ピークデザイン(Peak Design)のトラベルラインとして発売されている「カメラキューブ」。同社のトラベルバックパック45Lと組み合わせて使ったり、単独でもカメラバッグとして使える商品です。サイズが、S、M、Lと3種類あるのでそれぞれの特徴と使い方、内容量、パッキング例などをご紹介します。
神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。
トラベルバックパック45Lと一緒に関連グッズをたくさん買いました。そのなかでもメインの収納に関わるのが「カメラキューブ」です。カメラキューブをS、M、Lの全種類を手に入れたので特徴をご紹介します。
カメラキューブの概要
ピークデザインのカメラキューブはサイズが3種類あります。スモール(S)、ミディアム(M)、ラージ(L)の3つです。カラーはブラックのみ。
カメラやレンズなどの機材を収納できます。別売りの「トラベルバックパック45L」と組み合わせてバッグインバッグのような使い方ができます。
カメラキューブの蓋の部分は折りたたんでしまえるようになっています。
こうするとバックパックに収納するときに蓋が邪魔にならなくて良いです。
カメラキューブのMとLは3方向にジッパーがあるのでバックパック側面からも荷物を出し入れできます。
カメラキューブにはストラップを取り付けるための穴や持ち手があるので独立したカメラバッグとしても使用可能です。
写真は別売りのカメラストラップ「スライドライト」を組み合わせた状態。
カメラキューブ ラージ
- メーカー:ピークデザイン(Peak Design)
- ピークデザイン販売価格:$89.95
- 代理店「銀一」の価格:12,000 円(税抜)
- 型番 : BCC-L-BK-1
- 外寸 : H46 × W32 × D17cm
- 重量 : 560g
- 容量 : 18L
カメラキューブ ミディアム
- メーカー:ピークデザイン(Peak Design)
- ピークデザイン販売価格:$69.95
- 代理店「銀一」の価格:9,200 円(税抜)
- 型番 : BCC-M-BK-1
- 外寸 : H32 × W32 × D17cm
- 重量 : 420g
- 容量 : 12L
カメラキューブスモール
- メーカー:ピークデザイン(Peak Design)
- ピークデザイン販売価格:$49.95
- 代理店「銀一」の価格:6,500 円(税抜)
- 型番 : BCC-S-BK-1
- 外寸 : H16 × W32 × D17cm
- 重量 : 350g
- 容量 : 6L
カメラキューブの特徴と付属するもの
カメラキューブ スモール(S)
カメラキューブ スモール(S)の外観
トラベルバックパック45Lに取り付ける際は横向きにも縦向きにもセットできます。
上の写真のように横向きに入れるとバックパックの背面を開けたときに中の荷物が取り出しやすいです。
下の写真のようにバックパックの側面にセットするとカバンのサイドジッパーを開けたときに荷物を取り出せるようになります。
ちなみにカメラキューブSはタグの部分をひっぱると簡単にジッパーを開けられるようになっています。
カメラキューブ ミディアム(M)
カメラキューブ ミディアム(M)の外観
カメラキューブMをトラベルバックパック45Lにセットすると次の写真のようになります。
カメラキューブ ラージ(L)
カメラキューブ ラージ(L)の外観
カメラキューブLをトラベルバックパック45Lにセットすると次の写真のようになります。
カメラキューブに付属するもの
カメラキューブには取り外し可能な「中仕切り」(ディバイダー)とポケット、固定用のクリップ、ピークデザインのステッカーが付属します。
カメラキューブにはひとつずつ取り外し可能なポケットが付属します。
SDカードやバッテリーなど小物を収納できます。
ほかにはピークデザインのステッカーとクリップが付属します。
このクリップはトラベルバックパックの中でカメラキューブを固定しておくために使います。
どれくらいの量のカメラ機材が入るのか
「トラベルバックパック45L」のメイン収納部分は3つのユニットが入るスペースがあります。ユニットひとつがカメラキューブSのサイズです。カメラキューブMはユニットふたつ、カメラキューブLはユニットみっつのサイズになります。
画像引用:Peak Design Travel Backpack45L
つまり「トラベルバックパック45L」にはカメラキューブLならひとつ、カメラキューブSならみっつ入ります。またはカメラキューブMとカメラキューブSを一つずつ入れてもジャストフィットします。
参考写真
カメラキューブに入る荷物の量はだいたい次のイラストのようになります。
画像引用:Camera Cube | Peak Design Official Site
カメラキューブSにはカメラ1台とレンズ2本くらいが入ります。MはSの2倍のサイズ、LはSの3倍のサイズです。
実際にパッキングしてみたのでその例をご紹介します。
カメラキューブSのパッキング例
上の写真に入っているものは次の通り。カメラとレンズが計3本。小さい単焦点レンズ2本を仕切りで分けて重ねています。
- カメラ EOS Kiss X9 レンズ EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM
- レンズ EF50mm F1.8 STM
- レンズ EF-S24mm F2.8 STM
フルサイズ一眼カメラと望遠レンズの組み合わせも収納できます。
写真はEOS Rにマウントアダプター、EF70-200mm F4L IS USMの組み合わせです。
カメラキューブは深さがあるのでカメラの向きを変えてグリップが手前に来るように入れることもできます。
そのほかのパッキング例
画像引用:Camera Cube | Peak Design Official Site
画像引用:Peak Design Camera Cubes – Setup & Use – YouTube
上の画像のようにドローン( Mavic2 Pro)も入るようです。
カメラキューブMのパッキング例
カメラキューブMはかなりたくさんの機材が入ります。上の写真の例だと次のような機材が入っています。
- カメラEOS R マウントアダプター レンズEF70-200mm F4L IS USM
- カメラ EOS Kiss X9 レンズ EF-S18-135mm F 3.5-5.6 IS STM
- レンズ EF8-15mm F4L Fisheye USM
- レンズ TAMRON 90mm F2.8 MACRO
- レンズ SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM ART
- レンズ EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STM
そのほかのパッキング例
画像引用:Camera Cube | Peak Design Official Site
カメラキューブLのパッキング例
カメラキューブLについては入れるものを探すのに苦労するくらいたくさんの荷物が入ります。
上の写真でカメラキューブ ラージの中に入っているものが次の写真になります。
そのほかのパッキング例
画像引用:Camera Cube | Peak Design Official Site
わたしのカメラキューブの使い方
個人的にはカメラキューブSやMが使いやすいと感じました。正直なところわたしの場合はLサイズを使うくらい機材を持ち運ぶことがまずありません。
まだ使い始めたところですが、次のようなパッキングがわたしには合っている気がします。
カメラキューブSを縦向きに入れて、余ったスペースに三脚「K&F Concept TM2834」(縮長48cm)とテックポーチを入れています。
サイドからカメラやレンズを取り出せて便利です。
こんな感じでカメラとレンズを入れておけます。場合によってはカメラを減らしてかわりにレンズを入れるパターンもあり。普段持ち出す機材ってこれだけあれば足りるんですよね。
これの良いところはバックパックの中にしっかりめのサイズの三脚を入れておけるところです。この荷物で出かけるときはこれまではエブリデイバックパック20Lと三脚を別に持って出かけていたのですがカバンひとつに収まるのが良いですね。
参考:ピークデザインのエブリデイバックパックに三脚はちゃんと収納できる?収まる三脚のサイズと利用上の注意点
カメラキューブの使い方についてはピークデザイン公式動画(英語)も非常に詳しいです。様々なパッキング例についても紹介されているのでぜひ見てください。
ピークデザインのトラベルバックパック45Lを買うならカメラキューブも一緒に買うことをおすすめします。わたしはとりあえず使ってみないとわからないと思い3種類ぜんぶ買いましたがふつうはひとつかふたつで大丈夫だと思います。自分の荷物の量にあったカメラキューブを選んで快適にご利用ください。
それなりにお値段がするのですがピークデザイン公式サイトでトラベルバックパック45Lと一緒に買うと割引価格で購入できてお得なのでおすすめです。
参考:Peak Designの公式オンラインショップの買い物がお得!個人輸入する方法を解説します
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