめする理由【カメラ使用レビュー】
そしてその後継機種がEOS Kiss X10です。より新しいモデルなので価格は上がりますが、バッテリーの持ちが長くなったり4K動画や瞳AFに対応するなど性能が良くなっています。
EOS Kiss X10新発売!実機を触ってみたEOSユーザーの感想
EOS Kiss X9 お買い物・価格確認リンク表
EOS Kiss X9 | ||||
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ブラック ボディ | Amazon | 楽天市場 | Yahoo | カメラのキタムラ |
ブラック 18-55レンズキット | Amazon | 楽天市場 | Yahoo | カメラのキタムラ |
ブラック ダブルズームキット | Amazon | 楽天市場 | Yahoo | カメラのキタムラ |
ホワイト 18-55レンズキット | Amazon | 楽天市場 | Yahoo | カメラのキタムラ |
シルバー 18-55レンズキット | Amazon | 楽天市場 | Yahoo | カメラのキタムラ |
EOS Kiss X10 お買い物・価格確認リンク表
EOS Kiss X10 | |||||
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ボディ ブラック | Amazon | 楽天市場 | Yahoo | カメラのキタムラ | ビックカメラ |
18-55レンズキット ブラック | Amazon | 楽天市場 | Yahoo | カメラのキタムラ | ビックカメラ |
ダブルズームキット ブラック | Amazon | 楽天市場 | Yahoo | カメラのキタムラ | ビックカメラ |
18-55レンズキット ホワイト | Amazon | 楽天市場 | Yahoo | カメラのキタムラ | ビックカメラ |
18-55レンズキット シルバー | Amazon | 楽天市場 | Yahoo | カメラのキタムラ | ビックカメラ |
マイクロフォーサーズのオリンパスOM-D シリーズもアリ
コスパの良さならオリンパスOM-Dシリーズも見逃せません。カメラもレンズも手ごろな価格で魅力的です。
- オリンパス OM-D E-M5 Mark Ⅱ
- オリンパス OM-D E-M10 Mark Ⅲ
オリンパスといえばミラーレスのPENシリーズが有名です(女優の宮崎あおいさんのCMで人気になりましたね)。これも良いカメラだとは思いますが、わたしは以前PEN E-PL9を使ってみていまいち好きになれませんでした。性能自体はそんなに悪くありませんが、ライトユーザー向けの作りで操作性がすっきりしません。あまりカメラの設定をカスタマイズしてつかうタイプのカメラではありません。その点上位機種のOM-Dシリーズのほうがよくできたカメラです。
わたしはマイクロフォーサーズの画質が悪いとは思いませんが、懸念点をあげるなら、もし今後より大きいイメージセンサーのカメラへステップアップしようとするとメーカーを変えざるを得ない点です。キヤノンやソニーならフルサイズの一眼カメラの選択肢もいくつかあるのですが、オリンパスはマイクロフォーサーズだけでAPS-Cやフルサイズの選択肢がありません。
マイクロフォーサーズの気になるレンズまとめ!わたしが使いたいMFTマウントレンズ
オリンパス OM-D-EM5 Mark Ⅱ
手振れ補正が強力なカメラ。操作性も優れており、安いのにかなり本格的な撮影が可能です。ちょっと気になるのはすこし古めでそろそろ後継機種が待たれるところ。
レンズキットの種類は色々ありますが、特にお買い得でおすすめなのは「14-150mm II レンズキット」です。
オリンパス OM-D-E-M5 Mark Ⅱ | ||||||
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ボディー | ブラック | Amazon | 楽天市場 | Yahoo | カメラのキタムラ | 公式 |
シルバー | Amazon | 楽天市場 | Yahoo | カメラのキタムラ | 公式 | |
12-50mm EZ レンズキット | ブラック | Amazon | 楽天市場 | Yahoo | カメラのキタムラ | – |
シルバー | Amazon | 楽天市場 | Yahoo | カメラのキタムラ | – | |
14-150mm II レンズキット | ブラック | Amazon | 楽天市場 | Yahoo | カメラのキタムラ | 公式 |
シルバー | Amazon | 楽天市場 | Yahoo | カメラのキタムラ | 公式 | |
12-40mm F2.8 レンズキット | ブラック | Amazon | 楽天市場 | Yahoo | カメラのキタムラ | 公式 |
シルバー | Amazon | 楽天市場 | Yahoo | カメラのキタムラ | 公式 |
オリンパス OM-D-E-M10 Mark Ⅲ
序列的には下になりますがOMD-E-M10 Mark3のほうが新しいので4K動画やFHD120Pのハイフレームレート撮影が可能です。
オリンパス OM-D-E-M10 Mark Ⅲ | ||||||
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ボディ | ブラック | Amazon | 楽天市場 | Yahoo | カメラのキタムラ | 公式 |
シルバー | Amazon | 楽天市場 | Yahoo | カメラのキタムラ | 公式 | |
ダブルズームキット | ブラック | Amazon | 楽天市場 | Yahoo | カメラのキタムラ | 公式 |
シルバー | Amazon | 楽天市場 | Yahoo | カメラのキタムラ | 公式 |
予算に余裕があればソニーや富士フイルムも視野にいれよう
すこし価格が上がりますがソニーや富士フイルムも最近はかなり良いカメラがあります。特に次の2機種はかなり良い。
- ソニー a6400
- 富士フイルム X-T30
デメリットとしてはカメラだけでなくレンズの値段がそこそこ高いです。例えば広角ズームレンズを買おうとすると、ソニーなら「E 10-18mm F4 OSS」が約7万円、富士フイルムなら「XF10-24mmF4 R OIS」が約8万円です。
一方キヤノンなら「EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM」が約3万5千円、「EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM」が約3万7千円。オリンパスなら「ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」が約5万3千円。
大きな価格差があるので広角レンズを試したいとなったときにどちらのほうが気軽に購入できるかは明白だと思います。
※記事執筆時点での実売価格。
ソニー a6400
ソニーのa6000シリーズは色々なモデルがありますが個人的に一番おすすめしたいのはこのa6400です。人だけでなく動物の瞳まで感知してピントを自動で合わせてくれるなど、オートフォーカスの性能が非常に優れているのが特徴。またタッチパネルに対応したり、ディスプレイがひっくりかえって自撮りもできるなど、とてもユーザーフレンドリーなカメラです。
ソニーEマウントの安いレンズまとめ!ミラーレス一眼カメラαシリーズにおすすめ
富士フイルム X-T30
富士フイルムのカメラは写真の色が良いことや、カメラの見た目や質感がクラシックで人気があります。性能や価格のバランス的にいま最もおすすめなのがX-T30。ほしい。
参考:富士フイルムX-T30買うならどのレンズが良いか妄想してみた
XマウントならツァイスやF0.95が使える!富士フイルムカメラユーザーに人気・おすすめのレンズまとめ
それでも決められないならレンタルという選択肢
カメラにはレンタルサービスがあります。いきなり高額なカメラを買うのが怖ければレンタルで試してみるのは良い方法です。カメラを使う機会がそんなに多くないなら旅行やイベントのときなどだけレンタルするとコスパが良いです。またレンタルなら気軽にいろんな種類のカメラを使えるというメリットがあります。
特に人気があるレンタルサービスは「Rentio」と「レンタル館」のふたつですね。この2社は取り扱っているカメラの種類も多くてなにかと頼りになるのでどこのレンタル会社を利用するか迷ったらこのふたつで自分の使いたい機材があるかどうか探してみることをおすすめします。どちらかというと「Rentio」のほうが一般受けしそうな人気機種を中心に取り扱っていて、レンタル館はちょっと高級でなかなか購入するのに勇気がいる本格的な機材の貸し出しがあるのが特徴です。
またカメラには「売却」という選択肢があることを知っておきましょう。中古カメラの購入は初心者にあまりおすすめしませんが、いざとなったら自分のカメラを売却するのは良い手です。けっこうちゃんとした金額になるのでカメラの買い替えのときには役に立ちます。
参考:カメラ・レンズを売るならどこが良い?高値で買取りしてもらうコツとおすすめ店
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