画像引用:キヤノン:EOS Kiss X9|概要
神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。キヤノンのKissシリーズってよくできたカメラだな~と今さらしみじみと感じているAkiです。2013年に発売されて以来いまだに売れ筋カメラとして名を連ねていたEOS Kiss X7の後継機種がついに発表されました。第一印書としては「かわいい高性能カメラ」です。
Canon EOS Kiss X9の基本スペック
主な仕様を他のKissシリーズと表で比較してみます。
価格は2017年6月29日時点でのおよその実売価格(ボディ単体)です。カメラの機種名にAmazonリンクを付けているので現在の価格をご覧になりたい方はそちらをご利用ください。
X9の価格は発売当初のものなので、他機種の実売価格と比べると割高かもしれません。今後値段が下がることが予想されます(参考:キヤノン EOS Kiss X9 ボディ ブラック – カメラのキタムラ)。
カメラ | Kiss X9 | Kiss X7 | Kiss X9i | Kiss X8i |
---|---|---|---|---|
価格 | 約7万円(公式ストア価格) | 4万円 | 8万5千円 | 6万円 |
センサーサイズ | APS-Cサイズ | APS-Cサイズ | APS-Cサイズ | APS-Cサイズ |
有効画素数 | 2420万 | 1800万 | 2420万 | 2420万 |
映像エンジン | DIGIC 7 | DIGIC5 | DIGIC7 | DIGIC6 |
常用最高ISO | 25600 | 12800 | 25600 | 12800 |
動画記録サイズ | FHD 60P / HD 60P | FHD 30P / HD 60P | FHD 60P / HD 60P | FHD 30P / HD 60P |
AF測距点 | 9 | 9 | 45 | 19 |
ライブビューフォーカス方式 | デュアルピクセルCMOS AF | ハイブリッド CMOS AF II方式 | デュアルピクセルCMOS AF | ハイブリッド CMOS AF III方式 |
連続撮影枚数 | 5/秒 | 4/秒 | 6/秒 | 5/秒 |
ファインダー視野率 | 95% | 95% | 95% | 95% |
Wifi | 有り | 無し | 有り | 有り |
モニター(バリアングル、タッチ) | バリアングル、タッチパネル | 固定式タッチパネル | バリアングル、タッチパネル | バリアングル、タッチパネル |
質量(バッテリー、SDカード含む) | 453g | 407g / 410g | 532g | 555g |
発売日 | 2017年7月28日 | 2013年4月 | 2017年4月 | 2015年4月 |
Canon EOS Kiss X9の特徴
X9のここが良い!
EOS Kiss X9の主な長所をまとめると次の通り
- 高画質
- バリアングル液晶
- コンパクトなサイズ
- WifiとBluetooth搭載
- 3つのカラーバリエーション
- デュアルピクセルCMOSオートフォーカス
- 電池が大きくなった
高画質
有効画素数が2420万画素となりX7の1800万から大きく向上しました。また画像処理エンジンも最新のDIGIC7になったこともあり、高画質の写真と動画を撮れるようになりました。X7の時点でもきれいな写真が撮れたのに更なる進化を遂げています。
バリアングル液晶
これは多くの人が望んだ機能でしょう。カメラ背面のモニターが可動式のバリアングル液晶になりました。モニターの向きを傾けられるのでカメラを高い位置や低い位置にセットして撮影するときも構図の調整がしやすいです。またクルッと逆向きにもできるので自撮りもしやすくなりました。
コンパクトなサイズ
X9はバッテリーとSDカードを入れたときの質量が453gです(ブラックの場合)。X7は407gでした。上位機種のX9iは532g、80Dは730gです。全体的な性能が向上しながらもX7の特徴だったコンパクト性を維持しています。
ちなみにキットレンズはX7のセットになっていたレンズよりも小型化しています。
画像引用:キヤノン:EOS Kiss X9|おすすめレンズ・アクセサリー
Wi-fiとBluetooth搭載
X7の数少ない弱点のひとつがWi-fiやBluetoothといった機能がないことでした。X9では簡単にスマホやパソコンへ画像を転送できるようになりました。また専用のアプリケーション「Camera Connect」を使うことでスマホで構図を確認しながらリモート撮影できます。自撮りや集合写真を撮りたいときに大活躍の機能です。
3つのカラーバリエーション
X9は3つのカラー「ブラック」、「ホワイト」、「シルバー」の3種類があります。従来型のブラック、X7で好評だった「ホワイト」に加え、グリップ部分にベージュ色の入った「シルバー」が新しく登場。好みにあわせておしゃれなカラーを選べるのは嬉しいですね。
ブラック
ホワイト
シルバー
画像引用:キヤノン:エントリーユーザー向けデジタル一眼レフカメラ“EOS Kiss X9”を発売 世界最軽量の小型ボディーに充実した基本性能を搭載
デュアルピクセルCMOSオートフォーカス
キヤノンが誇る素晴らしいオートフォーカスの技術「デュアルピクセルCMOSオートフォーカス」がX9にも搭載されました。ライブビューモードでの撮影の際にオートフォーカスがスムーズかつ正確に行えます。特に動画撮影をする人に便利な機能です。
電池が大きくなった
カメラの電池が「バッテリーパックLP-E17」というものになっています。X7で使われていた「バッテリーパックLP-E12」よりも大容量の電池です。性能が良くなると電池の消耗も大きくなるものですが、バッテリーもそれに伴い少し大型化しました。
X9のここはイマイチ!
AF測距点が少ない
オートフォーカスの測距点の数は9つのみ。X7の頃から変わっていません。AFの範囲が狭く少し不自由に感じるかもしれません。
キットレンズにホワイトがない
ボディのカラーバリエーションが3種類あるにも関わらず、ホワイトのキットレンズはシルバーです。せっかくホワイトがあるならレンズもホワイトが欲しいところです。
Canon EOS Kiss X9はどんな人におすすめ?
これから一眼レフカメラを始めたい人に自信をもっておすすめできます。EOS Kiss X9は大人気モデルのEOS Kiss X7の良いところを引き継ぎつつ大きく進化したカメラです。
カメラ初心者にありがちなのが、「せっかく良いカメラを買ったけど大きくて持ち出す気になれない」という問題。X9はコンパクトなサイズと高画質を両立させたカメラです。カラーも3種類から好きなものを選べます。軽量でお気に入りのデザインだと自然と持ち出す気になれます。そしてたくさん写真を撮って思い出の写真がたくさんできたり、カメラの腕も上がっていくことでしょう。
Kiss X9のコンパクトさは初心者だけでなく中級者・上級者にもうれしい要素。サブカメラにもおすすめです。お散歩用のカメラとして気軽に写真を楽しむのに向いています。またデュアルピクセルCMOSオートフォーカスを搭載したので、動画撮影も快適。5軸電子手振れ補正もあるので手持ちでもブレをおさえた動画が撮れます。メイン機は写真用、サブ機のX9は動画用という使い方も良いのではないでしょうか。
こんな人は買うと後悔するかも
オートフォーカスの測距点が9つと少な目であることや、連射速度5コマ/秒であることを考えると、素早く動く被写体を撮影したい人には物足りないカメラです。スポーツや野生動物などを本格的に撮影したい人はもう少し高級なカメラを選びましょう。子どもの運動会くらいであればX9でも特に不自由なく撮れるはずです。
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