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EOS 6D Mark2の実機を触ってきた!実際に撮影してみてわかったキヤノン最新フルサイズの実力

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キヤノンからフルサイズ一眼レフカメラEOS 6D MarkⅡが発表されました。未発売の新商品ですが、キヤノンのショールームには先駆けてカメラの実機が展示されていて実際に手に取って撮影することができます。さっそく実物を見て使わせてもらったので、6D MarkⅡの気になったポイントをご紹介します。

神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。キヤノンデジタルハウス大阪に足繫く通うAkiです。購入を検討している6D Mark2の実物を見てきて感動したことや残念に思ったことをつらつらと書かせていただきます。

EOS 6D MarkⅡのおおまかな性能については次の記事にまとめています。

キヤノンから新しい一眼レフカメラEOS 6D MarkⅡが発表されました。2012年に発売されたエントリーフルサイズカメラEOS 6Dの後継機種です。6Dの発売から年月が経ち待望のリニューアル。その進...
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EOS 6D MarkⅡを触ってみて気になったポイント

外観

EOS 6D MarkⅡショールーム展示機

外観はそんなに目新しさはありません。基本的にはEOS 80Dが少し大きくなったくらいのカメラです。ただしヘッドフォン端子はやはりありませんでした。残念。EF24-70mm F4L IS USMのような比較的小型軽量のレンズと相性よく持ちやすかったです。

AF測距点

発表で気になっていたAF測距点。ウェブサイトを確認してみるとAF測距点がだいぶ真ん中に寄っているんですよね。

EOS 6D Mark2 AF測距点

画像引用:キヤノン:EOS 6D Mark II|高速AF

測距点の範囲を実際にファインダーをのぞいて確認してみました。やはり画像で確認していた通り測距点が中央にぎゅっと寄っていて端が開いています。すぐ近くに同じく新発売のKiss X9もあったのでそちらのファインダーものぞいてみましたが、AF測距点はKiss X9のほうが端までのびていてむしろこちらの方が使いやすいのではと感じたほどです(ただしX9は測距点が9つしかないので間は開いています)。

ですがもうひとつ気づいたのですが先代6Dもけっこう中央寄りだったんですよね。Mark2の隣に置いてあった6DのファインダーをのぞいてみたところAF点の広さはほとんど一緒です。同じくらいの広さにMark2は測距点がぎゅっと詰まっている印象です。

Canon EOS 6D AF測距点

画像引用:キヤノン:EOS 6D|快適性能

ボタンなど操作性

EOS 6D Mark2 背面

親指スティックがないのがイマイチかなと思っていたのですが、操作性に関しては心配したほど悪くないかなと思います。ボタンをある程度カスタマイズして自分好みに配置できますし、あとは慣れの問題かと。80Dのような操作性に慣れていればあまり気にならないと思います。ビューファインダーに様々な情報を表示出来るのも良いですね。個人的には水準器を表示できるのがありがたい。

バリアングル液晶とライブビュー

特に感心したのはライブビュー撮影の心地よさです。実機に装着されていたレンズはEF24-70mm F4L IS USMでした。キヤノンの6Dとほぼ同時期に発売されたレンズですが、最新機種のライブビュー撮影においてもスムーズにフォーカスします。デュアルピクセルCMOS AFとDIGIC7がなす技なのでしょうね。そこそこ連射もできますし、動体撮影もライブビューで行っても良いかもしれません(参考:キヤノン EOS 6D Mark II|快速ライブビュー&60p動画)。ライブビュー限定で流し撮りモードもあるみたいです。

動画撮影をサポートする細かい機能が充実しているのも良いです。AF速度を速めや遅めに調整出来たり、AFサーボの追従具合を粘り気味にしたり敏感に反応するように調整したり、デジタルズームができたり、5軸電子手振れ補正があったり…と動画撮影はなかなか快適にできそうです。ピーキングはなし。動画撮影中にモニターの拡大表示はできませんでした(録画前なら拡大可能)。

残念ながらデータの持ち帰りはできないので、動画撮影の際のオートフォーカスの動作音がどの程度かはわかりません。その場で聞く限りは静かなものでした。

小型軽量

EOS 6D Mark2とEF 40mm F2.8 STM

EF40mm F2.8 STMレンズを装着させてもらいました。ボディは765g(バッテリーとSDカード込み)とフルサイズ機としてはだいぶ軽い機種です。小型レンズと組み合わせると重さがだいぶ軽減されます。気軽なスナップも楽しめそうです。

総評

ファインダーの測距点の狭さは残念!中央寄りの45の測距点をセコセコ動かすくらいならいっそのこと中央一点でAFを決めてそこから構図をとったほうが良いかもしれません。

ライブビューがすごい快適!特にEF24-70mm F4L IS USMと相性が良かったのは嬉しいポイントでした。もっとSTMやナノUSMのレンズを増やさないのかと疑問でしたが、この調子なら特に新しいレンズを無理に開発する必要はないのかもしれません。

フルサイズを思わせない軽量性!もちろんミラーレスカメラと比べればぶ厚さはありますが、個人的にはこれくらいの方が心地良いホールド感。キヤノンの豊富なレンズラインアップには小型軽量レンズも多くあるので機動性に優れたセットアップを組むことも可能です。

いつかはフルサイズミラーレス?

以上の特徴を鑑みて思ったのは、キヤノンのフルサイズミラーレスカメラが見てみたいということ。EFレンズが使えてタッチパネルのバリアングル液晶とEVFのフルサイズミラーレス。一眼レフほどの速射性を実現するのは大変でしょうが、そこまで連射が必要なければEVFで測距点が端まで広くとれたほうが快適に撮影できるのではないでしょうか。ついでに瞳AFも搭載してくれれば文句なし。

キヤノンが仮にフルサイズミラーレスカメラを作るとしても早くて2年はかかると予想します。旧6DがMarkⅡにリニューアルされまでにも約5年の間を置くほどですし、キヤノンはフルサイズ機をそう頻繁に発売はしないでしょう(このあたりはソニーと対照的)。EOS 6D MarkⅡは当面の間ミラーレスっぽくライブビューを活用した撮影を楽しむのにはちょうど良いカメラだと思います。

EOS 6D MarkⅡと他の選択肢

EOS 6D MarkⅡはフルサイズの強みを生かして美しいボケ味の映像表現や高感度撮影(星撮りとか良さそうですよね)をするには素晴らしいカメラではないでしょうか。これまで6Dを使っていた人たちも安心して買い替えられるスペックです。値段が20万円強というのも5D MarkⅣの初値が40万超えだったことを思えばすごく安いです(参考:キヤノン EOS 6D MarkII ボディ – カメラのキタムラ)。ずっとセンサーサイズの小さいマイクロフォーサーズのPanasonic GH5OLYMPUS OM-D E-M1 MarkIIと同じくらいの値段になります。

光学ファインダーを活かした一眼レフらしさを求めるなら下位機種の80Dのほうがまだ良いかもしれません。センサーサイズにこだわらなければ、80Dに高級レンズを組み合わせたほうがコスパよく高画質化を図れるでしょう(例えばシグマArtシリーズの18-35mm F1.8 DC HSM50-100mm F1.8 DC HSM)。80Dならバリアングルでタッチパネルなのでライブビュー撮影も快適です。

フルサイズが良ければ価格的に5D MarkⅢがちょうど良いですね。いまAmazonで中古を見てみたら状態の良い中古品が約18万円で売られていました(参考:Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D Mark III ボディ)。

EOS 6D MarkⅡは基本的に安めのフルサイズ機という位置どころなので、ところどころスペックの物足りなさがあるかもしれません。ファインダー視野率が100%に満たないことやAF測距点の狭さ、4Kがないことなどを受け入れられるのであればかなりお買い得のカメラだと思います。なんといってもフルサイズのカメラです。撮れる映像のクオリティは申し分ないでしょう。キヤノン唯一のバリアングル・フルサイズというだけで欲しくなる人は多いのではないでしょうか。

キヤノン EOS 6D MarkII ボディ – カメラのキタムラ
キヤノン EOS 6D MarkII EF24-105 IS STM レンズキット – カメラのキタムラ
キヤノン EOS 6D MarkII EF24-70 F4L IS USM レンズキット – カメラのキタムラ

追記(2017年8月10日):「レンタル館」にてEOS 6D MarkⅡのレンタルが利用できるようになりました。購入を検討している方はレンタルを試してみると良いかもしれません。

参考:キヤノン デジタル一眼レフカメラ EOS 6D Mark IIレンタル – レンタル館

EOS 6D MarkⅡの機能・スペックについてより詳しく知りたい人は次の記事をご覧ください。

キヤノンから新しい一眼レフカメラEOS 6D MarkⅡが発表されました。2012年に発売されたエントリーフルサイズカメラEOS 6Dの後継機種です。6Dの発売から年月が経ち待望のリニューアル。その進...

今回EOS 6D MarkⅡの展示を見に行ったのはキヤノンデジタルハウス大阪。実際にEOS 6D MarkⅡを触ってみたい方はお近くのショールームまでぜひ足を運んでみてください。キヤノン製品を試用させてもらえたり様々なワークショップを開催しています。ギャラリーやサービスセンターも隣接。

参考:キヤノン:パーソナル向けショールーム

私はこれまでここのワークショップでレンズ工作をさせてもらったり、花としずくフォトの撮り方を教えてもらいました。

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コメント

  1. 素人ながらフルサイズに憧れる母さん より:

    こんにちわ。カメラに関してはド素人ながら、フルサイズに憧れ、EOS 6D Mark2について調べていてこちらにきました。実際に見て触ってきた方の感想が書かれていたので大変参考になりました。ありがとうございます。

    屋内のインテイリア写真を撮影するために、6D Mark2を考えていたのですが、上記を読んでいて80Dにシグマアートシリーズ18-35㎜ F1.8 DC HSM の組み合わせもありなのか?と思ったりしています。

    フルサイズにはあこがれるのですが、実際のところレンズも一緒に購入すると予算オーバーになりそうなので6D Mark2は躊躇しています。

    何かアドバイスを頂けましたら、大変ありがたいです。

    よろしくお願いいたします。

    • aki より:

      素人ながらフルサイズに憧れる母さん様

      コメントありがとうございます!神戸ファインダー管理人のAkiです。
      これまで一眼レフなどの利用経験はございますか?
      もし経験がなく、予算に厳しさを感じるのであれば無理せずに80DなどのAPS-C機をおすすめいたします。

      撮れる写真・動画は80Dとシグマレンズの組み合わせで素晴らしいものになります。特にインテリアの撮影シーンでしたらさほど望遠は必要ありませんし、F値が明るいSigma 18-35レンズは室内の撮影で大活躍してくれると思います。18~35mmの焦点距離で撮れる範囲であればフルサイズ機で撮影した映像と大差はないはずです。

      懸念としては、ひとつの部屋全体を広々と撮影したい場合は広角が18mmでは物足りなくなりそうです。できれば広角が10mm(フルサイズ換算で16mm)は欲しいです。APS-C機で10mm前後をカバーできる超広角ズームレンズとなると、あまり高画質のものは思いつきません。超広角となるとフルサイズとAPS-Cの差はより顕著になりそうです。

      参考までに次の記事の作例写真をご覧ください。一部引用写真を除いて、安いAPS-Cのカメラと安い広角レンズで撮影した作例です。この写真の画質に特に不満がなければ80Dでまず問題ありません。作例写真はもっとスペックの低いカメラを使用しています。
      https://kobefinder.com/widelens-photography/

      より大きいデータの写真はこちらでご覧になれます(ちょっと数が少なくてすみません)。
      https://flic.kr/s/aHsm1dmT4Y

      もう一点問題を挙げるとしたらシグマの18-35mmレンズはAPS-C専用です。将来的にフルサイズにアップグレードした場合、レンズを買い替えなければなりません。

      もっと美しいボケ味や階調の豊かさを求めるとなると頑張ってお金をつくりフルサイズのカメラとレンズを買うしかありません。6D Mark2と標準ズームレンズ24-70mmがあればインテリア撮影を含めた多くの撮影シーンに対応できます(24mmはAPSCでいうと約15mm)。APS-C機の画質に不満があり、フルサイズの憧れがあるのであれば6D mark2はちょうど良い選択肢だと思います。使いこなせるかどうかは心配しなくてよいです。撮影技術が同等なら機材が良い方が良いものが撮れるはずですから。

      以上が回答となりますが、お悩みを解決できたかどうか自信がありません^^;
      予算的に厳しいと感じているならAPS-C機でも工夫次第で良い写真が撮れるので腕でカバーしましょう!

      • 素人ながらフルサイズに憧れる母さん より:

        aki様

        大変丁寧に返答いただきまして、ありがとうございました。参考になることばかりでした。

        現在はCanon 7D を使用しています。今までは私には十分だと思っていたのですが、屋内インテリアを撮りたくなってくると、腕のせいでしょうが、思うように撮影できなくて、フルサイズに思いがいっています。機材のせいにしなくてもよいとは思うのですが、「撮影技術が同等なら機材が良いほうが良いものが撮れるはず」という心強いコメントにやはりフルサイズ…と思い直してしまいます。

        ちなみに、新しい機種がでるのに、今さら6Dにすることもないでしょうか?すいません、質問ばかりで。

        • aki より:

          素人ながらフルサイズに憧れる母さん様

          >ちなみに、新しい機種がでるのに、今さら6Dにすることもないでしょうか?

          悩みどころですね。確かにあえて一世代前のカメラを買うことで、よりレンズにお金を使うというのはよく推奨される機材投資の方法のひとつです。一般的にカメラよりレンズのほうが大切と言われるのでそれも良いかもしれません。

          ただし、私なら6D Mark2を買って、中古レンズや安めのレンズを買うことを選びます。
          画質を左右するスペックはセンサーサイズとレンズ以外に、画素数や映像エンジンがあります。特に映像エンジンは6DがDIGIC5+なのに対して6D Mark2がDIGIC7です。映像エンジンに関しては5D Mark4や1DX Mark2よりも新しい高性能のものです。つまりカメラの画質に関するスペックは現状ほぼ最高レベルです。せっかく新しいカメラを買っても満足いくものが撮れなかったとき先代の6Dだと「古いからだめなのかな」と思ってしまうかもしれません。6D Mark2なら「あとは自分の腕を磨くしかない!」と素直に考えやすいのではないでしょうか。
          あと何より新しいカメラはいろいろな機能がついて使っていて楽しいです。私はバリアングル液晶の使い心地が好きなのでやっぱり6D Mark2が使いたいです。動画も撮りやすくなっているので挑戦してみると面白いかもしれません。

          ご希望に沿うかわかりませんが、単焦点レンズだとEF40mm F2.8 STMのような安くても映りのよいレンズがあります。またSAMYANG(サムヤン)の単焦点レンズは基本的にマニュアルレンズですが映りの良さに定評があり比較的リーズナブルな価格です。
          参考:高解像度レンズランキングTOP10キヤノン一眼レフカメラ用(フルサイズ対応)
          https://kobefinder.com/canonsharplens/

          これまで高級レンズやフルサイズで撮影した経験がないのであれば、レンタルを利用してみることをおすすめします。私も5D Mark4をレンタルで使わせていただいてフルサイズの画質を知ることができました。使ってみれば良さに感動して頑張ってお金を貯める気にもなるかもしれませんし、逆に意外と大したことがないと思って手持ちの機材で頑張る気になれるかもしれません。想像のなかだけで考えるより具体的なイメージがわくのでレンタルはおすすめです。
          参考:カメラとレンズのレンタルサービス比較・まとめ
          https://kobefinder.com/rentalcamera/

          またお金を工面する場合、必要のない機材を売却することもひとつの手段です。
          参考:カメラ・レンズを売るならどこが良い?高値で買取りしてもらうコツとおすすめ店
          https://kobefinder.com/camera-sell/

          以上回答となります。お役に立ちましたら幸いです。

          • 素人ながらフルサイズに憧れる母さん より:

            aki様

            再度大変分かりやすいご返答をありがとうございます。

            今回のakiさんの回答を読ませていただき、決心がついたような気がしています。6D Mark2を予約・購入して、安いレンズを今回は探す。EF40mm F2.8 STMは安くても評判がとても良いですね。そしてお金がたまった時に使用目的に合ったレンズを買う。こうするとフルサイズを使いたいという気持ちに対しての機を逃すこともないですね!

            いつまでもダラダラ悩んでいたのですが、akiさんのおかげで決心がつきました。感謝いたします。これからも勉強のために、このサイトをじっくりと読ませていただきます。本当にありがとうございました。神戸の記事も参考にさせてもらい遊びに行きます!

          • aki より:

            素人ながらフルサイズに憧れる母さん様

            お役に立てたようで何よりでございます。こういった嬉しい言葉を頂戴するとブログを運営しているかいがあったと思います。
            神戸にも関心をもっていただき嬉しいです!良い街ですよー^^写真映えするところもたくさんあるのでカメラが趣味の方は特に楽しめるかと思います。

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