神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。わたしはたくさんの写真や動画を撮るのでそのデータの管理も大変です。データ管理に役立ちそうなサービスについて調べてみました。
主なクラウド・オンラインストレージサービス
Googleフォト
Googleの運営するクラウドサービス「Googleドライブ」のうち、特に写真の保存・管理に特化したサービスがGoogleフォトです。
メリット・長所
無料で使えてしかも写真ファイルを容量無制限で保存することができます(ただし条件付きです。これに注意が必要なのでデメリットの項目で解説します)。
ブラウザやアプリを使って写真のアップロード、ダウンロードができるのはもちろん、ほかの人と写真を共有したり、インスタグラムなどのSNSに直接シェアできます。検索機能やフォトアルバムの機能も充実していて写真の管理が便利です。自動で顔認識して特定の人物の写真だけをピックアップしたり、場所や日付、被写体の特徴に合わせてすぐ写真を検索できます。
また写真だけでなく動画ファイルにも対応しています。動画は10GBのサイズを超えなければ保存できるので長時間録画した動画も保存できます。
バックアップ可能なファイル形式:
写真: .jpg、.png、.webp、一部の RAWファイル。
Live Photos(iPhone や iPad で Google フォト アプリを使用している場合)。
動画: .mpg、.mod、.mmv、.tod、.wmv、.asf、.avi、.divx、.mov、.m4v、.3gp、.3g2、.mp4、.m2t、.m2ts、.mts、.mkv ファイル。
参考:「どのファイル形式をバックアップできますか?」写真や動画をバックアップする – パソコン – Google フォト ヘルプ
デメリット・欠点
容量の制限なくファイルを保存する場合、データサイズが縮小されるので画質がある程度劣化します。写真のサイズは1600万画素、動画のサイズは1080Pを上回る場合そのサイズまで縮小されます。それらを下回るサイズでも容量は圧縮されますが、比較的影響は小さいようです。
なので普通にスマホやパソコンで写真を鑑賞するくらいであれば問題ないサイズですが、カメラが趣味の人がRAWファイルを保存したり、4K動画ファイルを保存するのにはあまり向いていません。せっかく大容量ファイルで記録してもグーグルフォトの無制限ストレージを利用すると自動でサイズが縮小されてしまうので意味がありません。
よく誤解されがちなのですが、グーグルフォトでRAWファイルを保存することは可能ですが、無制限に保存しようとするとRAWファイルが本来備えていたデータを失うことになるので実質的に無意味です。
参考:写真や動画のアップロード サイズを選択する – Google フォト ヘルプ
サイズを小さくせずに元の品質の写真データを保存することもできますが、その場合は容量に制限があります。グーグルドライブのストレージを使うことになり、無料で15GBまで、有料だと100GB~30TBまでの容量のプランがあります。
そのほかGoogleフォトの詳しい使い方や困ったときの対処法は「Google フォト ヘルプ」をご覧ください。
上記スマホ用のアプリだけでなくWindows PCやMac用のアプリもあります。
あらゆる写真をバックアップ パソコン用アップローダ – Google フォト
Amazonプライムフォト
インターネット通販のAmazon(アマゾン)。有料会員であるプライム会員に加入すると様々な特典があり、そのひとつにプライムフォトというサービスがあります。
メリット・長所
これは写真データを容量無制限で保存することができるクラウドサービスです。しかもRAWファイルを含めた高品質の写真データをサイズの圧縮なく保存できます。対応するRAWファイルの種類については次のリンクを参照ください。
参考:Amazon.co.jp ヘルプ: RAWファイルについて
※最近のキヤノンの一眼カメラが採用しているRAW形式のCR3は2020年6月1日現在では残念ながら非対応です。要望の受付(フィードバック)はしているようなのでキヤノンユーザーの方はぜひアマゾンに希望を伝えましょう。
参考:Amazonデジタル&デバイスフォーラム|キヤノンの新しいRAWフォーマット「CR3」は現在Amazon Photoで対応されていません。対応予定はありますか。あればいつ頃対応予定でしょうか。
年会費4900円(月刊プラン500円)ですがプライムフォトはあくまでAmazonプライム会員の各種サービスのひとつです。プライム会員になれば少額のお買い物でも送料無料で届けてもらえるので非常に便利です。他にもAmazonの動画や音楽を無料で鑑賞できるサービスや、特定のKindleの本が無料で読み放題になる(Prime Reading)など様々な特典があります。より詳しい特典内容については下記リンクにて。
デメリット・欠点
プライムフォトのデメリットとしては、あくまで写真データのストレージであり、音楽フィルや動画ファイルを保存する場合5GBの容量制限があります。ちなみにAmazonで写真などのデータを保存する場所をAmazonドライブと呼ぶのですが、そのAmazonドライブにはUnlimitedストレージという有料プラン(年13800円)もあります(追記:このサービスは終了しました)。このプランならファイルの形式や容量に関して制限がなくなります。
またプライムフォトのスマホアプリはまだまだ発展途上のようで使い勝手が悪いです。iPhoneアプリは今のところ検索機能さえありません(追記:検索機能が追加されました)。プライムフォトと別にAmazonドライブのアプリもあります。Amazonドライブのアプリでもプライムフォトの写真の管理ができるのでどちらかというとAmazonドライブのアプリの方がおすすめです。
無料利用について
GoogleフォトやGoogleドライブと違い、Amazonには無料プランがありません。そのかわりAmazonプライム会員の30日間の無料体験ができます。非常に便利なサービスなので一度お試しで利用してみるのをおすすめします。アマゾンプライム会員の詳細と無料体験の申し込みはこちらから。
Amazon.co.jp: Amazon Prime お急ぎ便、お届け日時指定便が いつでも使い放題
Amazon Driveデスクトップアプリをインストールする – Amazon.co.jp ヘルプ
Flickr(フリッカー)
Flickrは写真を共有するソーシャルネットワークサービスです。写真を公開するだけでなく保存するオンラインストレージの機能もあります。
メリット・長所
1000GBまでの容量の写真データを無料で保存することができます。1ファイルあたり最大200MBまでの写真をネット上に保存したり共有できます(参考:Flickr upload requirements | Flickr for Desktop Help – SLN15628)。
追記(2018年11月2日):Flickrの無料プラン、有料プランの内容が変わる予定です。
→ 写真共有サイトFlickrが無料・有料両プランの見直し プロ向けを充実へ
似たような写真共有サービスのインスタグラムが、基本的にスマホを使って写真をアップロード・鑑賞するサービスであるのに対して、Flickrはパソコンから高品質の画像を共有・鑑賞できます。また使用機材(カメラ・レンズ)やどのような設定で撮影したのかを示すExif情報を見られることもあり、より本格的なカメラ好きの人向けのSNSと言えます。また写真の著作権をクリエイティブ・コモンズにのっとって設定し、ライセンス表示できることも特徴のひとつです。
有料プランでは、広告の非表示、写真の閲覧に関する統計データを見られるなどのサービスがあります。Flickrはこれまで何度か有料プランの内容・金額について変更を行ってきました。古くからの有料会員であれば格安で容量無制限のストレージを確保できるので、今でも根強い人気があります。Flickrの変遷については下記リンクをご覧ください。参考になります。
- Flickr、「Flickr Pro」を復活!容量無制限、写真の統計情報が閲覧可能 | gori.me(ゴリミー)
- 【ニュース】Flickrが容量無制限のFlickr Proアカウントを復活!ただし既存ユーザーを除き価格はUP!有料会員になる必要があるか考えてみた | ひとぅブログ
- Hey there, Flickr Pro, nice to see you again! | Flickr Blog
- Upgrade everything you do with Flickr | Flickr
最新のプランについてはこちらにまとめました。

デメリット・欠点
容量の制限が1000GBまでです。 → 追記:2019年より無料プランでアップロードできるのは1000枚までに変更になりました。また基本的にサービスは日本語対応していません。iOSの公式アプリも日本のストアからは利用できません。
追記:2018年7月からiOSでも公式アプリをインストールできるようになりました。
Flickr: Find your inspiration.
Dropbox(ドロップボックス)
Dropboxは写真に限らないあらゆる形式のファイルをオンラインストレージに保存して様々なデバイスからアクセスできるようにする代表的なクラウドサービスです。
メリット・長所
無料でも利用可能でその場合2GBのスタートになります。この容量は友だちを招待するなど、一定の条件を達成すると最大約20GBほどの容量まで拡張できます。また有料プランも充実していて、個人用のプランはもちろんビジネス向けのプランもあります。
ファイル形式を問わず保存・共有することができます。
デメリット・欠点
無料利用だと容量の制限が低く設定されているので、大量の写真を保存するには費用がかかります。どちらかというと個人で契約するよりビジネス向け有料プランに入ることで効率的にファイルを共有できるメリットが大きいサービスと言えます。
各種クラウドサービスの比較
スマホでたくさん写真を撮る人にはGoogleフォトがおすすめ
スマホで撮った写真くらいならほとんど劣化しません。アルバムの機能も優れていて管理・共有に便利です。無料で容量無制限なので、お金や容量の心配もいりません。動画も1080P(フルHD)までの画質は確保できて、10GB未満のファイルサイズなら保存できるので心強いです。
カメラ好きでRAW撮影するなら絶対Amazonプライムフォト
RAWファイルに対応していてデータを圧縮することなく、また容量を気にせず保存できるのはAmazonプライムフォトだけです。サービスを利用するにはアマゾンのプライム会員にならなければなりませんが、そもそもそのプライム会員の特典が豊富なのでお得感が強いです。
ソーシャルなつながりを楽しみながら写真を管理するならFlickr
無料で容量が1000GBまで 2019年からは枚数1000枚まで なので、利用のハードルが低くライトユーザーなら不足ない容量です。Googleフォトと比較すると、写真の劣化なく高品質の写真を保存・そのままソーシャルに共有できるところが強み。ストレージというよりソーシャルネットワークを中心に楽しむサービスと言えます。厳選した写真を共有・管理するにはちょうど良いかもしれません。
Flickr: Find your inspiration.
写真に限らないオンラインストレージなら3択
Googleフォト、Amazonプライムフォト、そしてFlickrは基本的に写真データ専用のサービスです。写真以外にも書類、音楽、動画など様々な種類のデータを管理したい場合、3つの選択肢があります。第一にDropbox。第二にGoogleドライブ。第三にAmazonドライブのUnlimitedストレージです。
DropboxとGoogleドライブは無料から利用できます。AmazonドライブのUnlimitedストレージは有料ですが、容量無制限のサービスとしては破格の安さです。 → 追記:Unlimitedストレージプランは終了しました。
サービスの比較【無料の場合】
Dropbox | Googleドライブ | Amazonドライブ | |
---|---|---|---|
容量 | 2GB~約20GB | 15GB | – |
サービスの比較【有料プランの場合】
(月ごとの支払いと年額一括支払いで利用料金が異なります)
Dropbox 個人Plus |
Googleドライブ | Amazon Unlimited |
|||
---|---|---|---|---|---|
容量 | 1TB(1024GB) | 100GB | 1TB | 10TB | 無制限 |
費用(月払い) | 1200円 | 250円 | 1300円 | 13000円 | – |
費用(年) | 12000円 | 2500円 | 13000円 | – | 13800円 |
DropboxとGoogleドライブはこの表以外にも有料プランの選択肢があります。
どの程度の容量が必要かによってサービスを使い分けると良さそうです。
まとめ オンラインストレージは使わなきゃもったいない
Google、Amazon、Flickr、Dropboxの各種サービスをご紹介しました。それぞれに特徴があるので利用スタイルに合わせて使い分けができます。ぜひ皆さんもお気に入りのサービスを有効活用してください。
私は一応すべてのサービスを用いていますが、ほとんどが無料利用でAmazonだけプライム会員になっています。もともとAmazonでよく買い物をしたりKindleを使っていたので、このAmazonプライムフォトは実に素晴らしいサービスだとありがたく思っています。バックアップのひとつとして安心して利用しています。
参考:カメラが趣味・仕事なら必ずAmazonを使うべき3つの理由と活用方法
またデータの保存場所としては外付けHDDも利用しています。わたしが利用しているのは大量のファイルを保存できる大容量なものです。
外付けSSDにはサンディスク製のエクストリームポータブルというものを愛用しています。HDDと比べると値段が高いですが、持ち出しに便利でデータ転送速度が格段に速いです。

データの管理・バックアップについては次の記事でより詳しく書きました。

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