神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Aki_for_fun)です。
キヤノンのミラーレス一眼カメラEOS RやEOS RP、EOS R5、EOS R6などで使うことのできるRFレンズ。キヤノンのミラーレス一眼カメラのRFマウント専用に設計されています。どんな種類があるのか作例写真とともにまとめました(作例写真は一部の機種です。随時追加します)。
キヤノンのEFレンズやEF-Mレンズは別記事で紹介しています。
参考:キヤノン人気レンズTOP10【KissX9や9000DなどCanonのAPS-C一眼レフカメラにおすすめ】
参考:キヤノンミラーレスカメラ用人気レンズまとめ!EOS Kiss M・M200などEOS Mシリーズにおすすめ【EF-Mマウント】
参考:キヤノンの一眼カメラとレンズの互換性まとめ|どの種類のレンズが使えるの?
RFレンズの概要
RFレンズ対応のカメラ
RFレンズを使えるカメラはキヤノンのミラーレス一眼カメラの以下の機種です。
- EOS R3
- EOS R5
- EOS R6
- EOS R6 MarkⅡ
- EOS R
- EOS RP
- EOS R8 new!!
- EOS Ra
- EOS R7
- EOS R10
- EOS R50 new!!
RFレンズやEOS Rの「R」には「リイメージング」という意味が込められています。
RFレンズはコントロールリング付き
RFのレンズはユニークな特徴があります。それがコントロールリング。このリングを回すことでISOや絞り、シャッタースピード、露出補正などを調整することができます(機能は任意のものを割り当てることが可能)。コントロールリングにはクリック感があります。
※「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」など一部のレンズは「フォーカス/コントロールリング」を採用。コントロールリングにフォーカスリングの機能が統一されています。スイッチでふたつの機能を切り換える仕組みです。またこのリングにはクリック感がありません。
ちなみに筆者は露出補正をコントロールリングに割り当てて使用しています。
標準ズームレンズ
RF24-105mm F4L IS USM
標準ズームレンズです。F4通しで手ぶれ補正つき。バランスのとれた性能なので人気があります。
注目すべきはナノUSMを搭載しているというところ。高速で静かなAFが可能になっていて、動画撮影にも非常に向いています。LレンズでナノUSMを採用したのはこのレンズが初めてです。
一眼レフカメラ用の標準ズームレンズ「EF24-105mm F4L IS II USM」と比べると長さがすこし短く質量が軽くなっています。一眼レフのフルサイズカメラから少しでもサイズダウンしたい人にとっては嬉しいかもしれません。
参考画像:EF24-105mm F4L IS II USMとRF 24-105mm F4L IS USMのサイズ比較
画像引用:canon_eos_r_white_paper.pdf
画像:EOS R(左)とEOS Kiss M(右)。レンズはどちらも標準ズームレンズ。
表:RF24-105mm F4L IS USMの仕様
焦点距離 | 24mm~105mm |
---|---|
手振れ補正 | あり 最大5段分 |
フィルター径 | 77mm |
最大径×長さ | φ83.5×107.3mm |
質量 | 700g |
最短撮影距離 | 0.45m |
最大撮影倍率 | 0.24倍 |
最小絞り | 22 |
レンズ構成 | 14群18枚 |
希望小売価格 | 155,000円(ケース・フード付き、税別) |
ニュースリリース:キヤノン:“RFレンズ”について 2018年9月5日
レンズレビュー:これが定番標準ズームレンズ!キヤノンRF24-105mm F4L IS USM長期間使用レビュー
作例写真(Flickrのアルバム)
RF24-70mm F2.8 L IS USM
RF24-70mm F2.8 IS USMレンズの仕様
焦点距離 | 24mm~70mm |
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フィルター径 | 82mm |
最大径×長さ | 約φ88.5mm×125.7mm |
質量 | 約900g |
最短撮影距離 | 0.21m(24mm時) |
最大撮影倍率 | 0.30倍(32mm時) |
最小絞り | 22 |
参考:キヤノン:RF24-70mm F2.8 L IS USM|仕様
追記(2019年12月9日):レンタルして使わせてもらっているのですが、これ良いレンズですね。サイズや重量は感覚的には「RF24-105mm F4L IS USM」とほとんど変わらないです。それでいて1段明るいF2.8、ちゃんと手振れ補正もついて、さらに最短撮影距離も短い。非常に優秀です。
レンズレビュー:RF24-70mm F2.8 L IS USM ミニレビュー!最強の標準ズームレンズ
作例写真(Flickrのアルバム)
RF28-70mm F2L USM
RF28-70mm F2L USMの仕様
焦点距離 | 28mm~70mm |
---|---|
手振れ補正 | なし |
フィルター径 | 95mm |
最大径×長さ | φ103.8 × 139.8mm |
質量 | 1430g |
最短撮影距離 | 0.39m |
最大撮影倍率 | 0.18倍 |
最小絞り | 22 |
レンズ構成 | 13群19枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
希望小売価格 | 420,000円(ケース・フード付き、税別) |
他に類を見ない驚異のスペックの標準ズームレンズです。28mm〜70mmまでのズーム全域でF2を実現。性能がすごいぶんレンズ本体は大きく、重量級です。
手振れ補正がないことが弱点ではありましたが、EOS R5やEOS R6などのカメラではボディ側に手振れ補正があるので安心して使うことができます。しかも公式サイトの仕様によるとRF28-70mm F2L USMでは約8.0段分の手振れ補正効果が期待できます(CIPA基準、焦点距離70mmの場合)。レンズに手振れ補正がなくても8段もの手振れ補正効果があるのはすさまじいですね。
RF24-105mm F4-7.1 IS STM
RF24-105mm F4-7.1 IS STMの仕様
焦点距離 | 24mm~105mm |
---|---|
手振れ補正 | あり 5段分 |
フィルター径 | 67mm |
最大径×長さ | φ76.6×88.8mm |
質量 | 395g |
最短撮影距離 | AF時:0.2m(24mm時)、MF時:0.13m(24mm時) |
最大撮影倍率 | AF時:0.4 倍(105mm)、MF時:0.5 倍(24mm) |
最小絞り | 41 |
レンズ構成 | 11群13枚 |
希望小売価格 | – |
参考:キヤノン:RF24-105mm F4-7.1 IS STM|概要
参考:キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト|RF24-105mm F4-7.1 IS STM 特長紹介
約395gの軽量・コンパクトな標準ズームレンズ。5段分の手振れ補正があるので使いやすいレンズです。はじめてのRFレンズとして人気の1本です。
ボケが特徴的なマクロ撮影機能「Center Focus Macro」搭載。便利なズームレンズでありながら、最大撮影倍率が大きくてマクロ撮影までできてしまう楽しさがあります。リードスクリュータイプのSTMなので非常に静かにフォーカスが駆動します。
フォーカスリングとコントロールリングが一体型になった「フォーカス/コントロールリング」を搭載。
関連アクセサリー
- レンズフード EW-73D(別売)
- レンズポーチ LP1116(別売)
レンズ紹介動画
RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM
高倍率ズームレンズ
RF24-240mm F4-6.3 IS USM
焦点距離24mmから240mmをカバーするズーム倍率10倍の便利ズームレンズです。日常から旅やイベントなどの特別なシーンに1本で対応することができます。望遠240mmでも安心して撮影できる強力な手振れ補正を備えています。
ナノUSMを採用していて静止画・動画のどちらでもなめらかなAFが可能です。
フォーカスリングとコントロールリングが一体型になった「フォーカス/コントロールリング」を搭載。
RF24-240mm F4-6.3 IS USMの仕様
焦点距離 | 24mm~240mm |
---|---|
手振れ補正 | あり 最大5段分 |
フィルター径 | 72mm |
最大径×長さ | φ80.4×122.5mm |
質量 | 750g |
最短撮影距離 | 0.5m(24mm時) |
最大撮影倍率 | 0.26倍(240mm時) |
最小絞り | 36 |
レンズ構成 | 15群21枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚(円形絞り) |
参考:キヤノン:RF24-240mm F4-6.3 IS USM|仕様
RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM
単焦点レンズ
RF16mm F2.8 STM
表:RF16mm F2.8 STMの仕様
マウント | キヤノンRFマウント(EOS Rシリーズに対応) |
---|---|
焦点距離 | 16mm |
手振れ補正 | なし |
フィルター径 | 43mm |
最大径×長さ | 約φ69.2mm×40.2mm(収納時) |
質量 | 約165g |
最短撮影距離 | 0.13m |
最大撮影倍率 | 0.26倍 |
最小絞り | 22 |
レンズ構成 | 7群9枚 |
価格 | 41,800円(税込・キヤノンオンラインストアにて) |
発売日 | 2021年10月28日(2021年9月16日午前10時より予約開始) |
対応アクセサリー | レンズポーチ LP1014(別売)、レンズフード EW-65C(別売)、レンズキャップ E-43(同梱)、レンズダストキャップ RF(同梱) |
レンズレビュー:キヤノン RF16mm F2.8 STM レビュー こんなレンズがほしかった!価格・性能のバランスに優れた理想的な広角レンズ
関連記事:RF16mm F2.8 STMの先行展示に行ってきた!小型でお手頃価格の広角レンズが予約開始
作例:キヤノンEOS RとRF16mm F2.8 STMで撮る洋館ハンター住宅
RF24mm F1.8 MACRO IS STM
焦点距離24mmの広角単焦点レンズです。最大撮影倍率0.5倍、最短撮影距離0.14mのハーフマクロ撮影機能を備えています。F1.8と明るい開放絞り値によって背景や手前を美しくぼかした描写や、大きな玉ボケを生かした表現を楽しむことができます。
また強力な手振れ補正機能を搭載していることも特徴です。5.0段分の補正が可能で、ボディー内手ブレ補正機構を搭載しているEOS Rシリーズのカメラとの組み合わせでは、カメラとレンズによる協調制御で6.5段分の手振れ補正効果を発揮します。
参考作例写真(公式ニュースリリースより)
表:RF24mm F1.8 MACRO IS STMの仕様
マウント | キヤノンRFマウント(EOS Rシリーズに対応) |
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焦点距離 | 24mm |
手振れ補正 | あり 5.0段、協調補正6.5段 |
フィルター径 | 52mm |
最大径×長さ | 約φ74.4mm×63.1mm |
質量 | 約270g |
最短撮影距離 | 0.14m |
最大撮影倍率 | 0.5倍 |
最小絞り | 22 |
レンズ構成 | 9群11枚 |
価格 | 96,800円(税込・キヤノンオンラインストアにて) |
発売日 | 2022年8月下旬(2022年7月14日午前10時より予約開始) |
購入:キヤノン RF24mm F1.8 マクロ IS STM | カメラのキタムラネットショップ
参考:キヤノン:RF24mm F1.8 MACRO IS STM|仕様
ニュースリリース:広角単焦点レンズ“RF24mm F1.8 MACRO IS STM”を発売|ニュースリリース|企業情報|キヤノンマーケティングジャパングループ
RF35mm F1.8 MACRO IS STM
35mmのハーフマクロレンズ。手ぶれ補正付きなのも嬉しいですね。STMなのでAFが静かで動画撮影にも便利です。
個人的に最も魅力を感じているレンズです。テーブルフォトに最高のスペックなのでカフェやレストランで食事の撮影をするのにぴったりですね。
キヤノンのフルサイズ用35mmレンズ(EF35mm F2 IS USM)は最近の競合他社製レンズと比べてパッとしませんでしたがこれは素晴らしいです。しかも実売価格が安い。これはRFマウントの撒き餌レンズになりそうですね。
STMはギアタイプとのこと(リードスクリュータイプではない)。使用する際は前面に繰り出す方式です。
作例写真
RF35mm F1.8 MACRO IS STMの仕様
焦点距離 | 35mm |
---|---|
手振れ補正 | あり ハイブリッドIS |
フィルター径 | 52mm |
最大径×長さ | φ74.4×62.8mm |
質量 | 305g |
最短撮影距離 | 0.17m |
最大撮影倍率 | 0.5倍 |
最小絞り | 22 |
レンズ構成 | 9群11枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
発売日 | 2018年11月15日 |
参考:キヤノン:RF35mm F1.8 MACRO IS STM|仕様
追記(2019年12月9日):このレンズを買って1年以上撮影を楽しんでいますがすごく良いレンズです。EOS RやEOS RPなどのユーザーに特に強くおすすめ。
レンズレビュー:RF35mm F1.8 マクロ IS STMレビュー!心軽やかにフルサイズを楽しめる単焦点レンズ
RF50mm F1.8 STM
キヤノンの一眼レフカメラで大人気だった50mmF1.8のレンズがRFマウントでリニューアルされました。ベストセラーレンズの光学系を進化させつつ、優れた携帯性やコストパフォーマンスが継承されています。
参考作例写真(公式ニュースリリースより)
RF50mm F1.8 STMの仕様
焦点距離 | 50mm |
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手振れ補正 | なし ※EOS R5/R6に装着した場合約7.0段分のボディ内手振れ補正が機能 |
フィルター径 | 43mm |
最大径×長さ | φ69.2mm×40.5mm |
質量 | 160g |
最短撮影距離 | 0.30m |
最大撮影倍率 | 0.25倍 |
最小絞り | 22 |
レンズ構成 | 5群6枚 |
発売日 | 2020年12月24日 |
筆者はEFマウントのほうの50mmレンズを持っているのでマウントアダプターを利用してEOS Rに装着して撮影を楽しんでいます。
RF50mm F1.2L USM
- レンズ構成:9群15枚
- 最短撮影距離:40cm
- フィルター径:77mm
- サイズ:φ89.8 × 108.0mm
- 重さ:950g
- 2018年10月下旬発売【2018年9月12日10時予約開始】
- 希望小売価格:325,000円(ケース・フード付き、税別)
- キヤノン:RF50mm F1.2L USM|概要
みんな大好き50mmの単焦点レンズです。これは王道を突き進んだようなスペックですね。安心して使えるレンズになりそうです。
「RF50mm F1.2L USM」は手振れ補正機能がありませんが、ボディ内手振れ補正を搭載するEOS R5やEOS R6とこのレンズの組み合わせでは7.0段分の手振れ補正が期待できます(CIPA基準)。
作例写真
RF85mm F1.2 L USM
表:RF85mm F1.2 L USMの仕様
焦点距離 | 85mm |
---|---|
手振れ補正 | なし |
フィルター径 | 82mm |
最大径×長さ | φ103.2×117.3mm |
質量 | 1,195g |
最短撮影距離 | 0.85m |
最大撮影倍率 | 0.12倍 |
最小絞り | 16 |
レンズ構成 | 9群13枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
発売日 | 2019年6月20日 |
「RF85mm F1.2 L USM」に手振れ補正機能はありませんが、ボディ内手振れ補正を搭載するEOS R5やEOS R6とこのレンズの組み合わせでは8.0段分の手振れ補正が期待できます(CIPA基準)。
RF85mm F1.2 L USM DS
キヤノン独自の「DS(Defocus Smoothing)コーティング」と開放値F1.2の大口径により美しいボケ描写が可能な単焦点レンズです。
RF85mm F1.2 L USM DSの仕様
焦点距離 | 85mm |
---|---|
手振れ補正 | なし |
フィルター径 | 82mm |
最大径×長さ | φ103.2×117.3mm |
質量 | 1,195g |
最短撮影距離 | 0.85m |
最大撮影倍率 | 0.12倍 |
最小絞り | 16 |
レンズ構成 | 9群13枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
発売日 | 2019年12月19日 |
参考:キヤノン:RF85mm F1.2 L USM DS|仕様
RF85mm F1.2 L USM DS」に手振れ補正機能はありませんが、ボディ内手振れ補正を搭載するEOS R5やEOS R6とこのレンズの組み合わせでは8.0段分の手振れ補正が期待できます(CIPA基準)。
RF85mm F2 MACRO IS STM
「RF85mm F2 MACRO IS STM」は最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロレンズです。
RF85mm F2 MACRO IS STMの仕様
焦点距離 | 85mm |
---|---|
手振れ補正 | あり 最大約5.0段分 |
フィルター径 | 67mm |
最大径×長さ | φ78×90.5mm |
質量 | 500g |
最短撮影距離 | 0.35m |
最大撮影倍率 | 0.5倍 |
最小絞り | 29 |
レンズ構成 | 11群12枚(UDレンズ1枚含む) |
絞り羽根枚数 | 9枚 (円形絞り) |
発売日 | 2020年10月22日 |
参考:キヤノン:RF85mm F2 MACRO IS STM|概要
実際に手に取って使わせてもらいましたが、まず気づいたのはレンズの軽さです。この種の中望遠マクロレンズは重たいものが多いですが、「RF85mm F2 MACRO IS STM」はわずか500g。
すこし触っただけなので細かい描写性能の判断はいまはできませんが、AFの迷いがなく快適に撮影を楽しめました。
「RF85mm F2 MACRO IS STM」のレンズ側の手振れ補正機能は約5.0段分の効果ですが、ボディ内手振れ補正を搭載するEOS R5やEOS R6とこのレンズの組み合わせでは8.0段分の手振れ補正が期待できます(CIPA基準)。
RF100mm F2.8 L MACRO IS USM
RF100mm F2.8 L MACRO IS USMの仕様
焦点距離 | 100mm |
---|---|
手振れ補正 | あり 最大約5.0段分 |
フィルター径 | 67mm |
最大径×長さ | 約φ81.5mm×148mm |
質量 | 約730g |
最短撮影距離 | 0.26m |
最大撮影倍率 | 1.4倍 |
最小絞り | 32 |
レンズ構成 | 13群17枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
発売日 | 2021年7月 |
参考:中望遠単焦点レンズの新製品を2021年7月下旬に発売|ニュースリリース|企業情報|キヤノンマーケティングジャパングループ
参考:キヤノン:RF100mm F2.8 L MACRO IS USM|仕様
広角レンズ
RF15-35mm F2.8 L IS USM
広角端が15mmと超広角のズームレンズです。さらに望遠側は35mmまで使えるので標準域のレンズとしても使うことができます。
F2.8通し、強力な手振れ補正、最短撮影距離がわずか28cmと非常に優れた性能を備えています。さらにフィルターも装着可能。
RF15-35mm F2.8 L IS USMの仕様
焦点距離 | 15mm~35mm |
---|---|
手振れ補正 | あり 最大5段分 |
フィルター径 | 82mm |
最大径×長さ | φ88.5mm×126.8mm |
質量 | 840g |
最短撮影距離 | 0.28m |
最大撮影倍率 | 0.21倍(35mmの時) |
最小絞り | 22 |
レンズ構成 | 12群16枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
発売日 | 2019年9月27日 |
レンズレビュー:RF15-35mm F2.8 L IS USMミニレビュー!超広角から標準までカバーする超優秀なレンズ
作例写真
RF14-35mm F4 L IS USM
「RF14-35mm F4 L IS USM」は、焦点距離14mmの超広角から35mmの標準域までをカバーするズームレンズです。ズーム全域で開放F値が4。描写性能や操作性、堅牢性などで高い水準を実現した「Lレンズ」で、画質から機能性まで総合的に高い性能を誇ります。
一眼レフ用のEFレンズのズームレンズでは焦点距離16mmまでだった焦点距離が14mmに拡張されており、よりダイナミックな映像表現が可能になりました。フィルターの装着も可能です(フィルター径77mm)。さらに最短撮影距離が短くなり、最大撮影倍率も大きくなっています(0.20m、0.38倍)。
参考作例写真(公式ニュースリリースより)
レンズ内光学式手振れ補正機構により5.5段分の手振れ補正効果を実現。ボディー内の手振れ補正機構と協調制御では7.0段分もの効果を得ます。
表:RF14-35mm F4 L IS USMの仕様
焦点距離 | 14mm~35mm |
---|---|
手振れ補正 | あり 5.5段分 協調補正で7.0段分 |
フィルター径 | 77mm |
最大径×長さ | 約φ84.1mm×99.8mm |
質量 | 540g |
最短撮影距離 | 0.2m |
最大撮影倍率 | 0.38倍 |
最小絞り | 22 |
レンズ構成 | 12群16枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
発売日 | 2021年9月30日 |
ニュースリリース:“RF14-35mm F4 L IS USM”を発売|ニュースリリース|企業情報|キヤノンマーケティングジャパングループ
RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM
焦点距離15mm~30mmをカバーする広角ズームレンズです。質量わずか390gと軽くてコンパクトな扱いやすいレンズです。レンズ内手振れ補正を搭載しており、レンズ単独の補正で5.5段、ボディー内手振れ補正との組み合わせによる協調補正では7.0段分の補正効果があります。
参考作例写真(公式ニュースリリースより)
RF15-30mm F4.5-6.3 IS STMの仕様
焦点距離 | 15mm~30mm |
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手振れ補正 | あり 5.5段分、協調補正7/0段分 |
フィルター径 | 67mm |
最大径×長さ | 約φ76.6mm×88.4mm |
質量 | 約390g |
最短撮影距離 | AF時:0.28m(15mm時) MF時:0.128m(15mm時) |
最大撮影倍率 | AF時:0.09倍(15mm時)、AF時:0.16倍(30mm時) MF時:0.52倍(15mm時)、MF時:0.16倍(30mm時) |
最小絞り | 22(15mm時)、32(30mm時) |
レンズ構成 | 11群13枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
価格 | 85,800円(税込・キヤノンオンラインストアにて) |
発売日 | 2022年8月下旬 |
購入:キヤノン RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM | カメラのキタムラネットショップ
参考:広角ズームレンズ“RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM”を発売|ニュースリリース|企業情報|キヤノンマーケティングジャパングループ
望遠レンズ
RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM
製品名 | 希望小売価格 | 発売日 |
RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM | オープン価格 | 2023年3月下旬 |
ニュースリリース:ミラーレスカメラ“EOS R50”と“RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM”を発売|ニュースリリース|企業情報|キヤノンマーケティングジャパングループ
RF70-200mm F2.8 L IS USM
RF70-200mm F2.8 L IS USMの仕様
焦点距離 | 70mm~200mm |
---|---|
手振れ補正 | あり 最大5段分 |
フィルター径 | 77mm |
最大径×長さ | φ89.9×146.0mm |
質量 | 1070g |
最短撮影距離 | 0.7m |
最大撮影倍率 | 0.23倍(200mmの時) |
最小絞り | 32 |
レンズ構成 | 13群17枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
発売日 | 2019年11月21日 |
参考:キヤノン:RF70-200mm F2.8 L IS USM|仕様
実際に手に取ってみた感想としては、意外と軽くて小さいということ。70~200mmの焦点距離でF2.8通しという性能からすると小ぶりに感じました(公式サイトによるとこの種の望遠ズームレンズとして世界最短・最軽量だそうです)。
また最短撮影距離も短いので近くにある被写体を撮ることもできます。高性能なレンズは映りが良いかわりに重たかったり最短撮影距離が長くて使いにくい印象があったのですが、これは良い意味で予想を裏切ってくれました。
ただし値段は高い。あとズームリングをまわすとレンズの鏡筒が伸びたり縮んだりします。高級なレンズはズームでも伸び縮みしないものが多いのでこの点にがっかりする人もいるかもしれません。個人的にはカバンにしまったときのサイズが小さいほうが嬉しいのでわたしは特に気になりません(鏡筒が伸び縮みしても特にデメリットはないので)。
RF70-200mm F4 L IS USM
RF70-200mm F4 L IS USMの仕様
焦点距離 | 70mm~200mm |
---|---|
手振れ補正 | あり 5段分、ボディ内との協調補正で最大7.5段分 |
フィルター径 | 77mm |
最大径×長さ | φ83.5mm×119.0mm |
質量 | 695g |
最短撮影距離 | 0.6m |
最大撮影倍率 | 0.28倍(200mmの時) |
最小絞り | 32 |
レンズ構成 | 11群16枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
発売日 | 2021年3月10日 |
参考:キヤノン:RF70-200mm F4 L IS USM |概要
販売ページ:キヤノン RF70-200mm F4 L IS USM|交換レンズ|カメラのキタムラネットショップ
RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMの仕様
焦点距離 | 600mm |
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手振れ補正 | あり 最大5段分 |
フィルター径 | 77 mm |
最大径×長さ | φ93.8 mm x 207.6 mm |
質量 | 1,370 g (三脚座を除く) |
最短撮影距離 | 0.9 m (広角端) |
最大撮影倍率 | 0.33x (望遠端) |
最小絞り | 32-51 |
レンズ構成 | 14群20枚(スーパーUDレンズ1枚、UDレンズ6枚含む) |
絞り羽根枚数 | 9枚 (円形絞り) |
発売日 | 2020年9月下旬 |
RF100-400mm F5.6-8 IS USM
RF100-400mm F5.6-8 IS USMの仕様
焦点距離 | 100-400mm |
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手振れ補正 | あり 最大6.0段分 (ボディー内手振れ補正との協調制御の場合。協調制御なしの場合は5.5段分) |
フィルター径 | 67 mm |
最大径×長さ | 約φ79.5mm×164.7mm |
質量 | 約635g |
最短撮影距離 | 0.88m(200mm時) |
最大撮影倍率 | 0.41倍(400mm時) |
最小絞り | 32(100mm時)、45(400mm時) |
レンズ構成 | 9群12枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
発売日 | 2021年10月下旬 |
参考:超望遠ズームレンズ“RF100-400mm F5.6-8 IS USM”を発売:ニュースリリース|ニュースリリース|企業情報|キヤノンマーケティングジャパングループ
参考:キヤノン:RF100-400mm F5.6-8 IS USM|仕様
RF600mm F11 IS STM
RF600mm F11 IS STMの仕様
焦点距離 | 600mm |
---|---|
手振れ補正 | あり 最大5段分 |
フィルター径 | 82mm |
最大径×長さ | φ93 mm x 199.5 mm(沈胴時) / 269.5 mm (撮影時) |
質量 | 930g |
最短撮影距離 | 4.5 m |
最大撮影倍率 | 0.14倍 |
最小絞り | F11(固定) |
レンズ構成 | 7群10枚(DOレンズ含む) |
絞り羽根枚数 | なし |
発売日 | 2020年7月下旬 |
RF800mm F11 IS STM
RF800mm F11 IS STMの仕様
焦点距離 | 800mm |
---|---|
手振れ補正 | あり 最大4段分 |
フィルター径 | 95mm |
最大径×長さ | φ101.6 mm x 281.8 mm (沈胴時) / 351.8 mm (撮影時) |
質量 | 1,260g |
最短撮影距離 | 6.0 m |
最大撮影倍率 | 0.14倍 |
最小絞り | F11(固定) |
レンズ構成 | 8群11枚(DOレンズ含む) |
絞り羽根枚数 | なし |
発売日 | 2020年7月下旬 |
テレコンバーター
Extender RF1.4x
Extender RF1.4x 対応レンズ:
- 「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」
- 「RF600mm F11 IS STM」
- 「RF800mm F11 IS STM」
Extender RF1.4x の仕様:
- レンズ構成:4群7枚
- サイズ:φ71.2 mm x 20.3 mm(マウント基準) / 40.6 mm(全長)
- 重さ:225 g
Extender RF2x
Extender RF2x 対応レンズ:
- 「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」
- 「RF600mm F11 IS STM」
- 「RF800mm F11 IS STM」
Extender RF2x の仕様
- レンズ構成:5群9枚
- サイズ:φ71.2 mm x 39.3 mm(マウント基準) / 60.6 mm(全長)
- 重さ:340 g
魚眼レンズ
銘匠光学 TTArtisan 11mm f/2.8 Fisheye
銘匠光学「TTArtisan 11mm f/2.8 Fisheye」はミラーレス一眼カメラ用の魚眼レンズです。キヤノンRFマウント用のほか、ソニーEマウント、ニコンZマウント、ライカLマウント向けのものもあります。
焦点距離は11mmで対角魚眼のレンズです。
TTArtisan 11mm f/2.8 Fisheyeの仕様
焦点距離 | 11mm |
---|---|
手振れ補正 | – |
フィルター径 | フィルター装着不可 |
最大径×長さ | Φ67mm × 85-89mm |
質量 | 約490-510g |
最短撮影距離 | 0.17m |
最大撮影倍率 | |
最小絞り | 16 |
レンズ構成 | 7群11枚(ED特殊低分散ガラス1枚、高屈折低分散ガラス4枚) |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
発売日 | 2020年4月15日 |
参考:銘匠光学 TTArtisan 11mm f/2.8 Fisheye ミラーレス用 4種 正式発売 焦点工房 / マウントアダプター専門店
マウントアダプターでEFレンズも使用可能!
RFマウントのカメラでもマウントアダプターを用いることで、一眼レフ用のEFレンズおよびEF-Sレンズを使えるようになります。
マウントアダプターは4種類。
- マウントアダプター EF-EOS R
- コントロールリング マウントアダプター EF-EOS R
- ドロップインフィルター マウントアダプター EF-EOS R ドロップイン円偏光フィルター A付
- ドロップインフィルターマウントアダプター
EF-EOS R ドロップイン可変式NDフィルター A付
いずれも基本の性能は同じでEFレンズをRFマウントで使えるようになります。また防塵防滴に配慮した設計になっているとのこと。
2はRFレンズにあるようなコントロールリングが備わっているマウントアダプターです。EFレンズにもこの機能が加わるのは嬉しいポイント。
3と4のフィルターをドロップインできるマウントアダプターはとても面白いですね。マウントアダプターにフィルターを挟むことでレンズの径や、前玉の形状に関係なくフィルターを使えるのはとても便利そうです。
わたしは動画を撮影することもあるので4の可変NDフィルターつきのアダプターが特に魅力的に感じます。可変NDはND3〜500相当の調整が可能(ただしND500に近づくと青みがかったり濃度ムラが表れるとのこと)。
キヤノンのマウントアダプターは優秀なので性能は期待して大丈夫だと思います。わたしはマウントアダプターEF-EOS Mを使っていますが、なんの違和感もなくEFレンズをミラーレスカメラで使えています。
追記(2018年9月7日):ドロップインフィルターについてはクリアフィルターも別売り販売されるそうです。ただし映像に影響が出る可能性があるので、NDやPLなどのフィルターを使わずに撮影するならクリアフィルターを使うよりも、そもそも別の普通のマウントアダプターを使った方が良さそうです。
追記(2019年12月9日):わたしはさまざまなEFレンズを「コントロールリング マウントアダプター EF-EOS R」を使って撮影してみたのですが、特に不具合なくAFも手振れ補正も機能してくれています。画質も問題ありません。
カメラのキタムラ販売ページ
- マウントアダプター EF-EOS R
- コントロールリング マウントアダプター EF-EOS R
- ドロップインフィルター マウントアダプター EF-EOS R ドロップイン円偏光フィルター A付
- ドロップインフィルターマウントアダプター EF-EOS R ドロップイン可変式NDフィルター A付
- ドロップイン クリアフィルター A
- ドロップイン 円偏光フィルター A
- ドロップイン 可変式NDフィルター A
サードパーティー製のレンズはどうなるのか
シグマやタムロンなどのメーカーからはRFレンズがありません。サードパーティー製のEFレンズをマウントアダプターを介して使うのもひとつの選択肢ですが、残念ながらキヤノンのレンズ以外は動作保証の対象外です。
中華メーカーを中心に徐々にサードパーティー製のRFレンズも増えています。その多くはマニュアルレンズですが、キヤノンの純正レンズと比べると格安で手頃な価格帯の製品が豊富です。
七工匠 7Artisans
銘匠光学 TTArtisan
中一光学
まとめ どれも魅力的!
一眼カメラにおいてはカメラの性能はもちろん、レンズの性能がとても大事ですよね。RFマウントはまだ数が少ないものの、扱いやすいスタンダードなレンズや、ほかのマウントには無いような特徴的なレンズを使うことができます。
またマウントアダプターのおかげで種類豊富なEFレンズも使うことができるのが嬉しいですね。しかもコントロールリングが付いたり、フィルターをドロップインできる付加価値があるところがキヤノンの商売のうまいところ。RFレンズだけでなくEFレンズも買いたくなります。
追記(2018年9月13日):いよいよ予約開始となったので、EOS Rとあわせて実際に購入するレンズについて記事にまとめました → EOS Rと一緒に買うレンズは何が良い?RFレンズとEFレンズから選んでみた
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