VlogカメラとしてPowerShot V1はおすすめ?他機種と比較してみた【DJI・SONY・CANON】

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Canon PowerShot V1

神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。キヤノンのPowerShot V1をしばらく使わせてもらい、実際にVlogを撮ってみました。このカメラの特徴がよく分かったので、Vlog用途の観点から、PowerShot V1がほかのカメラと比べてどういうメリットやデメリットがあるのかを解説します。

Aki
Aki

PowerShot V1は個性的なカメラで、ほかのカメラとうまく差別化されていました!

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DJI・SONYのVlogカメラとの比較

現在Vlog用途のカメラとしては、DJIの「Osmo Pocket 3」やソニーの「ZV-1 II」などが人気です。これらのカメラと比較してキヤノンのPowerShot V1がどのような位置づけにあるのかを見てみましょう。

それぞれのカメラの特徴を表にまとめて比較しました。

カメラPowerShot V1Osmo Pocket 3ZV-1 II
メーカーCANONDJISONY
センサーサイズ1.4型1.0型1.0型
レンズ焦点距離16~50mm F2.8-4.520mm F2
中望遠モード40mm
別売りの広角レンズ装着で15mm
18~50mm F1.8-4.0
手振れ補正
質量
(バッテリー・カードを含む/本体のみ)
約426g / 約379g– / 179g約292g / 約266g
発売日2025年4月25日2023年10月25日2023年6月23日
価格135,000円79,200円114,000円
※焦点距離はフルサイズ換算。価格は記事執筆時点のSystem5の販売価格を記載。

PowerShot V1

Canon PowerShot V1 コンデジ Vlogカメラ

これらの競合機種の中で、PowerShot V1は特に画質が優れています。カメラの画質を大きく左右するのがイメージセンサーのサイズです。原則として、センサーが大きいほど高画質な映像を撮れるので、1.4型という大きいセンサーを搭載しているPowerShot V1はこの3機種の中で最も優れた画質を期待できます。

最も広く撮れるのもPowerShot V1の特徴です。PowerShot V1はズームレンジが16mm~50mmをカバーしていて、ほかのカメラより広角のレンズを搭載しています。3機種を比較すると、16mm、18mm、20mmとなり、2mmずつ異なるのですが、広角におけるこの2mmの差は大きいです。Vlog用途では自撮りなど、広く撮りたいシーンというのがよくあるので、PowerShot V1の広角レンズは大きな強みです。

Vlogカメラとして設計されながらも、写真が撮りやすいのも魅力です。動画はもちろん写真も撮りたいという人に向いています。PowerShot V1は、最新製品ということもあって競合機種より優れた点が目立ちますが、そのぶん価格もすこし高め。値段が問題なければ、Vlog用途のカメラとして今最もおすすめできる製品です。

Osmo Pocket 3

DJI Osmo Pocket 3

DJIの「Osmo Pocket 3」はジンバルというブレを抑える機構を搭載しているカメラです。そのため「手振れ補正」が最も優れています。歩きながらの撮影などブレが気になるようなシーンが多い人には、最も適したカメラと言えるでしょう。

また、サイズが小さく製品の名前にある通りにポケットサイズであることも大きな魅力。荷物をできるだけコンパクトにまとめたい人にも向いています。価格も比較的手ごろで、この価格帯のカメラとしては画質も良いのでコストパフォーマンスが光ります。

一方で、ジンバルという機構が独特で、カメラ初心者など慣れない人には操作が難しく感じるかもしれません。また小さなサイズは長所でもありますが、そのぶんモニターが小さく見づらいという欠点にもなります。ボタンも少なく、小さなモニターをタップしながら操作することになるので、扱いには注意が必要です。

VLOGCAM ZV-1 II

ソニーの「VLOGCAM ZV-1 II」は、コンセプトとしてはPowerShot V1に近いカメラです(というかキヤノンがソニーをマネしたと言っていいと思います)。後出しのPowerShot V1と比べると、ZV-1 IIはどうしてもスペック面で全体的に見劣りします。センサーがすこし小さい1.0型で、ズームレンジもすこし狭い18mmからです。

機能的には劣るものの、価格がすこし安く、サイズもコンパクトで軽量です。カメラのデザインはかなりシンプルなので、どちらかというと初心者向きのカメラです。

ソニーはVLOGCAMのシリーズを多数販売しており、バリエーションが充実しているのが強みです。コンデジとしては、このZV-1 IIがありますが、ほかにもレンズ交換式のカメラで「ZV-E10 II」や、「ZV-E1」など上位モデルの選択肢も用意されています。

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キヤノンのVlogカメラとの比較

カメラPowerShot V1PowerShot V10EOS R50 V
メーカーCANONCANONCANON
センサーサイズ1.4型1.0型APS-C
レンズ焦点距離16~50mm F2.8-4.519mm F2.822.4mm~48mm F4-6.3
キットレンズ
手振れ補正
質量
(バッテリー・カードを含む/本体のみ)
約426g / 約379g約211g / 約210g約370g / 約323g
レンズ除く
発売日2025年4月25日2023年6月22日2025年5月下旬
価格135,000円54,500円128,000円(レンズキット)
103,000円(ボディ)
※焦点距離はフルサイズ換算。価格は記事執筆時点のSystem5の販売価格を記載。

PowerShot V10

シンプルで値段も手ごろなVlogカメラ入門機。211gと軽量で片手で持って撮影することができます。モニターも動くので自撮りがしやすいカメラです。さらに内蔵のスタンドがあるので、三脚を用意しなくても自立できる使いやすさが魅力。

EOS R50 V

レンズ交換式のミラーレス一眼カメラです。機能的にはPowerShot V1と非常によく似ているカメラですが、EOS R50 VはAPS-Cの大型センサー搭載なので、より画質が優れています。レンズキットの価格がPowerShot V1よりもすこし安く、コストパフォーマンスも良いです。

ボディはコンパクトですが、キットレンズ込みでサイズを見ると、今回比較する機種の中では最も大きいです。細かい設定も可能なカメラなので、どちらかというと上級者向け、あるいはこれからカメラの使い方を意欲的に学んでいきたい人向けのモデルです。

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まとめ

人気のVlogカメラを比較してそれぞれの特徴をまとめました。どのカメラにもそれぞれの良さがあるので、ぜひご自身のニーズに合わせて選んでください!

  • DJI Osmo Pocket 3…ジンバルのおかげで手ブレ知らず。歩き撮りや自撮りが多い人におすすめ。特に夜景など暗いところでも歩きながら撮るなら、Osmo Pocket 3の映像がきれい。
  • SONY ZV-1 II…スタンダードなVlogカメラ。機能的にはPowerShot V1に劣るがそのぶん、コンパクトで軽量、かつ価格もすこし安い。
  • CANON PowerShot V10…シンプルで値段も手ごろなVlogカメラ入門機。手軽に撮影しやすい初心者向けカメラを求めているならこれ。
  • CANON PowerShot V1…画質や機能に優れたVlogカメラ。全体的にバランスが良くて弱点が少ない。コンデジとしてはぶ厚いボディ。価格はやや高めだがその価値があります。
  • CANON EOS R50 V…センサーサイズがAPS-Cと大きいので基本的な画質が特に優れている。さらにレンズ交換できるので映像表現の幅も広い。ただし、レンズ込みで見るとほかのカメラと比べてやや大きい。このなかでは上級者向けのカメラ。
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